東方双雲録   作:天白雲

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はいっ!恒例の章終りキャラ説明だっ!!

氷「今回は私がいっしょに解説していくのじゃ~~!」

おっ!氷柱ひさしぶりっ!!
今日はちゃんと防寒してるから寒くないぜ。

氷「ほぉ・・・それでそんなにもこもこしておるのか。」

おう!どんだけ冷やされても大丈夫だ!

氷「戦闘でもないのに、そんなことしないのじゃ!
お主私をバカにしておるのかっ!?」

熱っ!!!!熱い熱い熱い!!!
やっぱり制御できてねえじゃねえかっ!!燃えてる燃えてる!




番外話-知識と鎖の幻想郷編陰陽異変まとめ

はぁ・・はぁ・・・

いきなりひどい目にあったな。

 

氷「えへへ・・すまぬすまぬ」

 

まったく・・・可愛いから許す!

さて、それじゃあ早速陰陽異変で活躍したキャラ達の説明に移ろうかっ!

 

 

はいっ!それじゃ一人目は・・・

 

<白井 瞬>しらいしゅん・・・・種族 神(全知神)

 

 

二つ名 ラプラスの悪魔 全知を有する博麗の神

 

 

能力・・・知識を司る程度の能力

 

 

双覇とは違う世界の転生者兼博麗神社が祀る神様!

 

能力『知識を司る程度の能力』は強力で敵になってしまうとほぼ誰もが手がつけられない・・また派生にも富んでおり現在は、

 

『検索』、『情報付与』、『概念付与』、『形状変化』、『指令』、『憑依』、

 『能力創作』、『概念消去』(ラプラスの悪魔起動時のみ)等がある。

 

 

氷「ほえ~。すごい数の用途に別れておるんじゃの・・・

ご主人様と戦ったらどちらがすごいのかの~~!」

 

前に一度、戦ったことがあるけどその時は途中でうやむやになったんだよね~

それにあの時の双覇じゃたぶん勝てなかっただろうね・・。

 

氷「なんと。。そこまで強い神様と共闘しておったのじゃな・・・」

 

 

うん。なんだかんだで瞬はいつも助けてくれてるねぇ・・

でも・・・次に会った時は全力戦闘させてみたいもんだね~~~。

勝てるかどうかはわからないけど・・・・こっちも苦心して生みだしたキャラだからね・・・・・

 

次は、絶対に勝つよ。

さて瞬の能力は派生も多いし軽くどんなことができるかまとめてみようか。

 

『検索』-自分に欲しい知識を瞬時に導き出せる(ぶっちゃけネット検索)

 

『情報付与』-自分の持つ様々な知識を、別の誰かに送る(与える)。

 

『概念付与』-自分の持ち物や自身に、なんらかの概念を付与する能力(例 粉砕-

クラッシュ)また単純な力や斬れ味などを付与する際には良く『Level』を用いて、

段階分けをしている。

 

『形状変化』-概念付与の派生系で、自分の知識の中にある形状に

物の形を変化させることができる。例 刀→槍

 

『指令』-同じく概念付与の派生系で、物に対し言葉で指令する。

その言葉を概念として付与し物に指令どうりの働きをさせることができる。

 

『憑依』-今まで、遭遇した誰か(生物)を概念として扱い自身に憑依させる。

消費神力の燃費が悪いのでめったに使わない。

 

『能力創作』-瞬が最近になって使えるようになった新しい派生技。

神力の燃費が悪いのと集中する必要があり使用の際には少しの間休み、無防備になる

 

『概念消去』-瞬の中の封印が解け、現れた最強の力『ラプラスの悪魔』起動時に

使える『知識を司る程度の能力』の最終派生技。

 

ラプラスの悪魔の力を使い、触れた物(者)全ての概念を消去し完全に消しさる。

消せないものは今のところ大きさ(範囲)も含め存在しない。

 

氷「こうして、まとめてみるとすごいのぉ。。。。

よくもまぁこれだけの数の強大な力を使いこなしながら自我を保てるものじゃ。。」

 

そうだね。特にラプラスの悪魔は『超越的存在』と呼ばれその知能をもってすれば、

完璧な未来予測もできるんだってさ。。ところで氷柱も相当強い力を持ってるよね?

