投稿します!
ホント、朝が寒くて布団から出れない…(-_-)zzz
それではどうぞ!
アメリカ某所…。
「ナッシュの言った通り、ソラのチームが逆転したな」
第3Qが終了し、試合を見守っていたジャバウォックの面々。ニックが画面を指差しながらナッシュに視線を向ける。
「フン、第3Q終了ギリギリまで逆転出来ねえ所が
当初の目論見では第3Q中盤頃には逆転出来ると予測していたナッシュ。予想以上に時間がかかってしまった事に酷評する。
「相変わらず、ソラに対しては手厳しいよな。…けどよ、あの白い方の4番はかなりやるぜ。仕方ねえんじゃねえか?」
そんなナッシュに対し、溜息交じりでフォローするアレン。
「…フン」
それに対し、ナッシュは鼻を鳴らす。
「(確かに、ここまで
ナッシュは空が相手をする赤司を高い評価を付けていた。
「(まだ互いに切り札を残している状態だが、恐らく、切るタイミングはほぼ同時。その後の優劣で試合の勝敗は決まるだろうが…)」
ここでナッシュは背もたれに体重を預ける。
「(試合を見る限り、そこで試合は終わらねえ。まだまだ荒れるかもな)」
※ ※ ※
『ビーーーーーーーーーーーーーー!!!』
インターバル終了のブザーが鳴り、両チームの選手達がコートへと戻って来る。
『おぉぉぉぉー--っ!!!』
勝敗が決まる最後の10分がまもなく始まり、観客達のボルテージは上がる。両チーム共に交代はなし。
「…」
生嶋が審判からボールを受け取り、空にパスを出し、第4Qが始まった。
「…しゃっ!」
気合いを入れた空は、ゆっくりとドリブルをしながらゲームメイクを開始した。
「さて…」
第4Q、最初の1本。ペースを掴む意味でも是非とも成功させたい。
「…」
目の前の赤司がプレッシャーをかけながら立ち塞がる。
――ダムッ…ダムッ…。
その場でゆっくりドリブルをし、チャンスを窺う空。
「…っ」
「(……来る!)」
――ダムッ!!!
クロスオーバーで仕掛ける空。
「…っ!」
空は咄嗟に上半身を低くし、額を前に付きだし、ガードを図る。
「
夏の試合の折、痛手を被った額でのガード。自身の額と空の額がぶつかる直前に停止し、空よりも上体を低くし、掻い潜るように再度、空のキープするボールを狙い打つ。
「…ハッ!
――ダムッ!!!
「っ!?」
赤司の手がボールを捉えるより早く、空はボールを逆に切り返してかわす。額の激突は回避出来たものの、停止した事で出来た僅か時間が出来た事で切り返す時間が出来てしまった。
「悪ぃな、アメリカで偶然、同種の眼を持つ
『抜いたぁっ!!!』
赤司を抜きさった空はそのまま中へと切り込んだ。
「くそっ、赤司がこうも…!」
これを受けて洛山のディフェンスが中へと収縮する。
「…よし」
ボールを掴んでリングへと飛ぶ空。
「おぉっ!」
「させねえ!」
そんな空の目の前に四条と五河がブロックに現れる。
――スッ…。
「「っ!?」」
空は空中でレイアップのようにボールを構えなおすと、手首のスナップを利かせながら5本の指でボールをなぞるようにボールをブロックを超す放る。
――ザシュッ!!!
