東方生還録   作:エゾ末

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1章完了時点登場人物 

 

 熊口 生斗(くまぐち せいと)

 

 種族 人間

 性別 男

 能力 《生を増やす程度の能力》

 性格 マイペース、単純

 

 『概要』

 

 本編の主人公。しかし主人公とは思えないほどのグータラっぷり。いつもグラサンをかけている。

 実は一人でいることはあまり好きではなく、常に誰かと一緒にいる。

 そのこともあって1章では永琳やツクヨミの家に入り浸っていた。

 これだけを聞くとただの寂しがりやのマダオだが、1章の終わり辺りでは仲間思いな一面を見せたりする。大事に思っている仲間になら命を投げ出す覚悟がある。

 戦闘中のときのみ、頭の回転が速い。

 最後の最後で命のストックが尽き、絶命。

 

 

 

 

 『身に付けているもの』

 

 グラサン~まず神のせいでとれない。神力が込められている。しかし取れないといっても本人は気に入っているようで、文字通り肌身離さずにかけている。基本的に頭の方にかけているが、寝るときや泣くときは目の方にグラサンをもっていく。

 

 

 『能力について』

 

 <1章>

 

 5年ごとに命が増える。上限は10。

 上限が越えることは決してなく、達すると命は死んで減るまで増えることは無い。

 

 

 <2章から>

 

 20年ごとに命が増える。上限は10。

 一生は60年で寿命があり、寿命が来ると2日間仮死状態になる。しかし、寿命ではなく殺されたり、自殺して死んだ場合、2日間仮死状態になることはなく、すぐに生き返る(能力での自殺は不可)。

 

 寿命を削って得られる力は絶大。10年分の寿命を代償にすると元の力の10倍強くなる。

 

 

 『技』

 

 《霊力剣生成》~文字通り。霊力を形質変化させ、剣の形にしている。切れ味は霊力を込めれば込めるほど増す。常に光っている。

 

 《霊力障壁》~これも文字通り。霊力を形質変化させ、障壁にしている。壁は半透明で少しだけ光っている。

 

 《爆散霊弾》~生斗の力には似合わないほど威力を誇る霊弾。大妖怪に深傷を負わせるほどの破壊力がある。

 地面に着弾すると広範囲に砂煙等があがるので戦いの合間にワンクッション置きたいときなどに故意的に地面に撃つときがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 神

 

 種族 神様

 性別 ???

 能力 ???

 性格 好奇心旺盛

 

 

 『概要』

 

 主人公の生斗を転生させた張本人。転生の輪に入ろうとしていた主人公をてきとうに引っ張ってきて自分の暇潰しにと生き返らせた。

 

 生斗があまりにもグータラし過ぎて、なにもアクションを起こさないとき、決まって現れる(生斗の魂を自分の神域に連れてくる。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 八意 永琳

 

 

 生斗が転生されて初めにあった。冷静沈着で殆ど一人でなんでもできる。

 生斗を自分の家から出禁にしたりしている。

 しかし生斗のことはなんやかんやいって大切な家族だと思っていたりする。

 1章の終盤ではモニターで生斗が妖怪の群勢に一人で飛び込んでいって命を犠牲にしていることに驚きと怒り、そして悲しみを覚え、生斗が月に来たとき説教するつもりであった。

 

 

 

 

 月読見(ツクヨミ)

 

 種族 神様

 性別 男

 能力 ???

 性格 温厚

 

 

 月の神。天照大御神の弟であり、須佐之男命の兄。(だが、今出した二柱は今作品にはでない。)

 

 元々、月から降りてきたときに見かけた人間達(都の人々)から色々あって崇拝され、一時期地球で過ごすことになった。

 そして、その人々を愛すようになり、月へ連れていきたいと思うように。

 丁度人々も穢れによる寿命を無くしたいと思っていたので月移住計画を発案した。(発案はしたがその設計などには全く参加はしていない。あくまで人間達だけの力で月に行かさせるため。←なんにでも神に頼ってしまってはいずれ堕落すると考えたから。)

 

 生斗と初めて会ったとき、神力を纏っているグラサンに興味が湧いたので生斗の在住を認めたが、それのお陰で生斗から散々自分の趣味を邪魔されることとなり、うんざりしている。

 が、内心、毎週のように家へ来る生斗にたいして呆れながらも嬉しく思っていたりする。

 

 元々、誰にでも敬語を使い、あまり怒らない性格だが、生斗には結構キレる。

 

 本来の力は絶大で神の中でも最高クラスの力を持つ。月移住のときに力の殆どを月に還していたため、妖怪の群勢を相手取るには力不足となっていた。しかし、これまでの自らの怠慢によるつけが回ってきたと結論付け、しんがりを自ら買ってでた。

 

 

 

 

 綿月 依姫

 

 

 生斗の最初の友人。父のことが重荷となり一時期引きこもった事がある。

 武術の才に恵まれ、士官学校の編入試験から卒業試験までの全て総合成績1位をとっている。まだ能力を使いこなせていない。

 よく、嫌がる生斗と剣術での模擬戦をしており、戦績は50勝46負と勝ち越している。

 くすぐりのテクニシャン。

 

 

 

 

 

 綿月 豊姫

 

 

 生斗の部隊によくサボりにくる。部下からは生斗より慕われているんじゃないか?と思うぐらいに好かれている。

 今作品では少ししか出すことは無かったがそれなりに生斗と交流はある。

 まだ能力の存在に気づいていない。

 くすぐりのテクニシャン。

 

 

 

 

 

 綿月 大和

 

 種族 人間???

