ゴールデン*ラビットガールズ!   作:ルヴァンシュ

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 授業篇第8回への繋ぎとなる回です。短いので気軽にどうぞ。


※告知事項※

・何かあればここに書きます。


松原穂乃花と飛行訓練 その1

【第球話】

思い出し玉騒動

 

 

[001]

 

 ――いよいよ今日の午後からは飛行訓練。待ちに待った者も居れば、不安で押し潰されそうな者もいる。

 箒に乗っての飛行は知識も大切だが、それ以上に直感と経験、そしてセンスが必要となる。知識に偏ったレイブンクローでは、軽くお通夜ムードになっていた。

 

 以下、朝食の席での会話パート。

 

 

《Table Hafflepuff》

 

「飛行訓練か……面白そー! 燃えてきた!!」

 

 チャーハンを掻き込みながら陽子が言う。

 

「別に燃えてはこないけど……でも、魔女と言えば箒よね! 箒で華麗に空を駆けて、空からキラキラと光る星の魔法をかけるの。空から雪のように降ってくる綺麗な光の粒……ロマンチック!!」

 

 綾が目を輝かせて言う。

 

「光の粒……いいわね!」

 

 琉姫が賛同する。

 

「きらきらとした光が舞い散る中、それを不思議に思った森の動物さんたちは、パーティー会場から抜け出すの。……でもそれは恐るべき狼さんの罠で、捕まったうさぎさんにあんなことやこんなこと――はっ!!?」

 

 一頻り妄想を終え正気に戻った琉姫が、慌てて辺りを見回す。

 

「「「「「うわあ……」」」」」

「あああああああ!!!」

 

 琉姫の前方、及び右隣、右斜め前、左隣、左斜め前に座っている方々の反応である。ドン引きもいいとこだ。

 叫んで誤魔化そうとする琉姫。しかし、もう遅い。

 

「る、琉姫……お、お前……」

「ち、違うの!」

 

「な、なんて破廉恥な///」

「ご、誤解よ!」

 

「いやあ、流石の私も引くわ」

「や、やめて!」

 

「今のは琉姫ちゃん、ちょっと……」

「り、りーちゃんまで!?」

 

「る、るきちゃん、いやらしい……」

「あ、ああああああああ!!!」

 

 陽子、綾、香奈、悠里、小夢の反応。

 まあ、琉姫が悪い。

 

「ち、ちちち、違うのっ! こ、これは! しょ、しょ職業病でっ! そ、その!」

「「「「「いやらしい……」」」」」

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 机に突っ伏す琉姫。皿の中身が溢れそうになった。危ない。

 

「騒がしいわね」

「どうしたの〜?」

「何か面白いことかしら?」

「なんかあったか?」

 

 さらに隣に座っていた紗路、萌子、千夜、直も参戦。

 

「な、なんにもないわよ!! ふ、ふふふ!」

「何かあったようね」

「全然誤魔化せてないぞ……」

「?」

 

 だが幸い、取り敢えず彼女たちは知らないまま終わった。琉姫以外の5人も、流石にこれをバラすのは可哀想と思い、バラさなかった。

 

 ……しかし。

 

「琉姫ちゃん」

 

 千夜が席を立ち、琉姫の耳元で囁いた。

 

「……いやらしい」

 

「!!!!!!!! な――な――」

「ふふっ」

 

 硬直した琉姫を置いて、千夜は再び自分の席に戻った。

 彼女だけは、聞こえていたのだ。

 

(琉姫ちゃんのあの顔……可愛いわ♪)

 

 新しいおもちゃを見つけたかのようなその瞳は、爛々と輝いていた。

 

 

《Table Gryffindor》

 

「飛行訓練と言えば、私たち学園生活部の本領発揮だよ!!」

「ものを食べながら喋るな」

「あうち」

 

 一方こちらはグリフィンドールのテーブル。

 

 フレンチフライを頬張りながら叫ぶ由紀に隣の胡桃がチョップ。

 

