随分とお待たせしました(T_T)
フィリア祭に突入!!
明け色の陽射しが草木を照らし始める頃、ある男はゆっくりと市壁の上を歩いていた。散歩なのか、用事があるのか。わざわざ市壁に登って周回するように歩いているのにはどことなく違和感を覚えるが、男は苦もなくずっと歩き続けている。
すると、ある程度歩いた先には、オレンジ色の髪というとても珍しい髪色をした青年が立っていた。
黒衣に身に纏い、手には漆黒の刀が握られ、全身黒ずくめという怪しいこの上ないのだが、一体何をしているのか気になった。
青年に近寄ろうとした男は、一歩足を踏み入れようとすると、直前に足を引っ込めてしまった。
「…………何してんだ。イチゴ」
「…………会話」
「……やっと返ってきたのか?」
「……あぁ……って、お前は!」
黒衣の青年、
「よぉ」
「スターク!」
黒衣の青年、一護と相対するように白を強調とした服装に身に包み、怠そうに欠伸をしながらスタークは挨拶をする。
「やっと『剣』が戻ったか」
「『剣』……でも間違っちゃいねぇけど、これは『刀』っていうんだぜ。あんたのその腰にあんのそうだろ」
一護は眉間に皺を寄せてそう言ってくると、スタークは流しながらその『刀』を見た。
「……黒いな」
「そのまんまの感想かよ」
そう『黒』がすべてを染め上げているその刀。一護が最も信頼し、己の半身と言うべき存在。それがこの刀である。
「まぁなんでもいいけどよぅ。ここは俺の寝るとこだぜ」
「…………おいおい、嘘いうなよ」
「マジだが」
そう言いつつ、腰を下ろして横になろうとするスタークに『……マジかよ』と驚愕している一護。スタークは『そういえば……』と思い出したように再び聞いてみる。
「おい一護。今日は《
スタークがそう言うと、赤面になりながら否定でもしてくるのかと予想していると、一護は抜き身となっていたその黒刀を
「分かってるよ」
何故か晴れやかな笑顔だったことに対し、寝そべりながらスタークは少し首を傾げた。器用に。
(……うん?……やっと
ふがぁ~、と大きな欠伸を吐きながら『あっ』と気付くスタークは、それはないだろうなと思いながらも、
「アイツ……まさか刀帰ってきて嬉しかったから機嫌が良かったんじゃ……」
まさかな、と市壁の上で晴れやかな空を眺め、いつものように睡魔に身を任せたスターク。
だが周囲の警戒心はヒューマンより敏感である
まさに人のことを言える立場ではなかった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
オラリオのメインストリートを歩いていると、一護はよく見知った白髪赤目の少年を見つけた。リューが働いている
「よぅ、リオンも一緒か?」
一護が声をかけると、
リューは『な、何をするのですか!』と少し顔を赤らめて抵抗するが、さっそく一護はリューに話しかけてくる。リューの気持ちも知らず。
「なんかベルと話してたのか?」
「えっと、それがねイチ兄……」
「ク、クラネルさんに少し用件を話していたのです」
そこで一護は、リューとベルがいつのまにか知り合っていたことに驚いていたが、そう言えばベルが話していたような記憶があった。
「いやニャー。店番サボって祭り見に行ったシルに、忘れていった財布を届けて欲しいニャって、この白髪頭に頼んでいたニャよ」
ふぅやれやれ、と顔をしながら
「……と、言葉足らずで用件が分からなく困っていたクラネルさんに謝っていたところでした。イチゴも丁度よくあ現れましたね」
「そうだね、イチ兄さっき出ていったばかりなのにどうしたっていうの?」
