やはり俺のVRMMOは間違っている。REMAKE!   作:あぽくりふ

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13話

「―――カハッ!」

 

短剣(ダガー)が胸を貫いた、と思った次の瞬間に俺は吹き飛ばされていた。衝撃に息を詰まらせながら起き上がると、ようやく自分が蹴り飛ばされたことを自覚する。同時に戦慄。動きが、見えなかった。

 

「......キミ、強いでしょ」

 

楽しそうに弾んだ美声。何処かで聞いたことのあるその声に、俺は顔をしかめる。短槍を手放してないことに感謝し、立ち上がって構える。

 

「さっきも蹴る直前に身を引いてたでしょ?無意識だとしたら、かなり戦い馴れてるね。これは少し期待できそうかな?」

 

そんなことを言いながら黒ポンチョは目を細め、唇をぺろりと舐める。全身を刺し貫くような殺気が、数メートルほど離れているこちらにまで伝わってくる。―――こいつは、犯罪者(オレンジ)じゃない。殺人者(レッド)だ。

 

「......お前は、誰だ?」

 

気付けば、俺はそんな問いを発していた。殺人鬼は楽しそうに笑う。酷薄な笑み。

 

「私の名前は《PoH(プー)》。親しみをこめてPoHさんと呼んでくれると嬉しいかな」

 

そして黒ポンチョの殺人鬼―――PoHは笑いながら大地を蹴った。俺もそれを追うように大地を蹴る。直後に痺れるような衝撃が手に伝わってきた。―――斬撃が、速い。

 

「―――It,s show time(さあ、遊びの時間だ)!」

「くッ―――!」

 

煌めく白刃と黒い槍が激突し、死闘が始まった。

 

 

 

 

※※※※※※※※

 

 

 

 

―――劣勢なのは、ハチマンだった。

 

本人もそれを自覚していたが、離脱すらできない。迫りくる白刃を弾き、蹴りをしのぎ、決定打を避けるだけでもはや手一杯だった。

レベルでは、僅かにハチマンが上。武器の性能は互角。

だが―――技術は、PoHが一枚も二枚も上を行っていた。

 

「く、そッ!」

 

歯を食い縛り、ハチマンは神速で槍を振るう。だがPoHはそれを必要最小限の動きで避け、短剣(ダガー)で弾き、易々と懐の中に入り込んでくる。

 

「あはっ♪」

 

心底楽しげな笑い。同時に放たれる掌をギリギリでかわし、ハチマンは《幻月》を発動。だがPoHは跳ねるように右足の蹴り上げを避けた。ハチマンはそのまま《軽業》スキルに繋げ、宙を一回転して後方に着地し、短槍(ランス)を振るう。軋むような金属音とともにPoHの短剣(ダガー)が弾かれる。

 

―――決定的に、相性が悪い。

ハチマンはそれを再認識し、歯噛みする。懐に潜りこまれた瞬間に無防備になる短槍(ランス)と、超近接戦で真価を発揮する短剣(ダガー)ではあまりにも相性が悪すぎた。加えてPoHの近接戦での格闘センスは怪物じみたもの。

 

そしてなにより―――動きが読めなかった。

 

(......強すぎる)

 

内心で呻き、ハチマンはPoHの瞳をじっと見つめる。準備動作(プレモーション)、視線の動き、表情などからもはや読心術に近い未来予測を可能にするのはハチマンの十八番―――システム外スキル《読心》だが、この怪物からは『何も読めない』。その蛇のような虹彩は捕食者のそれ。背筋をぞくぞくぞくっと悪寒が走るのを感じながら、ハチマンは再度大地を蹴る。

 

「シッ―――」

 

ソードスキルは使えない。使った瞬間に軌道を見切られ、技後硬直(ポストモーション)の間に八つ裂きにされるのは目に見えている。故に純粋な槍術のみでPoHと相対しなければならなかった。

 

黒い槍から放たれる斬撃。突きは使わない。突きは点であるが故に避けることが困難な反面、突いたら戻さねばならないという1プロセスを挟まねばならない。その間に側面に回りこまれれば、終わる。

そう思考し、ハチマンは遠心力を乗せた神速の斬撃をPoHに向かって振るう。それを弾いた短剣(ダガー)から衝撃が伝わったのか、PoHは顔をゆがめ、笑った。

 

「やっぱり強いね、キミ。おねーさん惚れ惚れしちゃうよ」

 

―――それを軽々と捌く怪物が何言ってやがる。

ハチマンはそう返したくなるのを抑え、無言で切り上げ、回転させた石突きでPoHの胴を狙う。ステップでPoHはそれを回避し、踊るように回転しながらホルスターを開き、ナイフを抜き放つ。左手の指で挟み込むようにして抜き、同時に投擲された三本のナイフはソードスキルがなくとも恐ろしい精度と速度。

