今日も今日とて前書きに書くことが見つからない・・
すらすらと出てくるほかの作者さんがうらやましいです。
さて、それでは
「ゆっくりしていってね!」
第13話-漂う先には諏訪の国!?
「ん!んぅ~~。くぁあああああ~~。よく寝た。。」
あの日、永琳達が月に行ってから大分、月日が経った。いちいち覚えるのも面倒だし
この時代にはまだ暦もないので、よくは思い出せないが、
「ん~、あの花が枯れて、咲いてを300回くらい繰り返した気がするから、
もう300年経つのかな?」
ほんとに何もなかったな。この数百年・・いつまでたっても人類はアイアイだったし、
「でも、それも今日までだ!!まだだいぶ遠くにあるけど村が見える!!つまり
やっと人類が進化したんだ!!」
おれは、喜び勇んで猛ダッシュした。それはもう、足がもげるくらいに。
でも、そのおかげでぎりぎり深夜あたりには付いた!
「あっるぇ~~??ここまでの距離100㎞はくだらなかったはずなのに。
おれの体。まじで人間やめてるよなぁ・・・」
ものすごく泣きたい気分だった。 いや、自分の体がとうに人間じゃないことや、
化け物だってことはわかってるつもりだった。でも。ね?自覚するとこうもきついのか・・
(な~にを馬鹿げたことにセンチメンタルになっておるのじゃ?ご主人さま。)
「うぉ!!だ。だれだ!!!」
(誰だ。とはなんじゃ。失礼な!数千年前にその身に封印したきり、解放せずとはどういう了見じゃ!!)
「ん?その口調?・・まさか、氷柱か?お前どこに居んだ?」
(やっと、理解しおったか。わしならおぬしの精神の中じゃ。さっさと瞑想して、
わしをここから出してくれ。退屈で敵わん)
「オーケー。(すっ)え~と。氷柱が目の前に現れるイメージで・・・」
すこし、精神を集中・・。何秒かして目をあけるとそこには。
「ふぅ~。やっと出てこれたのじゃ。数千年ぶりじゃの!ご主人さま。」
おれは、お。おぅとだけ話して、背を向けた。冷静になってよく見たら、驚くほどに可愛かったからだ。そして、とんでもないほどの妖気。
「無意識の内に封印してて、よかった。こいつの存在をすこしでも解放してたら、
あの都市から追い出されるところだった。」
+祥磨が妬みで人殺しになるところだった。
「どうしたのかの?ご主人さま。わし。どこかおかしいかのぉ~・・・」
そう言った氷柱は上目使い+ウルウルと言う黄金コンボを炸裂させていた。
「いや、そうじゃないが・・。ちょっと動くなよ?。」
忠告をして、氷柱のおでこに触れる。霜焼けしそうなほどに低い体温は、みるみるうちに熱を帯び、すっかり人間と同じ体温になった。
「なんじゃ?ぽかぽかするが・・・。なにをしたのじゃ?」
その疑問に俺は答える。
「別に大したことはしてねえよ。俺の契約の力はなにも借りるだけじゃない。与えることもできるんだ。
お前には、人の証である『霊力』をお前の妖力を覆い隠すように、与えただけだ。
ここの国は人の国。妖怪禁制だからなw。でも、さすがにばれるかも知れないから
できるだけ、妖力を隠すように霊力の練習と妖力を隠す練習をしとけ?」
それだけだ。と話をまとめた。氷柱は一応、理解できたらしく「わかったのじゃ!」と元気よく答えた。
その日は、深夜まで氷柱の特訓につきあい。朝方に眠りについた。
はい。今回はいつもより若干短めになってしまいました・・・。
次回はなるべく、読み応えのある量を書ききりますので、どうかお許しを!!
さて、それでは「次回もゆっくりしていってね!!」