東方双雲録   作:天白雲

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はい!!コラボ2回目です。

更新速度遅くてすみませぬ~~~~!!!
なんとか、一日一話目指してるんですけどね・・・・・

どうにも。。。今回はサブタイどうり主役キャラ集合回ですね。
あとは、双覇に新しいナルト技を仕込もうかなと・・・

それでは今回も、
「ゆっくりしていってね!!」



第51話-再開とはじめまして。全知と鎖と結神

「えへへ~~・・・双覇~~♪」

 

ここは、幻想郷・・・

幻と実体の大結界・・・・博麗大結界を八雲紫ほか数々の大妖怪や神が協力(俺も)

して築き、日本の一部を隔離して作られたこの世界は外の世界。俺たちが元々居た世界で幻想となり忘れさられた妖怪や神等の者たちが集まる理想郷だ。

 

「どうしたんだ~?文。もう秋とは言ってもまだまだ残暑があるんだから取材に行って来て涼んできたらどうだ??」

 

この土地ができるまでには、また出来てからも本当にいろんなことが会った。

まずは幽々子が亡霊となって白玉楼の土地に戻ってきた。どうやら『死霊を操る程度の能力』が重要視されて死んだ魂の管理を任せる代わりに亡霊として蘇ったそうだ。

 

後は、結界を築くにあたり祥磨の紹介でレミリアの父ちゃんが来た時はビビった、

フェルと同等くらいの妖力だったからな。妖忌の奴は主人を今度こそ守りぬけるようにもっと修業を積んでいるらしい、なんでも近々孫娘が生まれるのでその子に魂魄流を託して隠居するのが夢らしい。

 

それから、龍神って奴にも初めて会ったな。

よく水墨画とかで描かれる蛇のような胴体に馬鹿でかい顎。腕が二本生えてるような

タイプの奴だった。最近妖怪とかの化け物は全部人間の姿で会ってたから化け物の姿をした化け物はちょっと怖かった。

 

「だって・・・やっと休みの許しをいただけてせっかく家で二人なんですよぅ?

こうやって今まで会えなかった分くっついてないとさみしいじゃないですか・・・・

そ・れ・にぃぃちょっと目を離すとすぐにさつきさんや椛にさらわれてるんですから肌身離さず監視しないと!!」

 

 

 

そう、白玉楼での一件のあと山に戻り俺と文で陽葉に掛け合ってみたところ

「おもしろそうだなっ!いいよ!!」とあっさり許可が貰えたので妖怪の山の全天狗に風の噂をかけてもらい、妖怪の山勢は山ごとこちらに移動した。

(もしかしたら、河童には伝わってなかったかもしれないが)

 

「はぁぁ・・・俺が離れてる時はさつきや天魔様に仕事を頼まれた時か椛達白狼天狗

の訓練のためであって、さらわれてるわけじゃないって言ってるだろ?

それに・・・その・・・この状態だとほんとに、マジでいろいろとまずいのだが。」

 

え?どういう状況かよく説明しろって?

朝起きる→目の前一杯に俺の嫁(文)→びっくりして跳ね起き・・ようとして体が動かない。→よく見たら首に腕が!!??(いまここ)

 

この状況下・・・・男子諸君ならわかってくれるだろう。

相手のいろんなところ(暗喩)がこちらのいろんなところにあたってくるのだ。

まず、間違いなく世のほとんどの男子はある部分が反応しそうになるだろう・・・・

 

 

「あやややぁ~?いろいろってなんのことですかぁいろいろって??」

 

 

「うぐっ・・・え~と、その・・・・・

あっ!!!今日はちょっと椛に哨戒天狗の訓練のことで打ち合わせがあるんだったなぁ~~いそいで、行かないとっ!!!!」

 

一瞬、文がこちらに近づこうとして首の力が弱まった隙に脱出!!!

よしっこれで理性崩壊は免れ・・・たっ!!!!????

 

「ぐふっ!!!」

 

ダッシュで窓に向かうも、風に足を取られてすっ転ぶ。

俺の部屋は若干窓側にベッドがあるので扉に突っ込むよりは窓のほうが近い・・・・

んだけど、うちの家主の前じゃ距離が近かろうが、遠かろうが関係なかったらしい。

 

 

「あややや?逃がしませんよっ!!