飛来するそれらを短槍を回転させることで叩き落とし―――ハチマンは己の失策に気付いた。左からの投擲と同時に、PoHが右から回り込んでいた。

 

「チッ―――!?」

「バレバレだよ」

 

もはや槍を引き戻すには間に合わない。そう認識したハチマンは右手を槍から離して肘打ちを放つが、PoHはそれを悠々と避け、続く裏拳すらもあっさりと受け止めた。

 

―――ヤバい。そう認識したハチマンは右膝を跳ね上げようてするが、その前に地面に向かって短剣(ダガー)が神速で放たれる。《シングル・シュート》の青い光を纏ったそれはブーツを貫いて足の甲を貫通し、大地にそのまま縫い止める。激痛でハチマンの動きが一瞬止まり―――PoHが嘲笑うように言葉を放った。

 

「残念、キミは槍を離すべきだったんだよ」

 

左手も槍から離し、両手を用いた格闘でPoHを退けるべきだったのだ。敵の指摘によってハチマンは続く失敗に気付くが、もう遅い。

PoHはくすりと笑い、右足をハチマンの右腕に絡め、うなじに踵を引っ掛けるようして固定。ハチマンは脳の片隅で大音量の警戒音(アラート)が流れるのを感じて必死に拘束から逃れようともがくが、PoHは右腕を捻るようにしてハチマンを倒す。

 

「槍使いはなかなかだけど、寝技はまだまだみたいだね」

 

絡み付く柔らかな肢体。地面に押し倒され、完全に関節を決められたハチマンは呻いた。そもそも寝技に持ち込まれたことなどないため対処法などわかるはずもない。

そんなハチマンを見下ろし、PoHは楽しげに笑いながら―――言った。

 

「しょうがないなあ。じゃあ―――おねーさんが、オンナのコとの寝方を教えてあげよっか♪」

 

耳元で囁かれる、蜂蜜のように甘ったるい声。セミロングの黒髪がハチマンの頬にかかり、柑橘系の香りが鼻腔を刺激する。

 

そして―――異音とともに、ハチマンの右腕があっさりと砕かれた。

 

「ッッッ―――!?」

「あは、イッちゃった?ダメだなあ、おねーさんはまだまだなんだけど」

 

例えるなら、麻酔をかけた上で神経に焼けた鉛を流し込むような感覚だろうか。

ばきばきと関節が破砕する音を体内と体外から聞きながら、ハチマンは形容し難い激痛に声にならない声を上げる。点滅する視界の隅では半分を切って黄色に染まっているHPバー。その下には部位欠損ではなく部位損壊のアイコンが点滅している。つまり、システム的にもうハチマンの右腕は使用不能だということだ。

 

―――ならば、左腕を使ってこの状況を打破するしかない。

 

だがそんな思考すら読んでいたのか、PoHは妖艶に微笑みながらハチマンの左腕を右膝で抑えつける。その笑みは、もはや完全に捕食者のそれ。絶対的優位に立つ者の微笑だった。

 

「これで、詰みだね」

 

ハチマンに馬乗りになり、至近距離からハチマンの顔を見下ろしながらPoHは呟いた。

端から見れば美女に押し倒されているようなものだが、状況としては最悪に等しい。背筋を走り抜ける死への恐怖に、ハチマンは身を凍らせる。

 

「......ふふ」

 

そんなハチマンの恐怖を煽るようにPoHは頬に指を這わせる。艶然と、うっとりしたような笑顔を浮かべ、彼女はハチマンの瞳をじっと覗きこむ。

一方ハチマンは、心の底まで見透かすようなPoHの瞳に抑えがたい恐怖を抱いたものの―――最後の足掻きとばかりに睨み返す。

 

そんなハチマンを見て、PoHはくすっ、と再び笑った。

 

「ねえ、キミの名前を教えてくれないかな?」

 

唐突な問いに、ハチマンは一瞬何を言っているのかわからなかった。が、理解すると口を開いた。

 

「お―――」

「あ、今のキミの生殺与諾権は私にあることを忘れないでね?」

 

―――教えるわけねえだろ、という言葉をハチマンは飲み込む。もとより、彼に選択肢などなかった。

 

「......ハチマンだ」

「ふぅん、ハチマン、ハチマンかぁ......」

 

しばらく口の中でその名を転がし―――しっくり来たのか、PoHは笑みを浮かべた。

 

「うん。ハチマンは、今は殺さないであげる」

 

ハチマンは思わず瞠目する。ここまでマウントポジションを取ってなお、彼女は見逃してやる、と言っているのだ。

 

「惜しい気がするんだよね。ハチマンって強いでしょ?ひょっとしたら、私を越えるかも―――なんてね」

 

そして歌いあげるようにして、PoHは言った。

 