 

氷「うむ、私の能力は『視認(体感)したものを凍てつかせ、焼き払う程度の能力』

じゃからな。実際にご主人様にこの体を貰いうけ契約を交わしていただくまでは私も

狂っておったからな・・」

 

そういえば、そうだったね。

そっか今は双覇と力を共有してるから正気なんだね。

 

氷「うむ!ご主人様がいなければ

私はいまだにご主人様の体で暴れていたじゃろう。。。」

 

そっか(ニコっ)。さて二人目の紹介は・・・

 

<銀野 優>ぎんのゆう・・・・種族 人間

 

 

二つ名 銀の剣士 勇気ある外来人

 

 

能力・・・鎖を操る程度の能力 『白牙』には全てを断つ程度の能力 『黒爪』には全てを斬る程度の能力

 

瞬とともに、紫の手によってこの世界に連れてこられた

別の世界の人物で能力を持っていながらどういうわけか使いこなせるだけの量の

『霊力』が無い。

 

氷「ご主人様が言うには、封印されてるようだと言っていて

あの後私の能力も試してみたのじゃがどういうわけか焼き払うことが出来なかったのじゃ・・・」

 

 

うん。生きている人間なんだから生きれるだけの霊力はあると思うんだけど・・

それすら感じれないってことは相当特殊な封印術で封印されてるんだろうね。

 

能力の『鎖を操る程度の能力』は鎖を出現させて、使えるほか

鎖の概念も操れる。

 

武器の『白牙』と『黒爪』に付与されている

『全てを断つ程度の能力』と『全てを斬る程度の能力』は、

 

二本の能力を解放すればその名のとうり、どんなものでも断ち斬る事が出来る

ただしこの二本の能力を解放している間優本人の能力である『鎖を操る程度の能力』

は使えなくなる。

 

氷「そういえばこの童とも、ご主人様は契約しておったの。」

 

あぁ、そうだね。

契約の内容は・・・・・

 

1、双覇は優に対し、剣術の指南をする。

 

2、双覇は優の封印に関し許可無く手を出してはならない・・

 

3、優との出会い。この異変を忘れてはならない。

 

だよ・・・・

優に許可を取って氷柱の能力を試してみたらしいけど無理だったんだね。

 

よしっ!それじゃどんどん行くよ。

3人目っ!!

 

<博麗 靈夢>はくれいれいむ・・・・種族 人間(半変化体)

 

 

二つ名 人妖を愛する幻想の人 博麗の巫女の努力の形

 

 

能力・・・『陰と陽を操る程度の能力』

 

陰と陽を操るとはこの世の正反対の概念、事象を操ることができる能力。

境界を操る紫の能力に近いがその気になればそれ以上の力も引き出せる・・・

 

氷「ご主人様が苦しめられた、今回の異変の首謀者じゃな。」

 

そう、今回の異変で能力によって引き起こしたのは合計3つかな。

 

1つ目は『有』と『無』の反転。これによって能力を持つ双覇やほかの妖怪、人間達

の能力が消えて代わりに能力を持たない普通の人間達に能力が開花したりしたね。

 

2つ目は『人』と『妖』の反転。今回の異変の肝と言っても良いところだね

靈夢さんは妖怪も人間も一緒に存在している『幻想郷』を愛するが故に、『人』と

『妖怪』が助け合える自分の中の完璧な『幻想郷』を創るために、

 

妖怪は人を喰らい、人は妖怪を恐れるという自然の摂理を

それぞれの種族を反転させてお互いにお互いの気持ちを知ってもらうことで、壊そう

としたんだよ。

 

氷「たしかに、それが実現すればより一層理想的な郷になるじゃろうが・・・」

 

うん。人は妖怪を恐れ、妖怪は人を喰らう。

人喰いじゃないにしろ妖怪は人肉以外にも人の『恐れ』、『怯え』を栄養とするもの

もいるからね。

 

氷「人が妖怪を恐れなくなれば、共存という目的が果たされる一方

妖怪たちは恐れも人肉も喰らえず死に絶えてしまうの。」

 

そうなると、『ニセ物』の『理想郷』も崩壊する。

となればこんどこそ本当におしまいだ。

 

 

氷「靈夢という巫女は、叶わぬ願いを持ち続けておったのじゃな」

 

 

そうだね。。。

 

でも、きっといつか報われる時が来るよ・・・生き物の想いを繋ぐ『結神』が

あそこにはいるんだから。

 

3つ目は『愛』と『憎』の反転。

愛しいものは憎くなり、憎いものは愛しくなる。。。

 

氷「なかなかに、こちらもキツイものじゃな~。」

 

そうだね~~。

これも妖怪と人間の間の溝を埋めようとした結果何だろうけど・・・

 

それ以上に、願望が強いかもね?

