Blood&Guilty   作:メラニン

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さて前回、急転直下で終わりましたが、今回はその続きからですね。数話前から結構、ご都合主義になってきてますが、目をつむっていただけると・・・



では、どうぞ!


戦王の使者編XVI

 

「a………あ………い…………あアahーーーーー!!」

 

 

アイランド・イーストに存在する人工増設島(サブフロート)では、悲惨な情景が広がっていた。1人の少年が腹部から血を流して倒れ、それを強制された少女は、島中に響き渡るかの様な悲鳴を上げていた。

 

 

その場に居る、かの少年の友や、後輩などは揃って言葉を失っていた。今自分の目の前で起きた事は全て幻覚なのではと疑いたくなる。だが、これは紛れもない現実だ。どうしようもない程、冷たくて、残酷な現実だ。

 

 

そんな中、その沈黙を破ったのは、彼の友である暁古城であった。

 

 

「桜満ーーー!」

 

 

古城は声を上げて、今倒れた少年――桜満集の元へと駈けつける。そして、その周りにいた姫柊雪菜、煌坂紗矢華、南宮那月は我に帰り、古城同様に駆けつけようとする。だが、古城が集に駆け寄った瞬間に、悲鳴を上げた少女は薄紫色の結晶の塔に包まれ、側に倒れていた集は弾き飛ばされた。

 

 

それを古城が受け止め、地面へと下ろし、意識を確認する。

 

 

「桜満、桜満!おい、しっかりしろ!」

 

 

「退きなさい、暁古城!私が診るわ!」

 

 

紗矢華は、横たわる集へ近付くと、患部を見て彼女の武装である『煌華麟』を収納していた楽器ケースを開け、中から鍼を取り出し患部へと刺していく。古城は怪我人に何を刺しているのかと、仰天し紗矢華に言葉を浴びせる。

 

 

「き、煌坂!?何をやってるんだ!?」

 

 

「落ち着いて下さい、先輩!紗矢華さんがやっているのは所謂(いわゆる)鍼治療です!あれで、せめて止血くらいは出来ますから」

 

 

「そ、そうだったのか……けど、それにしたって、こいつは一体……」

 

 

古城は目の前の結晶の塔を見上げる。10mほどの高さになったそれは、古城の拳でもビクともしない程の硬度を誇り、ウンともスンとも言わなかった。そして、何より似ているのだ。集の右腕のヴォイドと呼ばれる『右腕』とそっくりなのだ。いや、似ているのではなく、等質なのだろう。

 

 

「クククク………ハーハッハハハハ!!どうやら、私の勝ちの様だ!やはり、意図せず私はもう一枚の『ジョーカー』を得ていたか!いや、彼女は『ジョーカー』などではないな。彼女は我らの願いを叶える女神となった!ハハハハハハハハハハハハ!!」

 

 

少し離れた位置に居座るガルドシュは那月の『戒めの鎖(レージング)』に縛られたまま、高笑いをする。古城はそれが不快に聞こえ、再び瞳が赤く染まり、伸びた牙を剥き出しにする。

 

 

「………おい、オッさん。アンタ、一体何をした?」

 

 

「クククク、分からないか、第四真祖?ならば、そのままでいい。今はただ喜ぼうではないか!我々の戦争はまだ終わってはいない!いや、始まってすらいなかったのだ!ここから先が、我らと貴様らの本当の戦争だ!!」

 

 

ガルドシュはその狂気を余すことなく、古城に見せつけ、古城を煽る。そして、古城もその態度と、そして何より己の友を傷付けられた事によって、怒りが頂点に達する。

 

 

「………ふざけんなよ………オッさん!!!疾く在れ(きやがれ)!『獅子の黄金(レグルス・アウルム)!』『双角の深緋(アルナスル・ミニウム)』!あいつを吹き飛ばせ!」

 

 

「やめろ、暁古城!」

 

 

那月の制止も聞かず、古城は怒りに任せ、眷獣の同時使用を行う。二頭の獣も、怒り狂った様にしてガルドシュへと突っ込もうとする。

 

 

だが、その二頭が攻撃を放つより先に、結晶の塔から小さな影が飛び出した。その影はガルドシュの前へと躍り出ると、両手の甲からそれぞれ伸びた、鋭利な結晶の刺突剣状のものを前へと翳す。するとその剣の先端へと眷獣の攻撃が吸い込まれていく。そして、それと同時に彼女の背からは、まるで翼でも生える様にして、結晶が隆起した。否、それはまさしく、薄紫色をした結晶の翼と言えるだろう。

 

 

服装も軍事の着るタイプの服からは変わり、黒を基調にして、赤黒いラインと結晶の色よりも濃い紫がラインとして入ったドレスへと変わっていた。ただ、相変わらず彼女の頭にはヘッドバンドの様なものが巻かれており、それだけが不恰好であり違和感を感じた。

