Fate/無明長夜【日本の英霊限定・オリジナル聖杯戦争】   作:世木維生

24 / 51
【ステータス】ランサー

【クラス】ランサー

【マスター】園埜 潤

【真名】誉田別尊(ほんだわけのみこと)

【性別】男性

【身長・体重】176cm 57kg

【属性】秩序・善

《筋力》B  《魔力》D

《耐久》C  《幸運》B

《敏捷》A+  《宝具》A+

 

□クラス別スキル□

対魔力:B

 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

 

■保有スキル■

勇猛:B

 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

 

見切り:B

 敵の攻撃に対する学習能力。相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。

 

神性:B

 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。現人神。15代目天皇(応神天皇)であり、同時に武神として多くの武士に信仰され、今尚、多くの神社にて祀られる。

 

戦闘続行:c

 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。武士たちの信仰する武神としての側面。彼の名を唱え、死に体にあっても戦い続ける武士(もののふ)たちの気概が彼に付加させた能力。

 

◇宝具◇

“野分立つ掃討の鉾【隼風(はやかぜ)】”

ランク:A+ 種別:対軍 レンジ:2~80 最大捕捉:200

 国土平定のために行った遠征において、大隅国で隼人を討ち取った際にランサーが用いたとされる身の長さが八尺、広さが六寸もある巨大な鉾。

 モンゴル帝国による2度に渡る侵略戦争(元寇)から、2度共に国土を護った神風(季節はずれの台風)とは武神・八幡神(やはたのかみ、はちまんじん)として武士を中心に多くの人々に信仰され、祀られていた誉田別尊の加護であったとされる。この鉾の能力は、海一面を埋めていた強大なモンゴル軍を一夜にして消し去ったというその説話を再現させたものである。

 能力を解放させられた隼風は周囲の大気、大源(マナ)を激しく震わせ、大渦を形成させると、あらゆるものをその淵へと巻き込み、破砕させる。

 この宝具による攻撃は対粛清ACか同レベルのダメージによる相殺でなければ防げない。

 

 

解説:

 誉田別尊(ほんだわけのみこと)とは、15代目天皇・応神天皇の(いみな)である。

 神の名のつく天皇とは歴代でも僅か3名しかおらず、王朝を築き上げた天皇とされる。

 古代日本においては国土は平定されておらず、熾烈な戦乱、大規模な王位争奪戦が繰り広げられていた。九州に産まれた応神天皇は、それらの豪族を制圧しながら大和入りし、即位、王権を打ち立てたといわれる。

 尚、江戸時代に発掘された応神天皇陵からは金メッキの施された日本最古の馬具が出土している。応神天皇以前の時代には騎馬の習慣は見受けられず、日本に騎馬もたらした帝であるともされる。よってライダーとしての適正も持っている。

 ちなみに応神天皇の父は仲哀天皇であり、仲哀天皇は日本武尊の子である。つまりセイバーとランサーは祖父と孫の関係だったりする。(Re:9「我が血筋にありながら~」のセリフはここから来てたり)


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。