しょうこりも無くまたあの狼のところにいこうとしないでくださいよ。貴方は今日から私と二人っきりの時間を過ごすんですから。」

 

ちっくしょう!!!たしかに、一緒にすごせてうれしいけどまさかここまで一気に

文の不満が爆発するとは!!陽葉に直談判して得た有休だって言ってたし陽葉や椛、

はたてが助けに来ることはない。。。

 

「くそっここまでか、俺は普通に甘ったるい生活がしたかっただけなのに・・・」

 

 

「あややや~。こんなに貴方が欲しくなるまで放置していた双覇が悪いんですよ。

私の愛をいい加減に受け取っていただきますよ。(ぱさっ)」

 

うつぶせに倒れていた、俺の体が文の手によって仰向けにされた。

ん?ぱさっ。てそれと衣擦れの音って・・・・・ぼっ!!!(////)

 

「ちょっ!!ちょちょちょちょちょ・・・ちょっと待て文!!!

なんで脱いでんだ!!!!まだ昼間っ!昼間だからっ!!」

 

いや、日が暮れれば良いってわけでもないけどっ!!

て、そう言ってる間にもあぁああああああああ文の胸・・・胸がっ!!!

 

「そんなに、赤くならないでくださいよ・・・・

初心な子供じゃないんですから、半裸程度で赤くなられると・・・・こっちも

恥ずかしくなります。」

 

言葉どうり顔を赤くしながらなおも脱ごうとする文。そして俺の服にも手をかけ・・

やめてぇええええええええ!!!!!!

 

???「え~と・・・おまえら・・。周りの確認と時間帯を考えてそういう事は

しような?」

 

「へ?」

 

お腹のあたりの服がめくられて、涼しくなってるなか

謎の声のしたほうに首を向ける。

 

「よっ双覇!ひさしぶりに来てみたらなんだこの状況。

お前と文ってもうそういうことする関係だったっけ???」

 

えぇ~と・・・執事服?を着た。

俺のよく知る顔の男。

 

「お前・・・・・・・・・・・・・・・祥磨かっ!?

久しぶりって今までどこで何してたんだよ。紫の奴があいつの式探してやらねえから

キレてたぞ・・・」

 

たはは。と笑いながら頬をポリポリかいている祥磨・・・・と

後ろで赤面しつつ・・ちらちらこちらを見ている銀髪の男・・・・・!?

 

「え・えぇと、後ろの君はえっと・・・だれ?」

 

周りの様子に気づいて赤面しながら、走り去っていった文の様子をちらっと

確認しながら祥磨の後ろの少年。青年?に声をかける。

 

「あ。えぇ~と俺は銀野 優と言います。

『鎖を操る程度の能力』を持っていてこの二本の刀。『白牙』と『黒爪』にも

それぞれ『全てを断つ程度の能力』と『全てを斬る程度の能力』が付いています。」

 

銀野優か、原作キャラじゃないはずだし俺らと同じような転生者かな?

それに能力を合計3つか・・・

 

「優は転生者じゃなくて、幻想郷に迷い込んだ外来人らしい。それと

お前ならもう気付いてると思うが3つの能力は同時に使えはしないんだとさ。」

 

なんか呪い?いや、封印かな。

能力が同時に使用できないようになってる。たぶん、向こうの紫あたりがやったんだろうが・・・

 

「あぁわかってる。なんかの封印だろでも能力が封印されてんのはまぁ強力すぎるからわかるにしてもどうしてお前から・・・・霊力を感じ無いんだ?」

 

 

そう・・。普通能力なんてものを持ってる奴は大概霊力が人並み以上にあったり、

少ないなりに扱いがうまかったりするもんだが優からは感じ無い。・・・

 

そう、まったく。

 

 

「えっと・・・それが、良く分からなくて。

自分なりに周りの人にコツを聞いたりして霊力を放出する修業をしてるんですが・・

どうやら俺には霊力とかを使う才能が無いらしくて・・」

 

 

そう言って悲しそうな顔をした優に再度、声をかける。

 

「そっか・・・・なら、霊力が使えない分、

自分自身を鍛えれば良いんだよ。その刀と自分の能力に呑まれないくらいに自分を

鍛えればそれでいいんだ・・俺や祥磨で良ければ訓練相手になるよ。

 

幸いここは、まだスペルカードルールが生み出されてない頃の幻想郷でさ俺も祥磨も

どっちかって言うと弾幕より近接のほうが得意だし。」

 

べつに弾幕が苦手ってことでも無いけど、やっぱり殴ったり斬ったりのほうが

得意だしな・・・

 

「ちょっと待ってくれ双覇、優はどうやらこっちの世界に紛れ込んだようだけど

お前は原因わかんないのか?」

 

 

「たしかに俺はスキマ使えるし、最近は退屈してたけどそれでも椛んとこの

白狼天狗の特訓だったり陽葉とさつきから頼まれたお使いだったりで大変だったんだ

それに、俺はゆかりんにスキマ落としされた時にこっちに戻るためのスキマは開けてもこっちからどこかの世界に行くスキマは作れねえんだよ。」

 

なんか、俺が疑われてる気がしたから一応濡れ衣ってことを

釘差しておく。

 

???「そっか。お前なら世界と世界を『結んで』俺やそっちの優?をこっちの

世界に連れてこれると思ったんだがな・・・」

 

ん?誰か増えたか??

