宇宙警備隊長・冴子   作:EF12 1

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4/7 巡洋艦の設定を訂正しました。

3/26 戦闘空母を追加しました。

3/23 ヤマト級2番艦の設定を付加しました。


地球防衛軍の艦船

主役艦『テシオ』(エムデン級哨戒/嚮導巡洋艦)

 

基準排水量:12,000t

 

全長:190m

 

全幅:32m

 

速力:33宇宙ノット

 

標準武装

艦首拡散波動砲×1

主砲:20.3cmショックカノン砲×6(連装×3)

20.3cmレールカノン×6

大型魚雷発射管×2

40mmパルスレーザー砲×4

20mmパルスレーザー砲×8

中型対艦/空ミサイルランチャー×6

小型対空ミサイルランチャー×12 等

 

後述のインディアナポリス級戦闘巡洋艦と同時開発された。

若干軽武装・軽装甲である反面、探査・通信能力を大幅に強化し、約4ヶ月半の間無補給で行動できる居住性を有する。

太陽系外周・外縁部の警備・哨戒及び近隣恒星系の探査任務、外惑星方面資源輸送船団の護衛が主だが、一部の艦は宙雷部隊旗艦任務に就いている。

2200年10月から建造が始まり、2201年9月までに58隻が竣工したが、ガトランティス戦で36隻が失われ、補充建造が行われている。

 

『テシオ』は47番艦で、2201年6月に就役。

第666警備隊旗艦として太陽系外周の監視にあたっていたが、ガトランティス帝国との数度の戦闘で中破。

修復後、第13戦隊旗艦。

日本籍艦だが、食堂ではロシア料理やロシアンティーも供される。

 

 

 

インディアナポリス級戦闘巡洋艦

 

基準排水量:14,000t

 

全長:190m

 

全幅:31m

 

速力:33宇宙ノット

 

武装(標準)

艦首拡散波動砲×1

主砲:20.3cmショックカノン砲×12(3連装×2+連装×3)

 

40mmパルスレーザー砲×12

20mmパルスレーザー砲×8

大型空間魚雷発射管×4

中型対艦/空ミサイルランチャー×8

小型対空ミサイルランチャー×16 等

 

プランツ(植物)級フリゲート→護衛艦をタイプシップとした本格的戦闘艦群の一つとして2200年7月に『インディアナポリス』『開聞』が竣工。『ヤマト』帰還後の地球防衛艦隊本格再建に伴い増備され、2201年9月までに84隻が竣工したが、ガトランティス戦で66隻が失われた。

 

波動砲以外のカタログデータでは、単艦でガミラス軍クルーザー級を撃破できるだけの戦闘能力を持たせており、実際のガミラス残党艦に対する掃討活動では期待どおりの能力を発揮した。

 

エムデン級巡洋艦より強武装で防御力も上回り、さまざまな戦闘任務に対応し得るとともに、補給なしで3ヶ月行動できる高汎用戦闘艦で、地球防衛艦隊の中核である。

 

 

 

 

 

アンドロメダ級戦略指揮戦艦

 

排水量:110,000t

 

全長:305m

 

全幅:71m

 

速力:31宇宙ノット

 

主兵装

艦首拡散波動砲×2

主砲:50.8cmショック・カノン砲×12(3連装4基)

副砲:30.5cmパルスレーザー固定艦橋砲×6

 

20.3cmパルスレーザー舷側砲×10

 

40㍉パルスレーザー砲×12

 

20㍉パルスレーザー砲×12

 

大型対艦/地ミサイルランチャー×12

 

中型対艦/地ミサイルランチャー×12

 

多連装対空ミサイルランチャー×4

 

同型艦

『アンドロメダ』(2201年8月就役)

『シリウス』(2202年前半竣工予定→?)