「いやちょっと用事があってな」
そう一護が言っているあいだに、リューは一護の腰に帯刀してあった黒刀に目が持っていかれていた。
「戻ってきましたか」
「あぁ」
リューと一護は互いに視線を向け合うと、同時に口角を吊り上げてしまった。
一護の黒刀と、リューの双刀。初めて出会った時の煌めきは未だに覚えており、正しくこの
そこでふと、
ベルはすぐに『あ、これは色恋方面の見つめ合いじゃないな』と兄・一護の性格をよく熟知している為にそう判断できたが、
黄色い声を上げる前に行動を移していた。
「あぁーと! そう言えばリューに頼みたいことがあったのニャー」
「……?……なんです?」
「おかみさんからチラシを配ってきてくれって頼まれたニャー。でも丁度ここに白髪頭やオレンジ頭がいるんニャから一緒にやればいいニャ!」
「……クラネルさんにおつかいを頼んだ挙げ句に更に頼み事をするのは流石におこがましいかと……」
コイツ誰の為に言ってると思ってるニャ!? と
だが面白い、と
「んー! だったらオレンジ頭だけ手伝わせるニャ! 二人
ほらほら、と背中を押され、ウエイトレス姿がとても似合っているリューに微量な枚数のチラシを渡され、まるで虫でも追い払うかのような動作をしてきた。
「あの、僕も手伝いますよ?」
「いえ、クラネルさんはシルに届け物を優先させてください。きっとよろこ……コホンコホン。いえ、きっと助かると思いますから」
そう言って、リューはベルに『構わず行ってらっしゃってください』と断りをいれる。
ベルは『……でも……』と少し難しそうにしていると、一護が『構わず行ってこい。こっちは大丈夫だから』とフォローする。
「……アーニャ。あとで覚えておきなさい」
ボソボソ、となにか呟いているリューを横に一護は同じ歩幅で歩く。その視線は走っているベルの背中だった。
「クラネルさんとご兄弟だったのですね」
「あぁ、もうリオンは知っていたんだな」
「はい。少しですが」
話ながら歩く二人はどこか自然体で、リューも少しだけだが笑みを浮かべてる。
「そういや
「《
リューは本当に驚いたような顔で一護を見る。
「いや、年に一回はやるみたいな話は聞いてたけどな」
「怪物祭は【ガネーシャ・ファミリア】が主催の大きな催しです。闘技場を一日貸し切り、ダンジョンから捕獲してきたモンスターを調教するものです」
「……ダンジョンからだとッ? それは大丈夫なのか?」
まぁ大丈夫なのだから開催してると言ったあと一護が気付くが、リューは冷たくも美しいその表情から感情を読み取れない一護は溜め息を吐く。
まったく、この
「え、えぇ。そうですよ。
顔を赤くしたリューだったが、すぐに調子を取り戻して何も知らない一護に説明していく。
「ダンジョンにモンスターは獰猛なものが多い中、調教を受け付けないものも当然います。普通ならば地上にいるモンスターを手懐けますが、【ガネーシャ・ファミリア】の構成員は実力者揃いが多いので、迷宮育ちのモンスター相手でも調教を成功させてしまいます」
【ガネーシャ・ファミリア】。確か【カグツチ・ファミリア】の
一護は迷宮に出現するモンスターたちを思い浮かべては、それを手懐けてしまうという冒険者たちに素直に『凄い』と思った。
『倒す』ことなら一護はそんじゃそこらの冒険者たちより軽くこなすだろうが、『調教』なんてものは絶対に無理だろう。
「そんじゃあ……モンスターと戦ってるところでも観に行くのか?」
「いえ、モンスターと格闘し、大人しくさせるまでの流れを
