IS 西の男性操縦者   作:チャリ丸

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剣ちゃんが崩壊します。…いろんな意味で。
※カオス注意

姉妹丼と金髪丼だぁ!


33話だよ!全員集合!!
時守剣、家を買う


 

「…ぃたぃ……眠い……もう今日学校行きたない…」

「ダメですわよ剣さん。…アレは自業自得、というものですわ」

 

 

全身ボロボロの状態で未来の嫁4人を抱いた翌朝、俺は松葉杖を付きながら俺の嫁、セシリア・オルコットと廊下を歩いていた。

しかし、痛いのは身体だけではない。主に腰、ち〇こもや。

シてる時に『気づかないフリをしてた』という発言について聞かれ、『4人が自分を好いてくれていることを知っていた』と言うとそこから寝かせてくれなかった。4人ローテーションで搾りに搾られ…『もうでません』って言っても『乙女の純情を弄んだ罰だ』ということで搾られた。

さらには『全員と1:1でデートをしてもう一度告白をしろ』とも言われた。ちゃんと一人ひとりに言ってほしいらしい。まあそれは俺もちょっと気にしてたからええねんけど、『そしたらなんでOKしてくれたん?』と聞くと『それはそれ、これはこれ』と返された。解せぬ。

でもまぁ…

 

 

「…幸せやからええか…俺で良ければいくらでも付き合うわ。これからよろしくな、セシリー」

「はい!他の皆さんにも…」

「分かってる。ちゃんと言うって」

 

 

…幸せだ。腰がひょこひょこしてるけど。

 

 

 

 

 

「…あはは……転校生の紹介です…転校生と言うか何と言うか…」

 

朝のSHRで山田先生が疲れた顔をして連絡事項、というより転校生の紹介をする。

分かる!分かりますよ山田先生!!完徹ってしんどいですよね!?普通しちゃダメですよね!!遊びはともかく肉体労働()とか、そういうのはダメですよね!?まあ…気持ちよかったけれども…

 

 

「シャルロット・デュノアです。よろしくお願いします」

 

 

扉から入ってきて、挨拶したのは俺の嫁、シャルロット・デュノアだ。

可愛い。一線を越えたからこそ分かる…ってのがあるかは知らんけどマジ可愛い。セシリアもめっちゃ可愛い。簪もギザかわゆす。刀奈もすげぇ可愛い。

 

 

「ええと…デュノアくんはデュノアさんでした…。はぁぁ…また部屋割りを組み直さないと…」

「…え、…デュノアくん女の子だったの…?」

 

 

何やら第六感がやばいと警告しているが俺は大丈夫だろう。嫁4人公認の四股なのだから。…ドヤ顔で言えることちゃうけどな。

 

 

「おかしいと思った!美少年じゃなくて美少女だったって訳ね!」

「おかしい……昨日まではあんな膨らみ無かったのに……」

「ちょっと待って!!昨日って確か男子が大浴場使って――」

 

 

 

…っ来る!!

 

 

 

「一夏ぁ!!」

 

 

ドガァン!という爆音を鳴らして鈴が衝撃砲で教室のドアを吹き飛ばし、華麗?に登場する。

 

 

「ま、待て鈴!!シャルロットは入ってきてない!!!それに俺はほとんどサウナにいたんだ!!な、なぁ!?剣!!」

「…おう、マジやで」

「あ、あれ…どうしたんだ?剣…」

 

 

やっぱり思い出してしまう。昨日の風呂での出来事を。

 

 

「ま、まさか剣…」

「……ワンサマがサウナ行ってる時にシャル入ってきたで…」

「変態だあああぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

鈴がこちらに衝撃砲を放つ。

なんで!?お前、…えぇ!?

 

 

ズドドドドドドォンッ!!

 

 

「ふーっ、ふーっ、ふーっ!」

 

髪の毛を逆立てて鈴が肩で息をしているのが見える。

髪の毛…逆立つ!?こ、こいつ…ハーフのサイヤ人か!…ってあれ?俺生きてるやん。

 

 

俺と鈴の間にいたのは…IS、シュヴァルツェア・レーゲンを展開し、AICを発動させたラウラだった。

 

 

「さんきゅ」

「軽すぎるでしょう、師匠(先生)

「せ、先生ぃ?」

「えぇ、そうです。貴方は力を勘違いした私の攻撃を受け止め、そして私を殴って止めてくれた。そして敢えて私の進む道を示さず、私の生きる道を探させてくれた。…ドイツの副官からそのような人物を師匠と書いて先生と呼ぶ、と聞いたので」

「……そんなことしたっけ?」

 

 

ってか昨日ラウラのとこ行けへんかったんって…まあ、アレやから。

 

 

「しました!それに、私は昨日、貴方に重傷を負わせてしまったのに、貴方は怒らないではないですか!!」

「そりゃな、怪我とか治るし」

「流石は師匠です!!……では」

 

 

なんかよう分からんけどラウラに尊敬された。

そしてそのラウラはISを解除し、……ワンサマにキスした。

 

 

 

「ファ!?」

「!!!???」

「お、お前は私の嫁にする!!異論は認めん!!」

「よ、嫁ぇ!?…婿じゃなくて?」

「お前ようこの状況でそのツッコミできるな」

 

 

俺はお前を尊敬するわ。ラウラ→俺、俺→ワンサマ、と来たら三角関係か?って思うやろ?

