魔法科高校の立派な魔法師   作:YT-3

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どうも、不定期更新をタグに入れようか迷っているYT-3です。

ラスボスの間の様子が頭の中に浮かび続けてたのでスラスラ書けました。

それではどうぞ。


第四話 春原の名

「まあ、まずは座って」

「はい。わかりました」

 

 真由美(まゆみ)お姉ちゃんに促されて、席に着く。

 ちなみに席順は、

 扉から見て正面にお姉ちゃん。

 その右手側に奥から、市原(いちはら)先輩、服部(はっとり)先輩、中条(なかじょう)先輩。

 その向かい側に奥から、渡辺(わたなべ)先輩、(じゅ)(うも)(んじ)さん。

 ボクの席は十文字(じゅうもんじ)さんの隣だ。

 

「もう!たしかにここでは生徒会長だけど、私たちは姉弟(きょうだい)みたいなものでしょ!

 そんな他人行儀にしないで!」

「でも、他の先輩もいることですし……」

「別に問題はない」

「十文字さん?」

 

 ボクは十文字さんとはパーティーで3・4回あったことがあるだけだ。だけど、このタイミングで口を挟むのは意外だった。

 

春原(はるばら)七草(さえぐさ)姉弟(きょうだい)のような関係だということは、ここにいる全員が知っている。

 そうだというのに、姉弟(きょうだい)という関係より先輩後輩や一科二科の礼儀は重要だ、などと言うような常識を知らない人間はここにはいないはずだ」

 

 その言葉を聞いて、服部先輩が気まずそうな反応をした。

 

「それと、この学校では俺のことも、『十師族十文字家代表代理の十文字 克人(かつと)』ではなく『第一高校三年で課外活動連合会会頭の十文字 克人』として接してくれ」

「わかりました、十文字さ、いえ十文字先輩(・・)

 

 ああ、自分にも関係のある話だったから口を挟んだのか、それなら納得だ。

 

「と、いうことで、私との会話では敬語は使わないこと。いいわね?

 それじゃあ時間の問題もあるし、話はお昼ご飯を食べながらにしましょうか」

 

 え?お昼を食べながらって、ボクは何も持ってきてないんだけど——

 

「ナギくんはお肉とお魚と精進料理、どれがいい?」

 

 と思ってたら、自配機があるらしい。しかもメニューも複数。

 とりあえず、お肉と頼んだら、市原先輩が立ちあがって自配機を操作してくれた。どうやら他の先輩方はもう決まっていたらしい。

 

「それで、ここにいる人でナギくんと直接面識がないのはこの二人よね?」

「うん。中条先輩と服部先輩には入学式の日にお会いしましたし、十文字先輩とは何度か会談したことがあるから、今初めてお会いしたのはお二人だよ」

 

 真由美お姉ちゃんが両隣の先輩をみて聞いてきたので、素直に答える。

 料理が温め終わるまでの時間に、自己紹介だけでもしておこうということだろう。

 

「じゃあ、入学式で聞いていたかもしれないけど、紹介しとかなくちゃね。

 まず、こっちの髪の長い人が、会計の市原(いちはら) 鈴音(すずね)、通称リンちゃん」

「そう呼んでいるのは会長だけです。

 これからよろしくお願いしますね、春原くん」

「よろしくお願いします、市原先輩」

 

 それにしても、また本人には不評なあだ名をつけたんだ……。これで生徒会役員全員だよ。

 真由美お姉ちゃんのネーミングセンスは昔からああだから分かってはいたんだけどさ……。

 

「なんか、失礼なことを考えられている気がするんだけど……。

 んんっ!それはそれとして、こっちの髪の短い人が風紀委員長の渡辺(わたなべ) 摩利(まり)。九校戦とかで観たことがあるかな?」

「うん。何度か観たことがあるよ。

 よろしくお願いします、渡辺先輩」

「ああ、よろしく頼む。

 それと、何か問題があったらいつでも言ってくるといい。生徒間の問題に当たるのが風紀委員の仕事だからな」

「わかりました。頼りにさせていただきます」

 

 見た目の通り、サバサバしたかっこいい先輩だな。これならあれだけ女性ファンがついているのも納得できるや。

 

 ちょうどそこで料理が温め終わったみたいなので、市原先輩だけでなく、ボクも立ち上がって一緒に配る。この中では一番後輩なんだもの、もてなされてばかりはマズイからね。

 

「さてと、自己紹介はこれでいいかしら。

 じゃあ、ご飯もできたことだし本題に入るわね」

 

 まあ、これだけのメンバーが揃っていて、『紹介したかっただけなのよ』とはならないよね。

 

「何があったんですか」

「いえ、春原くん。まだ何かが起こったわけではないのですけど……」

 

 ボクが呼ばれる心当たりはなかったので聞いてみると、中条先輩から予想外の答えが返ってきた。

 

「ただ、このままだと問題が起こるのはほぼ間違いない」

「私たち風紀委員も出来うる限り対処しようと思っているんだが、おそらく厳しいものになるだろう」

 