『ネメシス』(建造中断)

 

新生地球防衛艦隊における艦隊旗艦として計画。

2205年までに10隻就役する予定。

カタログデータでは、単艦で『ヤマト』2隻分の戦闘力を持ち、艦隊指揮をとりながら最前線での戦闘や撤退時の殿(しんがり)を自ら務められるだけの性能を有するとされる。

 

なお、4番艦『マルス(仮称)』は実験艦として計画されたため、準同型艦とされるが詳細は不明。

 

ガトランティス戦時、就役済は『アンドロメダ』のみで全艦隊総旗艦だったが、白色彗星の影響で大破し落伍。

2番艦以降は建造中だったが、資材をアンドロメダ修復に振り当てたため、完成時期は未定

 

 

 

ヤマト級宇宙戦艦

 

基準排水量:64,500t

 

全長:269m

 

全幅:39m

 

速力:27宇宙ノット

 

主兵装

艦首波動砲×1

主砲:46.0cmショック・カノン砲×9(3連装3基)

副砲:15.5cm×6(3連装2基,以下非公表)

 

76㍉パルスレーザー砲×24

 

40㍉パルスレーザー砲×20

 

20㍉パルスレーザー砲×10以上

 

大型対艦/地ミサイルランチャー×12

 

中型艦/地ミサイルランチャー×12

 

対空ファンネルミサイルランチャー×12

 

その他、タイムレーダー等装備

 

同型艦

『ヤマト』(2199年10月就役)

『ムサシ』(建造凍結中)

 

元々はガミラス戦役中に各国が地球脱出用の超長距離移民艦として計画した艦の1隻だったが、建造を察知したガミラス軍の妨害で他国の艦は破壊または建造遅延等で挫折してしまい、イスカンダルからタキオン波動機関技術等が提供された時点における改装・出発が可能な唯一の艦だったために、突貫工事で波動機関を搭載、改装して任務につき、乗組員の4割を失いながらも放射能除去装置を持ち帰った。

 

その後は修復の後に第3外周艦隊に編入されていたが、謎の武装勢力による攻撃を受けた後、古代 進ら旧乗組員が奪取し、強行発進した。

現在は地球防衛軍司令長官預かりである。

 

地球防衛軍の艦船では唯一“宇宙戦艦~Space・battleship”の名称を持つ艦であるが、ワンオフシップゆえ、その後就役した艦船群とはシステム等の相違点が目立って使いづらく、自動化を含む大改装が予定されていたが、主砲射程延長や主機関強化工事が済んだところで工事は中断している。

 

なお、『ムサシ』は紀伊半島沖の沈没空母(信濃)に偽装して起工されたが、『ヤマト』にリソースを集中するため建造凍結。

『ヤマト』帰還後に全ての資材を呉・佐世保工廠に移送し保管しているが、ガトランティス戦で大破した『ヤマト』修復に流用されており、建造再開は未定。

 

 

 

ドレッドノート級主力戦艦

 

基準排水量:54,900~56,100t

 

全長:246m

 

全幅:46m

 

速力:28宇宙ノット

 

主兵装

艦首拡散波動砲×1

主砲:40.6cmショック・カノン砲×9(3連装3基)

 

副砲:30.5cmパルスレーザー砲×5

 

20.3cmパルスレーザー舷側砲×8

 

40㍉パルスレーザー砲×10

 

20㍉パルスレーザー砲×8

 

大型対艦/地ミサイルランチャー×6

 

中型対艦/地ミサイルランチャー×8

 

多連装対空ミサイルランチャー×2

 

同型艦

『ドレッドノート』他

2201年9月末現在、45隻就役済み

 

地球防衛艦隊の中核をなす標準型戦艦。

 

5番艦『越後』は『アンドロメダ』就役までの暫定的な総旗艦兼指揮システムのテストベッドとして計画されたため、3番主砲塔がなく、艦橋の形状も『アンドロメダ』に準じた形状をしている。

ガトランティス戦で38隻が失われた。

 

 

トライバル級駆逐艦

 

基準排水量:4,000t

 

全長:120m

 

全幅:13m

 

速力:37宇宙ノット

 

武装

主砲:12.7cmショックカノン砲×10(連装×2+固定×6)

 

40mmパルスレーザー砲×8

20mmパルスレーザー砲×8

大型対艦ミサイルランチャー×4

中型対艦/空ミサイルランチャー×8、等

 

M-21881式突撃駆逐艦の流れを組む突撃駆逐艦。

艦体はプランツ級フリゲート→護衛艦とほぼ同一だが、主機関はワープ対応型で大出力。

加速性能では地球艦隊随一であるが、損耗率が高い艦種ゆえ、自動化率が高い。

 

2201年8月以降の竣工艦からは波動魚雷を搭載可能。

2201年9月までに157隻が竣工したが、ガトランティス戦で112隻が失われた。

 

 

 

