スズ・クラネルという少女の物語   作:へたペン

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『神の宴』に参加する皆を見送るお話。


Chapter04『見送りの仕方』

 通常『神の宴』は神々のみだけで行なうものだが、今回開かれるアポロン主催の『神の宴』は眷族一人を同伴させての宴である。

 娯楽を常に求めている神々は面白がってその宴の提案を飲み込み、自分の眷族を自慢しようと着飾り始めだした。

 

 ヘスティアもそんな可愛い眷族を着飾りたい神の一人であり、普段ベルが着ないような燕尾服を新たに仕立ててもらい、ついでのように自分のドレスを頼んでいたのが印象的だった。

 

 田舎育ちの自分には似合わないとあたふたとしていたベルだったが、信仰し大切な家族であるヘスティアのお願いを断り切れる訳もない。

 【ヘスティア・ファミリア】ホームの地下室で予行練習の意味も込められたお披露目会が開かれ、燕尾服を着て赤面するベルにヘスティアとスズとリリは「おー」と声を揃えて拍手を送る。

 

 

「よく似合ってるぜ、ベル君」

「大変似合っておりますよ、ベル様。恥ずかしがる姿もベル様らしくて愛らしく感じられますが、戦闘中の凛々しいベル様で行けばバッチシです!」

「すっごく似合ってるよ、ベル。後は神様をエスコートする練習もしないとね」

 

 

 褒めてもらえるのは嬉しいが、これはもしかしなくても玩具にされているだけなのではないだろうかと軽く苦笑し、ヴェルフに助けを求めるようにベルは目線を移す。

「まあ役得だと思って諦めろ。俺は『鍛冶師(スミス)』だから衣装については専門外だが、変なところはないだろ。そんな捨てられた兎みたいな顔してないでシャキっとしろ。シャキっと」

 ヴェルフもまた「似合ってるぞ」とからからと笑いながらベルの背中を叩いた。

 

 

「ベル様で目の保養をしたところで真面目な話に戻りますが、このタイミングで眷族同伴の宴なんて、先日の件をダシに断れなくしているとしか考えられません。【ソーマ・ファミリア】にも招待状が届いておりますので、リリはソーマ様と共にフォローに回ります。何を仕掛けて来るかわかりませんし、顔見知りは多いに越したことはありませんね。ミアハ様とタケミカヅチ様のところはご参加なさるのですか?」

 

「あ、うん。ナァーザさんと命さんを連れて参加なさるそうです。神様が【アポロン・ファミリア】の団員に僕達が絡まれたことを説明してくれて、何かあれば力になってくれるって」

 

 最初はミアハが貧乏【ファミリア】が参加するのはおこがましいのではないかと断ろうとしたのだが、ヘスティアが「ナァーザ君の羽目外しのついでだと思って力を貸してほしいんだ」と事の顛末を説明すると「そういうことは先に言ってくれ」と【ヘスティア・ファミリア】の力になろうと参加してくれたのだ。

 

 衣装の仕立てはいつも『回復薬(ポーション)』類で世話になってくれていることと、いつも力を貸してくれているお礼もかねて【ヘスティア・ファミリア】が負担することにした。

 【ファミリア】が違ってもこうして助け助けられ、互いに支え合いながら近い距離で歩んでいける関係がとても居心地がよくベルは感じている。

 

 

「すまん、ヘファイストス様の同伴は当然と言えば当然だが俺じゃなく団長だ。今回は力になれそうにない」

「『上級鍛冶師(ハイ・スミス)』になられたとはいえ、ヴェルフ様は【ヘファイストス・ファミリア】の看板鍛冶師と言うには程遠いですからね。ですがヘファイストス様自身がヘスティア様と友好関係にあるので、ヴェルフ様も今回の件に関わっているという事実は心強いです。手を出したのはヴェルフ様ですし、【アポロン・ファミリア】も変な気は早々に起こせないでしょう。いざと言う時名前はお借りするのでそのつもりでさえいてくれれば十分です」

 少しばつが悪そうに謝るヴェルフに対し、リリはにこやかにトゲのある言い方をしつつもフォローを入れていた。

 

 

「ヴェルフ様のことよりも、リリはスズ様がお一人で残られる方が心配です。何を考えているかまではわかりませんが、【アポロン・ファミリア】がベル様とスズ様を別行動させる為に『同伴に眷族を一人』という条件を出した可能性も否定できません。『闇派閥(イヴィルス)』の残党がスズ様を狙っているという件もありますし、お一人で過ごされるのはリリは反対です。同伴に選ばれた命様以外の方はお残りになられていると思いますので、他の【タケミカズチ・ファミリア】団員達とお過ごしになられることをリリは提案しますが」

 

 

