Fate/eternal rising [another saga]   作:Gヘッド

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はい!Gヘッドです!

実はこれが今年最後の投稿でございます。

え?サボり気味?そんなことありませんよ。一話一話の間隔は長くなっているかもしませんが、文量は回数を重ねるごとに多くなっている(はず)!




ツクヨミ、諦めは肝心ですよ

 銀色の剣が俺の身体めがけて飛んできた。ギラリと鈍い光を放ちながら豪速で放たれた剣は空を貫いてくる。しかし、俺はそれを手に持つ剣で叩き斬った。

 

 キラキラとガラスの破片のように目の前を儚く舞う残骸。視線の前に舞うその中からまた新たな剣が発射されるのが見えた。今度はぐるりと身を回転させて迎撃する。

 

 無感情の、まるでバッティングマシーンのようにひたすら俺を殺すためだけに剣を投擲してくる。そして、そんな敵の攻撃は至極単純で、前から直線的にしか飛んでこない剣は軽々と叩き落すことができた。

 

 この様子ならば死に怯えていたグラムの方がよっぽど強い。彼女も投げるということしかできないが、縦横斜め前後ろからと四方八方からの攻撃を仕掛けてくる。考えもなしに敵を殺そうとはしないし、だからこそ倒しにくい。

 

 剣の波で押し流された山の外壁、木を絡めとり禿げた山の上で俺はひたすら地道に近づかんとばかりに剣を振る。

 

 パラパラと落ちている鋼の破片を手にとって剣の檻の中に閉じこもっている彼女に向かって投げつける。しかし、その攻撃は彼女を取り巻く剣に阻まれた。

 

「ですよね〜、防御はしっかりしていらっしゃられる」

 

 少しは楽をしようと思ったが、やっぱり楽はできないようである。ここでサクッと倒せれば楽なのだが、現実はそう簡単にはいかない。

 

「やっぱり地道が一番ですねッ‼︎」

 

 その時だった。涙目で現実を嘆いた俺の背後から青白い光線が俺の頭を若干かすったのだ。いや、カスった。カスって音が鳴ったのだ。髪の毛が少し焦げた。

 

 ズドォ〜ンと超巨大ハンマーでめちゃくちゃ分厚いガラスの壁をぶち抜くときのように大きな音が目の前で鳴り響く。物凄い振動が空気を伝わり俺の身体全体をぐらりと揺らし、尻餅を突かせた。

 

「えっ?」

 

 そして俺はその現状を鵜呑みにできずただただ唖然。今さっき目の前で起きたことがまったくもって理解できずにいた。何が何だか、とりあえず俺の背後から何かが飛んできたということだけ理解した。

 

 ゆっくりと後ろを振り向く。山からは織丘市の夜景が一望でき、そしてその夜景の中に一点、以上なものを見つけた。

 

「あ?なんだあれ?」

 

 それは赤日山近くで青白い光を放っている何か。それが何かは流石に肉眼ではよく分からなかったが、また見ているうちにその光が一層強くなっているように見えた。

 

 ん?

 

「あれ?」

 

 なんだろう、さっきの光が段々と大きくなっているように見える。いや、大きくなっているというより、なんか近づいてきているような気が……。

 

「って、オイッ‼︎飛んできてんじゃねぇか!」

 

 俺は急いでその場から離れる。段々と近づくにつれて大きく見えてくる青い閃光は山を抉らんと来ている。

 

 俺は前回り受け身でギリギリのところを交わした。青い閃光はそのまま直進し、さっきの一撃を当てた剣の檻にもう一度強い光を浴びせる。またさっきのように強い振動が俺の身体を震わせる。

 

「これってセイギがやったのか?」

 

 閃光が放たれた方向を見てみる。だが、やはりそもそも何キロも先を見ることができるわけもなく、ぼんやりとした街の明かりが見えるだけだった。

 

