Fate/eternal rising [another saga]   作:Gヘッド

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はい。ということで、アサシンの過去の後編でございます。




奇怪な機械《後編》

 ‡前回のあらすじをざっくりと説明‡

 

 古代中国、ある村に高名な魔術師の父親とその娘がいた。娘は男を惹きつけるような美貌を持ち、人当たりも良く、村の中では一目置かれる存在だった。娘の母親は彼女が幼い頃に病によって亡くなっていた。だが、それでも、二人の間にはいつも笑顔が絶えなかった。

 しかしある日娘は病にかかって死んでしまった。父親は娘の死を嘆いたが、ある日から父親は頭が狂ってしまう。父親は娘が生きていると信じ込んでしまうのだ。

 だが、屍となった娘が生きているわけもない。そのため、父親は娘を魔術師で生き返らせようとする。長い年月の魔術の研究の末、娘は生き返ることに成功。しかし、どうやら様子がおかしい。

 実は実験は失敗だった。娘は生き返ったものの、人間として大切なものを全て欠いていた。そのせいで、生き返ってすぐに娘は暴走、父親を殺してしまう。娘は父親から魔力を吸い取ると、人間らしさの一つ、『殺人欲求』を得た。

 実は彼女、人を一人殺し、その殺したものの命を吸い取ると何かしらの人間らしさを手に入れられるらしい。

 彼女の殺人欲求を止めるものは何もなく、村の人を何人も暗殺していった。時には山の中で殺し、時には娼婦姿をして獲物を漁っていた。

 殺した人数の累計、五十人ほどになったら、警備隊が村に配備された。そのため、村で人殺しをすることができず、事態が冷めるまで山の中で過ごすことにしたが……。

 

 

 

 朝、起きたら死体が目の前に転がっていた。まさか、自分の殺人欲求がここまで強かったなんてと彼女は恐怖する。

 

 彼女は目の前に転がっていた死体から恐怖という命を吸い取っていた。

 

 彼女にとって二度目の人生で初めての恐怖。なのに少しだけ高揚していた。

 

 それは命を奪うという行為が彼女にはとても美しいものに見えた。命を奪えば奪うほど彼女はより人間らしくなっていく。殺した人数が五十人を超えたあたりから、もうほぼ元の美貌を取り戻していた。粘土でできていたはずの肌はしっとりと色気のある白さを持ち、女としての魅力も格段に上がっていた。人間らしさは確かに大幅に欠けているところはあるが、それでも人と会話をできるようになった。人を騙し、別人として振る舞うという知能も得ていた。

 

 彼女にとって殺すとは素晴らしい行為であった。それと同時に自分は生きているのだと理解できるものでもあった。命というものを奪う側の彼女にとって、これほどまで自分が生きていると認識できるものはないのだ。

 

 だが、やはり目の前に存在する惨状には気をつけなければならない。自分が無意識に人を殺すということは、それほどまでに殺すということに飢えていたということだ。今は山の中で行われた模様で、他の誰かに自分が連続殺人の犯人だとバレているわけでもないから良いのだが、今後そうなってしまったら自分は完成形の人間になれないのだ。

 

 いつしか彼女は人を殺したいという思いと同じくらい、ちゃんとした普通の人間になりたいと思っていた。あの頃の人間であった自分のように。

 

 そんなことがあってから彼女は殺しに対して慎重になっていった。殺す頻度を段々と減らすようにして、自分の殺人欲求を誤魔化してゆく。

 

 そうしながら何とか殺人欲求の暴走というものがないまま、殺した人数は累計九十七人となった。その頃には警備隊は山の方にまで配置され、彼女は人殺しがさらに難しくなっていた。

 

 しかし、もうその頃の彼女はそんなことに囚われるような殺人者ではなかった。もう人殺しの手練れである彼女は人を殺すという行為がもはや息を吐くくらいのこととなっていた。

 

 闇の中に紛れ、ターゲットの首を愛用の鎌で搔き切る。そのあと、殺した人から魔力という名の命を吸い取る。その一連の行為が僅か十秒ほどで行われていた。

 

 彼女は暗殺者のプロとなっていた。警備隊は未だに人殺しが誰だかさえ掴むことさえできずにいた。それを可能としたのは機械仕掛けの身体から生み出される驚異的な身体能力と音を消すという技術だった。それによって気配を消すことも可能とした。

 

 もう少し、あと少し人を殺せば自分は完成系の人間になれる。人造人間(ホムンクルス)ではないただの人間に戻れるのだと強い期待を馳せていた。

 

 だが、彼女はある晩に悲劇に遭うこととなる。期待を絶望へと塗り替えてしまうような悲劇に。

 