「気に入ったよ、ハチマン。だからキミには選択肢をあげよう。光栄に思ってね?普通なら殺しちゃうんだから」

「......なに?」

 

す、と彼女はハチマンに人差し指を立てて示す。

 

「ひとつめ。今ここで私に殺されて死ぬ」

 

そして中指も追加で立て―――PoHは言った。

 

「ふたつめ。―――私の仲間になる」

 

ハチマンは唖然とした。それは、つまり―――

 

「......俺に、PKになれって言いたいのか」

「そうとも言うかな」

 

あっさりとそう返すPoHを、ハチマンは怒気のこもった眼で睨み付けた。

 

「ふざけるなよ。そんなの―――」

「おっと、いいのかな?そしたらキミは死んじゃうんだよ?」

 

ふざけた様子でPoHはハチマンに向かって指を振る。だがその蛇のような眼は、提案を蹴れば躊躇いなくハチマンを殺す冷酷さを秘めていた。

 

「本当にいいのかな?ハチマン。キミなら選ぶべきがどちらかわかるでしょ?」

「俺、は」

 

ハチマンの声が震える。他者の命か、自分の命か。選ぶべきは歴然としているにも関わらず、ハチマンは動揺した。

 

「......ハチマン、こうは考えられないかな?もしかしたら、キミは私より強くなるかもしれない。そしたら、キミが私を殺せばいい」

 

悪魔の囁き。自分に対する言い訳を与えられ、ハチマンの心はどうしようもなく傾く。

すなわち―――

 

「......俺は」

「うん」

 

薄い笑いを浮かべたPoH。そして彼は、口を開き―――

 

「―――やれ、キリト!」

「――――――ッ!?」

 

PoHは驚愕しながら背後を振り向く。―――だが、そこには誰もいない。

一瞬の驚愕、意識の空隙。だがその一瞬の隙をついてハチマンは左腕を引き抜き、体術スキル基本技《閃打》を全力で発動。放たれた超速の拳はPoHの腹に当たり、細身の身体を吹き飛ばした。

 

「............!やるね、口も上手いんだ?」

 

してやられた、と木に叩きつけられたPoHは苦笑する。対するハチマンは跳ね起きてじりじりと後退していく。

 

―――状況が最悪なのは変わらない。槍はなく、右腕は使用不能。逃走するにしても、麻痺毒を塗られたナイフを投擲されればジ・エンド。近接戦も挑んだ瞬間に寝技に持ち込まれてジ・エンド。

相変わらず詰んでやがる。ハチマンは内心で悪態を吐き、唯一の勝算を弾き出す。今やるべきは、時間稼ぎ。

 

「......お前は、最近有名なPKだな?」

「へえ、有名になったんだ?それは嬉しいかな......なんてね」

 

空を切り裂きながら迫る短剣(ダガー)。時間稼ぎは失敗。ハチマンはステップでそれらを回避し、木々を利用し必死で回避していく。

 

「いやぁ、足掻くね。ますます欲しくなってきたかも」

 

全く嬉しくない。

そう内心で吐き捨てると、ハチマンは《軽業》スキルを利用し、左腕のみでバランスを取りながら木を蹴り、立体的な機動でPoHからの追撃を回避していく。

 

―――だが、それにも限界はあった。

 

「............ッ!!」

 

折れた右腕を刃が掠め、ハチマンは呻く。この砕かれた右腕がとことん足を引っ張っているのは間違いない。重心も安定せず、ぶらぶらと揺れる右腕はそれだけで邪魔だ。いっそのこと部位欠損―――すなわち切り飛ばされていたほうがマシだと思えるほどに。

 

「ほら、これで終わりだよ―――」

 

ついに切り裂かれた足を滑らせ、ハチマンは地面に転がりながら木へ叩きつけられる。そこへ短剣(ダガー)の刃が、喉元へと迫り―――

 

ドン、という衝撃音とともに。何かが、PoHの右肩を穿った。

 

「な......!?」

 

それを見て、PoHは驚愕の声を漏らす。―――それは、矢だった。

続けて雀蜂のように飛来する矢が右腿を貫き、さらに迫る矢をPoHは短剣(ダガー)で叩き落とす。

 

「......間に合ったか」

「キミ、まさか―――」

 

だがPoHはそこから先を言うことができず、吹き飛ばされた。

襲撃するのは黒い影。タックルでPoHを吹き飛ばし、さらに緋色の斬撃が袈裟懸けに切り裂いた。―――《片手剣》と《体術》の複合型ソードスキル《メテオブレイク》。かなり高度なこのソードスキルを、現段階でここまでの練度で発動できるプレイヤーを俺は二人しか知らない。

 

一人は《黒の剣士》キリト。そしてもう一人が―――

 

