新世紀エヴァンゲリオン碇シンジと世界の守護者たち   作:レザイア

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レザ「さぁ!今回はすごいことになってますよ!」
悠「初コラボは作者浩介氏のNERV航空隊隊長綾波です!浩介さんの話もどうぞみてください!」
オープニング【エピクロスの虹はもう見えない】


第19話明日へ(コラボもあり)

一方シンジはシェルターで一人ボッチでいた

そこにエヴァ五号機が降って来た

シンジ「うわぁぁぁっ!」

マリ「痛ってて・・・死んじゃうとこだったにゃ・・・あれ?なんでこんなとこいんの?一機足りないと思ったらそういう事か」

シンジ「マリさん・・・僕はもう、乗らないって決めたんだ」

マリ「エヴァに乗るかで悩むなんてそんな奴いたんだ・・・なら早く逃げちゃえばいいのに、ほら手伝うからさ」

五号機が手を伸ばしてシンジをつかんだ

シンジ「乗らないって決めたんだ乗らないって決めたんだ」

マリ「だけどまぁ・・・そうやっていじけてたって楽しいことないよ、だからこうなるのさ」

 

 え?

 

そういわれシンジが目を開け見えたものは

 

何もかもが焼き尽くされ灰と炭と燃えカスしか見当たらぬ灰色の世界だった

 

これは・・・僕が乗らなかったからこうなったのか?

僕のわがままで大切な物が無くなっていってしまった世界なのか?

 

そしてシンジも最悪の光景を目の当たりした

零号機が、レイが使徒に食われる光景だ

「はぁっ!?」

嘘だ・・・綾波が・・・食べられた?使徒に・・・?嘘だ・・・嘘だ!」

認めたくない、認めたくなかった。

しかし眼前に広がる光景が結果を示す。

徒は何かをカリコリと嚙み砕く音がし、零号機の頭だけが吐き捨てられた

リツコ「まさか!?使徒がエヴァを捕食するなんて・・・ありえない!」

マヤ「変です・・・目標の識別信号が零号機に切り替わります!?」

ミサト「やられた!これでやつはなんなくやつが侵入してもドグマは自爆しない!リリスに苦も無くたどり着けるわ!」

マリ「零号機と・・・融合してる・・・パイロットごと吸収してしまったんだ・・・」

吸収!?つまりあれが綾波を殺したのか!?

マリ「君も早く逃げなきゃ死んじゃうよ・・・早く逃げなよ・・・!」

そしてシンジは右手に着いた血を見て、

その目は闘志が宿っていた。

シンジ「僕が・・・やるんだ・・・僕がやらなきゃ終わってしまう!」

そしてシンジは手から飛び降り走っていった

マリ「ありゃ・・行っちゃったかぁ・・・まぁ、頑張れよ、シンジ君」

そして5号機の電源は尽きた

そして使徒はピラミッドに向けビームを放ちピラミッドは一気に吹き飛んだ

しかしその中をシンジは走り続ける、初号機に向かって

オペレ「本部地上施設消滅!第三期部に直撃!」

女性オペレ「しゅうやぁぁぁぁ!あそこにはしゅうやがいるのぉぉぉぉぉ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

彼女の想い人はそこにいたのだろう、

しかし使徒により、跡形も無く吹き飛ばされていた。

日向「最終装甲坂融解!」

ミサト「まずい!メインシャフトが丸見えだわ!」

そこに使徒が入りこんだ。

そのまま下へと、降りていく。

他のエヴァは動く気配はない。

リツコ「初号機は!」

マヤ「まだ動きません!ダミーを拒絶しています!」

何度目の起動か、いくらしても拒絶する初号機。

シンジ「乗せてください!」

その中、ケージにシンジの声が轟く。

日向「シンジ君・・・帰って来たのか!」

青葉「すぐ搭乗口にいけ!今ならまだ間に合う!」

発令所の職員たちは安堵するが、ゲンドウの顔は変わらず、

ゲンドウ「なぜここにいる・・・シンジ」

シンジ「僕を・・・初号機に乗せてください!」

シンジ「僕は・・・」

僕は・・・もう決めたんだ!