 月明かりがそっと雲の間から覗き見ている、そんな夜のことだった。彼女はいつものように娼婦の格好をして村の男を虜にしていた。路地裏で男を誘い、夜の男女の軽いまぐわいをしてから、本番に向けて男の家に連れていかれる。家に向かう途中、男は妻に逃げられたと話していた。きっと自分はその妻の代わりなのだろうと彼女は考える。

 

 家に着いた。男は部屋に入るや否や、荒い息を吐きながら彼女の服を無理矢理引き剥がす。どうやら酒が入っているようである。アサシンは内心でやれやれと嘆声を出す。客は選んでいたつもりだが、今日はどうやらしくじったようだ。

 

 酒が入った客は正直言ってめんどくさい。理性という枷が外れた分、何をしでかすか分からないのだ。それこそ、暴走してしまったあの時の自分のように。

 

 これ以上相手をしているのも面倒だ。そのため、彼女は早々に殺そうかと決める。

 

 彼女はいつも通り男が隙を見せたところを逃さず、男の首筋に噛みついた。いきなり噛みつかれた男は動揺するが、彼女にとってそんなことはどうでもいい。取り敢えず、大声を出して救援を求められる前に殺す、それだけである。

 

 しかし、男は殺される前に彼女を突き放した。思わぬ抵抗に彼女は尻餅をついたが、別にそんな抵抗は一匹の蟻が噛んでくるくらいの可愛い抵抗である。

 

 彼女が連続大量殺人の犯人だと知ると、男は玄関から逃げ出そうとした。しかし、男の抵抗もむなしく、彼女は無造作にまるで細い木の枝を片手で折るかのように男の首を飛ばした。男の首は宙にふわりと回転しながら浮いたあと、赤い飛沫を飛ばしながら地面に落ちた。

 

 彼女にとっていつもの見慣れた光景がそこに現れる。人体を満たす血が部屋中に散乱し、その中心に断面から血を流す首なし胴体。彼女はその胴体から魔力を吸い取り、また自分の身体に魔力を満たしてゆく。彼女の身体はもう元通りと言っても過言ではないほど整っていた。粘土と金属でできているはずの身体も生前の彼女の容姿を保ち、見る者全てを見惚れさせる美貌はあの時よりも輝いていた。

 

 魔力を吸えるだけ吸い取った彼女は満足そうな笑みを浮かべて、口についた血を拭う。

 

「これで、九十八人目……、かな?」

 

 殺し過ぎた。だからか、殺した人数など彼女には大体合っていればいいのだ。

 

 人の命なんて虫ケラも同然と扱う彼女。そんな人に向かって走ってるというのに、その矛盾に彼女は何の疑問もその時は感じなかった。

 

 用を終えた彼女は立ち去ろうとする。その時だった。家の奥の方から声が聞こえたのだ。

 

「お父さん?」

 

 その声は幼い女の子の声だった。あどけなく可愛い顔をひょっこりとふすまから出して、暗い家の中を見た。暗く何も見えない家の中に女の子の父親がいるような気がしたからだ。

 

 何も見えないため、女の子は手探りで辺りを探す。父親が何処かにいるという確信を持って探していた。

 

 それを殺人鬼はじっと見ていた。殺人鬼の手は少しだけ震えている。

 

 おかしかった。いつもなら、このような素性がバレそうな時は何の躊躇いもなく女の子の首も一緒に落としていた。

 

 だが、何故だか今日はそんな気が働かない。すごく胸が苦しいのだ。

 

 女の子は首なしの父親を手探りで見つけた。父親は床に倒れているため、女の子は父親に必死に声をかける。

 

「お父さん起きてー。起きてー。寝ちゃってるの?」

 

 何も知らない女の子。父親が死んでいるだなんて彼女には何も分からなかった。暗闇の中、父親の死体をゆらゆらと揺らす彼女を殺人鬼はただ心が穿たれたようにじっと見ていた。

 

 そして、殺人鬼はその光景に耐えられなくなった。自分だけが見える酷い景色。それを自分が作ってしまったのだと思うと、彼女の心はパンクしてしまいそうだった。

 

 殺人鬼はそこから走って立ち去った。村の外れの警備もしっかりとされていないところで彼女は一息ついた。外壁に背中つけてもたれかける。

 

 彼女は自分の胸を手を押し当てた。心臓は動いていない。いつも通りなはず。なのに何故か胸がぎゅっと潰れるような痛みがあるのだ。

 

 自分はいつも通りなことをしただけにすぎないのに、いつもならあんな状況に陥っても平静を保てていたのに。どうして今日、こんなにも人を殺したということが嫌に思えるのだろう。

 

 こんな気持ちは初めてだ。人を殺したということがまるでやってはいけなかったもののように思えてしまうのだ。いや、やってはいけないのな知っていた。だけど、今まではそのタブーに身体が気づかなかった。殺しても、こんなに殺したことを後悔するなんてことは一度もなかった。

