Blood&Guilty   作:メラニン

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・・・二週間ぶりですかね?


毎度毎度、更新が遅くて申し訳ない。


さて、今回は筆者自身も描いてて恥ずかしくなりました。デート回ですね。集といのりの。


では、どうぞ!




天使炎上編V

 

アイランド・ウェストの商業地区のショッピングモール。ここは先日、集がアスタルテを連れてパーティドレスを買い求めた場所と同じである。そして、店舗も同じ場所を選んだのだが、それがマズかった。店員に顔を覚えられていたらしく、今度は違う少女を連れているという事で、変な目で見られたのだ。それは他の店員にも伝播していき、ほぼ店内中から視線を受ける事と相成った。

 

 

ただでさえ、男性は居辛い女性服売り場で、店員からは変な目で見られ、それが店舗の外の客にも伝わったのか、背中に何やら他の視線も突き刺さる。

 

 

集はそれらの視線をシャットアウトし、いのりの買い物に集中する事にした。あれこれ手に取っては、品定めをし気に入ったものだけ集の持つカゴに入れていく。と言っても、さほどお気に召すものが無かったのか、結局上下合わせて計5着のみの買い物になった。

 

 

さて、お分かりかと思うが、基本的に女性は買い物が長い。一部の説では、その原因は原始時代からの生活によって、男女間で脳に少しばかりの違いができたからなどと言われている。どうやら、いのりにしても、コレばかりは例に漏れなかった様である。

 

 

次の店舗へと入り、再び品定めをして試着していく。それの繰り返しが既に、三店舗で行われていた。集は居た堪れなくなり、店の外で待っていると言えば、いのりは集からの感想が欲しい、との事で逃してはくれなかった。という事で、彼は絶賛試着室の前で待機中である。当然ここでも、視線が痛い。試着室を出入りする女性にはヒソヒソと後ろ指刺され、なるべく目を合わせないように、狸寝入りを決め込んで待つことに。

 

 

 

 

「はぁ…………本当にコレばかりは慣れないなぁ………」

 

 

集が溜息を吐いて待っていると、シャッと試着室のカーテンが開けられる。集は項垂れていた頭を上げて、出てきた彼女を見る。

 

 

「………集。どう?」

 

 

普段の様子とは少し違った風に、いのりは集の返事を待つ。

 

 

いのりが試着しているのは、白を基調にしたワンピースタイプのもので、スカートは膝上丈までであり、裾付近には少しフリルをあしらっている。所々に黒のラインがアクセントとして織り込まれており、その服は何となく前の世界で、いのりが着用していた物に近かった。イメージとしては、避暑地の別荘の令嬢といった雰囲気だろうか?

 

 

「あ、えっと………うん、似合ってると…思う」

 

 

集の感想がご不満なのか、いのりは少し表情を曲げる。

 

 

「集、さっきからそればっかり」

 

 

「うっ……!?………し、仕方ないじゃないか。似合ってるのは事実だし……それに……」

 

 

「それに?」

 

 

「その……いのり自身が綺麗…だからさ、僕にとって服は二の次に見えてしまうというか……」

 

 

いのりは表情を変えぬまま、もう一度試着室のカーテンを閉める。集は自分が何かをしてしまったのではないかと焦って声をかける。

 

 

「あ、ご、ごめん、いのり!僕何か――」

 

 

『……他も着てみる』

 

 

「え、あ、あぁ、うん」

 

 

集は気の抜けた様に相槌を打ち、試着室前のベンチに腰掛ける。そして、再び店内の客や店員から視線攻撃を受けるのである。

 

 

さて、当のいのりは如何(どう)であったかと言うと、表情は相変わらずといった風ではあったが、先ほどよりは緩んでいた。

 

 

いのりは一応はミュージシャンである。故に服装などの、曲をより『魅せる』為の物には、多少のこだわりの様なものがある。それを二の次といった事に関しては、やや納得いっていない部分はあったのだが、それよりも内心では集からの賛辞の方が嬉しかったのだ。彼女も年相応の少女の面はあったという事なのだろう。綺麗、と言われれば彼女も素直に嬉しいのである。

 

 

さて、それからも買い物は続き、ようやくその店を出た頃には、集は顔には出さないまでも、疲れ果てていた。それとなく集の疲労を察したらしく、いのりの提案で近場の喫茶店に入る事になった。

 

 

 

 

 

「はぁ……疲れた…」

 

 

「……集、迷惑だった?」

 

 

「い、いやいや!そんな事はないよ!ただ、こんな風に長く買い物するのってスゴく久し振りだったからさ」

 

 

「そう……」

 

 