 性別 男

 能力 無し

 性格 単純 

 

 

 依姫、豊姫の親であり超人。筋肉が凄まじい。会うたびに生斗にありがた~い訓練を教示する。

 複数の大妖怪相手に単独で突っ込み、深傷を負ったが、命に別状はない。

 

 

 

 

 

 

 小野塚 歩

 

 種族 人間

 性別 男

 能力 《交換する程度の能力》

 性格 完璧主義

 

 

 いつも生斗と行動を共にしていた一人。

 編入してきた生斗に声を掛けようとトオルに提案したりもしている。

 責任感が強い。妖怪の群勢の時間稼ぎを生斗が任されたときに共に戦うといった。(結局自分の任務を放棄することが出来なかったため、手伝えなかったが)

 自らを敵の所有物と交換して奇襲をかけるのが得意。

 

 生斗が一人で妖怪の群勢と戦っていることを知り、自分も行こうと暴れだしたが、ツクヨミに気絶させられ、そのまま月へと送られた。

(ちなみに小野塚という名字はあの死神とはなにも関係ありません。)

 

 

 

 

 

 トオル

 

 種族 人間

 性別 男

 能力 《危険を察知する程度の能力》

 性格 臆病

 

 

 いつも生斗と行動を共にしていた一人。 

 重度の人見知りで生斗に慣れるまで中々の時間を要した。

 月移住の十日前に妖怪に襲われ、妖怪の群勢が攻めてくることを察知出来なかった。

 

 襲われてから意識不明の重体になったがなんとか生還する。

 目覚めたとき、すでに月にいたが、そこに生斗という存在が居なかったのを知り、落胆する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 小野塚 影女

 

 種族 人間

 性別 女

 能力 なし

 性格 我儘

 

 

 小野塚歩の妹。生斗とは顔を合わせる度に喧嘩をする。

 トオルの彼女でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 御崎 茂

 

 種族 人間

 性別 男

 能力 ??

 性格 大雑把

 

 

 生斗の部隊のエース。生斗のことを『熊さん』と言うぐらい親しく思っている。実は豊姫に恋心を抱いていた。

 妖怪の群勢に一人で突っ込んだ生斗に悲しさと尊敬の意を感じ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鬼(その1)

 

 

 大妖怪。戦闘狂。生斗を二撃で致命傷を与えた。

 触れるだけでその箇所を抉りとるほどの威力をもつ妖弾を持っているが、乱発はできない。

 鬼(その2)の友人だった。

 

 

 

 ◎○部隊長

 

 

 部隊長。依姫に代わって戦場の指揮を任されていた。生斗に指揮を代われと言われたとき、内心安堵していた。

 依姫と綿月大和隊長を月へと連れていった。

 

 

 

 △▽

 

 

 副総監の秘書。大妖怪らに月移住についての情報を漏らした。

 結果、今回のような戦争が起こった。

 情報を漏らした後、食われて絶命。

 

 

 

 副総監

 

 

 生斗や小野塚の睨んだ通り今回の戦争の黒幕。

 月へ移住するのは高位の者(初日に移住する者)だけで充分だと考え、2日目に妖怪が攻めてくるように仕向けた。

 結果、依姫と女兵士の証言により、色々と画策していたことが発覚し、地上へと島流しにされた。戻される予定はない。

 

 

 

 

 大妖怪四人衆

 

 

 各々が、一撃必殺の技を持っている。牛型の妖怪は頭突きのとき、角に塗りつけた猛毒を相手の体内に入れ、戦闘不能にし(綿月隊長はこれにやられた)、角妖怪Aは自らの身体を相手の体内に侵入させ、窒息させる。

『角妖怪Bとフード妖怪は後に登場する(かも)なので言及はしません。』

 

 

 

 

 女兵士

 

 

 蓬莱山家の令嬢の保護の任を受けた隊の一人。元は20人近くいたが、取り零しで入ってきた妖怪の襲撃により、一人まで減ってしまい、絶望しているところで令嬢を発見。令嬢を月まで送ることが仲間への弔いと思い、決して令嬢を見捨てなかった。

『裏話・本当は死んじゃう予定でした』

 

 

 

 蓬莱山家の令嬢

 

 

 輝夜。箱入り娘。月に行った後、親と永琳に大目玉を食らう。

 

 

 

 鬼(その2)

 

 

 妖怪の群勢の頭。妖怪達を生斗に向かわせたくせに、いざ妖怪達が返り討ちにあうと、生斗のせいにする責任転嫁野郎。

 生斗を絶望を与えた後に殺すことが目的でワープゲート付近にいた兵士らを皆殺しにする。

 結果、大半の兵士を失うことになる。

 待ち伏せをしているところで、やってきた生斗を見て、勝ちを確信していたが(ボロボロだったため)、隙を突かれ、内部組織の殆どを木っ端微塵になるほどの殴打を受け、再生不可の致命傷を負う。

 最後の足掻きで女兵士らを使って生斗を奈落の底に落とそうとしたが、それも失敗し自棄になって生斗を道連れに自爆した。

 結果的には生斗の思惑通りの結末となったが、復讐は果たせたと言っても過言ではない。

 

 

 


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