IS 西の男性操縦者   作:チャリ丸

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僕「さあて、リメイク版の案まとめるぞー!」
もう一人の僕「えっ、まさか同原作を2作同時に書かないよね?」
僕「うぐっ!」
もう一人の僕「それにギャグだと永遠に終わらないしね…」
僕「まあとりあえず弓弦イズル先生抜かすか。10巻手に入れたし。」


合わせてくれる人がペアだとやりやすいという訳でもない。

―更衣室―

 

 

「…ふぅ、だいぶ合ってきたね、剣」

「おう!…にしてもシャルって人に合わせるの上手いな。技術はかなり高いねんし、もうちょいワガママに攻めてもええんとちゃう?」

「そ、そうかな?」

 

 

6月末にあるタッグトーナメントに向け、周りが着々と準備を整えている中、俺とシャルもコンビネーションプレーの練習をしていた。

 

 

「せやせや。もっと自分勝手にいかな損するで?」

「うん、分かった。じゃあ頼りにさせてもらうね?」

「おう、…でもさ、あの作戦…考えたん俺やけどほんまにシャル良いん?」

「うん、大丈夫だよ。アレは今1年じゃ剣とボーデヴィッヒさんにしか出来ないし、相手の意表を突けると思うし。…後、あのAIC対策にもなるしね」

「…Active Inertial Cancelerか。慣性停止能力で相手の動きを止める…ねぇ…DIOの劣化版かよ」

 

 

ラウラのシュヴァルツェア・レーゲンの第3世代型兵器。相手に手を突き出し集中すると、何と言うことでしょう、動きがピタリと止まるらしい。(セシリー、鈴、ワンサマの体験談)

うーん…そこまで強い…かな?まあランペイジテールなんて言う普通のISには無い装備がある俺やから言えるかも、やけどな。

 

 

「あはは…流石にISで時は止められないよ…」

「止めれたらそれこそチートやしな。…第4移行とかしたらあるかも…?」

「……ありそうで怖いよ。打鉄が時止めたり…ラファールが瞬間移動できるようになったり…」

 

 

oh…もうそれISバトルじゃねぇよ…

 

 

「…ラ、ラウラのってまだましやんな?」

「うん、それに比べたらね。」

「よし。…でさ、シャル…」

「ん?どうしたの?」

 

 

いや、アンタ…こっちが聞きたいわ。

 

 

「なんで男子更衣室来てんの?」

「えっ!?い、いやぁ…っ!ほ、ほら!だって僕まだ周りには男の子ってことになってるから…」

「あ、そっか…いやでももうちょい離れたとこでも…」

「け、剣は…嫌…かな…?」

 

 

ピピーッ!反則!!上目遣い+首傾げ+照れ…耐えろ?無理じゃ!!…ってか俺上目遣いに弱いな…なんて言うか…守りたい、この笑顔。やないけど、なんか凄い可愛い。シャル女子やしな。男の娘ちゃうしな。

 

 

「べ、別に嫌ちゃうけど…」

「あ…あ、あり…がとう…」

 

 

何 故 感 謝 さ れ た し。

 

 

「じゃ、じゃあ着替えるね…?」

「えっ!?」

 

 

パサッ

 

 

「お、おい!シャルいきなり…!」

「…え?…あっ!じ、ジロジロ見ないで…剣のエッチ…」

 

 

Why French People!?なんでや!脱いだんシャルやろ!まあとりあえずは後ろ向くけれども!

 

 

「わ、悪い!」

「…み、見たいなら見てもいいけど……」

 

 

…なんだと?

 

――――――

――――

――

 

―天使さん、悪魔さんが入室しました―

 

天「だ、ダメだよ剣くん!付き合ってもいないのに女の子の裸なんて見たらダメだよ!(ショタボ)」

悪「なんやお前。本人が見せたる言うてんねんから見たらええやん。なー、剣ちゃん。(イケボ)」

剣「おk見よう。俺剣ちゃんって呼ばれる方が好きやし。悪魔関西弁やし。」

 

―天使さんが退室しました。―

 

 

――

――――

――――――

 

 

「…ほんまやな?シャル」

「…ぅ、うん……だから…こっち向いて、いいよ?」

 

 

…っは!ま、待て!よう考えたらやばい!悪魔何言うてくれとんねん!!

