IS 西の男性操縦者   作:チャリ丸

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一夏の扱いについて少し意見を頂いたので自分で前書きや後書きを確認したところ、肝心なことを活動報告にしか書いていなかったことが判明いたしました。


この作品では、将来的に一夏の扱いが雑になるなどは決してございません。

今後のプロットでは、今のメインの登場人物一人ひとりに見せ場を用意していますし、専用機持ち達は絶対に不遇な扱いには致しません。

今はまだ雑な扱いだと感じる方もおられるかもしれませんが、ここの一夏は千冬がオリ主を主に見ているということもあり、大器晩成型だと思ってくださると助かります。


激戦

「…師匠?」

 

 オープンチャネルでラウラの声が響き、消えていく。

 その問いに、ラウラが問いかけた人物は返事をすることはない。

 

「……」

 

『完全同調・超過』を200%まで引き上げたはいいものの、そこから一切動くことがない。

 

「ちょ、ちょっと剣?」

 

 鈴の震えるような声も、ただオープンチャネルに消えていく。

 

「……」

 

 その声も届かず、『金色』はただ『エクスカリバー』と対面するだけ。

 

「…ごくっ」

 

 箒の生唾を飲む音さえも聞こえてしまうほどに、それ(・・)とエクスカリバーは睨み合っていた。

 

「……ハッ」

 

 短い声。

 少し息を吐いた程度の声だったが、それは確かに『金色』から聞こえたものだった。

 

「ほっ。良かっ―」

「良くなどない!来るぞ箒!」

 

 気を引き締めろ、ともラウラは言えなかった。

 なぜだ、という確認すらも箒はできなかった。

 それほどに―

 

「ハハハァッ!」

 

 ―目の前の存在が狂気に満ちていたのだ。

 エクスカリバーに向かっての二重瞬時加速。

 先ほど撃墜してしまった一夏と同じ光景をどうしても思い浮かべてしまう3人。しかし。

 

「オラよぉッ!」

 

 その放たれた熱戦を、『雷轟』を纏わせながら突進し、間一髪のところで弾きとばし―

 

「死ねやクソがぁ!」

 

 ―視界がほんの少しだけ広がった瞬間に『雷動』を発動。『エクスカリバー』に急接近し、そのまま数メートルほど殴り飛ばした。

 

「っ、ハァっ!」

 

 それだけでは終わらない。

 再び自分に狙いを定めようとした『エクスカリバー』に向け『雷鳴』を発動。ハイパーセンサーが眩んでいる隙に、再度接近する。

 

「『雷轟』ォッ!」

 

 問答無用。正真正銘の全力を、ためらいもせずに『エクスカリバー』に打ち込む。

 

「何を―」

 

 剣型であり、『エクスカリバー』の顔色を伺うことなどはできない。

 しかし、目の前の異常な存在を前に、明らかに単体の迎撃体制に入ったことは誰の目にも分かることだった。

 

「―悠長に構えとんねんゴラァっ!」

 

 だが、その変形すらも許さない。

 先ほどのように四機に分離しようとした『エクスカリバー』を、今度は殴り、そして蹴り、動きを止めていく。

 

「ハッ!」

 

 分離がダメならと、『エクスカリバー』は一夏を落とした時と同じ熱戦を再び放とうとエネルギーを溜める。

 が―

 

「アホが」

 

 ―エネルギーが、先ほどに比べて溜まるのがやけに遅い。

 気づいた時にはもう、『エクスカリバー』に打つ手はなかった。

 

「さあて問題。このたった一機のISには到底生み出せへんような電気。一体どっから貰ってるでしょーか」

 

 理由は簡単。目の前のISに奪われているからだった。

 

「てかそもそもこんだけ雷食らったら普通はショートするっての」

 

