スズ・クラネルという少女の物語   作:へたペン

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ダンスを踊るお話。


Chapter05『ダンスの踊り方』

「『白猫ちゃん』じゃ、ない、だと!?」

「いや、れれれれれれれ冷静になれ。アポロン主催の宴だぞ。ヘスティアが可愛い眷族をアポロンにさらすと思うか?」

「それだ!」

「でもアポロン両刀だぞ。『白兎君』が食べられる薄い本!?」

 『神の宴』に参加した神々の中にはスズが来ることを期待していた神がやはりいたらしく、ベルの姿を見るなり様々な反応を示し、同伴の眷族に足を踏まれたり耳を引っ張られたりしていた。

 

 ちらりちらりとベル達のことを見るだけで騒ぎ立てない神と団員も居れば、一切関心がないのか各々でパーティーを楽しんでいる【ファミリア】もいる。

 豪華に飾り付けられたパーティー会場には様々な神とその眷族が居て、皆して綺麗に着飾っている中、ベルは農民の自分が居るのはとんでもなく場違いなのではないかと息を飲んだ。

 

 

「ボクとスズ君のお墨付きなんだぜ。スズ君が仕込んでくれたエスコートも様になってたし、変なところなんてどこにもないから安心しておくれよ」

「そ、そうですか?」

「そうだとも。ベル君はボクの自慢の眷族さ」

 

 

 ヘスティアが自分とスズのお墨付きだと言ってくれているのだから、ここでおどおどと周りを気にしていたら信頼してくれている二人に失礼だ。

 そう考えると自然と力み過ぎていたベルの肩の力は抜けていき、「ありがとうございます、神様」と笑顔で応えることが出来た。

 

 

 一緒に来ている命も着慣れない服に戸惑っている様子だったが、ベルが緊張を解くのを見ると「しっかりしなければ」と自分の両頬をパンパンと叩いて活を入れ、真っ直ぐ前を向く。

 タケミカヅチと命はパーティーを楽しみに来ていると同時に、もしもアポロンが何かちょっかいを掛けてきた時に少しでも力になろうと一緒に行動してくれているのだ。

 

 

 予定ではミアハとナァーザが先に来て会場の雰囲気をチェックしてくれている筈なのだが、流石に人が多すぎてすぐに二人を見つけることが出来ない。

 

 

 だが『白猫ちゃん』の話題は外から見れば目立つ。

 二人の方が周りの騒ぎにベル達が来たことに気付いてくれたようで、ミアハとナァーザが人だかりを避けながら近づいてくる。

 

 ナァーザのドレスはミアハの気遣いか義手を隠すよう長い袖で、赤色のぶかぶかとしたドレスが『犬人(シアンスロープ)』の耳や尻尾と相性が良く非常に可愛らしい。

 

 普段質素な服しか着てないのでその姿はとても斬新で、アイズという本命がいるものの可愛いものは可愛いのだと目を合わせるのがついつい照れ臭く感じてしまう。

 

 「似合う?」なんてスカートを両手で摘み首を傾げるナァーザにベルは首を縦に大きく振るう。

 するとナァーザは嬉しそうにぱたぱたと尻尾を左右に揺らすのだった。

 

 

「ナァーザ殿、会場の様子はいかがなものでしょうか?」

「色々なグループがいて……なんとも言えない。でもいい噂を聞かない派閥連中もいるから、要注意」

 命の質問に対してナァーザは「特に【イケロス・ファミリア】の主神は自分の眷族が亡くなっても笑う趣味神。【ファミリア】自体も黒に近いグレーだから関わったらダメ」と視察でわかった情報を簡単にまとめてくれた。

 

 自分の眷族が死んでも笑う神、そんな神が居るなんて思いもしなかったベルは驚きを隠せない。

 

 きっとスズもこんな話を聞いたらやるせない気持ちを抱いてしまうだろう。

 できることならこんな話はスズの耳に入って欲しくないと思うが、気をつけなければならない相手をしっかり知っておくのも危険を回避する手段だと理解はできている。 

 

 世の中綺麗な話だけでは成り立たない。

 ここ最近そんなことを思い知らされてばかりだ。

 

 だけど、それでも、だからこそ、自分は綺麗なまま真っ直ぐでいよう。

 憧れたものを真っ直ぐ目指そう。

 大切なものを守れる、スズやヘスティア、そして大切な仲間達に誇れるような冒険者になろう。

 ままならない現実に負けないよう、ベルは再度気持ちを強く持ちながら、ナァーザが教えてくれる注意すべき派閥を覚えておく。

 

 

 

「話は聞いているわ。うちの子は主神(わたし)を置いて一人気ままに辺りを散策してしまっているけれど、何かあったら私は力になれるから安心して」

「やぁやぁ、集まっているようだね! オレも混ぜてくれよ!」

「あ、ヘファイストス。ヘルメス」

 

