東方双雲録   作:天白雲

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前回、なにやらおかしなことになった双覇くん。どうなるんでしょうねえ
現在もまだ狂ってるのでちょっとここにはよべないんですよw

前書きもみじかめに、もう本文にいきましょう。

それではゴーッッ!!



第七話-白雲、祖神と相い対す。

 

 

・・・<スサノオ視点>・・・

 

 

「かはっ!!ぐほっ! げっほっげほっ!!!  ハァっハァっ」

 

 

 

な、なんなんだ?あの化け物は!!

父上の話では『白雲双覇』は半人半妖のどっちつかずの存在という話ではなかったのか!!

 

 

「相手が妖力を持つ妖怪である以上俺のほうに分があるはず。なのに、今のこの状況は。。

ちっくしょおおおおおおお!!!

 

はぁああああああああああああああ!!!!!」

 

 

相変わらず奴からは、近づきたくも無いほどに禍々しい妖力が漏れ出していた。

だが、ここで俺が食い止めなければ誰が『高天原』を守るのだ!!

 

父上は母上の看病をしているはず。俺が止めるしかないのだ!!!

 

 

 

・・・<双覇視点>・・・

 

アハハハハ。コレガ神ノ力だと?笑わせル。

 

 

「アハハ。ソンナヒンジャクナチカラデナニヲマモッテルンダ???

 

オマエマダマダヨワイナ?モットタノシミタイ。セッカクオモテニデテコレタンダカラ!!!」

 

 

 

ボキっ!バキっ!バキャっ!と鈍い音が響き渡る。目の前のスサノオは紅く染まっていく。

ふ~ん、神といってもこの程度カ。期待はずれだがバキバキするのもタノシイな。。。。。

 

 

 

「モット!!モットモットモット!!!モット『ボク』をタノシマセテクレヨ!!!!」

 

 

アハハハハハ!!!全力をダスッテ、スゴク。スゴクスゴクスゴクスゴクスゴクスゴク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タノシイ!!タノシイ タノシイ タノシイ タノシイ タノシイ タノシイ タノ

 

シイ タノシイ タノシイ タノシイ タノシイ タノシイ タノシイ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アレレ??モウムカッテコナイノ??ネェ?『イクサガミ』??ネェネェネェネェ

ネェネェネェネェネェネェ  ネエ!!!!!!

モットタノシマセテヨ!!!セッカクデテコレタンダヨ!!!!

 

オキロ!!!モット『ボク』のアイテヲシロオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

スサノオが倒れ、玩具の無くなった瞬間。近くに異常な霊力を感じた。

いや、この霊力には覚えがある。コレは多分・・・

 

 

 

「いやはや、双覇が力を使いこなせるように修行させるつもりでスサノオを送ったはずが、まさかここまで育っていたとはな。」

 

 

 

「アッハ!ツギハ キミガオモチャニナッテクレルノ?? イザナギ?」

 

 

ボク ノ マエニハ マエニ会ったトキトハ アキラカに雰囲気がチガウ イザナギガイタ。

 

 

「ああ。今回は俺も本気でいかせてもらう。前に知りたがってた能力も使って本当の全力でな!!」

 

 

「ソッカーーーーー!!!!。チャント ボクをタノシマセテヨ???」

 

 

「楽しめる余裕があると良いな。   はっ!!!!!!!!」

 

 

イザナギはボクに霊力弾を放った。それも、速度ばっかり追求して威力の無い弾ばっかり。

 

 

「フザケテルノ?? ゼンゼンタノシクナイヨ!!!!!!!!(だんっ)

 

 

ハァアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

 

 

ボクは妖力を放出して、弾幕を消した。目の前にはいまだイザナギが仁王立ちしている。

 

イザナギに向かって一気に跳躍し、思いっきり殴りかかった。これで終わり歯応えの無い相手ダッたな・・・・・・

 

 

 

「グハァ!!!!!!!!ゲホっゲホっ!!!! な。。何でボクが殴られて・・・」

 

 

「ふぅ~。スサノオ。俺が今からこいつを戦闘不能にする・その隙にオマエの能力でこいつから妖力を断ち切れ。」

 

 

 

「はっはい!!」

 

 

 

スサノオのヤツ イツノマに。しかも2人懸かりではなくあくまでイザナギだけで相手するらしい。

 

 

 

「ボクをナメルナアアアアアアアアアア!!!! 今のだってただの偶然だ。コノボクが1人の神程度にイイイイイイイイ!!!」

 

 

物理がだめなら妖力で押しつぶす。シネエエエエエエエエエエ!!!!!

 

 

「ぐほっあぁああああ!!!かはっ、ごほっげほっ!!!」

 

 

「うるさい。喚くな。イザナミの体に障るだろうが。あと偶然な訳あるかよ コレで理解できたか??」

 

 

妖力が使えなかった!!??な、なんで体が意思に反して抵抗をヤメヨウトシテル。

 

イヤダ。コワイ。怖い怖い怖い怖い怖い!!

 

 

「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!。

 

くるな繰るな繰る無くルナくるな繰る無くルナくるな繰る無くルナくるな繰る無くルナくるな

 

くるなあああああああああああああああああああああ!!!」

 

 

だが、イザナギは歩みを止めない。

 

 

「やっと、神に対する正常な妖怪の反応になったな。 でもまぁとりあえず気絶するまではやめない」  

 

 

その後は。『どかっ』、『ごきっ』、『バキャッ』って音がして意識を手放した。

 

 

 

・・・<スサノオ視点>・・・

 

す、すごい!あの化け物をぼこぼこにしてるのもそうだけど、いったい父上の能力は何なんだ??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいつ相手に一切霊力を使わないなんて・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく呆然としていると父上から合図が来た。ここからは俺の仕事だ。

 

 

「天叢雲剣よ。この物の邪悪なる力を『断ち切れ』!!!」

 

 

詠唱を唱え剣を振る。俺の能力は『万物を断ち切る程度の能力』。

天叢雲に断ち切る対象を詠唱し降れば、どんなものでも切り伏せることができる。

 

父上に聞いたところ俺は神ではあるが、人間にも近い存在らしい。『現人神』というわけでもなく、

分類はむずかしいそうだ。だから俺は司っているものは無いあえて言えば『斬撃を司る程度の能力』だろうか?

 

 

「あ。父上この妖力はどうすれば?」

 

 

「力だけでは何もできまい俺が預かる。はぁ!!!!」

 

 

次の瞬間には、父上の手のひらに黒い球体が握られていた。

 

 

「あとは、双覇を看病してやれ。お前の能力ならば俺より向いてるはずだ。

それと目を覚ましたら俺のところに通してやれ。」

 

 

 

そう、言伝を残し父上は『高天原』に黒い球体と共に上っていった。

しかし、父上の能力とはなんだったんだろう??

 

 

 

 




はい。皆さんお疲れさまでした。今回スッゲエ読みにくくてすみません。
イザナギは超強いですね~~。

能力のヒントは双覇の体が意思とは裏腹にイザナギに抵抗をやめたってことですか
ね。

それでは!また次回!!!!

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