 だが、きっとこれはセイギだと思えた。そもそもこの時間帯に外に出ていて、なおかつこんないかにも魔術って感じの攻撃をするのは聖杯戦争関係者に限られる。そして、飛んで来た方向は赤日山付近。だとしたら今の攻撃はセイギのものに違いない。さっき剣の波が山の木を押し流して、禿山にしたから遠くからでもグラムの位置を特定できたのだろう。まぁ、俺がいたというのは知らずに攻撃したのだろうが。

 

 ……ん?とすると、一つ疑問が生じた。

 

「えっ?今の激強の最終奥義っぽいのってセイギがやったの⁉︎あいつってあんなに凄かったのっ⁉︎」

 

 俺とセイギの魔術師としての差を実感した。今まで毎日コツコツと修行を怠らなかったセイギとやる気を一センチも見せたことのないおれの差はここまで大きいとは知らなかった。

 

 マジか。魔術使えるって、普通の人と違うって有頂天だったけど、まさか俺って魔術師としてはゲロ弱ですかね?

 

 あのレーザービームを交わせたはずなのに、何故か俺の心が攻撃をくらった。これは結構くるわ。

 

 いや、こんなことで心を痛ませていてはこれからの人生でやっていけない。うん、よし、立ち上がろう。大丈夫、俺は強い。頑張れ、俺ッ‼︎

 

 ゆっくりと力なく立ち上がった俺は砲撃をくらったグラムを見に行く。砲撃が当たったところは鉄片がパラパラと雪のように降っていて、煙でよく見えなかった。

 

 段々と煙の濃さが薄くなってゆく。すると、目の前にあるのは……。

 

「嘘だろ……?」

 

 目の前に映ったのは崩壊した剣の檻などではなく、無傷の包囲網だった。まるで剣たちが自由意志で彼女を砲撃から守るように盾になっていたのである。剣が重なった花のような盾は砲撃が来ないとなると、またさっきのように剣は彼女を取り巻いた。

 

 まったくもって壊せないグラムを守る壁。さっきのあの砲撃でも壊せないとなると俺にはどうにもできない。あの攻撃以上の攻撃手段など俺には持ち得ておらず、どうすることもできないのだ。

 

 手の打ちようがない。堅すぎる敵の守りを俺は何もできずただ見ているしかないと直感的に感じた。

 

「いや、まじで、これどうすんだよ」

 

 そう独り言で愚痴を言った時だった。剣の檻が急に変形し出したのである。さっきのセイギの攻撃がストレスだったのか、それとも元々こうなる予定だったのか。檻がゆっくりと収縮し螺旋状に回転し始めた。キリキリとぶつかり合う剣の金切り音が至る所から聞こえ、まるで鉄の竜巻のような光景がそこにあった。

 

 鉄の竜巻が収縮し、うずくまる彼女の姿が完全に剣によって隠されたとき、上空の剣が楕円状に広がってゆく。徐々に市全体を剣の檻が覆うように広がる。

 

 そして、上空に広がる無数の剣の先が下を向いた。

 

 それは逃げられぬ死を意味していた。

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 ヨウがセイバーを置き去りにして一人でグラムを倒しに行くと決心したとき、月城家にはある来訪者が来ていた。その来訪者は玄関の扉に手をかけた。もちろん、鍵は閉まっている。しかし、彼が一言、

 

「扉よ、開け」

 

 と声をかけた途端、自然と扉は開いた。

 

 彼はそのまま月城家の中を詮索した。キッチン、居間、風呂場やトイレなど部屋のありとあらゆる場所を見て回った。

 

「実に普通だ。この時代の家として特に変わったことはなさそうだが……本当にここなのか?」

 

 そう呟きながら庭へ出る。軒端の縁側を物珍しそうに見渡しながら歩いていたら、彼の目に一人の老人の姿が映った。縁側の真ん中で庭の上にある夜空を見上げていた。老人は皺だらけの顔の中にある黒い瞳をその男に向ける。手にする杖でトンッと軽く床をつついて、穏やかにこう言った。

 

「お主は誰かの?物騒な顰めっ面を儂に向けてなんじゃ?キンキラよ」

 