わざわざそんなことをするのか、と一護は少しその考えが分からなかったが、きっとこのオラリオに住んでる地上の人たちに、地下これだけのモンスターが居るが冒険者が居る限り安心してくれ、という意味合いを汲んだものかもしれない。一護が少しそんな風に考えていると、リューは隣で一護の表情を窺っていた。
「……他の仲間たちも見に行きたがっていましたが、イチゴはそうではないのですね」
「……すげぇ、とは思うけどな。見に行きたいとかはねぇかな」
オラリオの中心部。
そして、リューは一護の横顔を窺う。
(果てしなく強いというのに、モンスター相手にも慈しみをみせるのですね……)
一護は無意識だろう。
そんなことを思ってはいなかっただろう。
モンスターと人間は違うのだ。
だが、一護はそれでも、生きている者に対する慈しみを無意識に持っていた。
見世物の後はどうなるのか、終われば迷宮に帰すのか……。
結果は知れている。
人間の見世物にされた後のモンスターたちがどうなるのか、知っている。
いつもの顔より、一層眉間にシワを寄せては、何かを睨んでいるように見える。
(…………優しいですね)
それは脆く危ないものだとしても。
この男は棄てきれないものだとしても。
リューにはそれが、どんな強者よりも気高く危険なことだと知っていても。
(やはり、目が離せませんね……)
色恋物ではなく……。
危うさを感じたそれを、リューは見つめていた。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「よぉー、待たせたか?」
「いえ、少し前に来たばかり」
手を上げ気軽に声をかけてきた
ヘファイストスのような鮮烈な紅髪とはまた異なった、淡色の朱髪。黄昏時を連想させる髪を後ろで結わえる彼女はくたびれたシャツとパンツという服装で、どこかだらしないお男のような印象を見る者に感じさせる。
漏れかける欠伸を噛み殺しつつ、涙目のまま、ロキはにへっと笑みを作った。
「なぁ、うちまだ朝飯食ってないんや。ここで頼んでええ?」
「お好きなように」
椅子を引き寄せながらずけずけとそんなことを言うロキに、フレイヤは微笑を浮かべたまま気にした素振りを見せない。そして、そのちょっとした動作だけで周囲の男たちは視線を釘付けとさせる。
闘技場に続く東のメインストリート。その大通りに面する喫茶店に女神
ヒューマン、獣人、ドワーフ、エルフ、色とりどりの種族が大通りに賑わいを散らしながら雑踏を奏でていた。
「宴の後、随分と寝込んでいたそうじゃない。一人でやけ酒して、酔いつぶれて、。ふふ、ヘスティアもやるわね」
「オイ、腐れおっぱい。お前はそういうことどっから聞き付けてくるんや」
「貴方の可愛い
「かっー! あのヤンチャどもめ、やってくれるわぁ」
フレイヤを呼び出したのはロキで、待ち合わせ場所をこの店に指定したのも彼女だ。『神の宴』から日が経った今になってこうして集まっているのは、つまりはそういう理由だった。
「ところで、いつになったらその子たちを紹介してくれるのかしら?」
「なんや、紹介いるんか」
「一応、彼女と彼は初対面よ」
フレイヤのもとにやって来たのは、ロキを除けば二人。
双方、鞘に収めた剣を携え、ロキを護衛するかのような立ち位置で立っているのは、美と称されたフレイヤもふと目を細めたくなってしまいそうな、美しい金髪金眼の少女。
もう一人は、角が生えた仮面のようにも骨とも連想させるような純白の兜を左頭部に被り、痩身で真っ白な肌をした黒髪緑眼の青年。目の下に、垂直に伸びた緑色の線状
「こっちがうちのアイズ、こっちもうちのウルキオラや。これで十分やろ? アイズ、ウルキオラ、こんなやつでも神やから挨拶だけしときい」
