ゴールデン*ラビットガールズ!   作:ルヴァンシュ

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 買い物三部作、side.1の最終回です。やっとおしまいですよ。

※注意事項※
・何か更新があればこの欄に書きます。


ショッピング・イン・ダイアゴン・アレイ:1 その3

【第15話】

ショッピング・エンド……side 1

 

 

[072] 薬問屋 side 1

 

 ――薬問屋。ここはそう呼ばれている。

 

 チーム1が次に向かったのは薬問屋。この薬問屋という施設の真の名前を知る者は居ない。言い切ってもいいくらいに、居ない。というか、本当の名前なんてものがあるのかどうかさえ、分からない。

 というのも、この店には看板が無い。地図にも『薬問屋』としか書かれていないのだ。その理由を知る者は、この古惚けた店の店主しか居ない。

 

「『薬問屋』なんて、シンプルでいいじゃないか」

 

 リゼが言う。

 

「分かりやすい」

「それもそうだけど、何だか味気ない気もするわ。こんな調子でお客さん来るのかしら?」

 

 綾は言う。

 

「でも、雰囲気に合った名前だと思いますわ。こう、変に着飾っていないというか、時代的というか」

 

 若葉は言う。

 

「でも、こう、キラキラしたかんじというか、そういうの? ファンシーなとこの方が入りやすいし、人気でそうだよね! 何でそうしないのかな?」

 

 小夢は言う。

 

「売ってるものが売ってるものだからね」

 

 品揃えを見ながらアリスは言う。

 

 薬問屋に売っているものは、『魔法薬』の調合に使われる材料だ。蛇の牙、角ナメクジ、山嵐の針、ドラゴンの肝、蝙蝠の脾臓、ニガヨモギ、アッシュワインダーの卵……どれもこれも魅力的かつ、不気味極まりない品々であった。仮に店内がファンシーでも、売っているものがこれでは、寧ろ余計人は寄り付かなくなるだろう。外側を取り繕っても、内側が変わらなければ何の意味もないのだ。

 

「何買うのかしら?」

 

 シャロがリストを見ながら言う。

 

「基本的な材料ってだけで、何にも書いてないわよ。不親切ね」

「魔法界では、それだけで伝わるのかもね」

 

 千夜は言う。

 

「何も知らない人達の事も、ちょっとは考慮して欲しいものだな」

 

 直は言う。

 

「いえ、それで合っているのではないですか?」

「「「え?」」」

 

 忍が言う。

 

「ほら、多分これですよ」

 

 忍が指差すのは、壁の張り紙の一つ。

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【 魔法薬基本キット 一つ1 G 10 S 】

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「モロ書いてあるじゃないのー!」

「あらあら」

「紛らわしい書き方しやがって!」

「あー、それ、最初私達も分からなかったの。張り紙だと分かり辛いよね、もう!」

 

 小夢が言う。

 

「でも、ちゃんと見つかってよかった! このまま見付からなかったらどうしようと思ったもん!」

「リストに書かれてるから、ちゃんと買わなきゃ駄目だしね」

「全部アリスの金髪で代用出来ませんかね?」

「いや、流石に無理だよシノ!?」

「アリスの金髪には、きっと魔法の力が備わっていると思うのです! ……えっと」

「小夢! 恋塚小夢! よろしくね!」

「小夢ちゃん、是非アリスの髪を触ってみて下さい!」

 

 初対面の人間にいきなり金髪の素晴らしさを布教しようとする忍。

 

「え? こう? ……すごーい! ふわっふわだあ! こんな髪の毛初めて触ったー!」

「でしょう!? こんなふわふわな髪に、何の力も宿っていない訳が無いのです! 普通の髪の毛が金色になりますか? おかしいとは思わないですか小夢ちゃん!? 金髪は天より与えられし宿命にして運命……即ち、崇め讃えるべきものなのです!」

「シノ言い過ぎ! 大袈裟すぎ! 変な宗教勧誘みたいだよ!?」

「そ、そう言われてみれば……金髪がありがたいものに見えてきた……!」

「コユメさん!?」

 

 小夢は呑まれてしまった。

 

「「ありがたやー……ありがたやー」」

「嬉しいけど訳わかんないよー!?」

 

 忍の勧誘により発生する異次元空間。新たなる犠牲者を呑み込み、金髪教は着々と勢力を増やしている。恐ろしい。

 金髪教の刷り込みが完了してしまったところで、

 

「おーい、小夢ちゃん! 帰るわよー」

 

 と、入り口の方から声。そこには3人の少女がいた。

 

「あ、はーい! 今行くー! ……それじゃあ、バイバーイ!」

「バイバーイ!」

「さようならー!」

 

 小夢は手を大きく振ると、3人の方へと駆けて行った。

 