 

 

 ヘファイストスとヘルメスが別の方向から近づいて声を掛けて来たのに気付き、ヘスティアが二人に手を振る。

 ヘルメスにはアスフィが付き添っており、「もっと声を下げてください」と周りの目を気にせず大きな声を出したヘルメスに溜息をつかされてしまっている。

 

 ヘルメスに苦手意識を持っているタケミカヅチは「大変な時にこいつは」と頭を抱えてなぜこっちに来たかを問い、ヘルメスは「団結して事に当たったばかりじゃないか! オレも仲間に入れてくれよ!」と変わらず明るい調子で笑っている。

 立て続けてベルとナァーザの正装を似合っていると褒め、気を張り詰めている命を「せっかくの可愛い顔がもったいないぜ!」なんて面白いものを見つけたかのように近づき、その手を取り指に唇を落とす。

 

 ベルと同じく異性とのそういう経験が皆無と言っていい真面目で初心な命の顔がたちまち真っ赤に染まり、タケミカヅチが自分の眷族を面白半分にからかうヘルメスの後頭部を殴り、アスフィが鋭い目つきで靴のつま先でガツっとヘルメスの足を蹴った。

 

 こうした自分が楽しむ為に全力なのが趣味神なのだろう。

 ベルはそんなヘルメスに軽く苦笑しつつ、まだ見当たらないリリの姿を探して辺りを見回すが見当たらない。

 もうすぐ宴が始まる時間だ。

 いつも待ち合わせでも早くに来て待ってくれているリリが遅れるなんて何かあったのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソーマが来ただとおおおおおおおおおおおおお!?」 

 

 

 

 

 

 

 

 そう思った矢先にどこかの主神の叫びが会場に響いて会場が一気にざわつきを見せる。

「ソーマって、あの引きこもりの!?」

「酒造り以外やらないあの!?」

「『豆柴ちゃん』にネクタイゆるめないでくださいって怒られて直されてる!?」

「完全にダメ親父と出来た娘だこれ。おいソーマ、そこかわれ」

 神々の言う通り、入口にはリリと主神ソーマが居て、ネクタイがきつかったのか緩めてしまったソーマのネクタイをリリが直していた。

 リリが手が届くようにしゃがむソーマに、あーだこーだ言いながらネクタイを直す姿は実に微笑ましい光景だ。

 

 

「すみません、ベル様。ヘスティア様。ソーマ様が準備に大変手間取ってしまいまして遅れてしまいました」

 

 申し訳なさそうに眉を下げ、長いドレスのスカートを軽くつまみながらてってけてってけと近づきリリは大きく頭を下げる。

 

「そこまで気にする必要ないよ、サポーター君。何かあった時に君がいてくれたら心強いけど、まだ宴も始まってないんだぜ?」

「ヘスティア様、こういうものは下準備が大切なんです。何かあってからじゃ遅いんです。宴が始まる前に『神酒(ソーマ)』の取引を持ち掛けて一人でも多くの主神を買収……こほん、【ファミリア】の友好を広めたかったのですが」

 

「リリルカ、俺の『神酒(ソーマ)』を(たにん)に飲ますのか!?」

「一人酒をするよりも他の神々と酒盛りを開いた方がよほど有意義です。ソーマ様も作った分の利益を得ることや【ファミリア】との交流を少しは考えてくださらないと困ります」

 

 リリが腕を組みながら頬を少し膨らましてそう言うと、ソーマは「そういうのは苦手だ」とポリポリと自分の頬を搔いてリリから目を逸らす。

 

 そんなソーマに大きなため息をつくリリの服装は可愛らしい白いフリルのついた水色のドレスで、足まで覆い隠す程ふんわりと長いスカートを軽く摘み上げながらちょこちょこと歩く姿は『犬人(シアンスロープ)』に変身して生えている尻尾と耳、そして小さな体なこともありとても愛らしい可愛さがある。

 

 

 「なぜ『白猫ちゃん』が隣にいないんだ」とのたうち回る神もちらほらといた。

 

 

「あの、ベル様。このようなリリに相応しくない高価なドレスは、その、やっぱり変ですか?」

「えっと、綺麗で可愛いと思うよ」

「ほ、本当ですかっ?」

「うん。すごく似合ってる」

 ベルのその言葉におどおどと上目遣いだったリリの表情がぱあっと満面の笑みに変わる。

 

「こら! サポーター君! 準備をするんじゃなかったのか!」

「ヘスティア様。このくらいのことで取り乱さないでください。美味しい思いをさせていただきましたが、ただの挨拶じゃないですか。この先軽い挑発に乗ってしまうのではないかとリリは心配でなりません」