覚悟を決めた少年は父に宣言した。

シンジ「父さん、僕は!エヴァンゲリオン初号機パイロット!碇シンジです!」

ゲンドウ「シンジ・・・男になったな、乗れ!」

思わずニヤリと笑ったゲンドウ、

その顔は父親の顔だった。

ユイ『じんぢゃぁぁぁぁぁぁん!」

初号機からユイさんもしっかり見てた。

そして使徒は

青葉「目標は!ターミナルドグマ第7層を降下中!」

ミサト「もうすぐここにくる!非戦闘員退避!」

放送「非戦闘員緊急退避!非戦闘員緊急退避!非!」

途中で壁の巨大ディスプレイを割り使徒が入って来てミサトの前までくる

そこで聞こえたのは

ゼルエル「消えろ・・・愚者ども!」

青葉「使徒が・・・喋った・・・?」

そして目が輝きだしたとき

横の壁が叩き割られ初号機が入って来た

ミサト「エヴァァ初号機っ!シンジ君!」

そしてまた使徒が入って来た道を押し戻したが途中で左腕を斬り飛ばされる

シンジ「ぐぁっ!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

そして射出口で使徒を壁にたたきつけ

シンジ「ミサトさん!」

ミサト「固定ロック全部外して!」

そして地上に飛びでて使徒を地面にたたきつけた

そして使徒のコアを殴りつけ

そして近くの革をはぎ取りかけたときに

ピィーっ!

シンジ「エネルギーが切れた!?」

マヤ「初号機!活動限界です!予備も動きません!」

そして使徒の手はほどけまた筒状になり初号機に向け放たれ

初号機を貫いた

シンジ「あぅぐはっ」

シンジと初号機から血が噴き出す

一方悠は

青空「ちくしょう・・・また守れないのか・・・見ることしかできない・・・」

?「おいおい、人の夢の中に入ってきてなにいってるんだ?」

なぜかそこにネルフの服を着た誰かがいた

青空「あなたは・・・?」

?「俺か?俺は俺は綾波コウスケ特務一尉、君は?」

青空「自分は竜崎悠、エヴァ6号機パイロットです」

コウスケ「じゃ、君はなんでここにいるんだ?」

悠「わからないです・・・気づいたら・・・」

コウスケ「どうやら俺の知らない世界から来たようだな、そっちはどうなってるんだ」

悠「はっ!そういえば使徒は!アスカ達は大丈夫なのか!?」

そして後ろをみてみたら初号機が貫かれたところが映ってた

悠「なんで俺は・・・いつもこうなるんだ!」

ガン!

悠は地面を殴った。

悔しかった、悔しくて、悔しくて涙が出るほど悔しかった。

自身の弱さを思い知らされた、もう折れそうだ。

コウスケ「はぁ・・・それであきらめるのか!おまえは!」

悠「え?」

コウスケ「まだ可能性は残ってるだろ!お前がここにいたら可能性も消える!どんなに、小さくてもそれでも・・・いけ!」

悠「コウスケさん・・・」

コウスケ「そっちのレイが奪われちまったんだ、そっちのシンジと一緒に奪い返してきな!」

悠「はい!」

そして少年は戦場へ戻っていく

コウスケ「強く生きろ、少年」

そして彼もまた彼の日常へ帰ってく

シンジも

シンジ「綾波を・・・返せっ!」

 