 服部先輩と渡辺先輩もそれに続いて説明してくれたのだけど、全然話が見えない。

 

「そのことは部活連執行部の幹部の間でも同様の意見が出ている。だが、それで止められるかというと、難しいと言わざるを得ない」

「つまり最終案の通りに、例外的ではあるが春原に動いてもらわなくてはならなくなったというわけか」

「……すみません。その問題がボクに関係がありそうということはわかったんですが、どういうことなのか心当たりがありません。

 それと、具体的にボクはどうすればいいんですか?」

 

 先輩たちはわかっているらしいけど、今日初めて聞いたボクは話が全くわからない。

 だから、渡辺先輩が話の区切りをつけたタイミングで質問してみた。

 わからないことに対しては、どうするべきなのか決めようがないもの。

 

 先輩たちは目線を交わすと、真由美お姉ちゃんの方を見た。

 ボクとの関係が深く、生徒会長のお姉ちゃんに説明を任せようということらしい。

 真由美お姉ちゃんもそれが分かったのか、姿勢を正して僕の目を見て、こう切り出した。

 

「そうね、これはナギくんにしかできないことだもの。当事者にはきちんと説明しなくちゃいけないわね」

 

 生徒会室に重い空気が満ちる。

 この部屋にいる全員の顔が、重要な問題であることをものがたっている。

 ゴクリと、喉がなった。

 

「それじゃあ、ナギくん……」

 

 考えてみれば、自分から行動していて問題に当たったことは数え切れないくらいあったけど、目上の人からなんらかの問題をどうにかしろと言われるのはあまりなかった。

 その中で、一番印象に残っているのは、ラカンさんに一人前と認められるための、オスティアの拳闘大会だ。

 

「実は……」

 

 あのときも、絶対負けられないと緊張したけれど、今この場の緊張感はあのときとは質が全然違う。

 経験したことのない緊張感に時間がゆっくり流れている気がする。

 

 そして、ついに真由美お姉ちゃんが理由を告げた。

 

 

 

 

 

「大至急、部活を決めて欲しいのよ」

 

 

 

 

 

 

 ………………

 

「…………」

「…………」

 

 ……え?

 

「ごめん、聞き間違えたみたい。もう一度言って」

 

 いや、いくらなんでも、一生徒の部活ぐらいのことでそこまで大事(おおごと)にならないはずだ。聞き間違えたんだろう。そのはずだ。

 

「大丈夫よ、たぶん聞き間違いじゃないから。

 部活に入って、って言ったのよ」

 

 ……聞き間違いじゃないらしい。

 

「…………それはなんで?」

 

 正直に言って、理由が全くわからない。なんでボクが部活をやるかどうかでこんな話になるんだろうか。

 

「うーん、何から言っていいものかしら……」

「では、私から簡単に説明するよ」

 

 真由美お姉ちゃんが言い淀んでいたから、渡辺先輩が説明を変わるみたいだ。

 

「まず、この学校の部活動勧誘期間について説明しようか。

 期間は今週水曜の6日から一週間。その間に各部活は校内のいたる所で活発に勧誘活動を行う。問題なのはその勧誘だ」

「と、言いますと?」

「この学校は、生徒数に対して部活動の数が多い。よって各部活の勧誘は激しいものになる。

 新入生の取り合いから、闘技場などの施設の使用時間まで、様々なトラブルが起きるし、そこから魔法を使った乱闘になることも珍しくない」

 

 そ、そこまでなのか……。

 ……あれ?

 

「この学校ってCADの所持は生徒会役員と風紀委員以外認められていませんでしたよね?それなのに魔法戦になるんですか?」

「いいところに気がついたな。

 確かにその通りなんだが、この勧誘週間に限っては例外でな。

 新入生はもともと放課後に当たるから返却されているし、在校生についても、デモンストレーションに使う、などの簡単な申請書で許可が下りてしまうようになっている。しかも、非魔法競技系の部活であってもな。

 おかげで、毎年この期間だけはほぼ100%の生徒がCADを所持しているんだ」

「というよりは、『所持を推奨している』の方が正しい。

 春原。この学校には一科と二科の間に、よく言えば壁が、悪く言えば差別意識が存在する。それはわかるか?」

 

 そのことについては、入学式の前に真由美お姉ちゃんから存在することを聞いていたので、頷きを返す。

 

「そうか、ではそのつもりで話を進めるぞ。

 それで、当然各部活には一科と二科の生徒の割合に差が出る。

 魔法競技系には一科が多くなり、非魔法競技系では二科が多くなるといった風にな。

 しかし、その活動内容が類似している部活動もある。例えば剣術部と剣道部などだ。

 そうした部活動は、内容が似ているゆえに差別意識が強く表面化しやすく、こうした状況ではトラブルを起こしやすい」

 

 それは、確かにそうだろう。

 普段から思うところがあるのに、後輩の勧誘にまで影響されたら耐えきれなくなる人も出てくるだろう。

 