「……変な奴だったわね」

「ココアちゃんみたいな子ね〜」

「真魚みたいな奴だったな」

「金髪好きの良い子でしたね!」

「……あのー」

 

 萌子が言う。

 

「結局さっきの子……誰?」

 

「「「「「「「「知らない」」」」」」」」

 

 『魔法薬基本キット』を購入した9人は、店を出た。

 

 

[073] ワイズエーカー魔法用品店 side 1

 

 次に9人が向かったのは、ワイズエーカー魔法用品店。望遠鏡を買うためだ。

 ワイズエーカー魔法用品店についての説明は、ばっさりとカット。詳しくは第11話をお読み下さい。

 

「色んな物がありますね」

「何だか欲しくなってきちゃうよー」

「そうね……どうせ買うのも望遠鏡だけだし、お金にも余裕ありそうだから、1人一個くらい、何か好きなのを買ってもいいんじゃないかしら?」

「ああ、そうだな。時間も……うん、まだ25分ある。後はどうせ筆記用具を買いに行くだけなんだ、少しくらいなら、問題無いな」

「やったあ!」

「自由なショッピングですよ萌子ちゃん! ギャルっぽい! ギャルっぽいですわ!」

「お前の中のギャルっぽいの基準って……」

「っ……好きなものが……買える……っ!」

「良かったわね……良かったわね、シャロちゃん……!」

 

 そんな訳で。

 

 制限時間は15分――9人最後のフリータイムが、今始まる。

 

 

[074] フリータイム・バイイングタイム

 

 

〈side Wakaba , Moeko〉

 

「ショッピング〜ショッピング〜うふふ〜」

「ご機嫌だね、若葉ちゃん」

 

 二人が向かったのはアクセサリー売り場。アクセサリーと言ってもそんな上等なものではなく、ちょっとした小物レベルで収まる程度のものである。ネックレスよりも指輪の方がメインの品らしい。

 

「素晴らしいですわ! この滑らかなフォルムに綺麗な色……こんなものが安価で手に入るなんて……ギャルって最高です!」

「あはは……でも、本当に綺麗だねー。色がころころ変わって……如何にも魔法の指輪ってかんじだよね」

「決めましたわ! 私これ買います!」

「えっ!? 決断早っ!?」

「だって、早く買わないと売り切れてしまいますわ! きっとこれは人気商品に違いありません! 思い立ったが吉日です!」

「急いては事をし損ずるとも言うよ!? ……まあでも、可愛いから……いっか。よし、じゃあ私も買うよ!」

 

「えぇっ!?」

 

「えぇ!? 何その驚きの表情!?」

「だ、だって……す、好きなもの買っていいんですよ? 同じものでも、いいのですか?」

「いいよ〜。二人とも一緒でお揃いだよ!」

「お、お揃い……お、お揃い……おそろい」

「?」

「おそろ、おそおそおそ……うぅっ、えっぐ」

「!?」

 

 若葉は大粒の涙を零す。

 

「わ、若葉ちゃん!? どうしたの!?」

「お、えっぐ、おそろい、えっぐ、なんて、うぐっ、そんなっ、えぐっ、わたし、えっぐ、なんかがぁ、っ……!」

「ああぁぁ、泣かないで若葉ちゃん! 」

「ひくっ……わたし、お揃いなんて初めてで……そういう普通の女子高生っぽいこと、初めてでっ……嬉しくてっ、嬉しくてっ!!」

「お、大袈裟だよ〜!」

 

 一頻り泣いて、少し落ち着きを取り戻した。

 

「ひくっ……モエちゃん、ありがとうございます! お揃いの指輪……家宝にさせていただきますわっ!」

「重いよ!?」

 

 

〈side Tiya & Sharo〉

 

 シャロと千夜が向かったのは陶器売り場。珍しく、シャロたってのお願いである。

 

「ふわぁ〜〜〜〜……」

 

 あちこちの棚に陶器が並ぶ。特にシャロが注目しているのはカップだ。アンティーク品とかではないが、不思議な色や不思議な形状をした見た事もないような奇妙なカップの数々は、シャロの目を釘付けにした。

 

「ふふ……」

 

 カップを一つ手に取る。

 

「この滑らかなform……ふわぁ〜〜……」

「シャロちゃん、楽しそうね」

「ふぇっ!? た、楽しくなんて無いわよ! ただ見てるだけだし! 触ってるだけだし!」

「楽しくないの?」

「はあ!? 楽しく無く無いし――あれ?」

 

「うふふ……好きなの買っていいのよ、シャロちゃん」

「そ、そうだけど……でも、どれか一つだけだし、決め辛いっていうか……折角買うんだから妥協したくないのよね」

「ふうん……」

「ねえ千夜、これとこれ、どっちが良いと思う?」

 