「もう、くるみちゃんってば暴力的だな〜。そんなに暴力的だと、いいお嫁さんになれないよ?」

「やかましい!」

「とにかくさ! 飛行訓練の成績上位陣は、くるみちゃんもみーくんとで埋め尽くされる筈だよ!」

 

 今度は何も含まずに言う。

 

「どこからそんな自信が出てくるんですか」

 

 美紀が呆れたように言う。

 

「ふふん、だってくるみちゃんもみーくんも、運動神経良いじゃん! 特にくるみちゃん! もうまるでゴリラなんじゃないかと思うほどの運動能力で――」

「 そ ん な こ と を 言 う の は こ の 口 か 〜 ? 」

「い、いひゃい! いひゃいよふふひひゃん!」

 

 頬を引っ張られ涙目になる由紀。まあ、自業自得である。

 

「もう、冗談だよ〜! 冗談つうじないなー、これだから頭の固い子は困るんだよね〜」

「はっはっは、そろそろ殴って良いかー?」

「煽りに乗ってどうするんですか……」

 

「運動なら、ホノカも負けてないデース!」

 

 カレン乱入。

 

「カ、カレンちゃん!?」

 

 慌てる穂乃花。

 

「なんたってホノカはテニス部員デスからね! きっと空の上でも水の中でも、ペンギンのように動く筈デス!」

「カレンちゃん! ペンギンは空飛べないよ!」

「ほほう?」

 

 胡桃の目が光る。

 

「そこまで言うのなら、是非見せていただこうか……お前の腕前を」

「ちょっとちょっとちょっとちょっと、わ、私そんなに上手くないよ!? み、見せる程の腕前も何もないよ〜!」

「ホノカを舐めてはいけマセンよ、クルミ! ホノカは100m走7秒で走り抜けるんデス!」

「やめて!? 誇張しないでデマ振り撒かないで!」

「ほう……元陸上部の私に宣戦布告か」

「ふふふ、私たちのくるみちゃんに勝てると思ったら大間違いだよほのかちゃん!」

「待って!? 私宣戦布告も何もしてないよ!? 私全然関係ないんだけど!?」

「ホノカならやれるデス!」

 

「飛行訓練で待ってるぞ、穂乃花」

「学園生活部に逆らったことを、後悔させてやろうー!」

 

「オーマーイガー!!」

 

 頭を抱える穂乃花。本当に何も言ってないし何も関係無かったのに、どうしてこうなったのか。

 

(カレンちゃんってば無茶振りもいいところだよ〜! で、でも、カレンちゃんの期待に答えないと……金髪革命が起きちゃうよ〜!)

 

 謎の思考を進める穂乃花。自然に金髪革命とかいう単語が出てくるあたり、流石は金髪同盟ナンバーツーである(ただし総勢4名)。

 

 ――と、その時であった。

 

『『『『『『ピィィーーッ!!!』』』』』』

 

 ホールの窓が一斉に開き、大量の梟が現れた! そして羽が舞い散り、食事の上へと降り注いだ。

 

 

[002]

 

《Table Slytherin》

 

「あれは……フクロウっすかね」

「うん、フクロウだねえ」

 

 物珍しそうな顔で次々と飛来する梟を眺めるのは真魚。一方のメルジーナは、何とも言えないような顔で梟を眺めている。

 

「あれが噂に聞くフクロウ便ってヤツっすかね? どこからこんなフクロウ集めてんすかね」

「あれって、学校のフクロウも混じってるけど、半分以上は各個人のフクロウなんだってさ」

「あー……そういえば、学校にフクロウ、猫、ヒキガエルを持ってきてもいいとかなんとか、あの招待状に書いてたような書いてなかったような」

「曖昧だねえ」

「まおもフクロウ欲しいっすね……ジーナちゃんは」

 

「私はダメ」

 

 真魚が言い切る前に即答。

 

