biohazard 惨劇の街の脱出   作:如月ユウ

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みんな大好きスーパータイラント戦


24話

「シェリー、ロバートは列車に乗って。」

 

「修司、二人を中に」

 

「わかりました。」

 

修司はロバートとシェリーを連れて列車に入る。

 

「ここで決着をつける。」

 

レオン達は銃を構え、スーパータイラントに撃つが怯まず近づいてくる。

 

「上に行くわよ。」

 

階段を上がり修司達がいる列車に被害が加えられないようにするが

スーパータイラントは跳躍して先回りをする。

 

「階段をのぼらないのか。」

 

「めんどくさがり屋かもね。」

 

右胸を狙って撃つが硬い皮膚に覆われて倒れない。

ジルはスーパータイラントの頭を狙い撃ち

スーパータイラントは膝をつく。

 

「やはり頭が弱点なのね。」

 

「下へ降りるわよ。」

 

列車へ飛び乗り下へ降りる。

スーパータイラントも追いかけるように急速接近する。

 

「避けて!」

 

スーパータイラントの背後にアサルトライフルの弾が命中しふらつく。

 

「ジルさん、予備のショットガン!」

 

修司はショットガンをジルに投げて

ジルはショットガンを受け取る。

 

「弾は最大まで入ってます!」

 

「助かったわ修司。」

 

「俺も援護します。

ボブとシェリーはいつでも出れるように準備しています。」

 

「わかった。」

 

修司も加わりスーパータイラント撃つが倒れる気配がない

 

「勝てる気がしないわ。」

 

「どうすればいい。」

 

上空から修司が使ったロケットランチャーではなく別のタイプのロケットランチャーが落ちてくる。

 

「誰だ!」

 

上を見るが誰もいなかった。

レオンはロケットランチャーを拾う。

 

「レオンさん俺達が弱らせます。

そのロケットランチャーでぶっぱなしてください。」

 

「あぁ任せろ!」

 

レオンはスーパータイラントから距離を離して構える。

 

「タイミングは修司に任せる。」

 

「俺ですか!?」

 

「修司のおかげで生きているんだ。

お前のタイミングなら間違いない。」

 

「修司ならやれる。」

 

「大丈夫よ自分を信じて。」

レオン、クレア、ジルは修司を信頼していた。

修司ならやれると

 

「わかりました。」

 

修司はアサルトライフルをバースト射撃でスーパータイラントを撃つ

弾が切れるとマガジンをリロード。

跳躍して爪で突き刺そうとしたら回避し爪が床に刺さっているときクレアとジルがショットガンで撃つが

スーパータイラントの再生能力により不利になってゆく

 

「レオンさん!俺が階段に行って壁に突き刺ささった瞬間撃ってください!」

 

「ダメだ危険だ!」

「危険なのは承知です。けどこのままじゃ、弾切れで全滅です」

 

「わかった絶対死ぬな!」

 

「はい!」

 

修司はアサルトライフルでスーパータイラントを撃ち自分を狙うようにする。

 

「クレアさん、ジルさん撃たないでください。」

 

「どうして!」

 

「二人が撃てばそっちに行くかもしれません!」

 

階段を上がるとスーパータイラントは跳躍して修司に近づく

修司は壁際に走り、壁を背にする。

 

「さあ俺を突き刺してみろ!」

 

スーパータイラントは雄叫びをあげ急速接近する。

 

「まだだ…まだ…」

 

修司は避けようとしない。

スーパータイラントはどんどん接近してくる。

腕を上げて修司を突き刺そうとした瞬間

 

「今だ!」

 

修司は体を屈んでスーパータイラントの爪をかわす。

スーパータイラントの爪は壁に深く刺さる。

急いでスーパータイラントから離れる。

 

「レオンさん撃って!」

 

「これで終わりだ。」

 

レオンはスーパータイラントを狙いロケットランチャーを撃つ。

スーパータイラントは避けようとしたが爪が深く刺さり脱出できない。

ロケットランチャーがタイラントにあたりを身体がバラバラになる。

これでスーパータイラントは復活しないだろう。

 

「危なかった。」

 

修司は階段を降りるとジルにビンタされる。

 

「なんであんなことしたの!」

 

ジルは怒っていた。

 

「下手すれば貴方死んでいたのよ。」

 

「すいません…」

 

「仲間に被害を加えないように自己犠牲する気持ちはわかるわ。」

 

けどとジルは続ける。

 

「もう誰が死ぬのは沢山よ。」

 

ジルは修司を抱き締める。

 

「ジルさん…」

「もうあんな危ないことはしないで」

 

「はい…」

 

レオンは上空をみる。

あの声はもしかして…

 

「みんなはやく乗るわよ!」

 

クレアの声で修司達は列車に乗り

列車は動き始める。




もう主人公カルロスですね。
3でもビンタされたし

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