仮面ライダーディケイド ~The Darkness History~   作:萃夢想天

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更新が滞ってしまって申し訳ありません。
完全に個人の問題ですが、何かと忙しいものでして。
ですので本当ならば続きを書いて投稿すべきなのですが、
都合上書き上げられないと分かったので今回は特別に
番外編としてキャラクターのこの作品での設定を書き記そうと思います。

なるべく本編に沿った設定にしていくつもりですが、
今作独自の設定などもあるのでその辺りはどうかご理解ください。


それでは、どうぞ!





Ep,#『THE OUT NUMBER ~番外~』

 

『仮面ライダーディケイド ~The Darkness History~ 』番外編

 

 

キャラクター設定およびキャラクター紹介

 

 

 

 

【仮面ライダーディケイド/門矢 士】

 

・二つ名『世界の破壊者』、『通りすがりの仮面ライダー』、『写真館の居候1号(夏海談)』

 

・性格 『写真を撮ること以外は全知全能(本人談)』

 

・弱点 『光家秘伝の笑いのツボ』、『ナマコ(食材)』

 

 

 

『設定および紹介』

 

 

自分の名前と様々な仮面ライダーの事以外の自分に関する記憶を失った青年。

記憶喪失以前から愛用していたらしいカメラで世界の風景や人物を写すのが

趣味だが、それらはピンボケばかりで上手くいった試しがほとんどない。

自分が居候している『光 写真館』の館長の孫である夏海に対してやたら

挑発的な言動が目立つが、本人はあまり意識しての事ではない。

 

ある日夏海の暮らす世界を襲った不可思議な現象に巻き込まれ、

そこで彼女が偶然手に入れた謎のベルトとバックルを吸い寄せられるように

装着し、自身が【仮面ライダーディケイド】という仮面の戦士であることを知る。

 

ディケイドの能力は、同じ時間の流れの中で異なる歴史が紡がれている

パラレルワールド、いわば並行世界に存在する仮面ライダーの力を使役出来るという

『世界の破壊者』なる異名に相応しい、破格のものであった。

 

現在、彼は『謎の五人のライダー』が現れる夢にうなされていて、

その夢を見た直後から、かつて巡ったライダー世界を再び巡る旅を余儀なくされている。

 

 

『能力及び必殺技』

 

 

【KAMEN RIDE/カメンライド】

ライダーの力が刻まれたカードをベルトのバックルに装填することで発動し、

読み込んだライダーの姿や能力を自分自身に投影することが出来る能力。

(簡単に言えば、使ったカードのライダーに変身出来る能力)

現在この力は何故か使用に制限が掛けられてしまっていて、

九つの世界のライダーの内、既に巡りなおした【仮面ライダー(ブレイド)】のカードと、

理由は不明だが最初から使用可能になっていた【仮面ライダークウガ】の二種類と

その派生形態、あるいはそのライダーの持つ特殊能力のみしか使用出来ない。

 

 

【FOAM RIDE/フォームライド】

 

カメンライドで変身したライダーの持つ派生形態へと姿を変化させる能力。

上記の通り、現在は剣とクウガの二人のフォームライドしか使えない。

加えてこの能力ではライダーの持つそれぞれの『最強形態』への変身は出来ない。

 

 

【ATTACK RIDE/アタックライド】

 

カメンライドで変身したライダーの力を引き出して特殊な攻撃などを

発動させることが出来る能力。

上記のフォームライドはディケイド以外のカードを使用しないと使えないが、

このアタックライドはディケイド時でも発動できるものが数多くある。

今作では独自に『ATTACK RIDE BARRIER/アタックライド バリア』を使用可能。

 

 

【FINAL FOAM RIDE/ファイナルフォームライド】

 

フォームライドとは違い、カードに描かれたライダーそのものを他の存在へと

変化させてしまう変わり種な能力。

自分自身には使用が出来ない(劇場版で使用されたディケイドのカードは例外)代わりに

他のライダーをその者に(ゆかり)のある全く異なるものへと変化させて、

ディケイドの戦闘を援護するような効果を発揮する。

 

クウガは巨大なクワガタを模した飛行する鎧、『クウガゴウラム』に。

剣は彼自身の持つ武器を長大化させた、『ブレイドブレード』に変化させる。

 

【FINAL ATTACK RIDE/ファイナルアタックライド】

 

