東方双雲録   作:天白雲

20 / 114
はい!前回強引に都市編を終わらしてしまいすいません!作者です。

今日も今日とて前書きに書くことが見つからない・・

すらすらと出てくるほかの作者さんがうらやましいです。

さて、それでは

「ゆっくりしていってね!」



古代都市編終了!諏訪の国編開始!!
第13話-漂う先には諏訪の国!?


 

 

「ん!んぅ~~。くぁあああああ~~。よく寝た。。」

 

 

 

あの日、永琳達が月に行ってから大分、月日が経った。いちいち覚えるのも面倒だし

この時代にはまだ暦もないので、よくは思い出せないが、

 

 

「ん~、あの花が枯れて、咲いてを300回くらい繰り返した気がするから、

もう300年経つのかな?」

 

 

ほんとに何もなかったな。この数百年・・いつまでたっても人類はアイアイだったし、

 

 

「でも、それも今日までだ!!まだだいぶ遠くにあるけど村が見える!!つまり

やっと人類が進化したんだ!!」

 

 

おれは、喜び勇んで猛ダッシュした。それはもう、足がもげるくらいに。

でも、そのおかげでぎりぎり深夜あたりには付いた!

 

 

「あっるぇ~~??ここまでの距離100㎞はくだらなかったはずなのに。

おれの体。まじで人間やめてるよなぁ・・・」

 

 

ものすごく泣きたい気分だった。 いや、自分の体がとうに人間じゃないことや、

化け物だってことはわかってるつもりだった。でも。ね?自覚するとこうもきついのか・・

 

 

(な~にを馬鹿げたことにセンチメンタルになっておるのじゃ?ご主人さま。)

 

 

「うぉ!!だ。だれだ!!!」

 

 

(誰だ。とはなんじゃ。失礼な!数千年前にその身に封印したきり、解放せずとはどういう了見じゃ!!)

 

 

「ん?その口調?・・まさか、氷柱か?お前どこに居んだ?」

 

 

(やっと、理解しおったか。わしならおぬしの精神の中じゃ。さっさと瞑想して、

わしをここから出してくれ。退屈で敵わん)

 

 

 

「オーケー。(すっ)え~と。氷柱が目の前に現れるイメージで・・・」

 

 

すこし、精神を集中・・。何秒かして目をあけるとそこには。

 

 

 

「ふぅ~。やっと出てこれたのじゃ。数千年ぶりじゃの!ご主人さま。」

 

 

 

おれは、お。おぅとだけ話して、背を向けた。冷静になってよく見たら、驚くほどに可愛かったからだ。そして、とんでもないほどの妖気。

 

 

 

「無意識の内に封印してて、よかった。こいつの存在をすこしでも解放してたら、

あの都市から追い出されるところだった。」

 

 

+祥磨が妬みで人殺しになるところだった。

 

 

 

「どうしたのかの?ご主人さま。わし。どこかおかしいかのぉ~・・・」

 

 

そう言った氷柱は上目使い+ウルウルと言う黄金コンボを炸裂させていた。

 

 

「いや、そうじゃないが・・。ちょっと動くなよ?。」

 

 

忠告をして、氷柱のおでこに触れる。霜焼けしそうなほどに低い体温は、みるみるうちに熱を帯び、すっかり人間と同じ体温になった。

 

 

「なんじゃ?ぽかぽかするが・・・。なにをしたのじゃ?」

 

 

その疑問に俺は答える。

 

 

 

「別に大したことはしてねえよ。俺の契約の力はなにも借りるだけじゃない。与えることもできるんだ。

 

お前には、人の証である『霊力』をお前の妖力を覆い隠すように、与えただけだ。

ここの国は人の国。妖怪禁制だからなw。でも、さすがにばれるかも知れないから

 

できるだけ、妖力を隠すように霊力の練習と妖力を隠す練習をしとけ?」

 

 

それだけだ。と話をまとめた。氷柱は一応、理解できたらしく「わかったのじゃ!」と元気よく答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日は、深夜まで氷柱の特訓につきあい。朝方に眠りについた。

 

 

 

 

 




はい。今回はいつもより若干短めになってしまいました・・・。

次回はなるべく、読み応えのある量を書ききりますので、どうかお許しを!!

さて、それでは「次回もゆっくりしていってね!!」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。