集はそう取り繕うが、いのりは集を連れ回してしまった事に少なからず、罪悪感を感じていた。彼女は今日の自分の行動を振り返り思案する。どうにも、以前の自分らしくない様に感じてしまうのだ。以前は買い物自体大してしてはいなかったし、こうしてユックリと大して目的のない様な行動を取ることも無かった。

 

 

「いのり?考え事?」

 

 

「………少し私らしくないって、思ってた」

 

 

「いのりらしく無い?」

 

 

「前はこんな風に、買い物だけの為に出かける事も無かったから。それに、何だか……私の中で何かが変わってる気がする」

 

 

「うーーん………まぁ、前は少し(?)事情が事情だったから。僕も君も、こんな風に普通に出掛ける事なんてしてこなかったし。けど確かに、いのりは少し変わったのかな?前はそんなに感情が表には出なかったけど、今は少しずつ僕にも分かるようになってきたし。だから、変わっていくのは悪い事ばかりじゃ無いと思うけど」

 

 

「集は私に今より変わって欲しい?」

 

 

集はその問いに、すぐさま首を横に振る。

 

 

「僕にとっては前のいのりも、今のいのりも、これからのいのりも変わらないよ。僕の中では、いのりは大切な存在だ。それだけは今まで変わらないし、これからもそれは変わらない」

 

 

「………少し、お手洗いに行ってくる」

 

 

「え、あ、あぁ、うん……」

 

 

いのりは立ち上がると、喫茶店内の女子トイレへと入っていった。集は自分が今言ったことは、少し重かったかもしれないと、反省しつつテーブルの上のコーヒーを一口飲んだ。

 

 

「………うーん、ちょっと苦いかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、集がコーヒーを飲んでいる間、いのりは個室に籠って顔を伏せていた。ここへは逃げ込んできたと言った方が正しい。あのままでは、再び自分の表情が崩れていただろう。実際に彼女は自分の顔を手で触って、やや熱くなっているのを感じていた。

 

 

先ほど、いのり自身が言った『私の中で何かが変わってる気がする』という言葉通り、彼女の中では明らかな変化があったのだ。

 

 

彼女は酷な言い方をすれば作られた存在である。桜満真名の受け皿として作られた存在だ。だからこそ前の世界で、集に『化け物』と言われた時には傷付いたが、同時にどこか納得してしまう自分がいた。それが彼女のストッパーの役割でも果たしていたのかもしれない。

 

 

だが、そんな彼女も人としての感情は持っていた。その胸に抱く感情は嘘偽り無いものだろう。それを否定する事など出来ない。だが、前の自分はそれを前述のストッパーで抑えていたようにも感じられる。その抑えていた感情が、溢れてきているのだ。

 

 

集が向けてくれた暖かな感情に刺激されてか、彼女の中では明確な変化があったという訳である。果たして自分がそういった事を思っても許されるのか?彼女は自問する。だが、もう既にその気持ちは溢れてきている。

 

 

昼休みに、築島倫から集の事を聞かれ、いのりは『多分』と答えた。だが、もうそんな曖昧なものではなくなってしまった。ハッキリしてしまった。ハッキリと自覚してしまう自分がいたのだ。いのりは、もう認めてしまおうと上を見る。クッキリと浮き彫りになった、自分の気持ちを改めて言葉にする。

 

 

 

 

 

 

「私は………集の事が………………好き」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーストーンゲート内に存在する医療施設では、様々な種族の治療が行える。人類、魔族関係なく治療が可能であり、優秀な医師が揃っている。また、その設備はこの島有数の大企業であるMARにも引けを取らない。だが、今搬送されてきたのは、魔族などではなく普通の少女だった。

 

 

セミロングの黒髪に、年齢は14〜17くらいだろうか?まだ幼さが顔に残る少女であり、身に付けているものはボロボロになったギリシャ神話で出てくる、トーガの様な物だけだ。だが、それよりも目を引くのは、腹部からの大量の出血である。そのまま放っておけば、確実に死を迎えるような傷だ。だが、そこはこの島でも最高峰に近い環境を整えた医療機関である。少女を死なせるようなことはなかった。

 

 

搬送されて直ぐさま集中治療室へと運ばれ、治療を受けた。その甲斐あって、彼女の容体は一先ずは安定し、小康状態である。そして、眠る彼女を厚さ2cmもある防弾ガラス越しに、様子を見る人物がいた。ヘッドフォンを首から提げ、髪をツンツンに立てた少年である。

 

 

丁度そこへ黒いゴスロリ服に身を包んだ小柄な女性がやって来た。少年は軽く片手を挙げ、挨拶する。

 

 

「よー、那月ちゃん。こっちこっち」

 

 

「まったく、貴様もか、矢瀬。教師を"ちゃん"付けで呼ぶな。………で?公社直々に私を呼び出した要件は何だ?」

 