 これこそが、禁じ手を使う最大のメリット。

 普段『雷轟』などの単一仕様能力を使うときは、生み出す雷はもちろん『金色』のエネルギーだけを変換している。

 しかし、ただ敵を倒すだけに専念するこの200%では、他からも電気を得る。

 他から電気を得るための演算など、普通は不可能だ。だが、その常識のストッパーさえ外れてしまえば、反動など気にすることなくやってしまう。

 

「…あ?」

 

 だがそれでも『エクスカリバー』は止まらない。

 ぎこちない動きで、再び『金色』を狙う。

 

「うざいっての」

 

 しかしそれも、近くに瞬間移動してきたかのような『金色』に裏拳で殴り飛ばされ、不発に終わる。

 

「もう、消えろやお前」

 

 今まで誰も見たこともないほどに、『金色』の右手装甲が輝きを放つ。

 時守が先ほど放った全力の『雷轟』の数倍を軽く超えるほどの電気が、手のひらに集まっていく。

 

「ダメッ!」

「んなッ…!…お、い…鈴。止めるの、今か…?」

「そんなでかいの当てちゃったら、中にいる子もやばいじゃない!」

 

 あと数秒で放つという瞬間、『金色』の背後から鈴が抱きついた。

 抱きついた衝撃で、今まで彼の視界が捉えていなかった世界に、鈴音が入り込む。

 

「…お前、一夏は…?」

「あ、アレ…」

 

 数秒前までの『金色』の視界は『エクスカリバー』しか捉えておらず、接近していた鈴にも気づかなかった。

 そのため、彼女が抱きかかえていた一夏が白い六枚の花弁(・・・・・・・)に包まれていることにも気がつかなかった。

 

「……そうか、お前もようやく」

「え?」

 

 時守が力なく呟いたのを、鈴は聞き逃さなかった。

 それと同時に、一夏を覆っていた外部装甲が四散した。

 

「あぁっ!悪い、剣。待たせた!」

「…ほんま、遅すぎるわ」

 

 一夏の背後に広がるのは、いつも見慣れたものとは少し違うスノウ・ホワイトのエネルギー翼。

 その身に纏っているもの。それこそが―

 

「白式、第三形態『ホワイト・テイル』か」

「これなら、今度こそ届く!」

 

 ―三次形態移行をした『ホワイト・テイル』だった。

 時守のシャープなものとは真逆の、巨大なエネルギー・ウイング。

 そして、背負っていた『O.V.E.R.S.』を吸収したであろう意匠が伺えた。

 

「ほなよろしく。…セシリーもな」

『は、はいっ!』

 

 一夏が復活したことは、もちろん地球にいる全員にも知れ渡っていた。

 その事実は、精神感応性質を持つBT粒子の密度にも、大きく現れていた。

 

『時守、一夏っ!至急『エクスカリバー』から離れろ!』

「んじゃ、頼むわ」

「任せてくださいましっ!」

 

 地上から放たれる蒼い閃光は、一夏たちの前に佇んでいた『エクスカリバー』を軽々と飲み込んだ。

 

「やったか!?」

「モッピーまじでこのタイミングでそれやめて…」

「確かに壊した。でも―」

「あぁ。まだや」

 

 半壊した『エクスカリバー』の内部に侵入する一夏。

 その目的地である狭いコントロールルームに辿り着くと、そこには3人の少女が眠っていた。

 

「あんた達二人もだけど、先にこの子だ」

 

 一夏の目標は、コントロールルームにの中枢に眠るチェルシー・ブランケットの妹、エクシア・カリバーン。

 彼女を助けるために、一夏はここに来たのだ。

 

「新しい…。いや、この本当のワンオフ・アビリティー『夕凪燈夜』なら!」

 

 振りかざすのは『零落白夜』でも『雪羅』でもない、『白式』本当のワンオフである『夕凪燈夜』。

 全てのISプログラムを初期化するという、簪が聞けば泣き叫んでしまいそうなそれは、エクシアの体にはびこっていた病巣プログラムを破壊するには十分だった。

 