 居酒屋での詫びの意味を込めてアポロンが『神の宴』を開いたというなら、不快な思いをさせたベルとスズ両方を招待できるよう同伴枠は二名あるべきである。

 それをわざわざ同伴枠を一名にしたからには何かやましい考えを持っていると思っておいた方がいいということをリリは説明に付け加える。

 

 ベルもヘスティアもスズを一人で残すのは避けたいという考えは一緒だ。

 【アポロン・ファミリア】や『闇派閥(イヴィルス)』の残党のことを抜きにしても、寂しがり屋のスズを一人で留守番なんかさせたくないという気持ちが大きい。

 

「ごめんね、りっちゃん。今の内にやっておきたいことがあるってすーちゃんが言ってるから、りっちゃんが心配してくれる気持ちは凄くすごくすっごく嬉しいけど、少しだけ一人の時間が欲しいかな」

 自分を心配して言ってくれている提案を断るのは申し訳ないのだろう。

 スズは眉を細めながらスクハとの交換日記代わりに使っている使用済みの白紙の『魔導書(グリモア)』を開き、羽ペンを手にすると文字をささっと流れるように走り書きし始める。

 

 

「えっと、黒いミノタウロスとかの亜種対策でダンジョンに『寄生』しているモノを破壊、この機会に私を釣り餌にして不安要素の『闇派閥(イヴィルス)』を引きずり出して倒せれば御の字……な予定なんだって。すーちゃんが大本までナビゲートして手伝ってくれるLV.4位のパーティーが護衛と迎撃、切り札のLV.5位の子が『巣』を破壊。わ、凄い戦力……どこに声を掛けて集めたんだろう?」

 自分で書いた文字を目に通しながらスズは首を傾げている。

 

 

 文字に対して疑問を持つということは文字を書いているのはスズではなくスクハなのだろうか。

 今まで一度もスズが意識を保ったままスクハが体を動かしていたことはなかった。

 そもそもできないからこそ、交換日記という手段でスズはスクハと交流してきたのだ。

 

 

「文字をお書きになられておられるのはスクハ様ですか? 少し出て来てください」

 

『リリルカ、そんな怖い顔をしないでもらえないかしら。貴方の言う通り『私』が予定を書いて伝えさせていたわ。()()()()だけなら『スズ・クラネル』の意識を眠らせず動かすことができることを昨夜日記で伝えておいたのよ。『スズ・クラネル』の意識を残したまま意思疎通ができるのは時間効率がとてもいいわ。けれどそうね、突然のことで驚かせてしまったなら謝らないといけないわね』

 

「そういう問題ではありません! ご自分を囮に『闇派閥(イヴィルス)』の残党をおびき出すなんて何を考えているんですか!」

『釣れたらついでに倒そうと考えていただけよ。それに『私』は【探知魔法】を使ってナビゲートするだけ。前に出て戦うつもりはないわ。不安の芽は早めに潰しておくに越したことはないでしょ?』

 

 スクハはそう簡単に説明しながら『リリルカに説教され中ナウ』と意味は分かるが使いどころがわからない一文を交換日記に書き加えている。

「確かにあのような『異常事態(イレギュラー)』が今後おきなくなるのは喜ばしいことですが危険すぎます!」

「僕もスクハが一人でダンジョンに行くなんて初耳だよ! スクハが行くなら僕も一緒に!」

 

『『私』は護衛される身だから護衛対象が増えてもらっても困るわ。『スズ・クラネル』のことを心配してくれるのは嬉しいのだけれど―――――――』

 

「スクハのことも心配だよ!」

 ベルの心配のあまり飛び出した勢い余る叫びにスクハは言葉を返せず、困ったように眉を細めてヘスティアに助けを求めて目線を送る。

 

「スクハ君。別にウラノスからの頼み事とやらは急を要してはいないんだろ? 皆も心配しているし、また今度落ち着いた頃にでもすればいいんじゃないのかい?」

『ヘスティアまでそんなことを言って。こんなことなら話さず黙っていけばよかったかしら』

 

 

 

「そんなのもっとダメです!」

「そんなのもっとダメだよ!」

「そんなのダメに決まってるだろ!」

 

 

 

 そんなリリ、ベル、ヘスティアの重なる叫びにヴェルフも同意したのか「病み上がりなんだろ? 皆こう言ってるんだ。休んどけよ」と気さくに笑う。

 全員から反対されることになったスクハは諦めたのか、小さく溜息をついて皆に反対されたことを交換日記に書き加えた。

 

 

 

 

『……わかったわ。それじゃあ間を取ってこうしましょう。『スズ・クラネル』には【タケミカヅチ・ファミリア】のホームで待機してもらって、『私』が【伝言魔法】で探索部隊に指示を出す。流石に探知性能は落ちるけれど、目標を見つけるだけならこれで十分ね。『私』も『スズ・クラネル』を危険な目に合わせたくないのは同じよ』