 

那月は嘆息し、矢瀬に尋ねる。彼女も明日の授業がある手前、早く要件を終わらせたいのだ。

 

 

「スンマセンね、一応国家攻魔官の見解を聞いておきたくて」

 

 

「……差し当り、今この島で多発している無差別破壊に関することか?」

 

 

「さすがっスね。耳が早くて助かります」

 

 

「これで、5件か………で、まさか、そこの小娘がそれの容疑者とは言うまいな?」

 

 

「そのまさかなんスよ」

 

 

基樹はそう言って手元にあるファイルの紙面を読んでいく。今回引き起こされた破壊行動による被害などが書かれた報告書だ。

 

 

「まぁ、今回はマシな方だったんすけど、ビルの半壊が2棟、延焼が7棟、その他の被害は集計中。不幸中の幸いというか、今の今まで民家付近でこれが起こらなかったのは、有難い事なんすけどね」

 

 

「……魔族か?」

 

 

「いーえ、残念ながら、この子は普通の人間って診断です。多少、身体改造の魔術回路が組み込まれていますが、さほど大規模な破壊ができる様な代物じゃない」

 

 

那月は基樹の言葉を疑いながら、分厚い防弾ガラスをコンコンと叩く。

 

 

「なのに、この対応か?まったく、ただの人間の小娘がビルを薙ぎ倒してるなど、笑えん冗談だな」

 

 

「まぁ、そこは同意っスよ。しかも、信じられない事に、もう一体確認されちゃ居たんですが、取り逃がしまして」

 

 

「貴様でも、追えん相手という事か?」

 

 

「ええ、そういう事っスね。俺の能力は音速超える相手は追えないんで」

 

 

「………まったく、退屈せんな、本当に。そんな規格外の人間なら、取り敢えず1人居るには居るが」

 

 

「ああ、言っときますけど、もう一体の方は『ジョーカー』じゃないっスよ?今は絶賛デート中ですから」

 

 

愉快そうに基樹は笑う。那月としても冗談のつもりで、その人物を上げたのだが、どうやらアリバイがしっかりと有る様だ。

 

 

「………それにしても、酷い外傷だな。治るのか?」

 

 

「ま、こっちも事情聴取とかしたいんで、今は欠損部分の臓器に関しては臓器クローンを作成中っスね。それを移植すればなんとか」

 

 

「欠損?……どこだ?」

 

 

「横隔膜と腎臓近辺が根こそぎ。所謂、腹腔内神経叢(マニプーラ・チャクラ)と呼ばれる部分がごっそりイカれちまってます」

 

 

「………喰われたのか」

 

 

「喰われたというよりは、奪われたんだろうネ。それも奪われたのは、内臓そのもの……というよりも彼女の霊的中枢といったところカナ?」

 

 

コツコツという足音が暗い廊下に木霊する。声の主の居る方へ視線を向ければ、そこには白スーツに身を包んだ金髪碧眼の青年が悠々と歩いていた。彼の登場に那月は表情を険しくする。先日のナラクヴェーラの一件はこの男が引き起こしたにも等しいのだ。それでなくともヴァトラーは日本政府でも、扱いについては要注意の対象にたびたび上がっている。油断ができる相手ではない。

 

 

「……何の用だ、蛇遣い?」

 

 

「別に大した用事では無いヨ。少しお願いをする為に来ただけさ」

 

 

「ほう……戦王領域の貴族がお願いと来たか」

 

 

「ハハ、そんな邪険にしないでくれ、『空隙の魔女』。ああ、先日の件を怒っているのかい?あれは純然たる事故サ。僕もテロリストが乗っているなんて、想像もしなかったんだ。その実、僕の乗ってきた船は大破してしまったしネ?」

 

 

ヴァトラーが那月を横目で確認する。確かに彼の船『オシアナス・グレイブ』に空いた大穴などはテロリストの所業だが、所々の通路の破壊などは、雪菜や那月が戦闘で行った物だ。ヴァトラーも少なからずそれが分かっている。

 

 

「ま、本国から新しいのが送られてきたからいいんだけどさ。まぁ、それにタダという訳じゃないよ?ちゃんと情報も持ってきた」

 

 

「ほう…一応聞いておこう」

 

 

「数日前、アルディギア王国の聖環(せいかん)騎士団の飛行船――『ランヴァルド』が絃神島の西側約160km地点で消息を絶った」

 

 

「この一件、アルディギア王家が絡んでいると、そう言いたいのか?」

 

 

「さてネ?そこから先は君たちの領分だろう?………さて、では先程言ったお願いといこうか。僕としても、あまりここに長居はしない方が良いだろうしネ」

 

 