 

 

月並みだが、おそらくアレが今の状況を作り出しているのだろうと、古城は当たりをつける。

 

 

そして、いのりはその翼を地面へと突き刺した。そこから扇状に結晶が広がり、瞬く間に彼女の背後は、人工増設島(サブフロート)の大地から、結晶の草原へとその姿を変えた。どこか、幻想的な情景ではあるのだが、そこに生命特有の暖かさの様なものは一切感じられなかった。

 

 

「な……い、今のは……?」

 

 

驚愕をそのまま声にした古城だが、驚愕しているのは、彼の周りにいる少女らも同じだった。第四真祖の眷獣二頭による攻撃を無効化したのだ。だからこそ、その威力をよく分かっている彼女たちが驚くのは、無理もないだろう。その内の1人、担任教師である那月が苦々しい表情を浮かべる。

 

 

「ちっ、そういう事か。『ジョーカー』………ようやく、そう言った名で揶揄される原因に得心がいった…………」

 

 

「どういう事だよ、一体!?」

 

 

「貴様の眷獣は魔力の塊だ。そして、それらが放つ攻撃もな。おそらく、魔力をあの結晶へと変換しているんだろうよ」

 

 

「ハハハ、そういう事だ。『女王(マレカ)』の力が歌姫(ディーヴァ)にインプットされた事で、力の変質が起きたのだろう。流石は『空隙の魔女』。魔術に関わる者で、貴様よりも右に出る者は中々居ないだろう。だからこそ分かるのでは無いか?」

 

 

ガルドシュは牙を剥き、笑う。那月は不機嫌そうに表情を険しくするが、どういう事か理解していない古城が疑問符を浮かべる。それに応える様に、雪菜が声をかける。

 

 

「はぁ……いいですか、先輩?つまり、攻撃が魔力で構成される先輩や、南宮先生とは非常に相性が悪いという事です。こちらの攻撃が一切効かないという事ですから。差し当たり、『魔力変換』といったところでしょうか?」

 

 

「あ、相性が悪いって言うか、勝ち目ねえじゃねえか!何だ、その反則能力!?」

 

 

「………存在自体が…反則な…………古城が………言うかなぁ?」

 

 

「桜満!?」

 

 

「桜満先輩!?」

 

 

古城たちの背後で起き出した集の言葉に、古城と雪菜を始め、全員が驚いた。症状を解説する様に、集を診ていた、紗矢華が若干呆れながら口を開く。

 

 

「まったく、この島で第四真祖と並んで、特異点とされるだけはあるわね。ショック症状を起こしかけてたのに、鍼治療だけで症状が治った上に、もう意識を取り戻すって。化物じみた体質よ、まったく」

 

 

「はは……つつ……………」

 

 

集は立ち上がろうとして、左脇腹を押さえる。結局紗矢華ができたのは、簡易的な応急処置であって、止血しただけだ。傷が完璧に塞がったわけでは無いので、もし派手に動こうものなら、辛うじて止血してある傷口からは再び出血を引き起こすだろう。今は彼の持つ『王の能力』による身体強化の恩恵で、無理矢理身体を動かしている状態だ。あまり時間は掛けられないのが現状である。

 

 

「ちょっと!動くな、桜満集!アンタ、自分の状況を分かってるの!?」

 

 

「……それでも、今いのりに近付けるのは多分僕だけなんだ。魔力による攻撃じゃなくて、ヴォイドによる攻撃ができる僕だけなんだ………だから、僕がやる」

 

 

ハッキリと、意志の籠った瞳を見て、紗矢華は再び溜息を漏らす。この手の人間は一度言い出したら聞かないタイプだと悟ったのだろう。だから、もうそれ以上言う事は無かった。

 

 

集は立ち上がり、古城に並ぶ。グラリと一瞬バランスを崩すが、それを古城が支え、再び地べたの上に横たわる事は避けられた。

 

 

「あ、ありがとう、古城…」

 

 

「………俺には、あの子が桜満にとってどれだけ大事なのかは分からねえ。だがな、俺はお前の仲間だろ。だったら、少し手を貸すくらいはしても良いだろう?」

 

 

「………そうだね。だから、もう一度頼むよ。………僕に力を貸してくれ」

 

 

その場にいた全員が首肯する。今さら何を当たり前な事を言っている、という様な雰囲気を漂わせてる者も居るが、とにかく全員が集に協力するつもりの様だ。

 

 

そして、ガルドシュの方も、彼を縛っていた『戒めの鎖(レージング)』をいのりに消失させていた。そして先ほどと同様に彼女の背後には薄紫色の結晶が放出されていた。『戒めの鎖(レージング)』に宿っていた魔力を結晶へと変換したのだろう。

 

 