「私は――ほら、あれ、フクロウアレルギーなの」

「フクロウアレルギー……え、じゃあこの空間ヤバいんじゃ」

 

 ホールの中にはフクロウがわんさかと居る。アレルギーと言うのであれば、中々にハードな環境と化している。

 

「大丈夫大丈夫ー。すぐ居なくなるから」

「はあ」

 

 笑いながら言うメルジーナ。それに真魚は生返事。

 

 と、そこへ、

 

「おやおや、これはこれはフクロウも買ってもらえないような貧乏人のマグル生まれちゃんじゃないか! こんなところに居たのか気付かなかったよ。随分と影薄いんだねえ」

「「ははははは」」

 

 いつもの3人。マルフォイと腰巾着。

 

「五月蝿いっすね……髪薄いヤツに影薄いとか言われたくないんすけど」

「誰が髪薄いだと!?」

「ほら、しの呼ぶっすよ? 楽しみっすねえ、どれだけその毛根が生き残ることが出来るか」

「なっ……」

 

 忍の名前を出しただけでこの反応である。特急内で浴びたあの狂気を、マルフォイはまだ克服出来ていない。

 だがしかし。

 

「…………くく」

「ん?」

「くくっ……くく、くくく、はっはっはっはっは!!!」

 

 ホールに響き渡るかの如き大声で笑う。哄笑する。

 

「……笑い袋?」

「やかましい!!」

「あんたがな」

 

「くっくっく、僕は思ったんだ……今お前たちがそうやって僕に対して無礼な態度を取り続けられるのは、全部! あのオオミヤの所為だってな!」

「気付くの遅っ」

「はっはっは!! つまり! 僕があの女を克服出来れば、お前らなんて恐るるに足らないということさ! はっはっは!!」

 

「男が女に脅かされているというこの情けない図式、メルジーナさんどう思います?」

「流石はマルフォイ家の息子さん、負け犬体質だねえ」

「やかましい!!」

 

 マルフォイは続ける。

 

「はっはっは!! そんな態度を取っていられるのは今のうちだぞ、クロカワ、グリース! 僕は今からオオミヤを倒してくる。そうすれば、お前らももう逆らえまい!! はっはっは!!」

「こいつ自殺しに行くみたいっすよ」

「見ものだねえ」

「くっそやっぱこいつらムカつく」

 

 顔を赤くしながら、腰巾着をつれてマルフォイはグリフィンドールのテーブルへと向かった。

 

 

《Table Gryffindor》

 

「な、なんだ!? 何でこんなにフクロウが!?」

「い、今はまだ昼ですよ!? な、何かの前兆か何かですか!?」

「めぐねえ! 見て見て! フクロウだよフクロウ!!」

 

 慌てふためく胡桃、美紀、由紀。

 

 忘れがちだが、彼女たちは他の19名とは違い、ホグワーツに直接召喚された。故に、魔法界の文化の触れ合う機会がこれでもかというほどに無かったのだ。

 魔法界の余りに特異な文化を、何も知らない者がいきなり目にすると困惑してしまうのは、皆さん周知の通りであり、何ら不思議ではない。

 

「フクロウ便だね」

 

 心愛が言う。

 

「フクロウ便? 何それ何それ!?」

 

 食いつく由紀。

 

「ふふん、お姉ちゃんが説明しよう! フクロウ便とは、フクロウの郵便配達サービスのことなのであーる!」

「そのまんまだけどな」

 

 理世も言う。

 

「えっと……ゆーびんはいたつ……ああ! フクロウがお手紙を持って来てくれるってこと!?」

「そう! その通り! 流石ユキちゃん! 理解力あるね! 流石は我が妹!」

「だから妹じゃないだろ」

「ココアお姉ちゃん物知りだね!」

「そう! なんてったってお姉ちゃんだからね!」

「お前はお前で姉じゃないだろ」

 

 『お姉ちゃん』を連呼されて調子に乗りつつある心愛。姉の風格とは一体。

 

