戦闘描写がんばって書いていきますよ~~。
それでは、『結神』VS『死神』どんな決着を迎えるんでしょうか!!
本編!!!
「ゆっくりしていってね!!」
「くっ!!はぁああああああ!!!!」
鎌を振るい、強襲してくる丸を
ひたすら結月でいなす。ちっ!!!!!!!!!!!!
「俺と文の速度についてこれるか!?契約解放。射命丸 文!!!!」
ん。なんだ?左手が熱い???
「っとそんなこと考えてる場合じゃないな・・・ふっ!!!!!」
『!?消えた・・・・いや、超高速で飛びまわってるってとこか・・・・・』
ちっ!!もうちょい、消えたことに困惑しててほしかったが・・・
まぁ最初から速度とかよけいなヒント与えちまったしな・・・・・・・
『ふ~ん・・・・たしかに、相手の姿が視認できないほどに早いんじゃ下手に斬りつけらんないし、スペルも使えないな・・・・・』
丸はそう言って、その場に静止して鎌を肩に担ぐ。
おいおい、いいのか。んなことしたら狙い放題だぜ!!!!!
「喰らえ!!!『嵐符』超大玉螺旋丸!!!!」
分身使わずに作ったから威力は落ちるけど、それでも鬼子母神も一撃で鎮めた威力。
これで、俺の『勝ち』だ!!!!!!
『『死符』断罪の鎌。おいおい、まだ戦闘中なんだからこれで勝てる!
なんて考えずに最後まで知力を振り絞って戦わないと駄目だぜ?その『傲慢』は
いつか、お前の大切なものを自分から手放す要因になる。』
丸の持つ鎌から、殺気が・・・
丸が殺気を鎌に付与してるんじゃなく『鎌自体』から殺気を感じる。あふれ出してる力は霊力とも妖力とも違う『ナニか』・・・・
「んなっ!!螺旋丸が消滅した・・・・ぐあああああああああ!!!!!!」
丸の振るう鎌の先端が触れた瞬間、まるでその場には最初から何もなかったかのように螺旋丸は虚無に帰り、丸の放つ霊力弾に被弾する・・・・・・・・・
・・・・・俺の分身が。
「本命はこっちだぜ!!!!『白雲流』疾風狂乱の日照雨(ひでりあめ)」
まぁ、『人鬼』未来永劫斬を白雲流に改造した剣技でスペルにはまだしてないんだよなぁだけど・・・
この技は・・・・!!!!!!!!!!!!
『ふぅ~。そうやって肝心な時に人の能力にたよる『怠惰』・・・
その考え方・・判断はたしかに合理的で敵を『倒す』時には確実な方法だ・・・・・
だが、何かを守りたいと思った時。お前の身、お前の愛する者(物)、大切な想い。
それらを守りたいと思った時もお前は他人の力に頼るのか???
その不完全で歪な力に頼るのか???』
鎌を真下に振るい、俺の刀から繰り出される技を消滅させる。
そして一拍置いて、続けた・・・
『今のお前じゃ、何も守れない。お前の愛する人も物も想いも・・・
確かにお前の言うとおり、誰かを想い。誰かに想われる力『繋がり』の力はどんなに
無力な人間でも奮い立たせてくれる。なんの力も持たない自分に力を与えてくれる。
言い方によってはたしかに最強の力だ。想いに勝てる強さは無い。そして、
想いに劣る力も無い。』
気がつけば、弾幕ごっこの最中というのも忘れ丸の話しに耳を貸す。
『誰かに想われるためにはそれ以上に自分はだれかを想わなければならない。
誰かを想うためにはそれ以上に自分はだれかに想われなければならない・・・・・
想いの力はその矛盾の連鎖だ。そして、その連鎖の中には・・・自分の利益を持ちこんではならない。最初にお前の能力を聞いて荒ぶっちまったけど・・・
生きている間、神になりほぼ無限の時を生きるお前はその無限の時間の中に自分の利益をもちこめない。ただの一時も自分を想ってくれたものに疑惑を抱いてはいけない
疑惑を抱いた瞬間、全ての繋がりの連鎖は壊れる。』
そう言った丸はある意味死ぬことを強いられてる俺よりもキツイ能力だ。
と言い、再度問う。
『結神、白雲双覇・・・お前は俺に立ち向かえるか?