 

 

 

 

 それが最低条件だと言わんばかりにスクハからスズの意識に変わり、スズが交換日記に書かれた情報から意識がなかった間の空白の時間を得る。

「すーちゃんの意見、ダメだったんだ。私からもお願いすれば大丈夫だと思ったんだけど……力になれなくてごめんね、すーちゃん」

 スズがスクハに謝るとまたスズの手が動き、『結局体を借りることには変わりないから気にしないで頂戴』『気遣い嬉しかったわ』と文字が綴られた。

 

 当初と予定は違うようだがスクハがやろうとしていることがおおむね適ったことを知り、『嬉しい』と喜んでくれた文章が嬉しかったようでスズが交換日記を見ながら笑みを漏らす。

 スズもスクハも互いのことを大切に思っているのだから、この様子を見る限りだと勝手に無茶なことはしないだろう。

 

 

「方針もきまったことですし、リリはそろそろホームに戻って準備をしてきます。ソーマ様の準備におそらく時間が掛かると思いますので少々遅れてしまうかもしれませんが、必ず『神の宴』に参加しますのでご安心ください。何があってもリリはベル様とスズ様の味方ですから」

 リリは自分の準備よりも優先して【ヘスティア・ファミリア】のホームを訪れてくれたのだ。

 そろそろ自分のホームに戻って準備をしなければ『神の宴』の会場に遅刻してしまう頃合である。

 

 

「いつもすまないね、サポーター君。このお礼はいつか『ジャガ丸くん』で必ず返すよ」

「いつも僕達のこと考えてくてありがとう、リリ。また後でね」

「心配してくれるのは嬉しいけど、せっかくのパーティーなんだから、りっちゃんも楽しまないとダメだよ?」

「もちろん何事もなければ、ベル様とのパーティーを楽しませて頂きますね」

「リリスケ、俺の分までベル達のこと頼むな」

 

「頼まれなくても、しっかりとリリはベル様とヘスティア様のことはフォローいたしますのでご安心を。もちろんベル様とのパーティーも楽しむつもりなので覚悟しておいてくださいね?」

 それぞれの別れ際の言葉にリリはにっこりと笑顔を返す。

「お、おてやわらかに?」

「むむむむむむむ! サポーター君! 今楽しむのところボクの名前が抜けてなかったかい!? いくらサポーター君でもベル君を独占なんかさせてあげないぞ!?」

 貴族がするようなパーティーなんて一度も経験したことのないベルはしり込み気味に苦笑し、聞き捨てならないことを聞いたかのようにヘスティアがソファーからガタリと勢いよく立ち上がる。

 

 そんないつもの日常をスズはくすりと笑みをこぼし、ヴェルフも「お前らといると本当に飽きないな」と笑うのだった。

 

 

§

 

 

 リリがホームに戻った後、ヴェルフも「俺もここいらで『鍛冶師(スミス)』らしく工房で仕事に戻るわ」とベルとスズの装備を作りに自分の工房へ戻っていった。

 ベルとヘスティアは既に『神の宴』に向かう準備を整え終わっているが、会場までは馬車での移動を予定にしている。

 その馬車の時間までまだ時間があるので、ベルはやっつけだがスズからパーティーでの作法を教わっていた。

 

「それでダンスの時だけど……女性をエスコートする時は下から手を差し伸べるように手を取ってあげてね。上からだと強引なお誘いの仕方な意味合いになっちゃうから」

「下から……えっと、少し屈んでこんな感じかな?」

「そうそう。それで手を取る前にお誘いの言葉を掛けてあげるの。私と一曲踊って頂けませんか、レディって手を差し出してあげたら神様もりっちゃんも喜んでくれるんじゃないかな?」

 ベルがスズの指示通りに片膝を落として下から手を恐る恐る差し出すと、スズは「喜んで」と微笑みベルの手を取る。

 

「腕だけで相手を引っ張らないように気をつけて、足元じゃなくて相手の顔を見ながら目線や動作、声で相手が動きやすい方向を理解してあげればいいの。ベルの『器用』なら何となく読み取れて行けるんじゃないかな。戦闘の駆け引きのようなことを要求しているけれど、女の子をエスコートしてあげるのも男の子の戦いの一つだと思うんだ」

 普段から一緒に生活しダンジョンに日ごろ通っているだけあって、踊るのなんて初めてで右も左もわからない状態でおっかなびっくりと指示に従っていたがスズが移動したい場所、体を揺らしたい場所は何となくだが瞳を見つめているとわかる。

 移動する方に僅かに目を動かしてくれて、ゆっくり動いてくれていて、とても合わせやすく素人のベルでも何だか踊れている気分を味わうことができていた。

 