ファイナルアタックの名の通り、ディケイドの持つ必殺技を発動させる能力。

他のカードとは異なり、贅沢にも一面を黄金色であしらわれていて、

その中心にはそれぞれのライダーの紋章が大きく刻まれている。

 

 

・ディメンションキック

 

ディケイドが発動するファイナルアタックライド。

自身の前方にディケイドの紋章が刻まれた巨大な黄金のカードを十枚ほど展開し、

その場で真上に跳躍した後、上空へ連れ添って斜めの道筋のようになったカードを

すり抜け、その度に加速してエネルギーを右足に収束、標的に着弾させる。

また、カードをすり抜けるごとにディケイドの姿が一瞬だけ掻き消えてしまうため、

カードの数(渡る世界の数)だけ次元を越え、速度を増しているのだと推測する。

 

 

・ディケイドアサルト/マイティキック

 

クウガをファイナルフォームライドさせた時に発動するファイナルアタックライド。

ゴウラムへと姿を変えたクウガが先攻して標的をホールドして急上昇後、

一気に急降下してきたところを真下からの飛び蹴りで迎え撃つ合体必殺技。

 

また、クウガにカメンライドした場合に発動すると、

右足を前方に出しながら腰を落として両手を腰の辺りへ下げて大きく開く。

その後右足へとクウガの持つ『封印エネルギー』を収束させてから猛然と駆け出し、

跳躍して勢いそのままに空中で一回転して右足を突き出す飛び蹴りを放つ。

 

【仮面ライダークウガ(未確認生命体第4号)/小野寺 ユウスケ】

 

・二つ名 『人の笑顔のために戦う男』、『写真館の居候2号(夏海談)』

・性格 『明るくて誰からも好かれる人気者(本人談)』、『ただの馬鹿(士談)』

 

・弱点 『不意のファイナルフォームライド』、『心の闇を抑えきれない事』

 

 

 

『設定および紹介』

 

 

士が仮面ライダーディケイドとして世界を巡る旅を始めた先で出会ったライダー。

超古代の遺跡から甦ってしまった『未確認生命体(グロンギ)』から人間の笑顔と平和を

守るために、日夜己の持てる全力を尽くして同じ『未確認生命体第4号』として戦いを

続けていた青年だったが、それらは士の出現によって大きく変わることとなった。

 

ディケイドが初めて訪れた世界のライダーであり、心を通わせた数少ない理解者。

だが彼らの性格上上手くいかない事がほとんどであり、行き違いの果てには二人が

互いを殺し合うという凄惨な未来が待ち受けていたのだが、彼らは知る由も無い。

 

彼が変身するクウガの能力は、超古代の怪人を封印するためのものであったが、

人間が繰り返してきた長い闘争の歴史の影響か、彼の体内に宿ったその力自体も

封印ではなく破壊のエネルギーへと変換され、敵を爆散させるほどに至ってしまった。

また彼の人並み外れた正義感は時として振り切れ、心に巣食う『闇』に囚われてしまい、

古代の碑文に刻まれた『究極の闇』を目覚めさせるきっかけにもなっている。

 

現在、彼は突如として再スタートした士の旅路に同行しながら再び出会うライダーに

懐かしさを感じながらも、以前巡った世界とは何かが違う事に戸惑いを感じている。

 

 

 

『能力及び必殺技』

 

【超変身/フォームチェンジ】

 

クウガに変身するユウスケが持つ独自の派生形態への変身を指す。

基本形態である『炎の如く邪悪を打ち倒す戦士』こと、赤い『マイティフォーム』から

『流水の如く邪悪を薙ぎ払う戦士』こと、青い『ドラゴンフォーム』。

『疾風の如く邪悪を射抜く戦士』こと、緑の『ペガサスフォーム』に、

『地割れの如く邪悪を切り裂く戦士』こと、紫の『タイタンフォーム』。

 

さらにユウスケは人が本来持つ『心の闇』を増幅することで変化してしまう

『凄まじき戦士、雷の如く出で、太陽は闇に葬り去られん』とする邪悪に蝕まれた姿、

【アルティメットフォーム】にまで自我を保ちながら変身することが可能。

 

・マイティキック

 

クウガがマイティフォームの時に発動する必殺技。

動作はほとんどディケイド変身時と同じなので割愛。

 

 

 

【仮面ライダーディエンド/海東 大樹】

 

・二つ名 『お宝好きの泥棒(自称他称共に)』

 