プランツ(植物)級護衛艦(旧フリゲート)

 

基準排水量:3,850t

 

全長:120m

 

全幅:13m

 

速力:29~31宇宙ノット

 

武装

 

艦首集束波動砲×1又は46/40.6cmショックカノン×2

 

主砲:12.7cmショックカノン砲×6(連装×3)

 

76mmパルスレーザー砲×8

20mmパルスレーザー砲×4

大型魚雷発射管×2

 

中型対艦/空ミサイルランチャー×12、等(リニアカノン装備艦もある)

 

イスカンダルから得た波動機関技術を活用して新規開発された最初の戦闘艦。

 

設計は『ヤマト』出撃直後の2199年11月に始まり、2200年2~3月に1~4番艦が就役した。

『ヤマト』が帰還した2200年9月5日の時点で4個戦隊16隻が就役しており、更に大量建造されて、2201年5月に建造が打ち切られるまで103隻が就役した。

 

単艦で駆逐形デストロイヤー艦をアウトレンジで撃沈できるだけの攻撃力があるが、艦首ショックカノン砲搭載型はガミラスの戦艦をも撃沈可能な実力を持つ。

設計時点では波動砲搭載形のみであったが、資材調達や建造コスト等の点で問題が生じたため、4番艦までと9~12番艦は『ヤマト』主砲に採用された18インチショックカノン砲を並列2門装備して竣工した。

 

太陽系残存ガミラス艦との戦闘では高い戦闘力を発揮し、乗組員の評価も高かったが、排熱性能に問題を抱えたため、波動砲搭載形を挟んだ13番艦からは次期主力戦艦用に設計された16インチ砲を搭載したところ、排熱問題がかなり改善されたため、大半は16インチ連装ショックカノンを搭載している。

 

波動砲(集束形)は4番艦から断続的に搭載されたが、使い勝手の悪さと、より大型の巡洋艦が就役し始めた事で、建造は30隻に留まった。

 

103隻中、波動砲搭載形は30隻、18インチショックカノン砲×2搭載形が8隻。残る65隻は16インチショックカノン砲×2搭載形である。

 

太陽系内で運用するためワープ機能は省略していたが、近隣恒星系の開発計画が具体化したこともあり、第77番艦からは太陽系内でのワープも可能になり、既存艦も順次改装する予定だったが、ガトランティス戦のため中断。

 

※4番艦『ユウガオ』は、日本・韓国・中国籍の軍人からは『かんぴょう(干瓢)』のニックネームで呼ばれることが多かったが、これは初代艦長に抜擢された、当時20代の日本人女性艦長が言い出しっぺだと言われている。

 

ガミラス戦で1隻、ガトランティス戦で49隻が失われた。

 

 

 

レキシントン級戦闘空母

 

 

基準排水量:60,100t

 

全長:282m

 

全幅:53m

 

速力:30宇宙ノット

 

主兵装

艦首拡散波動砲×1

主砲:40.6cmショック・カノン砲×6(3連装3基)

 

副砲:30.5cmパルスレーザー砲×5

 

20.3cmパルスレーザー舷側砲×8

 

40㍉パルスレーザー砲×24

 

20㍉パルスレーザー砲×24

 

大型対艦/地ミサイルランチャー×6

 

中型対艦/地ミサイルランチャー×8

 

多連装対空ミサイルランチャー×2

 

コスモタイガーⅡ×30機(常用24+予備6)

露天繋止で更に12機搭載可能

 

同型艦

『レキシントン』

『サラトガ』

『レンジャー』

『フューリアス』

『クレマンソー』

(以上、ガトランティス戦に参加)

『アカギ』

『ミンスク』

『グローリアス』

『アンドレア・ドリア』

 

宇宙航空戦力整備の要求を受け、急遽増備された。

全通甲板形は時期尚早として却下され、ドレッドノート級主力戦艦の艦体後半部を新規設計し、巡洋艦の主機を2基並列配置した。

ガトランティス戦に間に合ったのは5番艦までで、敵機動部隊に対する奇襲・直接攻撃でこれを撃滅したが、直後に出現した白色彗星に呑み込まれて部隊ごと全滅した。

ガトランティス戦後の戦力再建計画により、6~9番艦は予定どおり建造~就役が決まったが、10番艦以降はドレッドノート級戦艦として建造される事になった。


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