 一方こちらはネビル。

 

「あっ! ばあちゃんから包みが届いたぞ!」

 

 ネビルの皿の上にメンフクロウが着地。小さな白い包みを運んで来たのだ。差出人はネビルの祖母、オーガスタ。

 

 ネビルはうきうきと包みを開けた――中に入っていたのは、ガラス玉だっ

「え!? 玉!?」

「どうしたんデス? ホノカ」

「はっ! ……う、ううん! なんでもないよ!」

「?」

 

 ……中に入っていたのはガラス玉だった。大きなビー玉くらいの大きさで、白い煙のようなものが詰まっているようにみえる。

 

「『思い出し玉』だ! ばあちゃん、僕が忘れっぽいこと知ってるから!」

「えっと……それ、何ですか?」

 

 薫子が控えめに聞いた。

 

「何か忘れてると、この玉が教えてくれるんだ。見ててごらん」

 

 ネビルは、思い出し玉を握りしめた。

 

「こういう風に、ギュッと握るんだ。もし赤くなったら――あれれ……」

 

 思い出し玉が、突然赤く染まった。愕然とするネビル。

 

「……なにかを忘れてることがあるってことなんだけど……なんだっけ」

「……それ、言っちゃなんですけど、意味ありますか……?」

 

 魔法界のアイテムは、何故かこんなのばっかりである。

 

 ネビルは思い出し玉めいて顔を真っ赤にしながら、何を忘れているのか思い出そうとしている――その時であった。

 

「ふん、こんなもんが必要になるなんて、ロングボトムも堕ちたねえ」

 

 気取ったような声。いつの間に後ろに居たのか、ドラコ・マルフォイだ。クラッブとゴイルもついでにいる。

 言うが早いか、マルフォイはネビルの思い出し玉を引ったくった。

 

「な――か、返せよ! そ、それは僕の――」

「お前になんか用は無い、黙ってろロングボトム――おい! ロングボトムの思い出し玉は、このドラコ様が頂いた! 返して欲しければ、オオミヤを出せ!」

 

 大声で叫ぶマルフォイ。完全に優位に立っていると思い込んでいる。図に乗っている。

 だが、彼は大宮忍という少女のことをまるで分かってはいない。このグリフィンドールテーブル全域が忍の領域であるということを――忍が『忍』である所以を――。

 

「まあ、なんて情熱的なプロポーズでしょう! それはつまり、私に金髪をくれるということと受け取って良いんですね!」

 

 突如、背後から嬉々とした声。驚いてマルフォイが振り向く――しかしそれよりも速く、忍がマルフォイの髪を鷲掴みにした!

 

「――――あ――」

 

 そこに居たのは忍だった。一切の気配を放たずいつの間にかそこにいた――それは宛ら『忍』めいていた。

 

 マルフォイの顔が蒼白になる――ただでさえ青白い顔が更に青白くなると、それは最早死人めいていた。そして実際、彼は死神(大宮忍)(金髪)を握られている。

 

「――――ク、クラッブ――ゴイル――な、なんとかしろ――」

「「はははははは!!」」

「――――」

 

 裏切られたマルフォイ。最早万事休すである。

 

 ――ああ、なんでこんなことになってしまったのだろう? 妙な気を起こすんじゃなかった。駄目だ、逃れられない。抜かれる。髪を抜かれる。なんて恐ろしい奴だ、笑ってやがる。もう少し待つべきだった。決着を急ぎ過ぎた、性急だった。ああ、ここで髪を抜かれれば、僕の権威は堕ちる。一生こいつには逆らえなくなる。嫌だ、それだけは嫌だ。怖い、怖い、怖い、怖い、怖い――!!

 

 走馬灯のように思考がマルフォイの脳内を駆ける。軽く失神しかけている。

 

「大丈夫です――痛いのは、一瞬だけですよ――!!」

 

 忍が手に力を込める! おお、最早これまでか!!