「私、は…?」

「おっす。俺は織斑一夏。悪いけどエクシア、今は時間が無いから飛ばしてくぞ!」

「ふえええええええ!?」

 

 起きて早々、第三形態のフルパワーの加速。

 途中でダリルとフォルテの二人もしっかりと回収し、一夏はエクスカリバーの外へと飛び出した。

 

「ただいま!」

「…死ね」

「へっ。死なねぇよ」

 

 いつかしたやり取りを思い出す。

 こうして、エクスカリバー事件は幕を閉じた。

 

 ◇

 

「にしても一夏。あんたホントに無事なの?」

「あぁ。気絶してた時も、ちゃんと意識はあったんだ。ISのコアと話しててさ」

「師匠があんな戦いをしていたというのに…」

 

 地球に戻る途中。四人の話題は一夏についてのことばかりだった。

 

「…これで、いよいよ第三形態が二つ、か」

「だな。やっと、まともな戦いができるぜ、剣!…剣?」

 

 一夏がその名を呼んだことで気づいた。

 あの男が、この話題に乗ってきていないのだ。

 

「っ!?ちょっと剣!大丈夫!?」

「え?あぁ…どないした、鈴」

「あんた、両目から血が…!?」

「なっ!?」

 

 振り返り、よく見れば彼の両目から血涙が溢れ出ていたのだ。

 大気圏突入と同時にそのことに気づいた四人は、慌てて時守へと近づく。

 

「…多分、脳みそに負荷かけすぎたんやと思う、わ…」

「お、おい!大丈夫か剣!」

 

 普段からは考えられないほどにゆったりとした口調で、喋りにキレもない。

 だが、この四人は一度だけこれに近い姿を見ていた。

 

「ねむ…」

「ダメだ師匠!今寝てしまえば…!」

 

 一度彼の自宅を訪れた時の、寝起き姿を彷彿とさせる姿。

 こんな状態で寝させてしまえば今後どうなってしまうかか分からない。

 

「っ、剣!剣っ!」

 

 懸命に4人が声をかけるもISの展開が解除されていく。

 大気圏内に入り、あとはこのまま下降していくだけ。

 その瞬間に、時守剣は再び意識を手放した。

 

「っ、とぉ!」

 

 エクシア、ダリル、フォルテの誰も抱えていなかった鈴が、ISが解除された時守を受け止めた。

 

「えっ…。う、嘘でしょ…?」

「ど、どうしたんだ、鈴…?」

 

 一つの大きな戦いが終わったと同時に―

 

「心臓が…動いてない…」

 

 ―もう一つ、また戦いが始まろうとしていた。

 

『凰っ!お前だけ瞬時加速で時守を運んでこい!何よりも優先しろ!』

「は、はいっ!」

 

 いきなり飛んできた千冬の叫び声。

 しかしそれに戸惑う素振りも見せず、3人に声もかけずに鈴は急降下した。

 

『出来るだけ抱き寄せろ!エネルギー・シールドの中にさえいれば、バイタルは安定する!』

 

 千冬に言われるまでもなく、鈴は時守の身体を抱き寄せ、自らが出せる最速で地上へと降りていった。

 

「っ、千冬さんっ!」

「良くやった凰!」

 

 臨時に建てられていた、元は作戦の基地として置かれた施設。

 その入り口に、千冬とセシリア、チェルシー、簪とシャルロット、そして合流した楯無が揃っていた。

 

「ぼ、亡国のは…?」

「治療の邪魔をするつもりは無いと言って帰っていった。それより時守を!」

「はいっ」

 

 ぐったりとしたまま動かない時守をストレッチャーに乗せ、慎重に治療室へと運んでいく。

 

「どう、して…?ISには、回復機能が…」

「多分、『完全同調・超過』を200%にしちゃったからだねー。アレは、剣ちゃんの生命機能なんて考えてないから」

「っ、束…!」

 

 治療室のその入り口に立っていた人物。

 それは、この作戦の間不気味な程に大人しかった束だった。

 