・性格 『旅の行き先は僕が決める』

 

・弱点 『お宝』、『家族の情』

 

 

『設定および紹介』

 

 

自身を『お宝好きの泥棒』と揶揄する正真正銘の泥棒ライダー。

士が旅する世界の行く先々で妨害とも取れる迷惑行為を働く旅の道連れであり、

彼よりも先に世界を旅する『通りすがりの仮面ライダー』を名乗っていた青年。

ありとあらゆる個人情報を明かさない秘密主義者でありながら、

入手経路が不明なお宝の情報を携えて士達の前に幾度となく現れては、

その都度共闘したり戦闘したりと訳の分からない関係を続けている相手でもある。

また、どうやら記憶喪失以前の士と面識があるようで、

彼が嫌っていたナマコの事も知っていた上に彼がディケイドとして渡っていない

世界のライダーのカードを既に所持している等、未だ謎を多く隠している。

 

海東が変身するディエンドの能力は、古今東西あらゆるライダーの中でも異質極まる。

彼は自身が変身するのに使用する『ディエンドライバー』と呼ばれる携行型の銃器に

ライダーのカードを装填することで、そのライダーを文字通りに召喚することが出来る。

ディケイドとは違い自分がカメンライドすることは出来ない代わりにライダーを召喚し、

戦闘を混乱させたり乱入したりしつつ、自分自身はお宝の奪取に専念するという乱用ぶり。

しかし実際この能力は非常に厄介で、彼は巡った世界に存在するほぼ全てのライダーを

召喚することが可能で、彼らは召喚したディエンドの命令に忠実に動く。

個人で多種多様なライダーの軍勢を操る、それがディエンド最大の強みと言えよう。

 

現在、彼はとある世界で自分を探してやって来たという謎の二人組の男女

『ゾルーク東条』こと『アルティメットルパン』と『平坂 黄泉』こと『ガイスト』と

共に彼らの依頼を請け負って一路、【仮面ライダードライブ】の世界へ向かっている。

 

 

『能力及び必殺技』

 

【KAMEN RIDE/カメンライド】

 

ディケイドとは大きく異なる力を有した、ディエンドのカメンライド。

手にした銃器にカードを装填し、そのカードのライダーを召喚する能力であり、

彼が同時に召喚出来るライダーの数は(明確には不明だが)おそらく無制限だろう。

 

現在彼が使えるカードにディケイド同様の謎の制限が掛けられているかは不明である。

 

【ATTACK RIDE/アタックライド】

 

原作通りにディケイド同様の多種多様な攻撃手段を誇る。

彼が最も多用するのは『アタックライド ブラスト』と『アタックライド インビジブル』。

 

【FINAL FOAM RIDE/ファイナルフォームライド】

 

原作通りにディケイド同様の九つの世界のライダー達を変化させる能力。

ディケイドと違う点があり、彼は直接手で触れて変形させるのに対し、

ディエンドは銃器から発射する特殊な弾丸を背部に打ち込むことで変形させる。

『ちょっとくすぐったいぞ』、『あっち向いてろ』はディケイドのセリフ。

『痛みは一瞬だ』、『なに、すぐに慣れるさ』はディエンドのセリフ。

 

 

【FINAL ATTACK RIDE/ファイナルアタックライド】

 

原作通りにディエンドの持つ必殺技を発動させる能力。

カードの特徴もディケイドと共通しているため割愛。

 

 

・ディエンドブラスト

 

ディエンドが発動するファイナルアタックライド。

自身の前方に九枚の青いカードで構成された円陣を無数に展開し、

それらが同時に不規則な回転をしながら標的をロックオンして動きを止める。

ディエンドが銃器のトリガーを引いた瞬間、カードの道筋を弾丸が辿っていきながら

徐々にエネルギーを増大させ、最後は巨大な光条となって標的を撃ち貫く。

 

 

 

【光 夏海】

 

・二つ名 『夏ミカン(士談)』、『夏メロン(海東談)』

 

・性格 『凶暴で残忍(士談)』、『真面目でいい子(栄次郎談)』

 

・弱点 『ライダー(特にディケイド)を否定されること』

 

 

 

『設定および紹介』

 

 

ある日突然、自分の暮らす平和な世界を怪人に襲われた不運な少女。

 

