東方双雲録   作:天白雲

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はいっ!やってきました第81話。

今回はサブタイの通り、かなり危険ですグレーです。
直接的な表現は避けたつもりですがもしかしたらアウトかもしれません。。。

とりあえず、限りなく黒に近い灰色は確定なので。

見たい方だけ、お進みください。
女性の方にはちょっと刺激的過ぎるのかもわかりませんがあくまで経験を伴わない
妄想ですので十分に気をつけていただければ大丈夫だと思います。

それでは!
「今回もゆっくりして行ってねっ!!!」



第81話-結婚初夜ってナニすれば良いの・・・?

「はぁ・・はぁ・・・!結局、向こうで食べられなかったわね。。

ちょっと待ってて双覇。すぐに晩御飯作るから・・・」

 

博麗神社から妖怪の山までは、俺と文なら対して時間も体力も使わないはずだが

家に戻ってきた文はちょっと苦しげに胸を押さえていた。

 

先ほどあんなことを叫ばれたこともあり、

晩御飯(意味深)ですかっ!?とか思ってしまったがどうにも普通にご飯を作るよう

なので、俺も手伝うと言って二人で作ることにした。

 

 

・・・・<少年少女調理中>・・・・

 

 

「ん。鳥が食べられなかったのは確かに残念だったけど

文の料理はおいしいから仕方がないか・・・(ズズッ! うまい!」

 

ちなみに、今日のメインはうなぎ。

妖怪御用達の人気屋台飯 八つ目ウナギだ。あとは里芋の煮付けや

古代米なんかが置かれている。

 

「褒めすぎですよ。もぅ。。

そんなことより、お風呂も沸かしておきましたからもうすぐ入れると思いますよ?

片づけは私と氷柱でしておきますから。」

 

妖怪としての力や年齢は氷柱のほうが上のはずなんだけど・・・。

どうにも山に居た時もだいぶ関係性が近いせいか娘って感じがぬぐえないんだろうな

上の者に謙って無い文ってちょっと新鮮。

 

「お~。今日は慣れない格好で疲れたからな~・・・

お言葉に甘えてゆっくり入らさせてもらうとするよ。氷柱、文の手伝い頑張れよ?」

 

氷柱は、刀にしたときに一緒に持ってきていたので今は元の姿で一緒にご飯だ。

わかった。まかせておくのじゃご主人様!と元気いっぱいに返事してくれる愛娘と妻

を笑顔で見つめ、風呂場に向かった。

 

 

「さぁ~てっ!この服は・・・・

洗濯しとくかな。。こういう時に現代の外の世界がほんとに偉大だと言わざるを

得ないな。。。家電三種の神器・・まさしく神器という感じだもんな~」

 

ぼやきつつ、脱衣場のかごに着ている和服を脱ぎすて入れる。

外の世界に居たころも部屋着は基本ジャージかスウェットだったから脱ぎやすかったけど、男物の和服というのはそれ以上だ。

 

基本的に内側と外側でむすんだ紐をほどくだけ。その下はふんどし。

俺の場合は締め方わかんないからトランクスだけど。。。

 

「よいしょっ!(ざばぁっ!! ぷっふぅ~!!!

きもちいいなぁ・・シャンプーとボディソープ。。それにリンスっと

う~ん。毎日外の世界の温泉見たいな風呂に入れるのは素晴らしいんだけど。。。」

 

どうにも、この狼天狗という種族になってしまったせいで

体毛が濃くなってしまっている。まぁ主な原因は尻尾と髪なんだが・・・・

 

人間状態になれば無くなるのだから、それで良いと思うんだけど

山の中ではこの状態のほうがすごしやすい。妖怪の巣窟であるが故かもしれないけど

若い天狗には俺のことも半人半妖のことも知らない奴が居るからな。。

 

???「大変そうですね~。体洗うの手伝いましょうか双覇?」

 

「あぁ、そうだな。助かるわ~~・・・・て

アレ?今の声ってまさか。。。(むにょんっ! この感触・・・!(///)」

 

謎の声の直後に、背中に当たる柔らかな感触。

しっとりしててむにょむにょしててすいついてくるような幸せな感触。。。

こ・・・これってまさか。。

 

「あ、あのさ・・・文?どうして。。。」

 

どうして、ここに居るの?氷柱はどうしたの?

聞こうと思ったことを口にする前に文が口を開いた・・・・

 

「ハぁ・・・どうしてなんて言わないでくださいよ双覇?

