biohazard 惨劇の街の脱出   作:如月ユウ

26 / 30
いよいよ最終決戦
原作主人公達は銃を使って倒すが
修司だけは違う発想で倒します



26話

修司は辺りを見ながら撃つ。

なにか使えるものがないのか。

 

修司はふと気づく

 

今は列車で移動している。

そしてGバーキンは列車に上に乗っている。

なら連結部分を外せば無理に倒さなくてもGバーキンを地下研究所の爆発で倒せる。

しかしGバーキンは列車と列車の間にいる。

連結部分を外すにはGバーキンを後ろへ後退させなければならない。

 

「(あの大きさで後退させるのほぼ不可能。)」

 

修司は連結部分の破壊方法を考えていると

 

「(いやちょっと待て…無理に後退させなくても…)」

 

1つだけ思いついた。

これなら確実にGバーキンを列車から離せる。

時間がない

急いで準備をしないと

 

「みなさん!少しだけ時間を稼いでください。」

 

「なにかいい方法が思いついたか?」

 

「はい、一度シェリー達のとこへ戻ります。」

 

「何をするの?」

 

「列車の連結部分を壊します。」

 

「けど連結部分はウィリアムが乗っているのよ。」

 

「思い出してください。俺達がいまいるところを」

 

修司はロバートがいる列車へ戻る。

 

「シュウ、後ろで何があった。」

 

「ウィリアムがシェリーをしつこく追いかけてきた。」

 

「パパが!」

 

シェリーはバーキンがいる列車へ行こうとする。

 

「待ってシェリー」

 

修司はシェリーの手を掴む。

 

「離して!」

 

「君のお父さんはもう人じゃない。」

 

修司はシェリーに言う。

 

「もう…君のお父さんはウィルスで死んだんだ。」

 

「けどパパは…」

 

「あれはウィルスに感染したお父さんだ。もう死んでる。」

 

「…」

 

シェリーは黙ってしまう。

 

「もう君のパパはこの世界にいないんだ。だから俺達がシェリーを守らないといけない。」

 

「修司…」

 

「ボブ、この列車の連結部分を壊してシェリーのお父さんを切り離す。」

 

「どうするんだ。」

 

「こいつさ」

 

修司は武器箱から大量の手榴弾とナイフを持つ。

 

「こいつをナイフで固定して爆発させる。」

 

「大丈夫なのか?」

 

「これしかないんだ。」

 

修司は扉を開き、手榴弾の安全ピンを付けたまま

安全ピンの輪っかにナイフを連結部分に突き刺す。

ナイフが突き刺さっているおかげで手榴弾は落ちず揺れている。

安全ピンを外してないので暴発もしない。

 

「これでよし」

 

「本当に大丈夫なのか?」

 

「わからない。念のため二人は端にいて。」

 

修司はGバーキンがいる列車にいく。

 

「準備が出来ました!そのままボブとシェリーがいる列車に戻ってください。」

 

「どうするつもりだ。」

 

「先程言ったことを思い出してください。」

 

「なるほどそう言うことね。」

 

ジルは理解したようだ。

 

「戻るわよ。」

「ウィリアムをどうするの。」

 

「無理に倒さなくても大丈夫よ。」

 

「どうするレオン。」

 

「修司の考えに従おう。」

 

「わかったわ。」

 

レオン達はシェリー達のところへ戻る。

 

「こいつを爆発します。みなさんさがって。」

 

レオン達は端へ移動する。

修司はリボルバーマグナムを構えて列車部分に刺さっている手榴弾を狙う。

 

「俺はアンブレラやウィルスの事とかはよくわからない。」

 

だが修司は言った。

 

「これだけは言える。お前のような化け物はこの世界には必要ない!」

 

リボルバーマグナムから357マグナムが放たれる。

手榴弾に向かっていき手榴弾にあたると爆発が起きる。

列車部分が破壊されGバーキンがいる列車が離れていく。

仮に生きても地下研究所の爆発で確実に生きて帰れないだろう。

 

 

数分後

トンネルから光がみえてきた。




次回ある人が登場

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。