ちゃうで。最終的に皆ちっふー先生に行き着くねん。

 

 

「あ、アンタねぇぇぇぇ!!」

「う、うわっ!!ちょ!?鈴!!」

 

 

ドガーン

 

 

「一夏!!貴様衆人環視の中で何を…!破廉恥な!!鍛え直してやる!!」

「ほ、箒!どこから出したんだその真剣!!」

「知らん!!」

 

 

ガキーン

 

 

「師匠、アレは止めた方がいいのでしょうか?」

「…お前が止めたいと思うなら止めてもええんちゃう?知らんけど」

「はっ!では止めて参ります!!待て貴様ら!嫁に手を出すな!!」

 

 

ドォーン

 

 

 

「なぁにこれぇ」

「…まぁ、一夏は日本国籍だし…無理だもんね」

「お、シャル。…似合ってるで、女子の制服。可愛いわ」

「えへへ…ありがと」

 

「死ねええええええええええ!!!!」

 

「…アレ?セシリー、香水変えた?」

「き、気づいてくれましたの?」

「おう、当たり前やろ」

 

「くたばれ一夏ァァァァ!!!!」

 

「あ、ありがとうございます…その、あの後、一旦部屋に戻って付けたのですが…」

「ん、セシリーに良く合ってるわ。キツすぎひんくって、いい匂いや」

「ふふっ、ありがとうございます…たまには、他の香水も試してみますわ」

 

ふわっとした花の香りの香水をセシリーは付けている。

 

「剣!?セシリア!シャルロット!のほほんとしてないで助けてくれ!!」

「呼んだー?」

「だああああ!のほほんさんじゃないんだ!」

「…こんな状況になってまで他の女子の名前を呼ぶとは…!」

「しかもあだ名でねぇ…?」

 

え、『鈴』もあだ名ちゃうん?

 

「ふん、まあいい。嫁は私の嫁だからな」

 

 

 

まあこんな騒ぎがいつまでも続く訳がなく――

 

 

 

 

 

「貴様ら……いい加減にしろ…」

 

 

 

 

 

鬼の一撃で騒ぎの元は沈められた。

 

 

 

 

 

昼休み

 

 

「な、なんやこれぇ…」

 

 

俺、時守剣はちっふー先生に呼ばれ、職員室へと向かった。そこで言われたのが『国連代表としての給料が出たから確認しておくように』との事だったのだ。まあ流石にそんな話をクラスで言えるわけがないので、こうして呼ばれたのだが…

 

 

「と、とりあえずカナ達のとこ行くか」

 

 

…はよ屋上行こ。

 

 

 

 

 

「…あ、やっと来た…」

「もう、遅いよ。剣」

「…織斑先生に呼ばれてましたが…どうしたんですの?」

「……ま、まさか…バレた…?」

 

 

屋上で待っていたのは嫁4人+α。…αは可哀想やな、ちゃんと言ったろ。イケメン、巨乳、貧乳×2。

 

 

「い、いや…バレてないねんけどな?…その、国連代表としての給料貰ってんけどさ…」

「給料?…代表って給料も出るのか…」

「逆に出なきゃどうやって食っていくのよ…」

「そうだぞ一夏、現に千冬さんもそうしていただろう」

「…それで師匠。その給料がどうしたんですか?」

 

 

ラウラが聞いてくる。いや、聞いた俺も俺やけどさ。…言おか。

 

 

「2000万…貰った」

「ふむ…私も軍所属の頃から含めておそらく2000万ユーロぐらいは溜まっております!お揃いですね!師匠!」

「…初任給にしてはかなり高いわね…あ、私どんだけ入ってるんだろ?」

「い、いや…ユーロちゃうねん…」

 

 

見たときマジでビビったわ。

 

 

「?円じゃないのか?」

「それでもすごい額ね…剣くん?」

 

 

円でもないねん……

 

 

 

「…………ドルや」

『…………え?』

「やから、2000万ドル。今1ドル110円やから…」

「……えっ…」

「22億……所得税でも引かれへんらしい…」

 

 

 

 

 

『ええええええええええ!!』

 

 

 

 

 

「な、なんでそんなに!?」

「オ、オルコット家の全財産よりかは…あれ?どうでしたかしら?」

「22億…アニメDVD何本分ぐらいだろう…?」

「簪ちゃん!?壊れちゃダメよ!!」

「………俺もそれだけ稼げたら千冬姉助けられるかな…」

「一夏…」

「……何元なんだろ?」

「……さ、流石は師匠…私の想像を軽く超えてくる…」

 

 

何買おかな。……あ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと不動産屋行ってくるわ」

『コンビニ感覚で言うな!!』




一夏ハーレム(現在)
箒、鈴、ラウラ

…一夏が巨乳好きなら……あっ...(察し)

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