初号機が再起動した

さらに色が緑からオレンジじみた赤色へ装甲の色が変わる。

目も赤く肥大化して神々しく輝く。

マヤ「動いてる・・・活動限界なのに・・・」

光の左手を作り出した。

使徒の腕が放たれるが強大なATフィールドに防がれた。

使徒がさらに突っ込んでいき零距離ビームを撃たれたが全く抜けない。

光の腕がブロック状に別れ使徒に向けられたとき、

使徒が勢いよく後ろに吹っ飛ばされた。

さらに追い打ちで使徒がしたあの十字ビームを初号機が撃ったのだ。

使徒は吹っ飛ばされた、

そして初号機が使徒に向け歩き出したとき、初号機の上に白い輪のようなものが出てくる。

まるで渦のような何が。

ミサト「エヴァにこんな力があるなんて・・・」

リツコ「もはや人の域を超えてる・・・」

マヤ「嘘・・・プラグ深度が180をオーバー!これ以上は危険です!」

リツコ「やめなさい!これ以上いけば人にもどれなくなってしまう!」

シンジ「僕がどうなたっていい・・・世界がどうなったっていい・・・けど、綾波は・・・せめて綾波だけでも・・・!絶対助ける!」

そしてさらに十字ビームを放ち使徒が大爆発を起こした

ミサト「行きなさいシンジ君!」

リツコ「ミサト!?」

ミサト「誰かのためじゃない!あなた自身の願いのために!」

そして初号機は使徒のコアに手をかざし、綾波を探し始めた

シンジ「綾波!どこだ!」

そのとき

レイ「ダメなの・・・もう、私はここでしか生きられないの・・・」

シンジ「綾波!?」

レイ「いいの碇君・・・私が消えても・・・代りがいるもの・・・大丈夫」

シンジ「違う!綾波は綾波しかいない!」

レイ「えっ///」

シンジ「だから!絶対助ける!」

BGM【翼をください】

そして初号機の輪が赤くなり広がっていく

マヤ「うそ・・・形状制御のリミッターが無くなってます!解析不能!」

リツコ「人の姿にとどめておいたエヴァが本来の姿へ変わっていく・・・人がかけた呪縛をといて神に近い存在へ変わっていく・・・」

その時、六号機が起きる。

悠「くっそ!起きるのが遅すぎたか!まだ何か・・・!」

リツコ「天と地、万物を紡ぎ、相補性のうねりの中で、その身をエネルギーの凝縮体へと変身してるんだ」

青葉「どういう・・・」

リツコ「純粋に人の願いをかなえる、ただそれだけのために・・・」

シンジ「ウヲォォォォォ!」

シンジはプラグの中を突き進んでいった

そしてレイを見つけ

シンジ「綾波!、うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

そして使徒の中へ入った

シンジ「綾波!手を!」

レイ「碇君///」

シンジ「来い!」

そしてレイはシンジの手をつかんだ

そしてシンジはレイを引き抜いた

加持「数がそろわぬうちに初号機をトリガーとするとは・・・碇司令、ゼーレがだまっちゃいませんよ・・・」

一方主犯どもは

冬月「やはりあの二人で初号機の覚醒は成せたな」

ゲンドウ「あぁ、これで我々の計画まで・・・あと少し・・・イレギュラーの六号機ももう使い物にならんだろ・・・」

冬月「はぁ・・・そこまでするか?碇」

ゲンドウ「邪魔者は失せてもらわねば」

冬月「しかし、碇本当に良かったのか、息子が苦しむかもしれぬのに」

ゲンドウ「シンジは強くなった、この先の計画にも耐えて行けるはずだ、そう信じている」

冬月「全く・・・」

そしてシンジたちは、

プラグの中で二人抱きしめあってた。

シンジ「綾波・・・父さんのこと、ありがとう」

レイ「ごめんなさい・・・なにもできなかった・・・」

シンジ「いいんだよ、もう・・・これでいいんだ・・・」

そして渦は広がり天井も割れ地上へと、渦は広がっていく。

ケンスケ「な、なんだあれ・・・」

ヒカリ「赤い・・・渦・・・?」

 

リツコ「この世界の理を超えた・・・新たなる生命の誕生・・・代償に・・・古の生命は・・・滅びる・・・」

ミサト「翼・・・一年前と同じ・・・!」

リツコ「そう・・・セカンドの続き、サードインパクトが始まるのよ・・・、世界は終わりよ・・・」

その時

ヒュゥゥゥゥゥゥン!

空から何かが降って来る音がした

それは槍だった・・・

神の力を秘めた槍・・・再生と破壊、対になる二つの槍、再生の槍、破壊の槍、破壊は欠乏状態であり完全にエネルギーを吸収し、変化したときに再生になる

カシウスとロンギヌスであった・・・

その時

青空「させるかぁぁぁぁぁぁ!」

空中にシールドと共に巨大なATフィールドが展開さるが、

ATフィールドを貫きシールドへと突き刺さる。

しかし自身のフィールド反射の推力で相殺していく。

ミサト「な!?何!?今の衝撃は!?」

悠「何だこの槍・・・!?フィールドを貫いた・・・?」

そのとき夜空から一機のエヴァが舞い降りきた

それは・・・エヴァ四号機、失われたはずの機体だった

青葉「エヴァ四号機!?消失したんじゃないのか!?」

日向「わからないよ!なんでここにいるんんだ!?」

そして四号機から少年の声がした

カヲル「さぁ約束の時間だ・・・って・・・まさかあの槍が防がれた・・・?」

(四号機の見た目は普通の四号機に腕にラピッドボーラーをつけ背中に乙型の羽を広げエネルギー波が出てる見た目)

悠「あいつらの邪魔もさせねぇ・・・世界も滅ばさせねぇ・・・シンジは・・・レイを救うなら!俺は!すべてを救ってやる!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

同じく6号機も覚醒し初号機に走っていこうとしたとき

 

君はすべてを救うための力を欲しい?