式を挙げると決めた日・・・言ってくれたじゃないですか。。。もう我慢が限界

なんですよ。。」

 

ため息のようにも、聞こえたが違う。。。

吐息と声を同時に出すかのようなこの感じは・・・官能的とでも言うべきか。

振り向いたら俺もおわるから振り向かないが恐らく体を隠すものは持ってきてない。

 

振り向いたら、妖艶で獰猛な鴉が居るはずだ。。

 

「俺が言ったって・・・まさか、あの約束のことか。。(むぎゅっ!

ま・・・待て!待ってくれ文・・今ちょっと俺も大変なことになってて。。。」

 

結婚式を挙げられると決まったあの日。

興奮した文に理性を取り戻させるべく、『結婚が済んだら良い!』って

言ったんだっけ・・・

 

「大丈夫ですよ。。私は気にしませんから・・・

ほら体の力抜いてくださいよ。私だって女の子ですよ?なにも我慢できないからって

どこでも良いってわけじゃないんですから。。。」

 

つまるところ、ここ最近文はドンピシャで『発情期』らしい。。

人間こそ自分で制御できるが妖怪や動物はそうもいかない。。とくに・・・

『動物』と『妖怪』両方の要素を持つ俺達天狗は『発情期』というのが特に酷い。

 

俺も、長いこと生きてるおかげかそこまで辛くはないが

最近は発散させることも満足にできず文には春の時期には必ず襲われ(椛にも。)、

 

「正直言って・・・、俺の理性もそろそろ限界だ。。。(ぼそっ)」

 

文に聞こえない声量で呟く。最近ついに俺でも制御できない

発情期がきてしまったらしく四六時中『そういう事』を考えてしまう日が少なくない

文の目や顔をまともに見れない始末だ。

 

「流しますよ?」

 

 

「おう。(ざばっ! あぁ~・・・

やっぱ気持ちいいな~。。「じゃあ、次は私の番です。はい!」え?」

 

俺の体中についた泡を洗い落した後、

文が俺の隣りに腰かけてそんなことを言いだした。。。

 

「え?じゃありませんよ。良いじゃないですか夫婦なんですし

洗いっこくらい。。ちゃんと自分で洗った方が良いところは自分で洗いますから

お願いします。」

 

さきほどまで俺の尻尾や耳、体を洗っていたスポンジ(もちろん俺が出した)を

泡が立っている状態で突き出してくる文はどうにも洗わなきゃこの場を離れる気も

無いらしい。

 

 

「わ。。解かったよ・・・(ごしごしっ

こ、このくらいの強さでどうだ?」

 

スポンジを受け取り、とりあえず弱めに文の真っ白な背中に押し当て擦る。

近付き過ぎると俺の暴走した部分が大変なことになる・・・

ある意味、今までで一番の命がけだ。

 

「んっ!良いです。気持ち良いですよ~・・・

もう少し強くしてもらっても大丈夫です。」

 

解かってほしい。いまの俺にはこの発言が全く別の意味に聞こえる・・・

気を紛らわせるように力を強めて(ごしっごしっ! と洗っていく。

 

「ん!んぅ・・あぁぁ!!!

強すぎですよ双覇。。背中やけどしちゃいます。。もう少しゆっくり。。。」

 

ヤバい。。。密着とかそんなの関係なく理性も

俺の暴走してる部分も限界寸前だ・・・すくなくとも外の世界に居たころの

俺ならとっくに限界振り切ってる。。。

 

「おう。。(ごしごしっ

これくらいで良いよな・・・・・・」

 

洗いっこの続きはもう記憶に残って無い・・・・

おそらく、文の喘ぎにも似た声に反応しないように無心になるのに成功したのだろう

 

「ふぃ~!気持ち良い~~~!!

しかし、ほんとうに広いよなこの風呂。。。鴉天狗って相当大事にされてんだな。」

 

当たり前だ。鴉天狗それも射命丸文は

俺の知る限り天魔に次ぐ天狗の世界のナンバー2の実力を持っている・・。

優秀な人材にはどこだって残ってほしいってもんだ。

 

「あやや。。そんなことありませんよ~。

双覇が自分の家を天魔様にお願いすれば此処よりもっと大きくて立派なのを

建てますよきっと。」

 

家の大きさが実力で決まるのなら、確かに一理あるが。。。

 

「良いんだよ。俺達3人で住むには広すぎるし、

俺は此処を気に入ってるしな~・・」

 

俺の言葉に文は笑顔になって。

 

「そうですね~。もう一人二人増えるにしても

確かにスペースは余りますからね~。。壊すのももったいないですし。。。ん~!

