東方双雲録   作:天白雲

56 / 114
はい!コラボ編2話いってみよ~。

さっそく本編!!今回も

「ゆっくりしていってね!!」


第46話-死神と結神。①

「ふ~ん。んじゃああんたは別の世界から来たってこと?」

 

 

「あぁ、向こうの世界の紫に落とされたらしい・・」

 

 

あのあと、二度寝からさめた俺の腹の傷は良い感じに回復していた。

俺自身が半妖なのも関係あるだろうけど八意印の傷薬のおかげらしい・・・・・

 

(八意先生マジぱねぇ・・・)

 

 

『あのグータラババァ・・世界が変わってもやることなすこといっしょだな。。』

 

結局、酷い折檻は喰らって傷だらけ&何回か死んだらしく霊力の上昇が見れた。

(しっかし、それでも一切愛情線がぶれてないあたりバカップルだな・・・・・・)

 

「にしても・・・この焼き魚も味噌汁もうめぇ!!!

霊夢~~作り方教えてくれ~~~~~~~~~~~~~~!!!!」

 

塩加減とか案外難しいんだよな~・・・

こんなうまい飯を毎日食える丸がうらやましい・・・・

 

 

『すまないが、霊夢の料理の味付けはほぼ天武の才の直感だからな・・・

教えられないと思うぞ???』

 

 

まじかよ・・・・・

もう、能力でよくないか・・・直感。

 

「そっか、そいつは残念だな。。

さて、んじゃあどうすっかな~~~~~~・・・。」

 

ここに落とされた理由が俺自身のレベルアップのためと言うのはわかる。

だが、だれとどう戦えと言うのか・・まぁ相手はわかりきってるか・・・・・

 

 

「なぁ。丸・・・俺と勝負してくれないか??」

 

 

『んっ?どうしてだよ・・・。お前が何か罪を犯したとか、異変を起こすってんなら

本気で殺しにかかるけど。。。』

 

 

あぁ・・なるほど、戦闘好きタイプじゃなく理由がないと戦闘できない感じか・・・

なら!!!!!

 

ふっ!!!!!!!!!!!

 

 

『なっ!?神社が!!!!』

 

 

「なら、起こそう。その異変ってやつを!!!

『神影異変』ってとこかな?」

 

まぁ実際やったのは、神社を影に鎮めただけなんだけどな。

フェルの能力はほんと便利。

 

 

『そこまでして、俺と戦いたいなら相手になるぜ!!!!』

 

鎌を手に持ち、例の骸骨(お面)をつける丸。

なんか後ろで霊夢が「ちょっと!丸!!」って言ってるし自分は参戦してこないから

俺が神社を隠しただけだってのは霊夢にはばれてんな・・・

 

 

「うしっ!!あぁそうだ、弾幕ごっこで決着つけるんだよな・・・・

んじゃ『具現』スペルカード」

 

スペカ×5枚召喚。

そして、即座に思いついた弾幕をスぺカに込める。

 

「あれ、そういえば俺の刀が・・・・・

あっ霊夢。ありがと~~~~~~~~~~~~」

 

異変を起こす(起こしたw)首謀者のくせに博麗の巫女から気さくに武器を

受け取る俺。

 

 

「よしっ!!準備オーケーだ。

スペルカードは5枚ずつ!!!被弾数は6!!!お互いの本気でいこうぜ!!」

 

実際、スペル5被弾6での弾幕ごっこは使用できるスペルの数も被弾していい数も

普通のと比べて多い。多すぎると言っても良い。

 

 

『人様の住むとこ消し飛ばして異変を起こすとか言っといて、何をスポーツマン

シップ見たいなこと言ってやがる。あの、神社を消したらどうなるか位、お前にも

わかってんだろ!!!』

 

確かに、丸の言うとおり(言ってはいないが・・・)博麗神社は、この幻想郷と外の世界を隔離している幻と実体の結界。『博麗大結界』その結界を管理するのが

『博麗の巫女』でありソレを保つのに最重要な場所が幻想郷のほぼ真ん中に位置する

『博麗神社』だ。

 

 

「まぁな~。さて、首謀者きどりも飽きたしネタばらしをすると・・・・・

確かに、博麗神社は消失させたがそれはあくまで影の中に隠しただけだ。無くなったわけじゃないし、結界のほうは俺の能力で崩壊することは無い。」

 