ボールはブロックの上を弧を描くように超え、リングを潜り抜けた。
花月 69
洛山 65
「っしゃぁっ!」
第4Q開始1本の目のオフェンス。赤司を抜きさって空が技ありのフィンガーロールで決めた。
「ボールをくれ。早く」
「お、おう」
淡々とリスタートを要求する赤司。その様子に若干気圧されながらも五河がスローワーとなり、ボールを渡す。
「…」
赤司は表情を変える事無く、ボールをフロントコートまで運ぶ。
「1本、止めんぞ!」
『おう!!!』
空が声を張り上げ、檄を飛ばすと、選手達が応える。
「(やり返してくるか、それともまたナンバープレーか、どちらにしろ、止める!)」
最初の1本を決め、直後のディフェンス。止めて流れを掴みたい空は気合いを入れる。
「…」
ゆっくりとボールを運ぶ赤司。次の瞬間…。
「230番だ!」
そうナンバーコールをした。
「(…ハッ? 何だそのデカい数字は。そんなにパターンがあるのか!?)」
これまでで1番…それも大きなナンバーコールに空は戸惑う。
「…っ!?」
ここで空の目が見開きながら驚愕する。赤司はナンバーコール後、パスではなく、シュート体勢に入ったからだ。
「くそっ!」
慌てて距離を詰めてチェックに向かうが…。
――ピッ!!!
それよりも速く赤司はボールをリリースした。
「…っ」
すぐさまリングの方へ振り返る空。
――ザシュッ!!!
ボールはリングを掠る事無く潜り抜けた。
花月 69
洛山 68
『マジか!? ここでスリーを決めた!?』
『第4Q最初のオフェンスだぞ!?』
まさかの赤司の選択に観客からも驚愕の声が出る。
「不用心だな」
「っ!?」
ポツリと呟かれた赤司の言葉に振り返る空。
「…」
赤司は空を一瞥した後、ディフェンスに戻っていった。
「…」
「おい空坊、あつーなるなよ? 勝負所なんやからな?」
拳を握りながら険しい表情をしている空を宥めるように声を掛ける天野。
「……ハッ、ハハッ!」
空は握っていた拳を解くと、笑い始めた。
「さすが赤司、そうこなくちゃな」
ひとしきり笑った空は不敵な笑みを浮かべたまま赤司を睨み付けたのだった。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
花月のオフェンス…。
――ピッ!!!
ボールを回しながらチャンスを花月。
「…」
空にボールが戻って来ると、空はボールを止める。
「…来い」
「上等!」
目の前に立つ赤司が空に告げる。空はそれに応えるように返す。
「「…っ!」」
空が動くと、赤司が
――バシィィィッ!!!
2人の激突。赤司の手が空の持つボールを捉え、弾き飛ばした。
「よし! 赤司の勝ちだ!」
赤司がボールをカットし、勝負を制した事に四条が拳を握る。空の後方に弾かれたボールを赤司が確保する。
「っ!?」
しかし、赤司がボールを確保するよりも速く、ボールを掴む者がいた。
『綾瀬!?』
ボールを掴んだ大地。ボールが弾かれたのと同時に空の後方で確保していたのだ。
「空!」
大地は掴んだボールを中へと入れた。そこには既に空が中へと走り込んでいた。
『何で神城が中に!?』
『綾瀬がルーズボールを拾うのを確信していた!?』
『まさか、始めからそのつもりだったのか!?』
一連の空達の動きを見て観客達が騒めき出す。
「そのとおり!」
したり顔でボールを掴む空。
「くそっ! 次は決めさせねえ!」
「同じ手は喰わんぞ!」
ディフェンスが中に収縮。四条が空のチェックに向かい、五河はフィンガーロールやティアドロップを警戒しながら空との距離を詰める。
――スッ…。
空はそれを見透かしたかのように外へとパスを出した。ボールは右アウトサイドに移動していた生嶋の手に。
「お前は空けてないぜ!」
生嶋がスリーを放つより早く二宮がチェックに入る。
――ボムッ!!!
生嶋はスリーを打たず、ボールを弾ませながら再び中へと入れた。
「ナイスパス!」
中で大地がボールを受け取り、そのまま切り込み、ボールを掴んでリングに向かってレイアップの体勢で飛ぶ。
「おぉっ!」
そこへ、シュートコースを塞ぐように三村がブロックに現れた。
――スッ…。
ブロックでシュートコースを塞がられると、大地はボールを下げ、右腕を回すようにしてパスを出す。
「よし!」
――バス!!!