どこからか声がした、どこか懐かしいような女の声だった。

青空「は?力?ちゃんとみんなを守れるんだよな?」

無論守れるよ

青空「だったら!その力を貸してくれ!」

その言葉を、待っていたんだ!

BGM【TAKE ME HIGHER】

その時六号機が輝きだし姿が変わっていく。

肩のウェポンラックが長方形から飛行機の羽のような形に変わって、さらにアーマーも形が変わって頭もバイザーが十字になった

冬月「なん・・・だと・・・?」

ゲンドウ「エヴァが・・・変化した?エヴァにこんな力は無かったはず・・・」

ミサト「いったい何が起こってるの・・・」

マヤ「こ、これは!?今までのATフィールドとは桁違いのとてつもない力のATフィールドが発生してます!」

そして巨大な青色のエネルギーの羽が6号機に生えた

日向「神の領域に至ったエヴァ・・・」

リツコ「通常のがレベル1というのなら・・・今は指図、

レベル2というあたりかしらね・・・」

そして青空はメットをとり姿が変わった6号機を目の当たりした

青空「すげぇ・・・六号機が変わった…」

あのガフの戸を閉じるのならこの槍を使うんだ、

そう聞こえたとき、六号機の目の前に一本のよりが出てきた

先程の槍にも少し似てるが、真っ直ぐに伸びた刃を持つ槍だ。

グングニル、欠乏状態のロンギヌスと完全状態のカシウスが混じり合い完成する第三の神々の槍、これとあの二つの槍なら、閉じることが出来る

そう何処から告げられた。

悠そういうことか!シンジ君!今あの戸を閉めてやるから待ってろ!」

セントラルドグマから勢いよく飛んでくるロンギヌス、

盾から引き抜かれたカシウスも集まった。

そして初号機を中心に三角に三本の槍が展開し、

槍が輝きだした。

青空「うぉぉぉぉぉ!ガフの戸よぉぉぉ!閉じろぉぉぉぉぉぉ!」

先程とは逆に渦はまわりはじめ、次第に消えていった。

カヲル「まさか・・・ガフの戸を閉じるなんて・・・」

驚きのあまり、開いた口が塞がらない、

もしや彼なら・・・運命を変えるカギになるかもしれない・・・

彼なら最悪の未来を変えられて、シンジ君を救えるかも・・・

ニアサードは止められた、ゼーレの老人達は動き始めるだろうね・・・

そして残りのみんなも起き始めて

アスカ「え・・・?六号機が見た目が変わってる!?」

トウジ「なんやぁ!?あの神々しいやつ!?」

マリ「ほほぉう、こいつはぁすごいな、よくやったよあのサムライ」

一方悠は

悠「なぁ、エヴァからシンジ君やレイさん達を引っ張り出すのも可能か?」

六号機「勿論だよ、みんな引き戻せれる」

悠「なら、さくっとしちまうか!」

そして初号機の前に来たとき初号機に手をかざし、

槍を突き出すり

青空「戻ってこい!シンジ!レイ!ユイさん!」

槍を引いていくと、

そのコアから一塊のコアを取り出し、そのコアか崩れたとき

中からレイとシンジ、ユイが出てきた

ゲンドウ「何だと・・・!?ユイ!帰ってきてくれたのか!ユイぃぃぃぃぃぃ!」

思わず椅子から立ち上がった。

ユイ「はぁ・・・あなた!いくら何でもやりすぎでしょうが!」

とゲンドウはユイに叱られてる、

シンジ「母さんが・・・初号機の中にいたんだ・・・知ってたんだね、悠君」

悠「すまないな、言えなくて、けど、助けれてよかったよ」

レイ「これで・・・終わったのかしら・・・戦いは」

シンジ「まだわからない、けど、俺は、みんなを守っていく、それだけだ」

そして、第十使徒との戦いは幕を下ろした

 

 

 

 

 

 




レザ「ついに章の終わりに近いね・・・」
悠「ほんとにいろんなことがあったよ・・・」
アスカ「これからが新たな始まりね!」
皆「これからも!新世紀エヴァンゲリオン碇シンジと世界の守護者たち をよろしくお願いします!次回もサービスサービス!」

エンディング【Beautiful World 】

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