(ぷるんっ!」

 

伸びをした文の胸が水面でその自己主張を強め・・・

顔を赤くしながら目をそむける。

 

「双覇?私の体・・・好きじゃないですか?

自信はあったつもりなんですけど。。さっきから見てくれないのはどうしてです?」

 

少し泣きそうな顔で問いかけてくる文。。。

ちょ、待って・・・

 

「いや、違う!文はどこをとっても俺の大好きな女の子だし

体だって・・・その・・魅力的だけど。。。だからそのちょっと困るって言うか。。

じ、実はいまどういうわけか唐突に発情期に入っちゃったみたいで。

 

最近そういう事我慢してたからちょっと見過ぎると抑えられそうになくて(///)」

 

顔を思いっきり、赤くして事情を説明する。。

 

「そ・・・そうですか!(///)

わ、解かりました今暴走されてもうれs困るので先に上がっておきますね」

 

なぜか、赤面しながらも嬉しそうな口調で

文はお風呂を上がって行った。。。

 

 

・・・・<少年入浴中&瞑想中>・・・・

 

 

「ふぃ~!良いお湯だった~・・・

文・・・はさっきもう入ってるから。。氷柱入ってきて良いよ。

氷柱も疲れただろ?ゆっくり疲れを取ってきなさい。」

 

了解したのじゃ!と返事をするやいなや、「おっ風呂!おっ風呂!」と

実に楽しそうに浴場に向かって行った。。うん実にほほえましい。

 

「やっぱ、ほとんど俗なことは知らない氷柱は

精神が年齢に反して子どもなんだろうな・・可愛くて結構だけど外に出す機会を

増やしてもっと学ばせてやるか・・・(スッ」

 

そう思って、寝所の襖をあける。。。

 

「ハぁ氷柱はお風呂ですか・・・ここからなら距離がありますから好都合ですね。

あの娘をどう遠ざけるかを考えてましたが問題なしです。ハぁハぁ・・」

 

すると、中には案の定・・・というか 

文が居た。部屋の空気が悪かったのか完全に発情中だ。。。目がもうヤバい。

具体的には言えないけど俺の一点から焦点がぶれない。

 

「なぁ、文・・・俺も言ったことは守るけど。。

ちょっとだけ我慢していくつか質問させてくれ。俺はどうして今発情期に

入ったんだ?後、痛い思いをするかも知れないのにどうして嬉しそうなんだ?」

 

俺の言葉で少し。ほんの少し、ギリギリの理性を取り戻し

質問に答えてくる

 

「発情期に関しては、全部の妖怪、妖獣、動物がそういうわけではないんですが、

確か天狗の文献にごく稀に自分の『想い人』でしか発情出来ないものが居ると書かれて居ました。。。

 

私が嬉しそうに見えるなら、それは当り前です。好きな人の子を成せるのを

喜ばない女は居ません。。。それに」

 

一拍置いて続ける。

 

「もし、貴方が慣れていなくて私が痛い思いをしたとしても

それは私が貴方の一番で最初であるという証明です。貴方なら痛い思いをさせるのも

一瞬だと信じているしむしろ私にとってはそれすら喜びです。」

 

そうして、俺の質問に答え終わった文は・・・

ゆっくりと衣服を脱ぎ始め、ついには一糸纏わぬ姿をさらけ出した。

 

「どう・・・ですか?あやや。。

すいません。お風呂場でも聞いたのにムード壊れちゃいますよね。。。

でも、急に自信が無くなっt (どんっ きゃっ!」

 

二度目いや三度目の彼女の体は、今回はじっくり見ているけど・・・

健康的な肉付きに白く艶やかな肌・・この世の美人画は全てこの娘をモデルに

してるんじゃないかとあり得ない想像もあり得るほどに綺麗だった。

 

「はぁ、はぁ。。文・・・俺も我慢できそうにないんだ。。。

でもせめて最初は理性があるうちに。。。「えぇ。。(ちゅっ」ん。。んぅ!」

 

押し倒した文の手が首に回され、唇を重ね合う。

もちろんお互いに嫌がらず最初から思いっきり深く・・・

 

「んっふぅんっ!ん~ん・・・ぷはっ(ツー・・」

 

ペチャ、クチョと水音を立てながらからませ合い

どちらともなく離すと粘液質な唾液が糸を引いた・・・・

 

「双・・覇・(クチュ んっ貴方の手で・・・

お願いします。。貴方じゃないと駄目なくらいに。。。」

 

読者のために少しだけ詳しい説明をしよう。(メタい?細かいことは良いんだよっ!