 シャロが指差すのは二つのカップ。

 片方は金色のカップで、ルーンのような、そうでないような不思議紋様が書かれていて、しかも動いている。

 片方は薄い緑色のカップで、特に何も書かれていないシンプルなカップ。だが、その色遣いには人を惹きつけるものがあった。

 

「選んでよ」

「どっちも買えばいいんじゃない?」

「……あんた綾の話聞いてた? 1人一個って言ってるじゃない」

「私が買ってあげるわ」

「はあ!? なんでよ!? 自分の欲しいもの買いなさいよ!?」

「だって、私別に欲しい物ないもの」

「いや、だからって……」

「納得いかない? じゃあこう言うのはどう?」

 

 千夜は緑色のカップを手に取り、言う。

 

「シャロちゃん、誕生日おめでとう」

 

「えっ」

 

 そう、奇しくも今日は日本の日付で7月15日。シャロの誕生日なのだ。

 

「本当は、何かサプライズをしようと思っていたのだけれど……折角だし、シャロちゃんが欲しいものを買ってあげるわ」

「なっ――で、でも……そんな……」

「うふふ、誕生日のこと、忘れてた? 」

「お、覚えてたわよ! ……でも」

「でもはもう無し。これは私からの気持ちよ、大人しく観念して、受け取りなさい」

「…………」

 

 シャロは金色のカップを持つ手と反対の手で、緑色のカップを受け取った。

 

「…………がと」

「?」

 

「……ありがと、千夜」

 

「うふふ……と言う訳でシャロちゃん、今度のスイーツ対決、和菓子側についてくれないかしら?」

「賄賂だったの!?」

「冗談よ」

「〜〜〜〜!! 千夜のバカー!!!」

 

 

〈side Shinobu & Alice〉

 

「うふふ、どうですか? アリス、似合いますか?」

「全っ然似合ってないよシノ」

 

 忍とアリスが居るのはパーティーグッズ置き場。その名の通り、パーティーグッズが売ってある。くす玉やクラッカー、かつらといったよくあるものから、百味ビーンズ、ゴブストーン、また、某いたずら専門店より圧倒的に数は少ないが、そういった類のものもある。

 さて、アリスから痛烈な批判を受けたのは、金色のかつら。金髪を好む忍は金髪かつらを試着してみたのだが、似合ってない。絶望的に似合ってない。どうしようもなく似合ってないのだ。

 

「ひ、酷いですアリス! 泣きますよ! 泣いちゃいますよ!」

「ご、ごめんシノ! だけどそれは無いよ! シノに金髪は本当に似合ってないよ! シノが金髪になるなんて、絶対無いよ!!」

「そこまでいいますか!?」

「例えるなら、カレンの髪の毛が短髪になるが如く!」

「ひゃぁぁぁぁぁぁ!?」

「例えるなら、私の髪が灰色に燻むが如く!」

「嫌ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」

 

 忍は金髪を脱ぎ捨て、もとあった場所に必死に戻した。

 

「あ、あああ……なんということでしょう……そんなとんでもない衝撃をアリスに与えていたなんて……似合わない筈です」

「ひ、人には似合う似合わないがあってね? シノは金髪なんかより、十二単とかの方がお似合いだよ!」

 

「……『なんか』?」

「えっ」

 

 忍の逆鱗に触れたアリス。だからなんでそんな所に逆鱗があるのだ。

 

「今、金髪『なんか』と言いましたか? アリス」

「シ……シノ……」

「あのですね、アリス……」

「ご、ごめんなさいシノー!!」

「ごめんで済めば、警察は要りませんよ!」

「ひぃっ!?」

 

「いいですかアリス!? 金髪というのはですねえ! 言わば――

 

 長いのでカット。

 

 ――です! 分かりましたか!?」

 

「ウン、ワカッタヨシノ、ゴ、ゴメンネ……」

「分かってくれたんですね!? アリス!」

「ウン、ワカッタヨ……」

「やっぱりアリスは素敵です! 私が一番愛しているだけありますね!」

 

「ウン……え? 私が……『一番』愛している……?」

「はい! 一番です!」

 

「嬉しい……嬉しいよシノー!」

「アリスー!」

「シノー!!」

「アリスー!!」

「シノー!!!」

「アリスー!!!」

 

 

〈side Rize , Aya & Nao〉

 

「なんか向こうで変な声が聞こえるわ!?」

「無視しろ」

「無視しようぜ」

「ええ、無視するわ」

 

 リゼ、綾、直は、特に何を買うでもなく、辺りを物色していた。基本真面目な彼女達は無駄にお金を使う気はないようだ。

 

「それにしても、魔法なんてもの、本当にあったんだな」

 