 

「何をしているのです?」

「「「!!!」」」

 

 救世主の如く現れたのは、ミネルバ・マクゴナガル。騒ぎを察知し、駆け付けたのだ。

 

 もうなりふり構っていられない。助けを求めなければ――マルフォイは思う――相手は憎きグリフィンドールの寮監だが、そんなことで躊躇していては、あとに待っているのはあまりにも残酷な地獄だ――!

 

「せ、先生! マルフォイが、僕の思い出し玉を取ったんです!」

 

 ネビルが言う。

 

「先生!! オオミヤが僕の髪を抜こうとするんです!!」

 

 続けてドラコも言う。

 

「先生!! ドラコが私に金髪をくれないんです!!」

 

 畳み掛けるように忍も言う。

 

「……は、はあ? か、髪を抜く? 金髪?」

 

 困惑のマクゴナガル。彼女はまだこのカオスに汚染されていない貴重な人材である。

 

「……兎に角、ミスター・マルフォイ! ロングボトムの思い出し玉を返してあげなさい。スリザリン、2点減点!」

「――あ、あっはい。いや、見てただけですよ、先生。ははは」

 

 乾いた笑いを上げながらネビルに思い出し玉を返す。その顔は未だ蒼白だ。

 

「先生! ドラコが! 金髪をくれないんです!」

「すみませんミス・オオミヤ、少し黙っていてください、今貴女の言っていることを理解しようとしています」

「先生ェェェ!! 理解してはいけません!! やめて!! 染まらないで!!」

 

 必死の形相で訴えるマルフォイ。そして、

 

「……すみません、理解出来ません」

「っしゃあ!!」

 

 ガッツポーズするマルフォイ。

 

「じゃあ、僕は帰ります! オオミヤ! もう二度とお前に絡みたくないよ!」

「私は絡んでいきますよー!」

「クラァァァッブ!! ゴォォォイル!! 早くこっち来い逃げるぞ!!」

「「待ってー」」

 

 全力疾走でスリザリンのテーブルまで逃げ帰るマルフォイ。

 だが、走りながら彼は静かに言い放つ。

 

「……次こそは……っ!!」

 

 さっきはああ言ったが、まだ彼の心の中にある復讐の炎は消えてはいない。マルフォイと忍の戦いは、まだまだ続く。

 

 

[003]

 

「それで、先程の、あー、金髪をくれない? とかいう発言の真意を教えてくれますか? ミス・オオミヤ」

「そのままの意味ですよ〜」

「…………」

 

 満面の笑みでそう答える忍に、マクゴナガルは少し引いた。

 

「あ、ありがとうございます! シノブ、マクゴナガル先生! お陰で取り返せました!」

「……あ、はい。ロングボトム、次からはちゃんと背後に注意しなさい。では」

 

 マクゴナガルは去って行った。

 

「よ、よかったですね! ネビルくん!」

 

 薫子が言う。

 

「うん!」

 

「……金髪……欲しかっただけなのに」

 

 一方失意に暮れる忍。

 

「し、仕方ないよ! それに、忍には私の金髪があるでしょ!」

 

 慰めるアリス。……その慰め方もどうかと思うが。

 

「ア、アリス……」

「シノ……」

「アリス……!」

「シノ……!」

「アリス!!」

「シノ!!」

「アリスー!!!」

「シノー!!!」

 

「理解できない世界だ」

「理解しなくていいぞ」

 

 翼に理世が言った。

 

 アリスの髪に埋もれる忍――だが、忍の心の中にはまだ金色の炎が燻っている。マルフォイの金髪を諦める気など、毛頭無い。

 忍とマルフォイの戦いは、まだまだ続く。

 

 




 息抜きです!!
 え? 天文学? ……いつか書きます。

 それはそれとして、第球話です。32話への繋ぎとなる回であり、非ナンバリングシリーズです。
 と言うわけで、次回32話、飛行訓練回。お楽しみに。

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