ゴール下でボールを受け取った松永がそのままゴール下から得点を決めた。
花月 71
洛山 68
「ナイッシュー松永!」
「おう!」
空と松永がハイタッチを交わす。
「ええでマツ!」
「うす!」
天野が松永の背中を叩き、松永が応える。
『こっちのコンビネーションも負けてねえ!』
『いいぞ!』
観客からもエールが贈られる。
続く、洛山のオフェンス…。
――ピッ!!!
これまで同様、赤司のナンバーコールから高速のボール回しが行われる。
「(肝になるのは赤司だ。赤司にさえ注意しておけば…)」
ある程度の慣れや経験もあり、このボール回しにも対応出来るようになってきた空。赤司の想定外のパスコースの割り込みに注意を図る。
「(…よし、このままラストパスを
三村へのパスコースに割り込む空。その時、空は赤司の姿を見失ってしまい、目を見開く。
――バチィッ!!!
次の瞬間、空がボールに触れるよりも前に赤司が現れ、ボールをタップしてその軌道を変えた。
「っと」
ボールはゴール下に走り込んでいた五河に渡る。
――バス!!!
五河はそのままゴール下を沈めた。
花月 71
洛山 70
「っしゃぁっ!」
「ナイス!」
五河と四条がハイタッチを交わす。
「おーおー次から次へと、引き出しの多いこって」
苦笑する空。
「だがまあ、背中は既に捉えてんだ。さっさと追い越して引き離してやる」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
「今のってテツ君の…」
「…ああ」
桃井の言葉に頷く青峰。
ミスディレクションによる視線誘導によって相手に自身を見失わせ、パスの中継を行う、誠凛の黒子テツヤの代名詞とも言える技である。
「赤司君、そんな事も出来たんだ…」
「俺も初めて見る。…まあ、
「けど、あれってテツ君みたいに影の薄さがなくても出来るの?」
桃井が疑問を抱く。同じコートに立っていても存在を忘れてしまいそうな程、影が薄い黒子。その特性とミスディレクションを駆使して練り上げたのが黒子のスタイル。
「出来る訳ねえだろ。いくら
いくら赤司であっても無理であると断ずる青峰。
「だが、コート上の選手とボールの動きを図りながらプレーしてる今の神城相手なら、その一瞬でも時間がありゃ充分だろうよ」
「なるほど。…さすが赤司君だね。試合終盤になってもまだ手札がなくならない」
豊富な引き出しを持つ赤司に感心する桃井。
「(見方を変えりゃ、今までやってこなかったものに縋らなきゃならねえ程に追い込まれているとも取れる。今のにしても、神城相手じゃ、対応されんのも時間の問題だ。使える手札にしたって限りがある。どうすんだ赤司?)」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
青峰の予想通り、次とその次のオフェンスは赤司が空をミスディレクションでかわした後にパスコースに割り込んでパスを中継する事で成功させる。
――バチィィィッ!!!
「…っ」
「ようやく、それにも慣れて来た」
赤司がボールを中継したボールを空が叩き落す。
「ナイス空坊! 速攻や!」
ルーズボールを拾った天野が前方に大きな縦パス。
――バス!!!
先頭を走る大地がボールを掴み、そのままレイアップを決め、ワンマン速攻を成功させた。
花月 77
洛山 74
「いつまでも同じ手品を繰り返すだけ。随分と、らしくねえじゃんか」
「…なに?」
空が横に立つ赤司に話しかける。
「夏の時のあんたはもっと手強く感じたんだけどな。それこそ、ホントに勝てんのか? って思わされたくらいにはな」
「…」
「今のを通じなくなるまで使い続けた辺り、もうネタ切れかい? だったらこの試合、このままいただくぜ」
そう告げ、空はディフェンスへと戻った。
「…」
赤司は何も返さなかった。だが…。
――その表情は、怒気に溢れていた。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
――バチィィィッ!!!