その不完全な力で、最強で最弱な力で罪・・欲を斬り裂く俺に立ち向かってこれるか
???・・・・・
お前は、死ぬことを恐れないで刃の欠けた刀を振るえるか?』
その問いに対する答えはもう決まってる。
「あぁ。たとえ、繋がりが最弱の力だろうと俺はその両刃を握りしめてでもお前や
目の前の障壁にぶつかっていくさ。
俺は一人じゃ何もできない堕落した『怠惰』な生き物だ・・・でも俺は文に出会った。文のためなら必敗の戦だろうと喜んで赴くさ。」
俺の弾幕は全部無効化されるのかも知れない。
けど、俺は戦わなくちゃならない・・・・幽々子に訪れる災厄を退けるために。
文との約束を守るために。
『そうか、ならもう何も言わない。弾幕ごっこ再開だぜ!!!』
今の状況は、丸 残り被弾数 5 残りスペルカード 2
スペル 『断罪の鎌』であいつの鎌に俺の弾幕が触れると消し飛ばされる。いや、
『傲慢』、『怠惰』って言ってたから恐らく斬れるのは『七つの大罪』・・・・・・
「『憤怒』、『嫉妬』、『強欲』、『怠惰』、『邪淫』、『暴食』、『傲慢』
の七つで構成された人が堕落し、罪を犯す7つの要因のことお前の鎌はその7大罪を
断罪できるってことかよ!!!」
それに対し、俺 残り被弾数 5 残りスペルカード 2
文との契約解放は解除してないから、超速飛行は可能だけどそれだけじゃ無理だ。
『そっちから来ないなら俺からだ!!!
『死符』風前の灯火。』
思案してるうちに丸が人魂型の弾幕を作り出す。
動きはゆっくり目だが、何分数が多い・・・しかも、一個ずつ追跡してくる。
「くっ!!はぁっ!!!ぐっ!!くそぁっ!!!」
刀で薙いだり、霊力弾で相殺したりするが一向に数が減らないむしろ増えてる。
くっそ!!だんだん、イライラしてきた・・・
「がぁあああああああああああああああ!!!!!埒が明かねえ!!!
『神域』白雲式多重結界・狼!!」
妖力を解放する。体中に黒い体毛が生え、ふさふさな尻尾、頭のてっぺんには獣の耳
爪も伸び犬歯が発達する。
『っっ!!こいつは驚いた。それがお前の妖怪の部分・・・変化した状態か。
まさか紫以上の妖力を持つ化け物に会えるとは思わなかった・・・でもだめだぜ??
もうちょい冷静に戦況を見据えなきゃ・・・イライラして周りが見えなくなる・・・
それはもう立派な大罪『憤怒』だ!!!』
鎌が結界に触れ一気に割れる。。
マズイ!!!しっかり維持しねえと!!!!!
「がはっはぁはぁ・・・・なんとか・・5枚は残ったな・・・」
完全停止が間に合わず、2、3発被弾してしまったが
なんとかそのほかの弾幕は結界に閉じ込めたついでに丸もな・・・
「んじゃ、丸から奪った霊力も俺の霊力弾として展開して・・・
一気に解放する!!!『結刃』結界爆散陣!!!!!!!!!!!!!」
結界5枚をたたき割り、出来た破片+丸自身が作った分と俺が上乗せした分の圧倒的
量の霊力弾。回避できるすき間は皆無と言ってもいい。
『なっ!!急に動けるようになったとおもったら、なんて量の弾幕だよ!!!
はぁっ!!でりゃぁあ!!』
断罪の鎌を振るい、射程距離内の弾幕を一掃してはもう一度振るうを繰り返す丸。
たしかに、俺の弾幕は全方位に広がる波状攻撃だから明らかに当たらないのは無視するのが一番だ。でも・・・
「『結い』弾幕+雲母策士丸。」
唱えた瞬間、丸の横を通り過ぎて行ったはずの弾幕が全て背後から襲う。
さすが、と言うべきかすぐに反応し、そちらも薙ぎ払うが全ては無理があり・・・・
『ぐあぁあああああああああああああああ!!!!!!!』
呻きとともに霊力の渦に呑まれ、策士丸の姿が一瞬消える。
何発被弾したかが気になるけどそれよりも安否のほうが心配だ・・・・
「非殺傷弾幕とはいえ、あの量はやりすぎたかな・・・
確か弾幕ごっこのルールの中にあきらかによけきれないものは反則ってのが会ったような・・・・お~い丸~~・・・・・ぐふぅ!!??」
『ハァ・・ハァ・・・戦闘中に相手の心配をしてる場合か???
