IS 西の男性操縦者   作:チャリ丸

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遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

3月初旬の入試を終え、無事に大学生にはなれたのですが、入学手続きやら免許やらで…。

さらに、この後は考えられているのですが、学園祭の中身を考えるのにも手惑ってしまい…。

何はともあれ、失踪はしておりません!これからも頑張りますよ!

あ、後久しぶりに一人称を使ってみました。…やっぱりこっちの方が書きやすい…かな?


学園祭、スタート

いよいよやってきた学園祭。

生徒により招待されて者か企業関係者しか学園に入ることが出来ないため、一般開放はしていない。そのため開始の合図である花火等は打ち上がらないが、そんな物が無くとも女子達は元気だった。

 

「1組よ1組!あの織斑君と剣ちゃんの接客が受けられるのよ!」

「しかも執事服で!」

「しかもゲームもあるんだって!」

「勝ったらツーショット写真よ!?行くしかねぇっしょ!!」

 

いささか元気過ぎる気もするのだが、それは廊下や校内にいる女子だけではなかった。それぞれの教室内にいる彼女達も、十分騒がしく、時折その中に教員たちの姿も見られる。

そんな賑やかな廊下や他教室よりも、圧倒的な賑わいを見せていたのがここ、1年1組だ。

 

「お嬢様。残念ながらこのゲーム、俺の勝ちや」

「あっ、あぁぁぁ…」

「流石剣だね!勝率なんて軽く超越するなんて!」

「勝負となると一切の妥協を許さない剣さん…。素敵ですわ…」

「シャルロット、セシリア。お惚気フィルターを通して師匠を見るのはいいが、しっかりと仕事をしろっ!」

 

接客に当たっている時守や、その他の専用機持ち達もこの学園祭を大いに楽しんでいた。若干時守戦績に疑問を抱く者も居るが、解決する前に教室を出てしまうので、雰囲気的には全く問題ない。現在、時守が接客担当していた女子も、見事じゃんけんで負けて涙を流すものの、すでに帰る雰囲気を漂わせていた。

 

「も、もう一回…だめ?」

「あ、か、ん。まあまた来るんやったら別やけどな?」

「ほんとに!?」

「あぁ。…でも、太るで?ややぽっちゃりまでは妥協出来る範囲やけど、デブはお断りやわ。オッケー?」

「はいっ!またお昼と夕方来ます!運動もしっかりします!なので是非また私とじゃんけんしてください!」

「ん。じゃ」

「はいっ!では、また来まーす!」

 

時守に適当に追い出された女子は、何故か満面の笑みを浮かべて1年1組の教室を出ていった。もちろん、それだけでクラスが静寂に包まれる事などなく、時守にもすぐさま指名が入った。

 

「らっしゃーせー」

「と、時守くん!?こっちのテーブル来れたの!?」

「え?あー…まあ、来れた。ってか来た。お嬢様のために」

「お、お嬢様…。私の、ために……っ!?」

 

時守が接客に当たり、『お嬢様』と呼ばれた女子がうっとりとした表情を浮かべると同時に、クラス内のどこからか、強烈な殺気が撒き散らされる。具体的には接客班の金髪2人から。笑顔で接客する2人だが、その背後には不気味なオーラが舞い上がっている。

 

「ん?どないした?」

「う、ううん。な、何でもないの…」

「そか?んじゃ注文何にする?」

「えっと…こ、この『お嬢様にご奉仕セット』でも、いい?」

「…まあええで。ちょい待っといて」

 

オーダーが衣装に付けている無線から調理班に伝わり、時守はそれを取りに行く。

 

「腹痛いねんけどリコピン変わってお願い。靴下3足セット1000円のやつ買ったるから」

「何その交換条件!?てか嫌よ!私も忙しいし、何よりあんたが抜けられる訳ないでしょ!?」

「ガム…2個でどう?」

「何?その間は。私の価値はガム1個か2個だとでも言いたいの?ってか無理って言ってんでしょ?」

「清香ちーん。学園祭終わったら食堂のスイーツ好きなだけ奢るから5分だけ変わってー」

「私も無理だよぉー!」

「何なんだよその価値の差はー!!」

「無理なんやったら行ってくるわ。んじゃ」

 

理子の悲痛な叫びは時守には届かず、その当の本人はトレーに、中にポッキーが入った冷えたグラスと紅茶を乗せ、意気揚々と担当の席へと向かった。

 

「おいしょっと。お待たー」

「ま、待って…ないわよ?」

「はははっ、別に無理してお嬢様口調にする必要ないで?」

「あ、そうなんだ。じゃあ普通にしようかな」

「せやせや。人間普通が一番や。ほーれ」

「えっ!?」

 