 

 だけど、今は、殺したという事実があまりにも苦しいのだ。自分が人を殺してしまったという事実が彼女の心にあまりにも深く突き刺さっている。

 

 そう、彼女は九十八人目の人を殺してある人間らしさを得た。

 

 それは罪の重さを理解する、罪悪感という人間特有のものである。

 

 彼女は今は罪の重さに打ちひしがれている。人の命をか弱い花を手折るように無慈悲に吸い続けてきたことの罪を彼女は味わっているのだろう。九十八人の命を吸い続けた身体にはそれだけの命の重さがあり、彼女には到底背負いきれない重さだった。

 

 そして、もう一つの罪の重さを感じていた。それはさっきの女の子に対する罪である。彼女の父親の命を奪ってしまった。それは取り返しもつかないことである。あの女の子はまだ暗闇の中にいる父親が寝ていると思うだろうが、日が昇ったら父親の死んだ姿を目の当たりにして悲しみに暮れるだろう。

 

 辛いだろうなと彼女は人殺しをしていて、初めて同情した。

 

 男は言っていた。妻に逃げられたと。つまり、あの女の子は男と妻の間にできた子供で、きっと男手一つで育てていたのだろう。

 

 それはまるで昔の自分のようであると感じた。父親しか頼る人がいない。それが昔の彼女だった。

 

 だから、あの女の子はその唯一の頼る存在を失ったのだ。

 

 つまり、殺人鬼はあの女の子を殺したも同然なのだ。あの女の子の心を殺したようなものだ。まだ、日は地の下にあるが、それが這い上がってきた時、あの女の子を殺すだろう。

 

 そう考えてしまうと、急な吐き気に襲われた。自分のしてきたことをやっとついに見て、とても背負いきれない罪の重さに彼女は塞ぎ込んでしまった。強靭な機械の身体、生身の肉体では到底及ばないその仕組みは心には対応していなかった。

 

 錆びた歯車に油が塗られた瞬間だった。

 

 その後、彼女はいつものように殺人欲求が湧いてきたが、それで殺人に走るようなことはなかった。ただ、無気力感に陥り、何に対してもやる気が起きなかった。前までは楽しめていた殺人も、もう彼女は楽しめなくなっていた。よだれを垂らしてまで欲しかった命を啜る味が今では泥水のような味に思えてしまう。息をするような感覚で奪えた命も、今では苦しい行為に過ぎなかった。首筋を気管ごと噛み付かれたかのように息をするのが苦しい。それほどまでに彼女はショックが大きかった。

 

 だが、やはり彼女にとって殺人欲求とは本能のようなもの。人間にすでに備わっている死の欲求(タナトス)が誰かを殺したがっている。身体が求めている、人の命を。

 

 彼女は人間になりたがっている。

 

 その本能はまた彼女の意思に関係なく、暴走することとなる。

 

 気付くとそこは村のど真ん中だった。朝日が東から昇っていた。辺りには多くの警備兵が剣やら矛やらを自分に向けて囲んでいた。そして、自分は一人の男にまたがっていた。その男の首筋からは血がつうと流れていて、自分の唇には血が付いていた。

 

 いきなり気づいた彼女はその現場に困惑する。すぐにでも分かることと言えば自分が男を殺してしまったということだ。九十九人目の人を殺していた。

 

 最悪だった。あれほどまでに自分はもうしないと決めていた人殺しをまたしてしまったのだ。しかも、暴走により運悪く警備兵に見つかってしまった。つまり、今この場で殺されるということ。

 

 それは嫌だった。その頃の彼女は生存欲求を持っていたため、誰かに殺されるということは嫌だったのだ。その理由も命がなくなるからという意味などではなく、もう少しで人間になれるのに成り切れないまま終わりたくないというのが理由だった。

 

 しかし、彼女は人を殺し過ぎた。そんな彼女が死にたくないというのも虫のいい話だ。だからだろうか、運命はこんな状況を作り出したのだ。

 

 死にたくない。なら、殺そうか。この人数を殺ろうと思えば殺れなくもない。だが、殺したくもない。

 

 彼女は二つの欲求に板挟みされる。それもきっと、今まで欲望に忠実に人を殺してきた代償のようなものなのだろう。

 

 それでも彼女は死にたくない、そう強く願った。自分は一人の人間になりたいのだ。そのために殺しを行なってきた。まだ、ここで死んでなんかいられない、と。

 

 彼女は立ち上がった。手に持っていた鎌で警備兵を殺そうと決めた。

 

 その時、ある感覚が彼女を襲った。それはまだ知らない初めての感覚、きっとさっき殺した時に新しく得た人間らしさだろうと彼女は考えた。

 