自由になったガルドシュは立ち上がり、足に装備しているホルスターから分厚いアーミーナイフを取り出す。ナイフと言っても、彼の体躯でそう感じるだけであって、刃渡りは下手をすれば30cmを超えている様な、ナイフにしては巨大なものだ。当たれば通常のナイフの傷では済まないだろう。だが、そんな相手を那月は一笑に付す。

 

 

「では、私が開戦の合図をしてやろう。有難く想えよ、教え子ども」

 

 

那月は背後に『戒めの鎖(レージング)』を出現させると、瓦礫を鎖で掴み、一気に投擲する。いのりがガルドシュと共に居るのに、何をやっているんだこのチビッ子は!?と誰もが考えたが、当然那月には考えがあった。どうしても1つ気になることがあったからだ。その予想が正しければ、彼女は文字通り『ジョーカー』になってしまっているだろう。そして、彼女の予想は正しかった。

 

 

いのりは、降ってくる瓦礫に対しても、結晶の剣を突き刺した。そして、まるで掃除機にでも吸い込まれる様に、いのりの背後は結晶であふれ返る。

 

 

「な、が、瓦礫も変えたって……これは……」

 

 

「ああ、そうだ、暁古城。先ほどのガルドシュの言葉で、もしやと思って適当に瓦礫を放り投げたが…………どうやら最悪の事態の様だな。あれはナラクヴェーラが使っていた……『元素変換』だ」

 

 

 

そう、彼女がナラクヴェーラに乗せられたのはナラクヴェーラの能力をインプットするためだったのだ。あの不恰好なヘッドバンドもそれの為に付けていたのだ。これにより、いのりに対して、魔力による攻撃も、物理による攻撃も通じない事になった。

 

 

「ハハハ、素晴らしい!魔力も物質も全てを、結晶に変換してしまうこの能力!これが有れば、かの戦王の打倒も夢ではない!」

 

 

「………どこまで行っても、救えないな、クリストフ・ガルドシュ」

 

 

「何とでも言うがいい、『空隙の魔女』よ。それこそが我らの宿願なのだ。私はそれに殉じる。………もう一つの力を見せてやれ、歌姫(ディーヴァ)

 

 

ガルドシュは、いのりへと指示を出すと、指示を出された彼女は口を開く。そして、彼女の口から流れ出たのは旋律だった。集の居た世界を黙示録(アポカリプス)へと導こうとした旋律だ。歌詞はなく、ただメロディが彼女の口から流れ出る。その旋律によって引き起こされた惨劇を知る集にとって、それはさながら破滅を呼ぶ旋律の様にも聞こえた。

 

 

「ーー♪」

 

 

そして、その旋律は自壊した筈のナラクヴェーラを呼び起こし始めたではないか。欠損した箇所からは薄紫色の結晶が隆起することで補填し、次々と再起動を始めてしまった。

 

 

「ハハハハハハハハハハハハ!!如何かな!気に入っていただけたか!?今や『女王(マレカ)』など必要ない!今は彼女こそナラクヴェーラの女王なのだ!さぁ!舞台は整った!!戦争を始めようじゃないかっ!!血肉の沸き立つ様な本物の戦争を!!」

 

 

ガルドシュは獣人化したその顔を狂気で染め上げ、大きく両手を広げる。まるで、舞台役者にでもなったのか、と普段の古城ならば揚げ足の一つも取るかもしれないが、今はそんな冗談が言える様な状況でもないし、それが通じる相手でもない。一体倒すのに、あれだけ苦労したのだ。それが再び何体も襲い掛かってくる。こんな絶望的な状況は古城にとっても初めてだ。

 

 

周囲を囲まれた、集、古城、雪菜、紗矢華、那月たちは、背中を合わせる形になる。復活した古代兵器に囲まれ、追い込まれたような状況だ。だが、彼らの誰もが絶望した表情など微塵も浮かべてはいなかった。ガルドシュは気でも触れたかと勘繰るが、そうではない。

 

 

ただ、彼らは信じているのだ。集がいのりを取り戻せると。ただそれだけなのだ。だが、たったそれだけの小っぽけな希望だけで、今の彼らは対峙できている。

 

 

「上等だぜ、オッさん!あんたが戦う限り、何度だって立ち向かってやる!」

 

 

「では、やってみろ!やれ、ナラクヴェーラよ!」

 

 

ガルドシュが指示を出すと、一斉にナラクヴェーラ達が火の槍を飛ばすか、その爪で一撃を加えようと殺到する。だが、その攻撃が届く瞬間に4()()は散会した。そう、4()()である。ナラクヴェーラの股下をスリ抜けたり、軽く跳躍することで飛び越えて避ける事で、ナラクヴェーラの囲みから4()()が脱出してきたのだ。

 

 

当然その事にガルドシュもすぐに気付く。今注意すべきなのは、桜満集である。集のヴォイドは魔力でも無ければ、通常の物質とも異なる。という事は、いのりの結晶化が唯一通じない相手と言っても過言ではないのだ。そのキーマンが一瞬にして消えたのだ。

 

 

一斉にナラクヴェーラが襲いかかった事で、ガルドシュにとっては死角が増えた事が仇になった。周囲を見渡そうとした瞬間に、ガルドシュの目の前は真っ暗に暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガルドシュがナラクヴェーラを襲いかからせる少し前。背中合わせで周囲を取り囲むナラクヴェーラを警戒している時だ。そんな中、集が小声で那月に話し掛けていた。

 

 

(南宮先生、僕をガルドシュの背後に転移させられますか?)