 

影に神社を沈ませた瞬間、ちょっとだけひずみがあった気がするけど紫も気づかないくらいのわずかなものだし今は俺がこの地と結びつけてるから俺の霊力で保ってられる。

 

 

『つまり、お前にはこの幻想郷をどうこうする気はないと?』

 

 

「当たり前だろ?現にスキマ妖怪も霊夢も特に俺に攻撃してこないだろ。

まぁでも、せっかくやる気になってるんだからそのまま戦ってくれよ。。。」

 

 

特に霊夢なんか、もう結界の管理の仕事から一旦解放されてるから

縁側ですんげえのびのびしてる・・・

 

 

『あぁ。せっかくだし乗せられてやるよ・・・・

霊夢の仕事が一時的にとはいえ減ってすんげえ可愛い表情してるしなっ!!』

 

 

「うぉっっっ!!!!!!!!!!!」

 

 

両手に持つ鎌を振るい、修羅のごとく襲いかかってくる丸。

骸骨から怪しげな光が放たれ(てるように見える)超怖えええええええ!!!!!

 

 

「ぐっ!!がっ!!!」

 

しゃべることもできないし、無言で鎌を振るう骸骨仮面男。

斬り裂かれる直前に結月を引き抜き受けるが相手の鎌のほうがリーチもあるしその分

振り下ろされる力が強い。必然、こっちが劣勢となる

 

 

『んじゃあ、殴りあってても弾幕ごっことも言いにくいしそろそろスペル宣言するか

!!!『死符』死神舞踏!!!!』

 

突如として振るう鎌を一瞬止め、また振るいだす。

だがすぐに再開、それまでの狂気染みたものではなく舞うように至極冷静に俺の動きを封じるように振るう・・・

 

 

「だぁあああ!!!畜生!!よっ!ふっ!、んなっ!?弾幕も出んのかよっ!?」

 

鎌を避けると避けたはずの軌跡から弾幕が大量に放出される。

このままじゃ、埒が明かねえ俺も一発目やるか!!!!!!!!!!

 

「俺も一枚目!!!スペル宣言

 『神斬』神を断ち切る龍の爪!!!!!!!!!!」

 

結月龍爪に霊力を込め、刀身が青白い光で満ちる。

そして上段に構え振り下ろすと同時に溜めた力を斬撃に変え放つ。

 

青白く巨大な龍の爪は3本の爪痕を残し、

丸の放つ弾幕の全てを飲み込んで消し飛ばした。

 

 

『んなっ!!まじかあの量の弾幕を消し飛ばすなんて・・・・

まぁ・・・本命はこっちだけどな『死符』隣り合わせの死!!!!』

 

2枚目のスペル詠唱とともに、俺のま隣りに黒い小さいスキマのようなものが現れ

そこから一気に大量の霊力弾が吹き出してくる。チッ!!!!

 

「くそっ!!これはよけきれねえ!!!!」

 

なす術もなく、被弾する俺。

 

 

『よっしゃ!まずは被弾数1だ!!!

ぐふっ!!!!!??????????????』

 

おぉ・・・まさかのうめき声もちゃんと書いてくれんのな・・・・

まぁちなみにやったのは単純で一発目を避けるのを諦め被弾して爆風と弾幕の嵐に身

を隠して、能力で接近背後から霊力弾を当てただけだ。

 

 

「おう。俺も被弾数1だぜ!!」

 

丸が苦々しげな顔で、振り向き鎌を構えなおし

瞬間。口の端をニヤッと釣り上げ・・・・・・・来るっ!!!!!

 

 

残り被弾数・・・5

 

残りスペルカード・・・4

 

俺と死神の俺にとっては初めての弾幕ごっこが幕を上げた。・・・

・・・・

 

 




はい!!!今回から策士丸との戦闘です!!

相変わらずの戦闘描写は超絶苦手で盛り上がりに欠けますが一生懸命書きます!!!
あと、今回双覇が異変(w)の首謀者(www)になりましたね。

霊夢が縁側でのんびりしてる画は恐らくとんでもなく
可愛い画なのでしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでは!!感想、評価よろしくお願いします!!!
これからも有意義な暇つぶしを!!!!

「次回もゆっくりしていってね!!」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。