「うっ。そう冷静に返されるとボクの気持ちのやり場がなくなっちゃうじゃないか。少しは食いついてくれないと寂しいだろぅ」

 嫉妬半分、半ば【ファミリア】の一員に近いリリに構ってもらいたいのが半分といったところか。

 肩を落とすヘスティアに「今度構ってあげますから今は我慢してください」と呆れながら言うリリのやり取りの意味をベルが悟れる訳はなく、ベルはそんな二人に軽く首を傾げるのだった。

 

 

 

 

 

「諸君、今宵はよく足を運んでくれた!」

 そんなやり取りをしていると会場にアポロンの声が響いた。

 開催の挨拶と、眷族を同伴できる今回の宴に歓喜の声を上げる乗り気な神々。

 【ヘスティア・ファミリア】と『迷宮都市(オラリオ)』の事情が大きく変わることになる宴が始まる。

 

 

§

 

 

 何か仕掛けられる前に自分からアポロンと話しておきたかったヘスティアだが、アポロンは他の派閥との挨拶回りや交流をしていて中々話に行けるタイミングができない。

 動けずにいたせいもあるが、ただでさえ苦手なアポロンを相手にしなければならないと言うのに少し苦手なフレイヤが来て、こともあろうことか「私に夢を見せてくれないかしら?」なんてベルをからかって来たのだ。

 

 美の神であるフレイヤの美しさは見るものを魅了する。

 男神でさえその美に魅了されてしまうのだから子供達は老若男女問わず見ただけで骨抜きにされてしまうだろう。

 愛しの眷族ベルが直視しないように注意すると同時に、リリがドレス姿にも関わらずベルの肩に飛び乗り肩車状態で目を塞いでくれた。

 ナイスフォローだと親指を立てると、「早く何とかしてください」とリリは頬を赤めたまま目を据わらせる。

 

 恋敵に成り得るとはいえリリも大事な眷族になる予定の子だ。

 社交場でドレス姿のまま肩車なんてはしたない恰好をいつまでもさせる訳にはいかない。

 

 あたふたとしながらもヘスティアはフレイヤを威嚇すると、ただからかいに来ただけなのかクスクスと笑みをこぼしながら「ヘスティアの機嫌を損ねてしまったようだし、もう行くわ」とすぐに身を引いてくれた。

 何を考えているのかわからなくてヘスティアはフレイヤへの苦手意識を取り除けずにいるが、フレイヤ自身はヘスティアのこと()気に入っているらしく最近こうして絡まれることが目立つようになった気がする。

 

 

「ベル様、先ほどは失礼しました。重くはなかったですか?」

「重くなんて全然なかったけど、その、流石に恥ずかしかったかな。フレイヤ様が来られていたみたいだけど、僕は目を塞がないといけないものだったの?」

「恥ずかしいのはリリも同じですからその辺りはお互い様ということで勘弁してください。美の女神であられるフレイア様は『神酒(ソーマ)』以上にリリ達にとっては刺激が強すぎます。命様が頬を赤らめるくらいです」

「リリ殿。確かに自分は修行不足で直視できませんでしたが、なに故そこで私を引き合いに?」

「この中で一番真面目だからです。それだけで魅了の効果が絶大だということは伝わると思いましたから。気を悪くしてしまわれたのならリリの配慮不足です。命様、すみませんでした」

「い、いえ! そう言う意味でとらえた訳では! 優秀なリリ殿が意味もなく発言するとは思わなかったので、少し気になったもので」

「命様、それはリリを買いかぶり過ぎです」

 

「リリルカよ。俺の『神酒(ソーマ)』はフレイヤにも負けんぞ」

「ソーマ様、そのような自覚があるのでしたら最初から眷族に『神酒(ソーマ)』なんて与えないでください。毒とわかっているものを与えて眷族に失望するなんて勝手が過ぎますよ」

「毒、そこまで言うかリリルカよ。確かに子供達には飲ませられなかったが、あれは今できる最高傑作でだな」

「飲めない飲み物に意味などありません。だから大人しく神様同士の酒盛り用と割り切って下さい」

 ベルの肩から降りたリリのその言葉にソーマが「意味などない。意味などない」と繰り返し呟きながら崩れるように床に膝をついた。

 

 

 

 

 

「さっそくあの色ボケにちょっかい出されとるなと思ったら、なんやソーマまでおるやん。不変の神も簡単に変わるなんて『白猫ちゃん』効果絶大やな」

 

 

 

 

 

 また苦手な神の声がした。

 声の方を振り向くと案の定苦手な神ロキと、ヘスティアにとって最大の恋敵でありベルの片思いの相手アイズの姿がある。

 

「ロキ!?」

「今度はドレス着てて安心したでドチビ。ドチビに礼を言うのは癪やけど、『白猫たん』がおらんなら代わりに言うしかあらへんな。なんでドチビのとこに行ってまったんや、『白猫たん』」