 

「うぉっ!?瞬じゃねえか!!!!

一体いつからそこに・・・いや、そもそもどうしてこんなところに?」

 

「よっ双覇。急に周りの風景が変わってとりあえず、強い神力をたどったら前に会った時よりさらに桁違いの神力になったお前だったとはな・・・。いよいよ俺でも勝てるか怪しいなッ!」

 

ニカッ!と笑って俺の背後を取っていた神。

ほんとにだいぶ昔に会って以来あっていなかった白井瞬はこちらに声をかけてきた。

 

「「・ ・ ・ ・ ・え~と、双覇(さん)?そいつ(その人)一体誰で

どういう関係だ(でしょうか)?」」

 

二人が妙に息のあった重ね声で訪ねてくる。

そ~いや、祥磨にも話してなかったな・・・・・・・

 

「ん?俺の名前は白井瞬だ。双覇とは違う世界で博麗神社の神をやってる種族は

『全知神』っていってこの世の全ての知識をもってる能力は

『知識を司る程度の能力』で知識を授けたり情報や能力の付与。つまりエンチャントができる・・・たとえば、」

 

そういうと、一度外に出た瞬は手のひらくらいの大きさの石と木の棒を

持ってくる。

 

「えと、じゃあやるぞ?『概念付与』<<エンチャント>>粉砕(クラッシュ)」

 

そう呟き、瞬が木の棒で手の中の石にちょんっと触れる。

バコッッ!!そんな感じの音をたてて石は粉々になった・・・・・

 

「まぁ、こんな感じだ・・・

双覇とは前にも一回こっちの紫のいたずらで会ったことがあってそこで知り合った。

お前らは?」

 

 

 

 

 

 

 

・・・・<少年達説明中>・・・・

 

「ふ~ん。一人は俺と同じ被害者もう一人は双覇の友達か。

これからよろしくなっ!・・・それと、今回のこと双覇はなんか知ってんのか?」

 

俺は首を振って否定し、祥磨と優にしたのと同じ説明をする。

 

 

「ふ~ん・・・てこたぁほかにこんな真似ができるやつと言えば・・・

「はーい!!!困惑しているみんなのためにでてきたわよ~。」やっぱてめえか紫!!!!」

 

とつぜん、目の前に例の目玉だらけの空間『スキマ』が現れ中からゆかりんが

現れた・・・・

 

 

「きゃぁ!!痛い痛い・・ごめんなさい!!!勝手に連れてきたのは謝るわよでも、

今は本当に一刻を争う事態なのよ・・・実は・・・・」

 

真剣な顔になったゆかりん、祥磨が来たのは予想外としてもその一大事とやらは

俺、瞬、優の3人を招集しないとどうにもならないってことだ・・・

 

「今代の博麗の巫女。といえば、双覇にはわかるわね・・・・

彼女が今異変を起こしているのよ・・・。」

 

全知神、銀色の髪の剣士、結神、想像と創造の人間。

4人の力を合わせて解決すべき、幻想郷最大の事件がいま・・・・

 

 

 

幕を開けるっっ!!!




はいっ!!!作者の天白雲です!!!!

このコラボ回、どういう流れにしようかと少し迷ったのですがいつも弾幕ごっこ
して終わりだとつまらないと思うので初!オリ異変に挑戦することにしましたっ!!

紫さんがスペルカードに縛られず本気をだしても解決できない・・・
先代博麗の巫女とはっ!?そして本来幻想郷を守るはずの巫女が異変って!!??

なるべく、読み応えのある面白い作品になるように心がけますのでコラボ編の投稿
速度が少し落ちます。それでも、読んでくださる読者の方次回もしばしお待ちください。

ps、ナルト技は仕込むのに目星は付けてるので異変解決中になります!!

それでは感想、評価よろしくお願いします!
これからも有意義な暇つぶしを!!!!!!!!!!!

「次回もゆっくりしていってね!!」

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