俺の右手は今、文の手に導かれて文の下腹部に触れてる状態。

そして熱い液体?がくちゅっと音を立ててる。

 

「あぁ・・・絶対に誰にも渡さねえ。。

お前は。全部・・心も体も全部俺だけのものだ他のやつのことなんて

考えられなくしてやる。。。(クちゅっ!くちゅっ!」

 

あれ?なんか、楽しくなってきた。。。

俺が弄り水音が鳴るたびに文の体が逐一反応してくれる・・正直めっちゃ嬉しい。

何時の間にやら文の手もこっちに伸びてきていたが。

 

「あっ!は・・・ぁ!!んぅ・・

双・・覇も。。誰にも渡したくない。。。貴方は私の・・・あぁぁ!!」

 

手で触れられるだけで、もう限界を超えそうなので

文には悪いけど弄る範囲を胸まで拡大して攻めに集中できなくさせる。。。

 

「ほ~ひた?(あむっ! はやも・・・

ほれをひぶんのものにするんだひょ・・・・(ちゅー!」

 

まぁ、スキは無い。

揉む、噛む、吸う・・・もちろん試したことなど一度もないが文はそんなつたない

攻撃でもだいぶ感じている。。

 

「ひゃ!ぁ・・そ、そうひゃ。。。

わたひ、無理無理でひゃう!も、もう限界・・・はやくはやく!!」

 

声的にコレ以上続けてると、文の理性が壊れるんだろうと判断した俺は

胸と下腹部から手と口をどけ改めて向き直る。

 

「はっ!はっ!・・・びっくりしました。。

双覇。。しぶってた割にノリノリじゃないですか全く早く結婚して正解でしたよ。」

 

胸を激しく上下させながら、気合をいれるように呼吸を整える文。

 

「あはは。でも文が悪いだろ・・

そんな体でそんな声で、思いっきり誘惑されたんじゃ俺でも我慢は不可能だよ。」

 

俺は俺で、理性を保つために肩でめいっぱい呼吸を整える。

 

「そう・・・ですか(///)でも、

私が誘惑するのは・・・一つになりたいのは貴方だけですよ~!

さ。。もう我慢しなくて良いですから・・興奮しちゃったら私に任せてください。

 

子供・・育てるの位は手伝ってくださいね?(がばっ」

 

足を開いて、迎える体制を整える文。。。

子供が出来たらもうこういう事できなくなるんじゃ・・とか余計なことも考えたが

その行動の所為で一瞬で吹き飛んだ。

 

「文・・・愛している。俺はお前のために生きる・・。

この世界で一緒に・・・生きていこう。(くちゅっ」

 

たどたどしい手つきでなんとか、自分も準備してから声をかける。

 

「ん!えぇ・・・私も貴方を愛しています。

たとえ、この世界が無くなっても。貴方のそばに居続けますだから・・・

安心して?双覇(くちゅ!ぬぷっ あぁっ!!!」

 

 

この時二人の純潔が同時に散った。

体温と体臭がたちこもり、限界まで興奮した俺と文に引き返すなんて選択肢は

無かった。二人の体温が重なりどちらの物かわからなくなったころ・・・

 

俺の意識は途切れた。

 




はいっ!どうだったでしょうか?

興奮したっ!こんだけ妄想とか・・・キメぇ。
感想はいろいろあるとは思いますが・・・・・・・・・

約6000文字使って、この回を表現できた作者は満足してます。
まぁ直接的な表現を避けてヤりたい描写が出来なかった部分はありますが・・・
あくまで『双雲録』はR15ですからねw

R18なんて、書ける気もしなければ
つたない文章になるのは目に見えてるので・・・・・

それと、今回は思ったより文の家での描写が長引き
コラボキャラの皆さまを放っておいてしまっていることをお詫びします。

次回は、この章最終回となります。コラボキャラもお返ししますので!
若干一名冷たいかもしれませんが・・・

それでは!
「次回もゆっくりして行ってねっ!!!」

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