「し、篠ノ之博士なら…!」

「直せるけど、私はお医者さんの治し方じゃないからね。生体同期型ISを剣ちゃんの身体に埋め込んでもいいなら、すぐ出来るよ?」

「そ、そんな…!」

「あぁ。そんなこと、する必要は無いよ」

 

 一刻の猶予も無く、時守の心臓どころか脳すら活動が停止してしまうのも時間の問題。

 そんな時、廊下からゆっくりと革靴と床がぶつかる音を鳴らしながら、とある人物が歩いてきた。

 

「…君、誰?」

「ろ、ロジャーさん…?な、何故ここに…」

「彼に一大事があったとなれば、私が飛んでくるに決まってるだろう?…あぁ、篠ノ之博士。私はロジャー。これでも一応、国連の事務総長をさせてもらっている」

 

 現れたのは、形式上時守の上司となっている国連事務総長のロジャーだった。

 

「へー。そんな人が、なんで必要無いなんて分かるの?」

「簡単だよ」

 

 ロジャーがそう一言呟き、ストレッチャーに横たわる時守を見やった、その瞬間。

 彼の胸部に、一筋の細い雷が落ちた。

 どくん、と彼の身体が小さく跳ねる

 

「…へ?」

「彼はね、ISのプログラムに、自分のバイタルが異常をきたして脳と心臓の両方が活動を停止させた時、強引に心臓を動かすプログラムを組んだんだよ。『完全同調・超過』の影響すら受けない、コアの根底にね」

 

 人の鼓動。それとほぼ同じリズムでその雷は時守の胸部…心臓を刺激していく。

 

「破裂などで原型が無くならない限り、彼は絶対に死なないよ。心臓を強制的に動かして脳や全身に血液を流せるからね」

「カッ…ハ、ア…!」

「っ、剣っ!?」

 

 ロジャーが語り終えると同時、時守が息を吹き返した。

 お世辞にも顔色は良いとは言えないが、それでも生き返ってくれたことにシャルロット達の顔に嬉色が浮かぶ。

 

「良かったぁ…」

「…悪い、みんな。また不安にさせたな」

「全くだよ時守くん」

「あ、ロジャーさん。おはよっす」

「あぁ、おはよう。気分はどうだい?」

「頭が割れてるんちゃうかってぐらいに痛いっす」

 

 しっかりとした受け答え。それが出来ているだけでも、彼女たちの目に涙が浮かんだ。

 

「もう!ロシアから駆けつけたら剣くんの心臓が止まったって聞いたから…」

「ほんますまん。…あかんマジで頭痛い」

「酷使しすぎだよ。今は寝るといい。ちゃんと君の健康状態は確認しておくからね」

「うぃっす。…ぐぅ…」

「早っ!?」

 

 慌てた様子で時守の右手を握った楯無と側で立つロジャーとの会話を終わらせると、時守はすぐに寝息を立て始めた。

 

「…えっとぉ…」

「我々で彼の状態は把握するから、手を握ってあげておいたらどうだい?」

 

 その言葉を聞き、自分もというようにシャルロットとセシリアが左手を、楯無が握っていた左手を簪も握った。

 

「んへへ…」

「全く…、だらしのないアホ弟子が…」

 

 千冬が呆れながら、かつ笑みを浮かべながら彼の寝顔を眺める。

 これにて、本当の意味でエクスカリバー事件が終わりを告げた。

 

 

 ◇ ◇

 

 

「おっ。よっすワンサマ。暇やからなんかおもろいことしてや」

「よう剣、起きてたのか。そんな無茶ぶりされても俺には無理だ」

「クソやんけ」

 

 その数時間後。時守はしっかりと目を覚ました。

 まだ頭痛は残っているものの、このまま十分な休息を取ればクリスマス・イブまでには完治する見込みということもあり、この日は慰労会も兼ねてこの施設に泊まることとなったのだ。

 