 だけどこうして至近距離で女の子と顔を見合わせながら踊ると言うのは、初心なベルにとって恥ずかしいことに変わりない。

 ダンスに少しなれて心に余裕ができたことで、女の子と一緒に踊っているという初めての経験への恥じらいでベルの頬は赤く染まり始める。

 スズは妹なんだから、こんなに意識したら兄としてダメだと自分に言い聞かせても、スズの柔らかい手の感触が、何か甘い香りが鼻をくすぐりどうしても意識してしまう。

 

「大丈夫だよ。ちゃんと踊れてるから。後は途中で人がいないスペースを見つけても、ダンスをしながら無理に移動せずに一度立ち止ってから移動して再開した方がいいかな。足を踏んじゃったり他の人とぶつからないように注意して、もしもぶつかっちゃっても謝れば大丈夫だから。もっと肩の力を抜いてリラックスしながら踊るのが一番かな」

「スズは本当に、その、色々知っててすごいなって思うよ」

()()()()()はよくやっていたから。里の皆と楽しく踊って、笑って、私がお姫様の代わりになって皆のやる気を上げるの。私の為にも頑張って強くなろうって」

 

 また聞き慣れない単語が出て来たが、きっと言葉通りスズが宮廷のお姫様役を振る舞って『レスクヴァの里』の住民と楽しく踊っていたのだろう。

 可愛い女の子とダンスして、応援でもされようものなら、きっと誰だってやる気を出してくれるだろう。

 それが男性であったならなおさらだ。

 

 

 

 

 

「もしもアイズさんが会場にいたら、頑張ってお誘いしてね。私、応援してるから」

 

 

 

 

 

 だけどこんな応援をされるとは思わず、ベルの思考が一瞬完全停止する。

 対するスズは「頑張ってね」と微笑んでからベルの手を放し、とっとっとと小さなステップで後ろに下がり、ダンス終了の一礼をした。

 自分なんかが憧れのアイズをダンスに誘う。

 そもそも『神の宴』にアイズがやって来るという発想すら今の今までなかったベルにとって、ハードルが高すぎるお題であった。

 

「ま、ま、え? 僕がアイズさんを誘う!? そ、そ、そ、そ、そんなの無理だよ!」

「ロキ様がもしも来られるなら同伴はアイズさんだと思うんだ。もしもそうだったら、ここで頑張らないと損だよ? 大丈夫、ベルのお誘いアイズさんも喜んでくれるよ」

 だから頑張ろう、なんてスズは両手で小さくガッツポーズをして応援してくれた。

 大切なスズからの応援を無下にしたくないし、大丈夫という言葉を信じたいのだが、恋愛沙汰の勇気を出しきれるかどうかは別の問題である。

 アイズと一緒に踊りたいけど恥ずかしい気持ちは大きくあまりにも高い壁なのだ。

 

「ベル君、スズ君そろそろ時間だよ!! タケのところにスズ君を送ってから出発だから急がないと!!」

 そこに今まで二人のダンスを見守っていたヘスティアが突如割って入り、そろそろ出発の時間だということを告げる。

 当然ながらこれはベルとアイズが一緒に踊ることを何とか阻止しようとしたヘスティアの行動だった訳だが、それを知らないベルにとっては助け舟だ。

 問題の先送りに過ぎないが、いったん話題はここで打ち切られ、スズを【タケミカヅチ・ファミリア】に送り届ける為に三人で外に出る。

 

 

 【タケミカヅチ・ファミリア】のホームに辿り着くと、既にタケミカヅチとドレス姿に着飾られた命、そして見送りに出てきてくれた桜花と千草が門前で待っていてくれていた。

 賑やかに挨拶を交わし、スズは桜花と千草に歓迎され、精一杯のもてなしをするとドンと構える桜花に千草もうんうんと首を縦に振っている。

 

 

 そしてスズを預けてタケミカヅチと命と一緒に馬車乗り場まで行く時、「私の分までパーティー、楽しんでね」とスズの見送りの言葉は、最後まで誰かを想っての言葉だった。

 

 

 もしも会場にアイズが本当に居た時、誘える勇気を絞り出せるかなんてわからないし、アイズが誘いを受け入れてくれるかもわからない。

 それでも笑顔で見送ってくれるスズの気持ちはやっぱり無駄にしたくはないから精一杯勇気を振り絞って頑張ってみよう。

 そしてもしも【アポロン・ファミリア】が原因でスズが嫌な思いをすることになると言うのなら、身を挺してスズを守り抜こう。

 ヘスティアと共に馬車で揺れるベルは、ぎゅっと拳を握りしめて『神の宴』に挑む決意を固めるのだった。

 




ダンジョンから戻ってからの変化が徐々に出てきてまいりました。
ソーマ様とリリが宴に参加し、『白猫ちゃんを見守る会』など『白猫派』が存在する中、必死に準備を進めていたアポロン様の活躍を長らくお待ちください。

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