どこが執事やねん、とツッコミが飛んできそうな接客態度で、時守は接客…というより会話を楽しむ。

学園祭の準備期間中、一度だけ標準語、かつ丁寧語で接客の練習をさせたことがあった。慣れていない一夏や箒、発案者のラウラ、時守と同じ、接客を選んだセシリアとシャルロットが次々と合格を貰う中、時守だけがいつまで経っても合格出来なかったのだ。『いらっしゃいませ』は『らっしゃーせー』や『おお、いらっしゃい』、『ありがとうございました』は『あっしたー』や『ほなまたよろしゅう』等、どうやっても手馴れすぎた接客と関西弁が抜けなかったのだ。そして、仕方なくクラス全員が妥協して、彼のみいつも通りの喋り方での接客が許されたのだ。

 

「何驚いとんねん。『お嬢様にご奉仕セット』やねんからお嬢様が食べな意味無いやん」

「え…。あ、あーん、をしてくれるセットなの?」

「せやで。ポッキーだけやけどな。ほい、あーん」

「あ、あーん…」

 

どこかの金髪美少女2人の額に血管が浮き出て、廊下を歩く青髪の2年生が黒い笑みを浮かべ、1年4組で店番をしている青髪の少女の目からハイライトが消える。

そんな光景が脳裏をよぎった時守だったが、今は目の前の女子の接客に集中することにした。

 

「どや?」

「な、なんかその…味なんて分からないよ…」

「緊張なんてせんでええのに。ほれ」

「あ…あー…ん」

 

左腕で頬杖をつきながら、右手でポッキーを食べさせる。このラフさ加減が、きっちりとした一夏と違いが出来て評判が良いのだ。

 

「およ?もう無くなってもた」

「あっ…。もう、終わり?」

 

目の前の女生徒の接客を担当しているた時守だったが、あれよあれよという間にポッキーが無くなってしまった。

 

「やな。列が列やしおかわりとかできひんねん、悪い」

「い、いいよ全然!楽しかったし!」

「そか。んじゃ、写真のゲーム何にする?」

「じゃんけんで!」

「おっけー」

 

テーブルの上で両者が拳を構え―

 

「さーいしょーはぐー!」

 

なんの不正も無く勝負が始まる―

 

(負ける確率の方が低いのよ!ならまだ勝ち目はある!)

(俺にはゴンさんのじゃんけん必勝法があるからなー。キルアも使ってたけど)

 

なんて言うことは無かった。千冬のトレーニングをこなしてきた時守にとって、普通の女子がじゃんけんで手を出す直前に、相手の手の動きを読み、自分の手を変える等容易いことだった。

 

「じゃんけん、ぽん!…ぁっ…」

「ん、どんまい」

 

結果は、時守がグーで勝った。相手の人差し指と中指が動き出したのを確認できる程の動体視力をいかんなく発揮し、勝利を収めた。

 

「ま、また来たら…」

「そりゃできるで?」

「分かった!じゃあまた後で来るね!」

「ばははーい」

 

勢いよく立ち、出口の方に向かっていった彼女に手を振る。そして―

 

「剣ちゃーん!織斑くんのヘルプ入ってー。今トイレ行ってるからー」

「ガッデム!ふざけんなよあいつ!」

 

先程まで一夏が担当していたテーブルに、すぐさま入ることとなった。そう、

 

「およ?ワンサマの担当お前やったんか。鈴」

「け、剣…」

 

一夏に会いに来たであろう、凰鈴音のいるテーブルに。

 

 

 

「んで、何頼んでん」

「え、えっと…し、執事にご褒美セット…なんだけど…」

「マジか…お前…」

「しょ、しょうがないじゃない!一夏にできると思ってたのに!」

「ようそんなこと大声で言えんな」

 

どっこいせ、と声にしながら、こいつはあたしの隣に座った。その顔に一切の悲痛さを滲ませずに。その態度に一切の辛さを見せずに。

あの日、千冬さんとカウンセリングルームの前で会ったあの日から、どうもあたしはこいつに対して明るく振る舞いにくくなっている。いや、こいつ…剣だけでなく、セシリアやシャルロット達、さらにはラウラや箒、ティナにまで、なんて言うか…いつもの自分を出せなくなっている。いわゆる、作り笑顔でその場しのぎをしている。今もそうだ。一夏を言い訳に出し、目をそらすフリをしながら、剣の服の下に隠れている身体を見てしまう。

 

「ん?どないした?服にゴミ付いてる?」

「え、あ、ううん。何でもないの」

 

…もちろん、嘘だ。オーバーワークの反動が、今も剣の身体を蝕んでいるのではないかと考えてしまう。それを誰にも言えないことが、またあたしの気分を暗くする。

 

「…で、何が聞きたいんや?」

「っ!?あ、あたしは別にそんな…」

「嘘つけ。…ちょっとお前のこと観察してたけどな、俺と目が合った瞬間、やけに暗くなったかと思ったらすぐに作り笑顔してたやろ。…幸い、周りがうるさいからな。小さい声やったら相談ぐらいできるで。ま、おおかたカウンセリングルームでのことやろとは思うけど」

「…知ってたんだ…」

「あぁ。ちっふー先生から聞いた。お前にバレたってな」

「…そっか」

 

なら、話しやすい。

そう思っていたはずなのに、言葉がなかなか出てこない。

―もう訓練はするな?