 来訪者、それはこの聖杯戦争でアーチャーとして召還されたシグムンドを殺す修正力として世界が召還したもう一人のアーチャーだった。彼は黄金の夜空に似合わぬ眩い光をひらりひらりと反射しながら老人に理由を話す。

 

「あなたは月城陽香の父方の祖父、月城詠岩(えいがん)殿ですね—————?」

 

「うむ、そうじゃ」

 

「余はこの聖杯戦争のある疑問点についての説明を要求しに参ったものでございます。また、余はこの世界のことにもご説明を要求致します」

 

 あの傲慢な金ピカアーチャーが丁寧な口調で話し、深く頭を下げていた。ヨウの祖父であり、今のところ存命である彼の唯一の家族に向かって。

 

 だが、頭を下げられた詠岩は首を傾げた。

 

「はて?何のことだかさっぱりじゃな。いやぁ、すまんのぅ。この歳になると何が何だかよう分からなくなるのじゃ。聖杯戦争?それはなんじゃ?大東亜戦争の続きか?それともなんじゃ、外人さんよ。あれか?日本語わからんのか?パスアウェーじゃ、パスアウェー」

 

「いや、それを言うならゴーアウェーかと……」

 

「ん?ああ、そうじゃ、ゴーアウェーじゃ、ゴーアウェー」

 

 詠岩は一向に答えようとしない。それは年のせいでとぼけているのか、それとも意図的にとぼけているのか。

 

 金ピカは詠岩の目をじっと見つめた。

 

「このような無粋なことを申すのはいささかどうかと思いますが、言わせていただきます。—————あなた方は人間をどうお思いで?」

 

 その言葉にすっとぼけた老人の肩がピクリと動いた。

 

「人間のことか?人間かのぅ、う〜む、儂も人間じゃからのう〜」

 

 目を泳がせる詠岩。一瞬アーチャーはふっと笑みを浮かべたが、それから鋭い目つきに変わる。冷酷な顔を相手に向けた。

 

「何を言っているのですか?あなたは—————人間などではないでしょう?」

 

 そして、詠岩の顔からも笑みが消えた。いや、笑みが消えたわけではない。ただ今の顔はさっきまでの老人の可愛らしい朗らかな笑みなどではなく何かをほくそ笑むいやらしい狡猾な顔だった。にたりと上げた口角は般若面の如く薄気味悪い。

 

「もう一度聞こう。お主……じゃなくって、汝は何者だ?」

 

 人が変わったような口調。威圧感のある言葉と不敵な笑みはサーヴァントであるアーチャーの背筋を震えさせた。

 

「—————余はあなた方、によって認められし王。そして、あなた方に永遠の服従を誓った王でございます。王としての役目を(まっと)うするべく、こうして参った所存。これでよろしいですかな?」

 

 右手を左肩につけて、また深々と(こうべ)を垂れる。その言葉に嘘偽りは見当たらず、詠岩は星空に視線を移した。

 

「そうか。なら、お主……じゃなくって、汝はこの聖杯戦争の歪みに気付いたか?」

 

「ええ。他にも二騎ほど、この聖杯戦争の歪みに気付いているサーヴァントがいるようですが……よろしいのですか?日の本の月の神よ」

 

 日の本の月の神、それはツクヨミに他ならない。つまり、アーチャーは詠岩をツクヨミと言ったのだ。

 

「ツクヨミか……。その名で呼ばれるのは懐かしいものだ。この頃はヨウから爺ちゃんとしか呼ばれぬからな」

 

 そう言うと、ツクヨミはふっと温もりのある笑顔を見せた。

 

「—————人とは面白いものよ。何度もヨウの姿を見ていて思い知らされるわ。あやつの姿を見る度にこの聖杯戦争は段々と真の価値を見出してゆく」

 

 そして、ツクヨミの笑顔が曇った。

 

「だが、姉はその人の良さに気付いておらぬ。虚しきことよ—————」

 

 ツクヨミは杖をまた床につつく。すると、彼の身体がやんわりとした柔らかい光に包まれた。そして、見る見るうちに彼の身体が変貌してゆく。皺だらけの肌が滑らかな白い真珠のような肌になり、薄っすらと白髪だけが生えていた頭皮は艶やかで腰まで長い黒髪へと、そして茶色いジジくさい服は純白の狩衣に成り変わる。