 

 

(なに?………別に問題なくできるが、不意打ちが通じるのは一瞬だぞ?)

 

 

(それで、構いません。次の攻撃の瞬間に僕を飛ばしてください。その一瞬を利用して、ガルドシュを止めて、いのりを助けます。ただ、その間ナラクヴェーラの足止めをお願いします)

 

 

彼らを取り囲むナラクヴェーラの発射口が赤熱し始める。数瞬後には激しい攻撃が始まるだろう。その攻撃による死角を利用すれば、確かに可能かもしれないが………

 

 

那月が考え込もうとしている間にも、ナラクヴェーラの攻撃態勢は整っていく。ここまで来たのだ、なるようになれ、と若干面倒くさそうにすると、那月は集へ分かったと合図し、集の背中に触れた。そこに小さな魔法陣を展開し、いつでも転移させられる様にするためだ。

 

 

好機はナラクヴェーラが一斉に攻撃し、ガルドシュから見たこちらの死角が最大になる一瞬。タイミングが合わなければ、すぐさまガルドシュは対応するだろう。そんなヘマをしない様に、那月はタイミングを見計らう。

 

 

そして、そのタイミングはすぐに訪れた。案の定ガルドシュはナラクヴェーラに対して一斉に攻撃を命じたのだ。その瞬間に那月は集を転移させ、自身もナラクヴェーラの囲みを転移することで抜け出した。

 

 

攻撃された場所は案の定粉塵が巻き上がり、視界が一気に悪くなり、ガルドシュの死角も増大する。ここまでは狙い通りである。

 

 

 

 

 

 

そして、集はガルドシュの真後ろへ迫り、新たなヴォイドを具現化する。

 

 

「来てくれ、アルゴ!」

 

 

集の右手の中に現れたのは、掌に収まるほどのサイズのマグライトだった。集たちの居た世界の葬儀社に所属していた少年である、月島アルゴのヴォイド『黒い光を放つマグライト』だ。相手をスッポリと黒い光で覆うことができるといっただけの能力だが、今はこれが有効だろう。これでガルドシュの視界を奪ったのだ。

 

 

だが、ガルドシュの注意を逸らせるのも、保って10秒程度だろう。その間に、決着を着けると集は決め、隣に立ついのりへと手を伸ばす。

 

 

「いの――っ!?」

 

 

集の伸ばしたヴォイドである右手は、同じく結晶状である、いのりの手の甲から伸びる剣に弾かれた。集は目を大きくし驚く。ナラクヴェーラの自己防衛機能まで、いのりはインプットされてしまっていたのだ。集を弾いたのは、それが原因である。だが、集も仲間たちが紡いだ、この千載一遇のチャンスを無駄にはできない。

 

 

その一心で、集は崩された体勢を無理矢理元に戻し、いのりの手の甲から伸びる剣の片方を、その硬度に物を言わせ、ヴォイドである右手で掴み、一気に引き寄せる。力任せに引っ張った事により、いのりが集へと飛び込んでくる様な構図になる。

 

 

その刹那、集はいのりと目が合う。一切光の灯っていない、昏い目だ。何もかもを吸い込んでしまいそうな闇の様な目だと、集は感じた。その事に集は心を痛めつつも、意識を切り替える。

 

 

そして、集の左手の甲が光を放つ。そこに浮かび上がったのは、『罪の王』の象徴たる刻印だ。集は目の前の少女を助けるためだけに、その力を行使する。ただ、いのりを救いたい一心で。それこそが、今この瞬間に集が持っている、たった一つの望みである。彼にとって、少なくとも今はそれ以外は何も要らないのだ。

 

 

その集の決意に感応する様に、左手の刻印は煌々たる銀の輝きを放つ。

 

 

集の左手が銀の光の帯を散らしながら、いのりの胸の中心へと沈んでいった。

 

 

そして、意識があの世界へと飛んでいく直前、ポツリと彼女の名を呟いた。

 

 

 

 

「いのり…今行くよ…」

 

 

 

 

 




さぁ、いよいよ、いのりを救出へ。


やっぱり、あの世界で救わないと。と、作者は勝手に考えております。


ではでは、次回もおたのしみに~

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