そう言った瞬間にヴァトラーの纏う雰囲気が変わる。冷徹で残忍であり凶暴な殺意を帯びる。それだけ、彼がこれからする『お願い』というのが本気なのだろう。

 

 

「僕が要求するのは、たった1つだ。この一件、第四真祖ではなく『ジョーカー』に解決させてくれないカナ?頼むよ、『空隙の魔女』?」

 

 

次の瞬間、彼の漏れ出した魔力によって強固であるはずの防弾ガラスが砕け散った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MARにてヴァトラーと南宮那月、矢瀬基樹が相対している同時刻。絃神島の船着き場には巨大な外洋クルーズが停泊していた。ディミトリエ・ヴァトラーの新たな船である『オシアナス・グレイブⅡ』である。その側にある波止場には顔立ちの整った少年にも見紛う様相の、青年が1人佇んでいた。髪は肩まで伸ばし、どこか中性的な顔立ちである。

 

 

月明かりをバックに、キッチリ着こなしたスーツがよく映える。その青年の元に歩いてくる集団がいた。先頭はプラチナブロンドのロングヘアをした女性だ。それに追随するように、褐色肌にラフな格好の少年が隣を歩く。

 

 

それを挟んで、ショートカットの黒髪に医療用の眼帯を装着した女性が歩いている。身長は先頭に立つ女性よりもずっと高く、180cmほどだろうか?服に隠れて分かりにくいが、女性にしては異様に筋肉が発達しているようにも見える。

 

 

そして、最後尾にはおそらく最も年長者であると予想される白人男性がゆっくりと歩いている。こちらは、服の上からでも分かるほどに肉体が鍛え上げられていた。当然身長も一番高く、190cmは優に超えていそうである。

 

 

「ここが絃神島…まったく暑いですね」

 

 

「まー、仕方ねえだろ、バルメ。この気候がイヤなら無理言って付いて来る事、無かったんじゃねぇの?」

 

 

「何を言ってるんです、レーム!また、ココが魔族の蔓延る危険地帯に行くと言ったんですから、私が付いて来るのは当然で――ゲホッケホッ!レ、レーム!一体いつタバコに火を…!?」

 

 

「へいへい」

 

 

レームと呼ばれた男性はふかしていたタバコを海の方へと投げると、渋い顔をしてポケットに手を突っ込んで何事も無かったように歩くのを再会する。

 

 

「……まったく、髪に匂いが付きます。これから商談だというのに……それに、この国では歩きタバコは良い目で見られませんよ?」

 

 

「はぁーあーあー、この国は愛煙家に厳しすぎじゃねえか?他所じゃ、煙草吸いながらの商談なんてザラだぜ?」

 

 

「フフーフ♪残念だったね、レーム。まぁ、でもバルメの言う通り、これから大事な仕事の話だから襟を正しといてねぇ」

 

 

「……レーム、だらしない」

 

 

「ったく、ここの連中は揃いも揃って年長者を敬わないねぇ…」

 

 

レームは不貞腐れた様に、横を向く。それを内心では苦笑いしつつ、『オシアナス・グレイブⅡ』の側に立つ青年はニコリと笑い、客人を歓迎する。

 

 

「お久しぶりです、ココ・へクマティアル様。以前この島へお越しになった時には、お会い出来ませんでしたね」

 

 

「フフーフ♪久しぶりね、キラ・レーデベデフ・ヴォルティズロワ君。君とは戦王領域でのアルデアル公との商談以来ね」

 

 

「えぇ、その筈です。早速船内にご案内します」

 

 

「そうしてくれると助かるよ。ここは暑いしねぇ。……………時にキラ君、今回私が来ている理由は聞いてるのかい?」

 

 

「………えぇ、大雑把には、ですが」

 

 

「そう。……なら、反対はしないのかい?私の目的は君の主人を殺しかねないよ?」

 

 

「………其方の方が、あの方がお喜びになりそうですので」

 

 

キラと呼ばれた青年は、彼らを先ほどと変わらない様子で先導する。だが、ココは見逃さなかった。先ほどココがヴァトラーを殺しかねないと言った時に、彼の目が一瞬赤く瞬いたのを。ココは夜空の月を見上げ、嘆息する。

 

 

「やれやれ、吸血鬼の眷属っていうのは厄介よねぇ。人間の私には分からない感覚ね」

 

 

ココとその一行はヴァトラーの根城となっている『オシアナス・グレイブⅡ』へと足を踏み入れた。

 

 

 




PSO2のEP4が出る!と思ったら、定期メンテ延長かよ!w


まぁ、万全の態勢でやりたいですしね・・・




さて、今回から再びHCLIの連中が登場しました。彼らの目的とは!?



ではでは、また次回!

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