 礼というのはスズが【ロキ・ファミリア】の解毒を行なったことだろう。

「ふふん、スズ君とベル君はボクの自慢の眷族だからね。羨ましがるのは無理ないさ。そう言えばスズ君がロキに挨拶したいって言ってたけど、変な事するんじゃないぞ?」

「ドヤ顔で自慢とかほんまむかつくやっちゃな。せやけど『白猫たん』家に遊び来てくれるんかー。そりゃ楽しみやわー」

 変なことをするなと注意したばかりなのに「ぐへへ」と手をわきわきと動かしていた。

 冗談だと思うのだが、あのロキのことだから送り出すのが心配になってくる。

 

「それでドチビ。『白猫たん』やのうて『白兎君』連れてきたんはドチビの趣味か? それともアポロン主催やからか?」

「二人とも連れて来たかったところだけれど、正直に言うと今回はアポロン主催だからだ。この前【アポロン・ファミリア】の団員にベル君が絡まれてさ」

「あー、無難所ついて来たなぁアポロンの奴。一応『白猫たん』悲しませとうないからフォローできるところはフォローしたる。ただドチビ自身の落ち度はどうにもならへんから、そこは覚悟しときぃな」

「ボクの落ち度ってどういうことだよ?」

「そんなもんうちが知るか。ただなんもない状態で『白猫ちゃん』にちょっかいを掛ける程アポロンもアホやないから精々気ぃ付けるこったな。行くで、アイズたん」

 ロキは同伴させていたアイズに声を掛けるがアイズの姿はどこにも見当たらない。

 さらに言うとベルの姿もどこにも見えなくて、ヘスティアはものすごく嫌な予感がした。

 

 

 

 大体この手の予感というものは良く当たるものだ。

 何がどうしてそうなったのか、ベルとアイズが一緒に踊っているではないか。

 

 

 

「うおおおおおおおおおおおおおおっ!? アイズたーんっ、何やっとるんやー!?」

「うわあああああああああああああっ!? ベルくーんっ!!」

 我が子可愛い独占欲のある主神二人による魂の叫びが重なるのだった。

 

 

§

 

 

「僕と、踊って頂けませんか?」

 スズに応援されているのだから頑張って勇気を出そう。

 精一杯振りしぼった勇気で声を出し、真っ赤な顔でベルはアイズに下から手を差し伸べる。

 するとアイズは頬をほんのりと染め「喜んで」と微笑みベルの手を取ってくれた。

 

 

 

 緊張のあまり心臓が口から飛び出る思いをする。

 憧れのアイズと本当にこれから踊れるだなんてこうして指を絡ませ合った今でも信じられない。

 

 

 

 スズに教えてもらった通り相手に合わせるようにゆるやかに踊る。

「初めて……」

「え?」

「子供の頃は、少し、憧れていたけど……。ダンスを踊ったのは、これが、初めて」

 どこかの国のお姫様のように綺麗で可憐なアイズのことだからもっとダンス経験があると思っていたので驚きの事実だった。

 

「だから、嬉しい……ありがとう」

「僕も、その、スズに教わったけど初めてで、その……どういたしまして?」

 

 アイズがあどけない少女のようにはにかんで笑うのにまた胸がドキリと飛び跳ね、自分が今上手く笑えているか自信がなくなる。

 もしかしたらにやけきった表情になっているのではないかと心配になってくる。

 

 

 

 下半身の【英雄願望(アルゴノゥト)】は幸い反応していないのは自覚できているので、ひとまず安心である。

 

 

 

 

「ティオナから、聞いたよ……すごいね」

「ティオナさんから?」

「ゴライアスの変異種」

 どうやらティオナから女型のゴライアスとの戦闘を聞いているようだ。

 情報規制されているとはいえ変異種なんて特別な存在を【ファミリア】間で共有するのは当然と言えば当然である。

 

「あれは皆のおかげで、僕はトドメを刺しただけで、えっと」

「がんばったね」

「っ……はい!」

 一番憧れている人から褒めてもらえる。

 それがたまらなく嬉しくて、今度はベルがはにかむように笑うとアイズが微笑み返してくれた。

 

 スズに言われなければきっと勇気が出せなくて自分からアイズを誘うなんて無理だっただろう。

 

 スズがくれた大切な時間。

 尊敬するアイズと踊れる至福の時を噛みしめながらダンスは続くのだった。

 

 




文字数が12000字を突破してしまった為、アポロン様は次回にまわされました。
キャラを多く動かしたいのにキャラが多くて文章にすると中々動かしにくい状況に陥りもどかしさに襲われております。
台詞だけになってももう少し入れてあげればよかったと自分の技量不足を痛感しました。

次回アポロン様は今週中の投稿を予定しております。

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