 リゼは度を自動調整する望遠鏡を覗きながら言う。

 

「本当、今でも信じられないくらいよね」

 

 月球儀を見ながら綾が言う。

 

「不思議なこともあるもんだよな……やっぱりここ二次元世界じゃないのか? どう考えても漫画とかゲームの世界だぜ」

 

 ケータイを触りながら直が言う。ケータイ画面には、待ち受けしか映っていない。

 

「駄目だ、圏外。繋がらない」

「ケータイが使えないとは、不便だな」

「どうやって連絡取り合ってるのかしらね?」

「そりゃ、あの梟だろ? 手紙を運んで来たじゃないか。ああやって、魔法使いは連絡し合うに違いない」

「それだと時間かかり過ぎよ。煙突飛行粉だっけ? 瞬時に目的の場所へ行く事が出来る魔法はあるのに、なんで連絡はそういうのにしないのかしら」

「梟は飛ぶのが速いとはいえ、あいつらは夜行性だし、梟のコンディションにも左右されるだろう。安定しないな」

 

 因みに関係ない話だが、梟は別に昼間は目が見えないとか夜にしか起きないとかそういう訳ではない。彼等は夜になると狩りをする。狩りの際、確実に獲物を捕らえられるようにエネルギーを温存しているだけなのだ。特に小型の個体は良く、少しでも無駄なエネルギーを使わないよう、昼間は動かない。

 故に、彼等は夜行性であるが、昼間は完全に動かない訳ではない。実際昼間活発に動く姿も良く目撃されている。

 

 閑話休題。

 

「一番良い感じの望遠鏡ってどれ? 皆来る前にさっさと決めちゃおうぜ」

「ああ。……これなんかどうだ? 『基本的望遠鏡セット』。そこまで高くないし、替えのレンズとか、収納ボックスとか、単体でそれぞれを買うよりも安い」

「いいじゃない! じゃあそれにしましょう」

 

「よし、そうと決まれば話は早い! お前ら! 人数分確保しろ!」

「「サー、イエッサー!!」」

 

 

〈side All〉

 

 15分経過。9人は再集合した。

 集合すると同時に、綾、リゼ、直が確保した望遠鏡セットをそれぞれ購入。一つ1 G 15 Kであった。

 

 

《若葉購入品》

・魔法の指輪…………………10 S 16 K

 

《萌子購入品》

・魔法の指輪…………………10 S 16 K

 

《シャロ購入品》

・アンティーク風カップ……1 G 6 K

 

《千夜購入品》

・アンティーク風カップ……1 G 6 K

 

 9人は店を出た。

 

 

[075] スクリブルス筆記道具店 side 1

 

 最後に向かうのはスクリブルス筆記道具店。ここはその名の通り、羽ペンや羊皮紙などの筆記用具専門店であり、特にこれといって説明することもない。彼女達が来た目的も、普通に羽ペンと羊皮紙を買うためだ。

 

 入店し、9人が最初に向かったのは羽ペンのエリア。

 羽ペンは多種取り揃えてあったが、色の変わるインクとかそういうのは無く、普通に真面目な品揃え。羽の種類とか、長さとかそういうのに拘っている。面白おかしい羽ペンが欲しい方は、いたずら専門店へどうぞ(ダイレクトマーケティング)。

 

 値段は全て、10 S 均一。インク瓶も同じく。

 

 巻きで行く。それなりに急いでいるのだ。時間はあと10分。

 次に向かったのは羊皮紙エリア。羊皮紙100巻入りセットと、あったら便利だということでクリップボードもついでに購入。カウンターへ向かう。

 

 購入中。因みに羊皮紙の長さは、一巻き29.7cm。A4用紙10枚分である。大きい。

 閑話休題。

 

 9人は購入完了し、店を出た。そして、待ち合わせのグリンゴッツ前まで駆け足で向かった。

 

 

《購入品》

 

・羽ペン × 2(念のため)………1 G 3 S

・インク瓶 × 2(念のため)……1 G 3 S

・羊皮紙100巻セット……………1 G 3 S

・クリップボード…………………15 S

_________________________________________

 総額………………………………4 G 7 K

 

 

[076] エンド・オブ・ショッピング

 

 ――グリンゴッツ前に到着したのは、集合時間ギリギリの時間。だが、そこには誰も居なかった。アーサー達や、ゼノフィリウスさえも居なかった。

 

 ……そう、イギリス人は、時間にルーズなのであった。

 

 

 




 終わったぜ! でもまだ終わってないぜ!(何が言いたい)

 と言うわけで、買い物編もいよいよ終わりが見えてきました。買い物編が終われば、いよいよ某特急に彼女達が乗り込みます。お楽しみに。

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