心配しなくても生きてるし反則負けなんて形じゃ終わらせねえよ・・・・・・
『冥符』死葬ノ倶利伽羅・序』
完全に油断していた俺は、どうやら丸が放った炎に被弾したらしい・・・
そして、最後のスペル宣言これで倒しきられなければ俺の勝ち。
「は・・はは。なんだよその剣は。」
いや、実際に知らないわけじゃない丸の鎌が剣に変化して驚いたは驚いたが・・・・
どこまでも鋭くとがり切っ先に向かうにつれて細くなりまるで大蛇か竜のように大剣全体にからみついている爆炎・・・
『俺のラストスペル。不動明王の持つ罪を焼き浄化する倶利伽羅剣だ。
ちなみに、さっきので俺も被弾数4発だ。つまり、もうこいつでこの勝負はおしまいだ!!!』
片手では確実に無理、両手でも持て余すんじゃないかと思われる倶利伽羅を
居合のように構え、とんでもない速度で振りぬく丸。
「っっっっっっっっっっっっ!!!たしかにすげえな・・・・
ならこっちもラストスペル。宣言するぜ!!!
『神技』人妖一対の理。」
宣言すると、俺の体毛はひっこむただし尻尾と耳は生えたままだし
黒く染まった髪の色も一部が白髪に戻る。
『なんだ、その中途半端な変化は・・・・』
「なんてことはねえよ、半分妖怪を残したまま人間の部分も表に持ってきただけだ
さて!じゃあ本気で斬るぜ!!!はぁぁ!!!!」
結月に青白い輝きが灯り、刀身に満ちていく。
大上段に構えたソレを思いっきり振りぬく!!!!!!
俺の霊力をしこたま込めて放ったその爪は爪痕を4つに増やし、
能力も少し込めてあるからある程度相手を追跡する・・・・・・・・
『うぉお!!さっきよりやべえ・・・・だが!!!!はぁぁああああああああ!!!!!!』
倶利伽羅から発せられる炎は一層激しい火柱を上げ、龍を飲み込み
焼き払うだんだんと俺のはなった斬撃はまとめて焼かれ、消えた・・・・・
「だが、まだだ!!!!!はぁっっっ!!!」
大剣を振るい、丸の視界がつぶれた瞬間に
さらに結月を腰に構え、横払い、縦払い、袈裟斬り・・・・・数10の斬撃を
振るい飛ばす。
『!!??っっモードチェンジ!!!『冥符』死葬ノ倶利伽羅・破』
すると、両手でも振りまわすのは困難そうだった倶利伽羅は二つに分かれ
丸の両手に収まり片手で扱いやすい双剣になった、大剣時の緋色の爆炎とは違いこちらは目も覚める蒼の焔が煌々と燃え滾っていた。
「はぁ!!??武器の形態変化とか・・・・ちっ!!!
うぉおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
さらに結月を振る速度を上げる、もう音速はとっくに超えて光速に近くなってると
思うが文の能力で周囲への被害は抑えてるし俺の体もこの程度じゃ壊れない。
『これで!!!おわりだぁあああああああ!!!!!』
策士丸がこちらの放った数千の斬撃全てをはじき、
倶利伽羅を大剣に戻し襲ってくる。
ガキィイイイインッッッッッッ!!!!!!!!!!
『ちっ!!防がれたか・・・・なら・・・・!?動かない!!!???』
「あぁ、たったいま能力で俺とお前の体を結んだ。
俺が動かない限りお前も動けないし、武器同士も結んだから攻撃もできない。
そして・・・・上を良く見てみろよ!!」
『上??・・・・・・なにっ!!!!?????』
俺と丸の上空には丸がはじいた斬撃が一か所に集まり、黒と白の混ざりあった球体。
そして、爆発し無数の弾幕になって降り注ぐ。
「勝負は最後まで焦るべきじゃないぜ死神!!あの攻撃を防ぎきったんだから勝ちだなんて、それこそ『傲慢』ってやつだ最後はアレをくらってどっちが起き上がれるかにしようぜ・・・」
『ふっ・・・まさか最後に自分が教えたことで逆転されるなんてな・・・・
いいぜ!受けて立つ!!!』
そして、その黒と白の流星群は俺達の立つ地上に降り注ぎ。
同時に被弾数、残りスペルカード0をカウントした。俺と策士丸は同時にぶっ倒れた
・・・
はい!!コラボ編2話目となりました。
どうでしょうか・・戦闘シーンはうまく皆様につたわったでしょうか??
不安でしょうがありません。
今回2回目のコラボを許可してくださったgenkoさん。本当に毎回感想も送っていただき感謝感激です。
次回位でコラボ回が最終回でしょうかね・・・
となると、西行妖編ももうすぐおわらせないとな~・・・一番早いような・・・・
はい。それではこのへんで、感想、評価よろしくお願いします。
これからもよりよい暇つぶしを!!
「次回もゆっくりしていってね!!!!」