「……初めまして」
「………………………」(コクリ)
《
アイズ・ヴァレンシュタイン。神達の間でも殊更話題に上がる【ロキ・ファミリア】切っての女剣士。その名と武勇をオラリオも越えて世界に轟き渡らせる彼女の説明は、確かに今更不要のものだ。
その可憐な相貌は、冒険者などという危険な職種と本来ならばかけ離れている。何も知らない者を前にすれば、間違っても数え切れないモンスターの亡骸を踏みつけてきたなどと思いもしないだろう。
だが、そんな雷名轟かせる彼女より遥かに無名に近いとも言われるこの感情が全く伺えない青年に比べると、悪いが霞んでしまうかのような威圧を放っていた。
《
そして、そのウルキオラの瞳は、間違っても神様。しかもこの世の生ける生物たちをすべて蕩けさせると言われる美の女神に向けるような眼ではなかった。
(……ふふ、
神を神とも思わぬ視線。
正に悪神に魂でも捧げたのような〝悪魔〟なような眼差し。
あの青年は、きっとどのように
フレイヤの
たとえ人形のように形崩れることもない無機質な表情をしているこの青年に対してもだ。
だが、この場合知りたくなかったとフレイヤは思っていた。
(……ふ、ふふ……)
この女神はゾクゾクと震えてしまう。
今すぐにでも剣をこの美しい肢体を貫き斬り裂きたいと思うような雄が。
こんな征服しがいのある
「二人とも座ってええよ……って、なに気持ち悪いほど笑顔になって震えてんねんフレイヤ」
そこでロキはすぐに気付いた。
フレイヤが蕩けるような眼差しでウルキオラを見ていることに。
「フレイヤっ! お前は! …………いいや、うちをよく知ってるんならそんなことせんわな。じゃ……ウルキオラやな!」
「ふふふ、うふふふふふっ!」
「あ、あかん! この
ロキはすぐにウルキオラとフレイヤの視線を遮るかのように間に入り、ウルキオラの眼を両手で覆った。
「こらウルキオラ! 誰彼構わずその相手だけに伝わる〝殺気〟放つの止めい! なんやその技術は!」
「……申し訳ありません」
ウルキオラはうちのもんや!
そう言うや否や、ウルキオラを椅子に座らせ、なんとそのウルキオラの膝の上にロキは座った。
もちろんウルキオラは何の抵抗も無しにされるがまま。
「あらあら、見せつけてくれるわね」
「おうよ、こんだけせんと分からんらしいからな、お前は」
ちょうどウルキオラの視線がロキの後頭部になるよう座らせて、フレイヤを落ち着かせた。
「あなた……なんて良い
「はん! お前それ本気で言うてないやろが、そっちのファミリアの男どもをここに連れてきてもええんやぞ? 内輪揉めさせたるわ」
「ふふふ、
でも残念。私の
「ほぅ~……じゃ試しに何人かそっちの男どもを使って
一気に剣呑な雰囲気になる女神二柱。
なぜか周囲の冒険者たちも彼女たちから離れている。
そしてアイズは平気な顔で、注文していたジュースを飲んでいる。
「ふふふ、やめましょう。貴女が本気で嫌がってるみたいだしね」
「あぁ? 当たり前や!」
悪戯で神たちを殺し合いをさせて楽しんでいた神とは思えぬ行動を密かに楽しんだフレイヤは、思わぬ脱線していた話を戻した。
「さて、どうして《剣姫》と《
「ぬふふっ……! そらお前、せっかくのフィリア祭や、この後しっかりきっちりアイズたんとラブラブデートを堪能するんじゃあ! そんでウルキオラは
(……あら、結局変わらないわね)
なぁ、ウルキオラー。とロキが椅子の化したまま『はい、美少女二人を見守ります』と答えると『ん? なんでそこを強調したん? んん? 美少女やろ?