『っ!?』
洛山のオフェンス。これまで通り、高速のボール回しで揺さぶりをかけつつ機を窺ったが、空に呆気なくボールをスティールされてしまう。
「大地!」
スティールと同時に速攻に走っていた大地に空が縦パスを出す。
「っ!?」
ボールを掴んでドリブルを開始した大地。前方を向くと、そこには赤司の姿があった。
「(攻撃が失敗すると見越して戻っていた? …ここは味方が攻め上がるまで待って慎重に……いえ、それはあり得ませんね)」
点差はまだ3点。流れもまだ引き寄せたとは言い難い。慎重に攻めて機を先延ばしにするより、ここを強気で攻め、流れを掴み取る選択を大地は選ぶ。
――キュッキュッ!!!
大地は赤司から2メートル、スリーポイントラインから1メートル程離れた位置で急停止した。
「(決める!)」
そこからすかさずシュート体勢に入った。
――バシィィィッ!!!
「っ!?」
大地がボールを頭上にリフトさせようとした瞬間、赤司の右手がボールを叩き落とした。
「随分と驕った言葉を吐くようになったじゃないか」
ルーズボールを拾った赤司が喋り出す。
「ならば今一度、味合わせてやろう。敗北と言う絶望を…!」
『っ!?』
コート上に立つ者。そして、この試合を見守る者、全てが気付いた。
――赤司征十郎が、ゾーンに入っている事に…。
――ダムッ!!!
宣言と共に赤司が急発進。
「行かせへんでぇ!」
「止める!」
天野と生嶋が赤司の前に立ち塞がる。
「僕の前に立つ事は許さん。…跪け」
――ダムッ…ダムッ…。
「「っ!?」」
赤司が左右にボールを切り返すと、2人は糸の切れた人形のように膝から崩れ落ちた。
「…っ!」
天野と生嶋を抜きさり、次に松永が待ち受ける。
「…」
赤司が視線をリングへと向ける。
「(打つのか!?)」
打って来ると判断した松永はブロックに飛んだ。
――スッ…。
「っ!?」
しかし、赤司はボールを掴んではおらず、バックロールターンで松永をかわす。その後、ボールを掴んでリングに向かって飛ぶ。
「打たせっかよ!」
そこへ、空が現れ、ブロックに飛んだ。
「っ!?」
次の瞬間、空は気付く。赤司はボールを掴んではいたが、飛んではいない事に。
――ドン!!!
赤司は空にぶつかるようにしながら飛ぶ。
『ピピーーーーーーーーー!!!』
審判が笛を吹いた。
――バス!!!
ぶつかりながら赤司がボールを放り、ボールはバックボードに当たりながらリングを潜り抜けた。
『ディフェンス、ブロッキング、赤4番! バスケットカウント、ワンスロー!』
審判が口から笛を放し、コールした。
「っ!?」
空は思わず目を見開いた。
『うぉぉぉぉー--っ!!! ここでバスカンだ!!!』
これに観客は沸き上がる。
「お前の言う、小細工はここまでだ。ここからはただ力で蹂躙するのみだ」
空に一瞥くれながら赤司が告げた。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
――ザシュッ!!!
ボーナススローであるフリースローを赤司が決める。
花月 77
洛山 77
『また振り出しに戻った!』
『このまま決めるか!?』
『…っ』
これに、花月の選手達の表情が曇る。
「…」
オフェンスが切り替わり、空はゆっくりボールをフロントコートまで運び、ハイポストに立つ天野にパスを出す。
そこからボールを回しながらチャンスを窺う。
「…よし!」
シュートクロックが残り5秒となった所で、生嶋がボールをゴール下に放ると、そこへ走り込んでいた松永がボールを掴む。
「おぉっ!」
松永は右手でボールを掴んで飛び、リングに向かってボールを叩きつける。
――バシィィィッ!!!