 

 ツクヨミの真の姿を見たアーチャーは眼にしかと映し、そして敬服の意を表す。

 

「うむ、この姿は久しいな。どうだ?儂の……、我の姿は」

 

「……言葉をわざわざ変える必要はないのでは?」

 

「いや、そしたら儂……じゃなくって、我の威厳がなくなるだろう?」

 

「すいませんが、もう(ことごと)く無いかと……」

 

「えっ?マジ?」

 

「マジでございます」

 

 真顔で返答するアーチャーにツクヨミは終始変顔。

 

「な、なんじゃとぉー⁉︎折角ちょっとカッコいいカンジで神様感出そうかと思ってたのにー!」

 

「いえ、もうその必要はないかと。余を王だと認めた神も大体ツクヨミ殿と似ていて、同じ部類でしたから。何となく目に付いた信仰心のある奴がお前だったから、『お前、今日から王な』的なカンジで余は王になったのですし、別にギャップの落胆とかございません」

 

「えー、ほんとー?良かった……って、んなわけあるかいッ‼︎儂は……あっ、また間違った。我は一応日本三大神の一角じゃぞ?……だぞ?」

 

「いや、ほんともう無理です。諦めてください。今の一瞬で余の中ではツクヨミ殿のキャラ付けが決まってしまいました。ネタ枠ですね」

 

「それコンプレックスだからやめんかー‼︎」

 

 全然神様らしくない一面を披露してしまったツクヨミ。アーチャーに悪気はないだろうが、このままのせられては自身の聡明な神様キャラが崩壊すると悟ったのか、キリッと顔を整える。

 

「で、何だ?我に聞きたいこと?」

 

 ツクヨミの必死さにアーチャーはついに同情の目をしてしまった。

 

「やめんかぁっ!その目はやめろ!儂、悲しくなる!」

 

 出だしは良かったとつい気を緩んだせいで、素を出してしまったことを後悔をするツクヨミ。縁側に腰をかけ、だらけきった顔でため息を吐く。

 

「はぁ〜、もう無理じゃ。諦めたわ。やっぱり長年お爺ちゃんモノマネをしてたら抜けられなくなったんじゃ。もういい、このままで行くしかないの」

 

 一気にテンションだだ下がりのツクヨミにアーチャーはある疑問を持つ。

 

「日本の神は皆、ツクヨミ殿のような性格なのですか?」

 

「んなわけなかろう。儂だけじゃよ。儂は姉や弟に比べて色々と伝承がないし、影が薄いからの。もっと見てほしーい、なんて考えておったらこのザマじゃ。ああ、人気ない月の神って悲しいのぅ」

 

「はっはっはっ。まったくその通りですな」

 

「お主本当に神に忠誠誓ってるんか?さっきから痛いところばかり突かれている気がするのじゃが……」

 

「なにを言ってますか。余は神への信仰心の塊ですぞ」

 

「ならもう少し儂をいたわれ」

 

 ツクヨミはプンスカと頬を膨らませてご機嫌斜めなようである。

 

「で、なんじゃ、儂に訊きたいことがあるのだろう?」

 

 杖に顎を乗せて脱力するツクヨミはちらりとアーチャーに目をくれる。

 

「ええ。この聖杯戦争の深い深い人には知りもしない汚れた部分のことを尋ねたく思います」

 

「ほう、聖杯のそもそもを訊きたいのか?まぁ、別に教えてやらんでもない。何しろあれを作ったのは儂じゃし」

 

 ツクヨミは顎を乗せていた杖の先をアーチャーに向ける。杖の先端がアーチャーの鼻にかすれるほどの近さだった。

 

「しかしじゃ。お主は例え世界からの修正力といっても所詮はサーヴァントごときの存在じゃ。つまり、人ということ。人であるお主が聖杯の根元を訊きたいじゃと?笑わせるな。あれは人が触れてはならぬモノじゃ。付け上がるのも大概にせい。さもなくば消すぞ」