 

 

「や、やっぱ待て!!シャル!」

「えっ!?…ちょ、う、うわぁ!!」

 

 

俺に急に止められたシャルが脱ぎ掛けのISスーツに足を縺れさせてこっちにコケてきた。

もちろん俺も予想してなかったし、ISスーツを脱ぎ掛けな訳で―

 

 

「シャシャシャシャシャシャシャルゥ!?」

「痛た…ご、ごめ…ん……剣……」

 

 

シャルのクッションになるようにして倒れた。いや、俺が倒れるだけならまだ良かった…

 

 

「シャ、シャル…当たってる……」

「う、うん……で、でも……今起き上がっちゃったら……その…………み、見えちゃうよ?」

 

 

そう、今の格好である。横たわる俺の上にISスーツを足首まで下ろしたシャルが乗っている。

ISスーツというのは体から出る微弱な電位差を検知し、操縦者の動きをダイレクトに各部位へと伝達するために作られている。

つまりはISスーツを着るときは全裸なのだ。

従って今俺の腹(ISスーツを脱ぎ掛けのため上裸)にはシャルのはっきりとした女子の膨らみがダイレクトに当たっているのである。

柔らかい。…んでなんかピンっていうかコリコリっていうか何かしらの別の感触がある。…アレやんな、アレ。うん、やばい。なんで最近こんなイベントばっか起きんの?

 

 

「…俺目瞑っとくからはよ着てくれ…」

「う、うん。…あれ?…んしょ、んぅ…!」

 

 

どうやら俺とシャルのISスーツが絡み合って上手く抜け出せない様子。モゾモゾと俺の身体の上で動いている。

まあシャルがこんな状況で足だけ器用に動かす、ということが出来る筈もなく、当選シャルの上半身も細かく動く。

はっきり言わせてもらう。やばい。突起がコリコリと俺の身体に確かな感触を残している。シャルもそのことに気づいたのかさっきよりも遥かに焦った様子でISスーツを解こうとしているみたいや。

ちなみに俺のISスーツにはち〇こプロテクターが装着されているのでどんだけ元気になろうとも気づかれない…はずや。

 

 

「ご、ごめんね!剣!!は、早く降りるから!!」

「あ、焦るな!!余計遅なる!」

 

 

落ち着かせた所でようやくシャルが立ち上がれたようや。…なんか複雑な気持ち。

 

 

「も、もういいよ…?」

「お、おう…なら俺も着替えるから。」

 

 

流石にシャルは向こう向いてくれた。…これでまたさっきみたいなことなったらシャレならんからな。

 

 

「ね、ねぇ…剣……」

「なんや?」

 

 

後ろを向いて着替えてたらシャルが話しかけてきた。

 

 

「責任………と、取って」

「なんのやねん!!」

 

 

 

 

「ん?おっす簪、セシリー。…もう動いて大丈夫なん?」

「お疲れ様、剣…」

「えぇ、まだ激しい運動は出来ませんが。…それより剣さん…?」

 

 

シャルと更衣室で別れた後、廊下で簪とセシリーと出会った。…なんか表情が怖い。

 

 

「ん、ん?どないした?」

「「デュノアさんと更衣室で何をしてたのかな…と」」

 

 

この2人はカナからシャルのことについて聞かされている。俺が国連に言ったおかげで、もう少ししたら女子として生活できるからそれまでのサポート役らしい。

…待て、今はそんなことはどうでもいい!!何故2人が…!

 

 

「な、なんもしてへんで…?」

「…デュノアさんの……胸……おっぱい…」

 

簪!?そんなこと言う娘やったか!?

 

「…鼻の下が伸びてましたわ。剣さん…」

 

 

ぷくっと頬を膨らませるセシリー。

なんで見てんねん!!

 

 

「あ、あれは不可抗力っちゅうもん…」

「では今日の夜からマッサージを…」

 

Why British People!?

 

「…2日分で許して上げる……私とセシリア…2人ずつに…」

「んふふー、後お姉さんにもね?」

 

Why Japanese People!?しかもどっから出てきたんやカナ!!…でもまあただ言えるのはひとつだけ…

 

 

 

 

「…………はい」

 

 

どうやらワンサマのToLOVEる体質が移ったらしい。




読者の皆さん!!R-18に飢えすぎでしょ!?
小学校4年生以来彼女がいない作者に書けと!?
まあ書きますけど。

ギャグパートは束さんと千冬さんが暴れます。

10巻の扉絵のワンサマに殺意が芽生えました。変われおい。そこは唐変木が居ていい場所じゃねぇんだよ!

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