東方人狼行軍   作:BATTU

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「最近PS4で遊びまくってるようだね〜」

新〇の〇オルゼアにはまりまくってます。最近FCにも入ったから堪能させてもらってますとも

「じゃあ次は楽しい楽しい更新のお時間だよ」

寝かせて

「だーめ♪」


47話

花見当日

 

 

 

「ようしみんな、グラスは持ったな!待ちに待った念願の花見だ!飲んで騒ぐぜ!」

 

「「「おぉー!!」」」

 

 

満開の桜が咲き誇る博麗神社にて大勢の妖怪、妖精が集まり魔理沙の掛け声にて皆思い思いに騒ぎだす

 

今回の花見にはプリズムリバー三姉妹も来ており彼女たちの演奏によって更に賑やかになった

演奏自体初めて聞く自分とは違い、皆の盛り上がりようから見て知名度があるのは確かなようだ

 

しかし、こうも騒がしいと何時もの宴会と変わりようが無い。そもそも花見とは主に桜の花を鑑賞し、春の訪れを寿ぐ日本古来の風習であると学んだ

 

梅や桃の花でも行われるという

 

 

「はい兄さん。料理をとってきたわ」

 

「・・・すまない」

 

 

1本の桜の木の下で腰を下ろし、騒ぐ皆を遠くから見ている俺に霊夢が料理を持ってきてくれた

 

皿に盛られた料理を口にし、特に自分から話す事も無く無言の咀嚼をしながら桜を眺める

 

 

「なんだよ、兄ちゃんはまた食うだけか?花見なんだから酒も飲もうぜ!」

 

 

グラスを持ってこっちにやって来た魔理沙、既に酔いが回っているようだ

 

 

「飲むか飲まないかは兄さんが決めることよ。無理強いはやめなさいよ魔理沙」

 

「なんだよいいじゃないか」

 

「全くあんたは」

 

「・・・」

 

 

魔理沙を止めながら清酒を飲む霊夢

 

別に酒が飲めないというわけでは無いし弱いわけでもない。しかし、何かが起きた時に酒で酔っていて何も出来ないという状況は避けたいのだ

 

 

「でも大尉、せっかくの大尉の退院祝いでもあるんですから1口位は飲んだ方がいいでしょう」

 

「・・・」

 

 

シュレディンガーの言う通り、この花見は俺が退院した祝いも含まれている

俺なんかのためにも用意をしてくれた皆の為にも1口位はとシュレディンガーは言ってくる。まぁ、本当に1口位なら問題はないだろう

 

 

「・・・霊夢、少し飲ませてくれ」

 

「分かった、じゃあちょっと新しいのを」

 

「・・・それでいい」

 

「え、こ、これ?」

 

 

霊夢が今手に持っている赤い盃を指さす

 

どうせ1口だけなら、新しいのを出すよりも誰かから貰った方が早いし、洗い物を増やさずに済むと考えた小夜

 

 

「・・・ダメか?」

 

「う、ううん、大丈夫。はい」

 

 

盃を手渡し、小夜は霊夢が口をつけていた所とは反対の場所に口を付けて酒を飲む

 

口に含んだ瞬間、酒のアルコールが全身に巡るかのように暖かくなっていくのを感じた。ワインなどとは違いアルコールの度数が高い清酒はたった1口だけで体が火照ってしまう、これ以上飲むのはやばいだろう

 

 

「・・・ありがとう霊夢」

 

「う、うん(兄さんが口を付けた所・・・ゴクッ)」

 

 

盃を返してからやたらに俺が口を付けた部分を凝視する霊夢

どうしたのだろう?歯型でもついてしまったのだろうか?

 

 

「霊夢って大胆なんだか、恥ずかしがりなんだがわかんねぇよ」

 

「乙女って複雑ですねー」

 

「・・・」スッ

 

 

霊夢たちから離れ、皿を持ちながら花見の場で一番端の方にいる最近見なれた2人組の元に向かった

 

 

「あ、師匠!」

 

「・・・いいか?」

 

「はい!どうぞ!」

 

 

近くに座り妖夢とその主である冬の異変を起こした西行寺幽々子と対面する小夜

 

 

「貴方とは初めまして、かしら。私が白玉楼の主、西行寺幽々子と申します。貴方の事は妖夢から全て聞いているわ博麗小夜くん」

 

「・・・」

 

 

特に喋るでもなく西行寺幽々子を見る小夜

 

あの異変時に感じた禍々しい気配は微塵も感じない、それが分かってから口を開く

 

 

「・・・怪我は?」

 

「はい。ご覧の通り問題はありませんわ・・・この度は私の不注意によりご迷惑かけた事を謝罪します、特に貴方には生死の境をさまよう目にあわせてしまいました。誠に申し訳ありませんでした」

 

 

深々と頭を下げて謝罪を述べた西行寺幽々子、それに続くように妖夢も頭を下げる

ちなみに霊香と霊夢、博麗の巫女である2人には既に謝罪を終えている

 

 

「・・・俺に謝罪はいらない・・・2人に言ったなら充分」

 

「しかし、私の意思ではないとはいえ貴方を」

 

「・・・俺は可能ならお前ごと西行妖を殺す気だった・・・博麗の巫女の敵を殺すのが、俺の役目だ・・・だから謝罪なんていらない」

 

「・・・そうですか、分かりました」

 

「・・・俺は今のお前を殺す気は無い・・・お前が博麗に敵対しないかぎりはな」

 

「ふふふ、肝に銘じておきますわ」

 

「・・・花見、楽しんでくれ」

 

「あ、師匠!よければご一緒しませんか!」

 

「・・・」

 

 

立ち上がろうとした瞬間、妖夢に声を掛けられ止められた

 

 

「そうね、話をしながらお互いを知るのは大切な事ね。どうかしら?私は貴方の事をもう少し知りたいわ」

 

「・・・酒は飲まない」

 

 

立ち上がるのをやめて、もう少しだけ幽々子と妖夢と話す事にした

 




ははは、限界だよー駄文もいいところだよー寝かしてくれよー

「それにしても大雑把すぎるよ。花見回はもうちょい続くからね」

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