 

 ツクヨミの気迫はそれほどまで強いものではなかった。しかし、彼の後ろのとてつもない何かを悟ったアーチャーはたじろいでしまった。

 

 だが、それでもアーチャーは退かない。

 

「付け上がっている。確かにそうかもしれませぬ。余は王という地位に一度は酔いしれた。しかし、今、ここにいる余は民の上に立つ王であり、民を先導する王であります。余が王である限り、土地が違う民でも守護し、そして導くのが王である余の義務。それを果たせるのなら消されるくらいどうってことありませぬ」

 

 アーチャーはじっと目をそらすことなくツクヨミを見ていた。覚悟の目だった。その姿にツクヨミはもう何も言わない。

 

「そうか。消されるくらいどうってことないと申すか。面白いのぅ。儂らもそれくらいの強い信念を再び取り戻したいものじゃが。まぁ、良いだろう。教えてやろうではないか。その英霊たる心意気に免じてお主にこの聖杯戦争の全てを—————」

 

 ツクヨミはまた杖を地面につついた。そして、星空を眺める。

 

「—————だが、まだだ。まだお主に教えるのは早すぎる。この世界のお主には教えてはならぬのだ。いつかは分からぬが、お主がまたこの聖杯戦争に現れたときに全てを教えてやろう。だからだ。まだ、お主には全てを教えられぬ」

 

「この世界の余?それはどのようなことですかな?」

 

「そのままの意味じゃよ」

 

 教えられることと教えられないこと。その意味をその時のアーチャーは理解することができなかった。

 

「まぁ、話せることは話をしようか。たとえば、儂がなぜ月城陽香の祖父をしているのか、月城家の成り立ちはどんなものなのか、そしてこの世界のことを」




ふふふ、ツクヨミなんてキャラが出てきて……

この小説は一体どこへ行こうとしているのか。迷走中?

いえいえ、元々そういう物語です。迷走中のめの字もございません!

うん、でも話は難しい……。

そういう方のために簡単に説明すると……。

「とりあえず、聖杯戦争に神様の思惑とか何とかあって、とりあえずヤバい‼︎」

……いうて、このルートはどこもヤバくはないんですけど。



















あっ、そういえば今年最後の挨拶を忘れていましたな。

皆さん、めんそーれ!

ん?めんそーれじゃない?

ボンソワール!

え?それも違う?

じゃあ、な、何だって言うんダァッ⁉︎







……すいません、オチのつけどころがわからなくなりました。

とりあえず


来年もよろしくお願いします!

ということで各キャラからも。

ヨウくん
「んぁ?来年?見たきゃ見れば?」

セイバーちゃん
「読者の皆様、来年もよろしくお願いいたします‼︎」

セイギ
「来年もよろしくお願いいたします」

アサシン
「来年、見てくれたなら良いこといっぱいしてあ・げ・る♡」

アーチャー
「来年も娘の応援をよろしく頼むぞ」

達斗
「来年?ぼ、僕は出ないから、別にどうだっていいよ……。なっ、お前、バーサーカー、何すんだっ!おわっ、わわわっ‼︎」

キャスター
「ソージと私の愛を来年も応援してねっ!」

キャスターのマスターことソージって人
「いや、まだ第一ルートは僕たちの出番はほとんどないからね」

「えっへぇッ⁉︎無いのっ⁉︎ソージのバカァっ!」

雪方撫子
「来年もよろしくお願いします(小声)」

ライダー
「来年もよろしくお願いいたします、ぜひ、次のルートは僕のマスターをおだててください」

クーナ
「来年もよろしくお願いシマース、クリスマース!」

ランサー
「……チッ」

金ピカアーチャー
「来年も余の登場に期待してくださいですぞ!胸を躍らせて待っててね。だから、お金貢いで」

ツクヨミ
「儂もこれするの?……う〜ん、そうじゃのぅ。あっ、来年の最初の満月の日にいい夢見れるようにしてやるわい。えっ?どんな夢?それは……、パフパフな夢じゃ」

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