 

氷「願望とな?」

 

うん。彼女は博麗の巫女として里の人間たちに頼られる一方心の内では恐れられていた・・・それに妖怪からすれば天敵だからね・・・・

 

氷「なるほどの~。一時だけでも自分を心から好いてくれる者が

欲しかった。。。と」

 

そのとうりだね・・・

本当に数奇な運命をたどってる人だね・・・・

年齢は20代だけどいまだに幼さの残る高校生くらいの顔だしね・・。

 

氷「さて、それでは最後に靈夢の切り札

『博麗の秘術』についてじゃ!」

 

博麗の秘術ってのは、双覇が説明したとうり

博麗の宝である『陰陽玉』を使っての技群のことなんだけど中でも『奥義』と

呼ばれるものは博麗の神である双覇が直接作ったものなんだ。

 

氷「今日説明するのは『夢想封印』と『夢想天生』じゃな!」

 

おk!

最初は夢想封印だね。

 

『夢想封印』は、相手の周りにお札を投げつけ針で固定。

その後地面に手を付き霊力を流すことでお札を媒体として相手を地面に結び付け固定し封印する技だね。

 

氷「なんか、説明だけ見てると簡単そうに思えるの・・」

 

なにを言います氷柱さん。

双覇のやつは簡単にやってのけますが普通は能力でも無い限り霊力で敵を縛るのは

むずいのですよ。

 

氷「ふむ。。。歴代の巫女達もこの奥義を習得するのにすら

半生をつぎ込んどるの・・・」

 

つまりはそれだけ、習得困難なんですよ。

まぁ靈夢さんはそれまでの巫女が苦労していた地面に流す霊力量を

一年から二年で完璧に調節したそうですが・・

 

氷「ほぇ~・・・まさに天才というやつじゃの・・・・

次は夢想天生か。ご主人様が言うにはご主人様もふざけて作った技ということ

じゃったが?」

 

うん、靈夢さんは習得しちゃったんだよね~

これが・・・まぁ技術はほぼ関係ないから技と言っていいのかもわからないもの何だけど。。

 

 

『夢想天生』はそもそも技と言っていいのかも怪しい。

理由は・・・努力や修練でだれにでも使えるわけじゃなく完全に才能で習得できるかが、分かれるからだ。

 

そのため発動時の能力も発動者によって違い、靈夢の場合は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『存在感の超増加』。

 

 

 

 

 

 

 

 

氷「ふにゅ?どうゆうことなのじゃ??確か姿が消える技・・・

では無かったか?」

 

まぁ、そうだけどね・・・

相手の気配や動きが察知できない時っていろんな種類が有るんだよ。

 

単純に動きが速すぎたり、気配を完全に消すことができたり(存在感を薄める)、

次元を飛び越えたり、次元の狭間に潜んだり。

 

氷「ふむふむ。。。」

 

 

ただ、その逆。

速度で『分散』させるのでも次元を捻じ曲げて『消す』のでも無く

あえて自分はここにいるっていうのを強くすることで見えなくなるんだ。

 

氷「どういうことじゃ?」

 

 

生き物は生存本能で、自分より格上の相手に近づかないように作られてるんだ。

そんでその格上の判断材料の一番最初は『存在感』、『オーラ』だ。

 

靈夢さんは、あえてそれを強くすることでほんとは

どこにいるか見えてるしわかるはずなのに『そんな格上のやつに近づきたくない』っていう本能に作用して相手の視界から消えたんだ。

 

 

 

 




氷「なるほど!だからご主人様は視界を分散させてあの巫女に、集中しないようにしたんじゃな?」

そう。攻略法は靈夢を眼中に置かないこと・・
相手の存在感が強くなるなら相手を無視して自分の中での相手の格を
落とせば良いんだよ。

集中すればするほど、存在が認識出来なくなるからね。

氷「なるほどのぉ~、あの時巫女がやけにならんかったら
危なかったの」

うん、さてそれじゃ〆いくよ!
氷・作「「次回もゆっくりしていってねっ!!」

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