「師匠に、手を出すなあああああああ!」

 

咆哮とともに、斬撃がPoHの身体を吹き飛ばす。だがその斬撃を放ったのは小柄な少女だった。

 

PoHは呻きながらも跳躍。直後にドドドドッ、と音を立てて弓が地面を抉る。

 

「......ふむ。師よ、今来たばかりの私にこの状況を三行で説明してくれないか?」

「あいつに襲われる、俺は瀕死、あいつ敵」

「把握した」

 

本当にわかったのだろうか、とハチマンは不安になりながらも隣に視線を移す。いつの間にかそこに立っていたのは、弓を持った水色の髪の少女だった。

 

「......あの女、強いな。ユウキとあそこまで打ち合える奴を見たのは久しぶりだ」

 

関心したように少女は呟き、ハチマンはユウキと呼ばれた少女へと目を向ける。そこにあったのは、目まぐるしく攻守が入れ替わり、無数の火花が飛び散る戦闘風景だった。

 

―――紅い瞳を憤怒で染め上げ、黒髪の少女が神速で片手剣を振るえば、それをPoHが叩き落とす。言うのは簡単―――だが速度がおかしい。残像すら視える速度で振るわれる剣を相殺するなど、どんな動体視力があれば可能になるのか。一瞬の間に何度も空中で火花が散り、美しくさえある。

 

まさに次元の違う近接戦闘の様子にハチマンは溜め息を吐き、普通なら絶対に使うことのない回復結晶(ヒーリング・クリスタル)を砕く。さすがに危険域(レッドゾーン)に突入したまま放置するほど肝は座っていない。

 

「―――《バインディング・アロー》」

 

このままでは膠着状態が続くと踏んだのか、隣に立つ少女が矢をつがえ、剣技の名を詠唱する。バチバチと音を立てながら、矢自体が黄金のライトエフェクトを纏った。―――存在しないはずの、遠距離攻撃ソードスキル。

 

「なあ、師よ。こういう時には『あいあむざぼーんおぶまいそーど』とか言ったほうがいいのだろうか?」

「いいからさっさと射てよバカ」

 

むぅ、と口を尖らせながら少女は照準し―――矢を放つ。金色の矢が木々の間を走り抜け、凄まじい速度でPoHへと迫る。しかし見えていたのか、PoHはそれを首をひねるだけで回避。背後の木に大穴が穿たれた。

 

「む......あれをかわすか」

「どいつもこいつもバケモノだな......」

 

あの速度の戦闘の中、PoHの頭を正確に狙えるプレイヤースキルも十分におかしいが、それを回避してのけるPoHも怪物にすぎる。何処か遠い目をしながらも、ハチマンは戦闘の推移を見守る。

 

―――変化が起きたのは、その直後だった。

 

「......随分と珍しい『駒』を持ってるんだね、ハチマン。だけど生憎、ここで死ぬわけにはいかないんだ」

「―――!?ラン、右だ!」

 

ハチマンの言葉に即座に反応した少女―――ランが三本まとめて矢を放つ。だが新たな闖入者はそれを軽々と弾き、ユウキを蹴り飛ばした。

 

「がっ......」

 

蹴りの威力は相当に高かったらしく―――予想外の場所から放たれた蹴りはユウキの横腹に突き刺さり、その身体は軽々と宙をすっ飛んでいく。ハチマンは思わず息を飲んだが、ユウキはくるくると宙を回転した後に、四肢をたわめて猫のように着地した。

 

「だから、言った、だろう。甘く、みるな、と」

「ありがとね、ザザ」

 

ザザと呼ばれたのは、不気味な骸骨の仮面を被った赤髪の男だった。眼窩から覗く瞳も真紅であり、死神のような不気味さを感じさせた。

 

ユウキが肉食獣のように唸り、ランは無言で弓を構える。ザザという男の手には禍々しい両手剣(ツーハンド・ソード)。それを片手で持っているのだから、相当な筋力値(STR)を持っていることになる。小柄と言えども、ユウキを軽々と蹴り飛ばしたのも頷けた。

 

「じゃあまたね、ハチマン。次はもっとオトモダチ呼んでくるから、よろしく」

 

薄い笑みをその顔に張り付け、PoHが《隠蔽》を発動して森の中へと消えていく。その背にランが矢を乱射するが、ことごとくがザザに叩き落とされる。ユウキが追撃に出ようとするのをハチマンが制止した。

 

「深追いはするな、死ぬぞ」

「......わかった」

 

素直にユウキは頷き、剣を腰の鞘へと納める。ランはしばらく《索敵》で周囲を探っていたが、問題ないと判断したのか視線をハチマンに戻した。

 

「では、さて。どうしてこんなことになったのか一から説明してもらうぞ?師よ」






ユウキは生存。オリキャラで姉がいます。

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