Blood&Guilty   作:メラニン

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ここでは、ギルクラの用語紹介です。


他にも色々と追加するかもしれません。




設定(用語)

・アポカリプスウイルス

 

2029年突如発生した謎のウイルスとされるが、実際にはこれより数年前に飛来した隕石内に潜んでいたものと思われる。第一感染者は桜満真名であり、そのため彼女が『イヴ』として選ばれた。発症すると身体がキャンサーと呼ばれる紫色の結晶に体構造が変異していき、全身が変異すると砕け散って死亡する。『イヴ』である真名の歌を聞いた感染者は症状が一気に悪化する。

 

 

・ヴォイド

 

人の体内に存在する物質。『形相を獲得したイデア(理想)』である。そのため、個々の恐怖やコンプレックスの反映が色濃く顕現し、『心』を表すと言っても過言ではない。各個人でヴォイドの種類が異なり、多種多様になっているのはこのためと考えられる。超常の力であり、ヴォイドによっては単身で一個小隊どころか軍隊全てを壊滅させることも可能。しかし、ヴォイドを破壊された場合には、ヴォイド所有者は全身がキャンサー化し死亡するという諸刃の剣でもある。

 

 

・ロスト・クリスマス事件

 

2029年12月24日に発生したアポカリプスウイルスの大規模なパンデミックとそれに伴う騒乱のこと。真相はある教会で『イヴ』である桜満真名が、弟の桜満集を『アダム』にしようとしたが、拒絶されたために錯乱し、それにより起きた事件。

 

 

・GHQ

 

ロスト・クリスマス事件により、実質的な政治能力を失った日本に対して、米国を中心とした超国家間で編成された組織。日本に対して軍事介入を行い、軍事的占領下においている。経済的にもほぼ支配しているため、反乱分子も多く抱える。

 

 

・葬儀社

 

GHQに対抗するために、恙神涯をリーダーとした組織。メンバーのほとんどが若者で構成されており、ずっと水面下で暗躍してきた組織。しかし、集の『王の能力』獲得をきっかけに組織の存在を公表した。パトロンとしてクホウイングループや、海外の支援者を有しており、装備などは最低限充実している。

しかし、第二次ロスト・クリスマス事件以降はリーダーであった恙神涯を始めとした幹部を大勢失ったために殆ど機能しなくなるが、最終決戦では残存していた戦力で桜満集のバックアップを行った。

 

 

・エンドレイブ

 

GHQの所有する人型ロボット。アポカリプスウイルスの研究の副産物として生まれた『ゲノムレゾナンス伝送技術』によって人の意志を介して稼働する。しかし、機体に損傷が発生した場合シグナルが逆流しダメージが操縦者にもフィードバックされてしまう。危険時には『ベイルアウト』により、シグナルを強制遮断する。

 

 

・ダアト

 

涯が後々率いる秘密結社。フリーメイソンやシオン修道会よりも古くから存在するらしく、各国に浸透している。涯の協力者であるユウが人類の意思を決定する機関であると語っており実質的な黒幕。

 

 

 

 

◎オリジナルヴォイド

 

・『望んだものを指すコンパス』

所有者が望んだものの居場所を示すコンパス。しかし、捜索できる範囲は半径5km以内の身であり、範囲内に存在しない場合は、針が回転する。

 

 

・『極低温まで冷やす冷蔵庫』

冷蔵庫内の圧力や、温度を変化させることができる。空気を冷やし、中で液体窒素や液体酸素の生成が可能。因みに外部にある回しを回せば、出力の調整は可能。

 

 

・『過剰出力の電気ストーブ』

出力を上げ過ぎると、室内を熱帯にできるストーブ。こちらも上記の『冷蔵庫』同様に調整可能。

 

 

 

 

 

 

 




オリジナルヴォイドの項目を追加。(2016/06/09)

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