ダメ、千冬さんでも止められなかったのに…。

―セシリア達には話さないの?

論外よ、こんなの。その辺を一番考えているのは、きっと剣に違いないから。

―なんでそこまで頑張るの?

これも論外。頑張る理由は人それぞれだもん。

 

だからあたしは、そのまま聞くことにした。

 

「ねぇ剣。…今、辛くないの?」

 

あたしがあの瞬間、感じたことを。

 

「確かに、そうは思う。普通に動くだけでも全身痛むしな。…『完全同調』で痛覚を遮断できるのは発動中のみや。やりすぎな機動に気づかずにやってたツケが回ってきたってとこやな」

「……そう。あたし以外に知ってる人は?」

「ちっふー先生と国連の人等だけや。セシリアとシャルと簪にはバレてないけど、カナには何かしらの異常はバレてるとは思う」

「言う気は、無いの?」

「今はまだ無いな。でも、いつかはちゃんと言う。…悪いな、嫌な思いさせて」

「大丈夫よ。ただ、何も知らなかったんだって思っただけ」

 

あたしは剣のことを何も知らない。どんな訓練をしているのか、模擬戦は本気でしているのか、どんな思いで戦っているのか。

 

「え、俺男ってことも分からんの?お前」

「そういうんじゃないわよ!……ふふっ…」

「やっと笑たか。今は学園祭や。こんな辛気臭い話せんと楽しむぞ」

「…うん」

 

あたしがそんなことを考えていたら、相変わらずというか、やはり剣はボケた。こいつにとってボケに入るかどうかは分からないけど、ふと笑ってしまった。ようやく、普通のあたしに戻れたのだと思った。だからこそ―

 

「あ、鈴。ポッキーちょうだい」

「………え?」

「いや、執事にご褒美セットやねんから俺にあーんせな」

「……はぁ!?」

 

こいつにそう言われた時、あたしはとてつもない羞恥心に襲われた。

 

 

 

 

「い、一夏にできると思ってたのに……」

「何をぶつぶつ言うとんねん。ほら、早よ」

「…もう。はいっ!あーんっ!!」

「あっぶな!?お前人殺す気か!フェンシングばりの突きやったぞ今の!」

「う、うるさいうるさいうるさーい!!とっとと食べなさいよ!早く終わんないじゃない!!」

 

顔を真っ赤にした鈴が、時守にポッキーを突きつけ続ける。その奇妙な光景と2人のやり取りは1年1組にいる全ての人間の注目の的となっていた。

 

「んじゃほら、あー」

「うっ…。あ、あー…ん」

「んっ。…ぬるうまい」

「何?その微妙な感想は」

「いや、ほんまやって。食べてみいや。…ほれ」

「あむっ。…あ、ほんとだ。ぬるうまい…ってかぬるくて美味しいわね」

「やろ?」

「うん」

 

いつの間にか2人で食べさせあいをしている2人のテーブルから、次々とポッキーが無くなっていく。

 

「てかさ、お前隣で何やってんの?」

「中華料理よ」

「お、せやったな。んじゃ後で行くわ」

「ん、ありがと。じゃ、ごちそうさまー」

「うーい」

 

もはやご奉仕喫茶の『ご』の字も感じられない会話だったが、これで一応時守の鈴へのご奉仕が終わった。

 

 

 

 

「んぁ…、つっかれたー。接客で分担作業とか慣れへんわ」

「ふふっ、…お疲れ様、剣…」

「ん。簪のクラスはどうなん?」

「私たちのクラスは…展示だから、店番交代するだけでいいの…」

「めっちゃ楽そうやん」

「うん…。それに、朝の一番早い時間に入れたら、…その…、午後、剣と居られる時間が確保しやすいから…」

「簪ー!!」

「きゃっ!…も、もう…」

 

廊下で横を歩いていた簪に抱きつく。この例え難いサイズ感と柔らかさが心地よい。

鈴が2組へと帰った後、教室にやってきた楯無を含めてのミニ撮影会が開かれた。その後俺は、一夏と交代ではあるが、一定時間の休憩を得ることができた。

 

「…剣?」

「ん?」

 

簪から1度離れ、目を合わせる。簪はあいも変わらず上目遣いになっており、さらに首を傾げている。これされたらたまらんねんなぁ…。

 