「じゃあ剣なら何をするんだ?」

「ん?こうやってな、右目押さえてな…。喰らえ、俺の魔眼を!」

「ははっ。厨二病見てぇ」

「血涙出てるんだから笑い事じゃないよ!?」

 

 血涙という創作物の中でしか見たことのないものをその身で実際に体験した時守。

 脳への負荷は凄まじいものだったが、それでもやはり文字だけ見ればかっこよかったのだ。

 

「まあ今『完全同調・超過』使ったら頭かち割れんのちゃうかってぐらい痛なるからやらんけど」

「にしても本当に身体自体にはダメージがなくて良かったな」

「まあそれは金ちゃんが頑張ったおかげやけどな。夏ん時はもっと酷かったし」

「そ、そんなになの?」

 

 事情を知っている鈴が恐る恐るといった具合でその詳しい内容を聞く。

 現在、いつものメンツはすでにシャワーを終えており、寝巻きに着替えた状態でロビーで話していたのだ。

 

「あぁ。ですよね、ちっふー先生」

「ん?お前の夏のエジプトの話か?」

「それっすそれっす」

「なんかめちゃくちゃ暑そうな時期にやってたんだな」

 

 生徒たち同様、すでに寝る準備を終わらせ、たまたまロビーに来ていた千冬に時守が振った。

 

「あの時はただの『完全同調』だったということと、かつ発動時間が3時間という長時間だったからな。その反動として二日間丸ごと死んだかのように眠り、身体はズタボロになっていたな」

「いやー、懐かしいっすね」

「…ん?その時は血涙は出なかったのか?」

「そん時はどちらかというと、ほんまに体がただ暴走してた。今は、短時間にありえへん量の演算をしたせいで脳がパンクしてもた、みたいな感じや」

「なるほどなるほど」

 

 夏休みのエジプトでの極秘特訓は、時守と千冬の記憶に新しい。

 なぜならその3時間というのは、千冬が耐えること(・・・・・)しかできなかった(・・・・・・・・)3時間なのだから。

 

「そんなんはどうでもええねん」

「いやそんなんってお前の命に関わることだろ?」

「ええねん。ワンサマの新しいワンオフ、アレなんやっけ」

「『夕凪燈夜』だろ?」

「それそれ。その名前さ―」

 

 全員が風呂上がり、そして寝る前ということもあり油断している中。

 

 

「中学生が考えたラノベの主人公の名前みたいやんな」

 

 

 この男は一夏にとって最大の爆弾を落とした。

 

「………お前、人が本気で気にしてることは弄っちゃダメだろ…?」

「あ。気にしとってんや」

 

 笑い声をなんとか堪え、そして腹を抱えながら爆笑しているのは箒、鈴、楯無、簪、千冬という日本に馴染み深いメンツ。

 セシリアやシャルロットといった最近簪に影響されてきた二人も、息ができないほどに笑っていた。

 笑ってはいけないと我慢していたラウラも、千冬が笑ったのを見てクスクスと笑っていた。

 

「もうちょいどうにかならなかったのかよ…」

「例えば?」

「……超零落白夜」

「かめはめ波か」

 

 ぶふぉっ、と女子が出していい笑い声ではない声で笑ったのは鈴だ。

 

「あー、くそっ!こうなったら夕凪燈夜を使わないでいいぐらいの新しいワンオフをもう一個出してやる!」

「ワンオフのバーゲンセールか。今度は何くんになるんやろな」

「剣!…ったく。今に見てろよ…」

 

 クリスマスや年末年始がもうすぐというこの時。

 セシリア以外の異国の地であるイギリスにて、IS学園の事件に巻き込まれやすいメンバーたちの安らぎの時間が過ぎていった。




一夏ファンの皆様。お待たせいたしました。
ようやく公式ぶっ壊れチートの登場です(一夏が扱いきれているかは不明)
あと下手すりゃ一話で終わるかもです。

コメント、評価などお待ちしております。

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