彼女の祖父が経営する『光 写真館』で暮らしていたが、そこに士が転がり込んでからは

彼の教育係兼監視役として厳しい態度を取りながらも若干ながら異性として意識している。

怪人や不可思議な現象に襲われる最中に偶然見つけた謎のベルトとバックルを手にし、

それを士に手渡してしまったことから彼女のディケイドに同行する旅が始まった。

数あるライダーの世界を士や途中で仲間に加わったユウスケ達と共に旅していく内に

ディケイドというライダーに対して形容しがたい特別な感情を抱くようになっていた。

 

現在、彼女は再び巡りなおしたライダーの世界が前回のそれとは大きく異なることに

ユウスケと同様に困惑しながらも、士の世界が見つかることを切に願っている。

 

なお、今作の夏海には【仮面ライダーキバーラ】に変身した記憶も事実も存在しない。

 

 

 

【光 栄次郎】

 

・二つ名 『爺さん(士談)』、『お爺ちゃん(夏海談)』、『お爺さん(ユウスケ談)』

・性格 『菓子作りとコーヒーの名人(士&ユウスケ談)』、『甘過ぎる(夏海談)』

 

・弱点 『不明』

 

 

『設定および紹介』

 

 

自身が経営する『光 写真館』の館長であり、夏海を溺愛する温和な初老の男性。

 

常に何かのお菓子やスイーツを作っているような掴みどころのない人物であり、

今作でも原作でも、これといった弱点が発見されていない唯一の存在でもある。

 

夏海同様にある日突然ディケイドの世界を巡る旅に同行することとなったが、

行く先々でどんな人と出会えるか、どんなお菓子を作ろうかと何気に旅路を

一番満喫しているようでもある。

 

そして、時折ディケイドの事を知っていたかのような言葉を漏らすことがある。

 

なお、今作の栄次郎は【死神博士/イカデビル】に変身した記憶も事実も存在しない。

 

 

 

【仮面ライダーガイスト/平坂 黄泉】

・二つ名 『魂の処刑人(本人談)』、『気難しい奴(海東談)』

 

・性格 『真面目な堅物(海東談)』、『実直で麗しい(ルパン談)』

 

・弱点 『チャラチャラしてる男(本人談)』

 

 

『設定および紹介』

 

 

とある世界で『ゾルーク東条』と共に海東を探してやって来た謎の女性ライダー。

短い黒髪をきれいに切り揃え、正直見ている分には絶世の美女であると言える。

しかし実際はトゲのある口調で、やたら攻撃的な言葉が多く見られる。

 

何故か海東の『泥棒としての力』を見込んで自分達と共に二つの世界、

【仮面ライダードライブ】と【仮面ライダーゴースト】の世界を巡るようにと

依頼し、自身も『英雄のアイコン』と呼ばれるものを所持している。

 

現在、彼女は海東やルパンと共に【仮面ライダードライブ】の世界へ進行中。

 

 

 

『能力(所持しているアイコン紹介)』

 

 

【ゼンセ アイコン】

 

彼女が変身する『仮面ライダーガイスト』の基本形態に必要なアイコン。

白を基調とした金色のラインが入っている魂パーカーを鎧として装着する。

 

 

【クレオパトラ アイコン】

 

『クレオパトラ魂』という派生形態にフォームチェンジするのに必要なアイコン。

砂色を基調とした藍色の装飾が施された魂パーカーを鎧として装着する。

 

 

【ジャンヌ・ダルク アイコン】

 

『ジャンヌ・ダルク魂』にフォームチェンジするのに必要なアイコン。

銀色を基調とした黄色の装飾が施された魂パーカーを鎧として装着する。

 

 

【セイメイ アイコン】

 

『セイメイ魂』にフォームチェンジするのに必要なアイコン。

彼女の持つアイコンの中で最強の力を誇る、いわゆる現時点での『最強形態』である。

青紫を基調とした様々な装飾の施された魂パーカーを鎧として装着する。

 

 

 










6000字超えるくらいだったら本編書けばよかったやん(´;ω;`)

翌日の朝に追加した設定紹介を書き終えてからふとそう思い、
PCの前で独り悲しさに涙したことは誰にも言えない。


それでは皆さま、大変遅くなって申し訳ありません。
ですが次回こそは必ずや続きを投稿しますので
暫しの間、お待ちください!


なお今回の設定や能力に疑問を持たれた方は
どんどん感想で意見をぶちまけてくださって構いません。


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