「その…、セシリアとシャルロットは良かったの?」

「本人達がそう言ってたしな。いつまでも店に俺がいた方がめんどくさいやろ?客来るし」

「あっ…、なるほど。お姉ちゃんは?」

「撮影の後、生徒会室に戻ったらしいから迎えに行くねん。ちなみにセシリーとシャルともそこで待ち合わせや」

「…ん。分かった…」

 

手を、いわゆる恋人つなぎでつなぎ、廊下を生徒会室に向かって歩いていく。

一時間に届くか分からない程度の休憩だが、それだけあれば5人で色々と回ることができるだろう。

 

「…ねぇ、剣?…剣の方には、企業の人とか来た?」

「あー、俺には来てないな。ってかそもそも来んなって国連から通告してもらってるし。もしやったらIS関係の仕事やらせませんよーって」

「そう、なんだ…」

「ワンサマにはくっそ来てるっぽいけどな。かわいそーに」

「ふふっ…。棒読み、すぎ…」

「そうか?」

 

話しながら、廊下の角を曲がる。その先の廊下には、生徒会室や職員室、保健室等があり、他の場所と比べてやたらと静まり返っている。

何となく、そんなことを考えていると、簪の左手の握力が強まった。…ま、まあ思い当たる節と言えば1つしか無いねんけどな。

 

「それより剣…。さっきの写真の時…なんで私だけ、その…」

「お姫様だっこせんかったんかって?」

「…う、うん…」

「だって簪、あんな色々見られてるとこで撮るん嫌やろ?それやったらあんまり皆に見られへん所で撮った方がええんちゃうかなーって」

「…そっか。あり、がとう…」

 

先ほどの写真撮影の時、シャルとセシリー、カナの3人は俺にお姫様だっこを要求してきた。それを一切断ることなく、3人との撮影は終わったのだが、簪だけは顔を赤くし、キョロキョロと周りの様子を伺っていたのだ。

やはりというか、予想通り、簪は大人数の前でいちゃいちゃするのを、嫌っているわけではないが、まだ少し苦手らしい。

 

「また学園祭終わったら、俺の部屋か簪の部屋で撮る?」

「うん…。場所は、剣に任せる…」

「りょうかーい。んじゃ、入るか」

「うん…」

 

話ながら歩いていたため、気づけばすぐ隣に生徒会室の扉があった。

 

「お姉ちゃんのことだから…何か企んでるかも…」

「ま、さすがに学園祭中やし、そこまで酷いことは考えてないやろ」

「…だと、良いけど…」

 

淡い期待を胸に、俺達は生徒会室の扉を開け、中に入った。

そこに待ち受けていたのは―。

 

「ふふふ…」

「えへへ〜」

「はぁ…すいません、織斑先生…。ごめんなさい、一夏くん…あなたのためとは言え…」

 

制服に着替え終わり、不敵な笑みを浮かべるカナ。

にぱーっと、満面の笑みで姉を見るのほほん。

右手で顔を覆い、天井を見上げる虚さんの3人だった―。




紹介

時守 剣
男 15歳 12/31生まれ

幼少期より、食堂に来るオッサン達と交流を持ち、たまにくる高校生や大学生に勉強を教えてもらっていた。習い事をいくつも掛け持ちしていたが、最終的に本人が飽き、辞める。この繰り返しで、最後には自宅での手伝いしか残らなかった。
小、中学校で遊びをしていた時に身についたモノをISバトルに生かしている(チャンバラ等)。

IS

金夜叉

金獅子の第二移行形態。一対の蝶の様な翼と、自在に出し入れが出来る2本のランペイジテールが特徴的。
一撃で大ダメージを与えられるような武装は無いが、単一仕様能力の『完全同調』を使ってのコンボで相手を沈める。

武装

オールラウンド

いわばただの棒。モードチェンジができる棒。

ラグナロク:振る速度でダメージが変わる。
グングニル:投げる速度でダメージが変わる。
具現一閃:振ることでエネルギーを飛ばすことが出来る。ただし、刃のような形ではなく、光弾を飛ばすイメージ。


単一仕様能力

『完全同調』

時守がISを動かす、という概念を変え、ISを纏った状態で戦う、という考え方の方が近い。

ハイパーリンクを視角と共有させたり、時間のラグを無くすことが出来る。シンクロ率100%の状態が、時守の意思とISの意思が1:1の状態。それ以上のシンクロ率(例、140%(6:14))だと時守が飲まれる。

まあシンクロ率の上限は200%と考えもらって構いません。…この場合だとシンクロ率というより、コアの侵食率の方がしっくりくるかも?


今公開できるのはこれぐらいです。また、新しい武装は出すつもりなので、その時はまたこういった形を取るかもしれません。

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