さーて最近、休み無しでぜんぜんできなかったけどできました。
それではどうぞ
「新し…い…みんな?」ともう限界な春華からは弱い声しか言えなかった。
「ええ、ですので御身はお休みください」
「う…ん……」春華は気を失った。
それを見て支援機達は戦闘体勢に入り
「さっそくいくぜ!」とベルトに違うバイクを入れた。
『シグナルバイク!シグナル交換!マガール!』
「はっ!」バンッバンッとマッハはラウラに向かって発砲したが外れていた。
「どこを狙ってる」
「こう言うことだよ!」とマッハはベルトのボタンを押し
ブゥーン『キュウニ、マガール!』とその音声と共に弾は急カーブした!
「甘い!」とラウラは止めるが
「お前が…甘い」とチェイサーはブレイクガンナーを取りだしミニカーのような物を装填した。
『チューン、バーニングソーラー』チェイサーはカタパルトから飛び降りながら光線を撃った。
「チィ」とマッハのを無力化する前に撃たれた為中断して両方を避けたが
「まだ、終わらないぜ!」とまた別のバイクに変え
『シグナルバイク!シグナル交換!トマーレ!』そして撃ちラウラはAICで止めようとしたが弾は標識に変わり止まらず命中した。
ピキィーン「な…に!?これは!?」ラウラは自分の十八番であるAICに似た物に体の自由を奪われた。
(AICだと!?くそ!動かん!)とラウラの動きが止まってるうちに鈴とセシリアの所にISを纏った一夏とシャルルが来た。
「鈴、セシリア、大丈夫か!」
「い、一夏さん」
「みっともないところを見したわね」
「んなことより離脱するぞ!」と一夏とシャルルは二人を抱えて離脱しようとしたらレール砲は動かせたのか一夏達に撃ってきた!
「一夏!」とシャルルが盾で防ごうとしたら
ガキンッ騎士ガンダムが盾で防いでくれた。
その隙にこんな音声が鳴った。
『イッテイーヨ!イッテイーヨ!』と動けるようになったラウラは振り向くとチェイサーがシンゴウアックスにシグナルバイクを装填し更にベルトにシフトカーを入れボタンを押した。
『シグナルバイクシフトカー!!シグナル交換!ハヤーイ!』
『ヒッサツ!フルスロットル!』と高速移動しシンゴウアックスで豪快に叩き斬りラウラは倒れそうになったがなんとか耐えた。
「貴様ら…本当に……何者だ?」
「あなたは何を言ってるのですか?春華様の支援機に「ふざけるな!」……いきなりどうしたんですか?」突然ラウラは声を荒げた。
「これ程、高性能の機体が支援機な訳あるか!あの施設のISではない限りこんなのあり得る訳がない!」とその言葉に極僅かの人間は理解した。
前から疑問に思っていたことだ。
春華の支援機は施設のISと共通点が多すぎる。
「ハイパーセンサーで捉えられない機動力!火力!従来のISには無いコンセプト、規格、局地型に特化した人型の無人機!これ程の共通点がありながら関係ないはずがない!!」と理解していた者を代弁するかのようにラウラは喋るが支援機から予想外の返答をもらうことになった。
「おいおい、なんだその施設って奴は?」
「左様、我らは我が王のワンオフ・アビリティーによって生まれた身だ」その言葉に全員は耳を疑った。
「嘘だ!それほどの共通点があって関係ないとでも言うのか!?」支援機達は春華は知らないがザクアメイジングにしろ騎士ガンダムにしろ同系統の機体にしか見られないのだから…
「まったく訳の分からない事を言うのですね。プラナリア風情が」と戦闘メイドの一人が見下していた。
「な・ん・だ・と!」
「さて、おしゃべりが過ぎましたわね?ではそろそろ終わりです」とメイドは止めと言わんばかりに攻撃しようとした。
正直、もうラウラのISはダメージレベルC殆どがズタズタにされてる為もう戦闘続行は不可能に近かった。
(ふざけるな!また…またあの時と同じように惨めに敗北すると言うのか?)と怒りや焦り、恐怖などさまざまな感情が混じった。
(力が…力さえあれば…こんなやつらなど…)と思っていると
[力を欲しますか?](!なんだ?今の声は?)突然、頭の中に知らない声が聞こえた。
[力を欲しますか?何者にも負けない力を]その謎の言葉にラウラは答えようとした時
「そこまでだ!」とラウラはその声で我に戻り全員は声の主を確かめる為に振り向くと「千冬姉!」IS用近接ブレードを持っている織斑先生がいた。
「さて別に訓練に励むのは良いがここまで騒ぎになると流石に黙認しかねる。この決着は学年別トーナメントでつけてもらおうか」
「…教官がそう仰るなら」と冷静な顔立ちになりピットに戻った。
「支援機も含めそれでいいな?」全員が頷き
それを見て織斑先生はアリーナ内にいる生徒たちに向けていった。
「では、学年別トーナメントまで私闘を一切、禁止する。解散!」
織斑先生が手を叩き、アリーナ内にいた生徒たちが去っていく。
その後、鈴とセシリアは保健室に運ばれた。
その頃、[オーストラリア東部シドニー湾の辺境の基地]通称、トリントンでは……
ISside
「確認が取れました。どうぞ」
「うむ」
ちょうどその頃ガトーは偽装の身分証にて基地内部、目的の場所まで移動していた。
「上手くいきましたね。ガトー少佐」
「連中がたるんでるだけだ…油断するな」と少したった頃、目的地に着いた。
「これがアルビオンか」
「流石は主が設計した物だ」目の前には巨大な戦艦があった。
強襲揚陸艦アルビオン 全高82m、全長305m、全幅、210m 重量48,900tとこれだけでも凄いのだがまたあとでガトー達はアルビオンに乗り込み格納庫へ向かった。
「ん?」流石にこの規模の戦艦な為、格納庫までそこそこあったがすぐに着いた。
「ガトー少佐」
「うむ、では始めるぞ」
「了解です」と二人は分かれ怪しまれないように行動した。
ガトーはアルビオンに積まれているあるボディの所に向かった。
(あれがGP-2ガンダム試作2号機サイサリス)歩いてるうちに見えた目的のボディが…
「素晴らしい…」それは素直な答えだ。
それは量産機とは違いエース機や特機等は主が一から作ったワンハンドメイト、一点物のボディ、このIS達にとって主直々のボディはまさしく褒美だからだ。
少しばかり見ていると「そこの、男風情がISの前に立ってるんじゃないわよ!」と振り向くとそこには恐らくIS操縦者と思われる女性がいた。
正直、目的のボディを発見できたので
「すまなかったな、ではお礼に」とガトーは擬態を解除し
「このボディは返してもらおう」ガスッと腹にパンチし気絶させた。
そして自分のコアをサイサリスに移し起動
「各員に次ぐボディの換装を終了。作戦を第二段階に移行せよ」
さてこの基地の今後はどうなる事やら……
さーて次回は保健室とガトー少佐達の戦いです。
ぶっちゃけ原作を知ってればこの基地の運命は分かりきっているかと……
感想など待ってます。