「っ!?」
その瞬間、右手で掴んでいたボールが叩き出される。
「嘘やろ!?」
天野の口から思わず声が出る。松永のダンクをブロックしたのは赤司。身長差を容易に覆した。
「ナイス赤司! 速攻!」
ルーズボールを拾った四条が、既に速攻に走っている二宮に大きな縦パスを出す。
「っしゃ、これで逆転――」
――バチィィィッ!!!
「――なっ!?」
ドリブルを開始した直後、そのボールが奪われてしまう。
「…っ」
ボールを奪われた二宮が思わず振り返る。
「ハハッ! いいねえ、ようやく本気を出して来たか」
そこには、ゾーンに入った赤司に対し、嬉々としている空の姿が。
「そうでなくちゃ、面白くねえ!」
『っ!?』
これを見て、コート上の選手及び、試合を見守る者達が気付く。
――空が、ゾーンに入っている事に…。
「くっ!」
二宮が空の後ろからボールに手を伸ばす。
――ダムッ!!!
後ろから狙って来た手を、バックチェンジで切り返してかわし、空がそのまま発進する。
「野郎!」
「止める!」
突き進む空の前に、三村と四条が立ち塞がる。
――ダムッ…ダムッ…。
2人が現れると、空は停止して左右に大きくスライドしながらボールを数度切り返す。
――ダムッ!!!
「「っ!?」」
左右に切り返した事で2人の間に僅かに隙間が出来、その隙間を地面に倒れるスレスレに低さまで上体を倒し、コートを滑空するかのように発進し、高速で通り抜けた。
「…くっ!」
その直後、ヘルプに向かっていた五河が立ち塞がる。
――スッ…。
空はコートに背中を向けるように反転し…。
――ダムッ!!!
その状態でボールを左右に切り返し、五河をかわす。
『出た! 神城得意の変則のスリッピンスライドフロムチェンジ!』
『いつ見てもスゲー!!!』
「っ!?」
低い位置からの変則のスリッピンスライドフロムチェンジに、五河は分けも分からないまま抜きさられてしまう。
そこから空はボールを右手で掴んでリングに向かって飛ぶ。
『っ!?』
次の瞬間、花月の選手達が目を見開いた。リングに向かって飛んだ空に対し、赤司がブロックに飛んでいたからだ。
『赤司が来たぁっ!!!』
赤司がボールを掴んだ空の右手に手を伸ばす。
「…」
――スッ…。
空は動じる事無く、赤司の手から逃れるようにボールを持った右手を外側に伸ばし、その状態で右手の手首と指のスナップを利かせるようにボールをリングに向かって放った。
――ザシュッ!!!
ボールはリングを潜り抜けた。
花月 79
洛山 77
『おぉぉぉぉー--っ!!!』
『5人もかわして決めやがった!!!』
これに観客が盛大に沸き上がった。
「こっちも本気だ。どっちが上か、決めようぜ!」
不敵に笑いながら空が赤司に告げる。
「いいだろう。力の差を思い知らせてやろう。勝つのは僕だ」
赤司も笑い返しながら空に返したのだった。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
「大ちゃん!」
桃井が興奮しながら青峰の肩を叩く。
「…ああ。赤司も神城も互いにゾーンに入った。正真正銘、最後の激突だ。そして――」
――この激突を制した方が、試合に勝つ…。
※ ※ ※
試合は佳境…。
遂に、両チームの主将であり、司令塔の空と赤司がゾーンの扉を開いた。
互いの全てをぶつけ合う空と赤司。
試合の命運は、2人の激突に委ねられたのだった……。
続く
4回目のコロナワクチン接種で、先週は副反応でダウン…(ノД`)・゜・。
恐らく、あれは何度も打っても慣れないと思います…(;^ω^)
今年も残すところ、1ヶ月半を切りましたので、リアルが忙しくなってきました。何とかモチベーション上げんとなぁ…(>_<)
感想アドバイスお待ちしております。
それではまた!