 その人間らしさは彼女の見る世界を一瞬にして変えたのだ。今までは見える命全てがただ命という一括りのモノにしか見えなかった。それゆえに量は膨大で、一つの価値など皆無に等しかった。

 

 だが、今は違う。彼女は知ってしまったのだ。殺人鬼にとって最も要らぬ人間らしさを手に入れてしまったのだ。

 

 それは命の尊さを理解するということである。

 

 彼女が見ていたただの命。モノクロのような淡白で、大量のもの。それが今では色づいて見える。一つの命に一つの色があり、その色は美しい輝きを放っていた。その美しい輝きはただ一つのもので、他の何にも代えがたい絶対的な一つ。彼女の目の前にある命は彼女に負けない美しさを放ち、それら全てを合わせてしまえば、彼女の美貌など色あせてしまう。

 

 彼女は思い知らされた。今までの自分はこんな美しいものを摘み取って生を得ていたのかと。それを知ってしまった今、彼女はもうそんなことできやしなかった。

 

 少し前まで、人の命はすぐにでも引っこ抜ける道端の雑草と同じくらいにしか見ていなかった。だから、息をするように彼女は人の命を狩ることもできた。だけど、今はそうはいかない。命を狩ることは首が締め付けられるくらい苦しいものなのだ。到底できそうにない。

 

 彼女は苦しかった。罪悪感に苛まれ、命の尊さに自分という存在が殺されて、もうどうすれば良いのかも分からなくなった。

 

 彼女は取り出した鎌をそっと地面に落とした。生きる道しるべを失ったかのように気力なく崩れた。

 

 それから彼女は警備兵たちに取り押さえられた。抵抗することもせず、彼女は縄で身体を縛られ、自由を奪われた。そして、処刑の宣告をされた。

 

 彼女はその現実をただただ受け入れた。自分がしてきたことは自分の仮初めの命一つでは償いきれないようなものだと知っていた。それでも、彼女は罪を受けるべきだと思ったのだ。

 

 やろうと思えば縄など解くことなど容易かった。逃げることなどできた。だけど、しなかった。それも償いの一つである。

 

 そして、処刑の日。彼女は大衆の前に手足を縛られた状態で現れた。大衆の中には彼女に親族や恋人などを殺された者たちもいた。彼らは憎しみの目で彼女が死ぬ光景を想像しながら見ていた。その視線は彼女の身体に突き刺さる。すごく痛く感じた。

 

 彼女の隣に処刑人が剣を携え、立った。処刑人が彼女の首の上で剣を掲げる。

 

 ああ、死ぬのだ。彼女はそう思った。

 

 二度目の人生、彼女はヒドイ人生だったと思えた。だが、心残りはもうない。いや、あってはならないのだ。それも多くの人を殺してしまったという罪への贖罪なのだから。

 

 だが、欲を言えば、一つだけ彼女には心残りがあった。

 

 それは人間に成り切れなかったこと。それだけが唯一の心残りだった。

 

 できるなら、もう一度生き返れるのなら、次はマシな生き方をしたい。人を殺すことなく、それでも人として生きたい。

 

 そう強く願った。

 

 処刑人が剣を振り下ろす。彼女の首と胴体は分かれた。

 

 彼女の二度目の狂乱の人生は終わった。

 

 このあと、彼女の身体は魔術師たちによって回収され、研究資料として用いられた。その結果、人体製造魔術、いわゆるホムンクルスなどの魔術効率や成功率などが飛躍的に向上した。彼女の死はくしくも魔術の発展の礎となり、その成果は彼女の二度目の人生の全貌を知らぬ現在の魔術師たちの間では有名な話である。彼女の身体に施された魔術は妖怪などと呼ばれるホムンクルスの作り方にも応用することができ、言ってしまえば、妖怪の祖とも呼べる存在にもなった。つまり、後世から見れば、彼女は功績を残していたのだ。決して悪いことのみの人生ではなかった。

 

 しかし、やはり彼女の人生は賞賛に満ちた英雄譚などではなく、むしろ殺人鬼という点から、反英雄としての側面が強い。

 

 そんな彼女の願い、真っ当な人間になる。その強い願いは運命に選ばれたのか、彼女は現世に呼び出されることとなる。

 

 反英雄、九十九殺しの仙狸は聖杯に望む。たった一つ、人間になりきれなかった、この世で一番人間に近づいた化け物の望み。

 

 一つだけ欠けた人間らしさを求めて。

 

 

 

「君が僕のサーヴァント……なのかい?」




ヤバイな、これは今年中に終わらないな。これはもしやペルソナ5の発売延期連発と似た状態……。

なんてことを考えながら、取り敢えず終わらせるまで書きます。( ̄ー ̄)

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