「こんなところに呼び出した理由をそろそろ教えてくれないかしら?」
フレイヤのその質問に、ロキはふざけた態度を翻し、ニッと不敵に笑う。フレイヤは自らの隠しきれてない美の女神としてのオーラを隠すようにフードを被ってきたが、それによりフードの作る暗がりから薄く笑ったフレイヤは恐ろしくも美しいものだった。
両者の空気ががらっと一変し、ロキは笑ったままフレイヤに聞いた。
「率直に聞く。何やらかす気や」
「何を言ってるのかしら、ロキ?」
「とぼけんな、あほぅ」
ロキは
「最近動き過ぎやろう、情報収集には余念がないわ、興味がないほざいて『宴』に急に顔を出すわ……今度はに企んどる」
「企むだなんて、そんな人聞きの悪いこと言わないで?」
「じゃかあしい」
『お前が妙な真似をすると碌なことが起きない』───言外にそう告げてくるように、こちらに面倒が及ぶなら叩き潰すぞ、と朱色の瞳は己の意向を明確にしてみせた。
視線の応酬が続いた。蛇をも射殺すかのようなロキの眼差しを、フレイヤは微笑みながら真っ向から受け止める。目に見えない剣呑な神威が発散され、気が付けば、店内はいつの間にかフレイヤ達の貸し切り状態になっていた。
アイズやウルキオラが見守る中、永劫続くかと思われたそんな無言のやり取りであったが。
おもむろに、ロキは脱力。
それまでの雰囲気を霧散させ、確信した口調で声を打つ。
「男か」
「…………」
女神は答えない。ただフードの奥で微笑みを湛えるのみ。
ロキは呆れたように長く大きな溜め息をつく。
「はぁ……つまりどこぞの【ファミリア】の子供を気に入ったちゅう、そういうわけか」
フレイヤの多情……いわゆる
気に入った異性を見つければすぐにでもアプローチを行い、その類ない『美』を用いて自分の
フレイヤが今回目をつけたのは、恐らく他【ファミリア】の構成員。
(そんで『宴』に出て、情報収集を行ったんやな。既に他神と契約している子供に手を出そうものなら、奪い取ろうものなら間違いなく諍いが起きる……。もし喧嘩売った相手の【ファミリア】が強大な大勢力であった場合、そりゃ『戦争』にもなりえるわな。フレイヤも小さくない損害を被る)
ロキはフレイヤの悪癖に嫌気を思いながら、ふと思う。
「カッ、なら手ぇ出す子供が【カグツチ・ファミリア】んとこやったらこんな話さえ出てこんわな」
「…………迂闊にそんなことを言わないで貰えるかしら。少しでもカグツチの耳に入ればうちの【ファミリア】は半壊……いいえ……
「……冗談抜きでホンマにそうなるわな」
さきほどまで目に見えぬ神威まで解き放ち、互いに牽制し合っていたというのに、
あの東方からやって来た炎の女神が二柱をちらつかせる。
「……あの【ファミリア】が本気を出せば私やロキの【ファミリア】を同時に相手しても勝てる気がしないわ……」
「……いや、本当にあれは洒落にならん。ほんまに『戦争』が起こせるで、きっと……」
あの火炎の微笑みを浮かばせて、一番最初の
ダンジョンから|唯一
まるで【カグツチ・ファミリア】の象徴のように、『総隊長』と呼ばれる老人が手に持つ炎刀は、ダンジョンという地下迷宮を瞬時に
レベルという枠を越えてしまったあの男は、一人で他【ファミリア】を潰せてしまえるだろう実力を誇っている。
炎熱・焦熱と、その地獄を生み出せる男が【カグツチ・ファミリア】に居るのだ。
「……カグツチんとこのこと考えたら、フレイヤがよその男漁ってるの見てもまだマシに見えてしまうわ」
「失礼な言い方ね、分別くらいあるわ。カグツチのところの子じゃなかったしね」
「チィッ! だろうわな。そうでなければそんな笑顔浮かばせられるかい」
ロキはつまらなそうに、フレイヤは心底良かったと言わんばかりに互いに見合った。
「で?」
「…………?」
「どんなヤツや、今度自分の目にとまった子供ってのは?」
フレイヤは美しき微笑みを送り、嬉しそうにしながら、ロキにその子のことを楽しく話し始めた。
誤字脱字ありましたら大変申し訳ありません。
早く上げたかったです(T0T)
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