「実際に、数年前に同様のトラブルがあったそうだ。

 その時はまだ魔法競技系のみしかCAD携行の許可が下りてなかったが、乱闘に発展した際に魔法競技系の部活が非魔法競技系の部活に対して魔法を使用した。

 結果非魔法競技系の部活に重傷者が出てしまったらしい」

「そんなことがあったんですか……」

「ああ。それから非魔法競技系の部活にも、実質的に自衛のためのCAD携行の許可を出さざるを得なくなった」

「ありがとう摩利、十文字くん。あとは私が説明するわ」

 

 ここまでが前提条件で、ここからが本題ということなんだろう。真由美お姉ちゃんが説明を変わった。

 

「そんな色々と危険な勧誘期間なんだけど、例年生徒会と風紀委員、部活連の執行部が共同で見回っているから、ここ数年は大きな問題は一応起きていないわ。

 でも、今年はそうも言ってられなさそうな大きな火種が入学してきた」

「……それがボク、ってことなんだね」

 

 なんとなく理由がわかってきた。

 簡単に言えば各部活にとって、ボクは絶好の看板になるんだ。

 

「そうよ。各部活の欲しがる子は、もちろん適性の有無も重要視されるけど、それと同じぐらい次の世代の時の勧誘の広告塔になる見た目のいい子が欲しいの。

 その上ナギくんはテレビに出ている有名人なんだもの。籍だけでも置いてもらえればかなりの広告塔になるから、各部がこぞって狙っているわ」

「それだけではないですよ。

 運動部系からは、バラエティーなどに出演している映像から、運動神経はかなりのものと推測されているのも原因の一つですし、入試結果が漏れているのも大きいですね」

「え?入試結果が漏れているんですか!?」

 

 市原先輩の言葉は、元教師としてにわかには信じられない話だ。

 それは、学校としてはしちゃいけない情報漏洩じゃないか!

 

「はい。情報源はわからないのですが、上位陣の成績は毎年どこからか漏れてしまっています。

 あくまで噂程度で収まっているのですが、毎年100%一致しているのでかなり信憑性が高いことが知られていますね。と言うより、どうしても九校戦で結果を出したい学校側がわざと漏らしているというのが実際のところでしょう。

 そこで、春原くんが今年の筆記の二位だという情報が出回っているため、魔工師として有望であると魔法競技系からも目をつけられているそうです。

 古式魔法師ですので、二科に在籍していてもそれが実力を示しているわけではないと理解している人もいるのでしょう」

「しかも、昨日の今日で真由美との関係性も広まっているらしいから、なおさら加速するだろう。

 どこの部活も、生徒会と少しでもコネを作って、部費を少しでも上げたいだろうからな」

 

 確かに、これだけの利点があるボクを、それだけ激しい勧誘期間にほったらかしておいたら、大騒動になるのは目に見えているか。

 

「だから、早急に部活を決めてくれ、ということなんですね。

 ボクがどこかしらの部活に入れば勧誘もしにくくなるし、もし掛け持ちをしてくれと言われても、タレント業と当主としての仕事、そしてその部活で一杯一杯だといえば、簡単に断れますから」

「そうなの。ナギくんには悪いけれど、これが一番安全で不利益も少ない方法なのよ。

 だから、引き受けてくれる?」

 

 真由美お姉ちゃんが緊張した顔で聞いてくる。いや真由美お姉ちゃんだけじゃなくてこの部屋にいる先輩たち全員が緊張した顔をしている。

 

 それは、そうかもしれない。

 正直に言うと、この話は全体としては良くても、ボクには不利益しかない。

 発生するイザコザの責任はボクにはないし、逆に部活をその目で見て決めることができなくなる。断られても仕方がないんだ。

 だけど……

 

「わかったよ、真由美お姉ちゃん。ボクのせいでけが人が出るなんて嫌だし、できるだけ早く決めるから」

 

 ボクは生まれ変わったとはいえ、世界の平和のために長年働いてきたんだ。争いを()むとわかっていて、自分のわがままのために放置することはできない。

 

 ボクの返答で、張り詰めていた空気が弛緩したのがわかる。

 

「ありがとう、ナギくん。

 でも、今慌てて決めなくても大丈夫よ。どんな部活があるのかも知りたいだろうしね。

 ただ、周知されるのにも時間がかかるから、明日のお昼ぐらいまでには決めてくれる?」

「わかった。決まったら直接伝えるね」

「え?べつに学内メールや電話でもいいんだけど」

 

 周りを見れば全員疑問の表情を浮かべているので、説明する。

 

「いや、直接のほうがいいよ。

 ボクと真由美お姉ちゃんが一緒にいれば目立つだろうし、そこでどの部活にするか決めたという話をすれば、噂を広げるのも早く済むでしょ」

 

「……確かにそうですね。本人が情報源の噂なら浸透するのも早いでしょうし、(はた)から見たら姉弟同士の会話にしか見えないのも信憑性を高めるのに一役買いちます」

 

 市原先輩も賛同してくれて、その解説を聞いて他の先輩たちも納得していた。

 

「わかったわ。じゃあ、まず決まったら連絡してね。どこで落ち合って話すのか決めなくちゃならないし」

 

 これ以上は特にないので真由美お姉ちゃんの言葉に頷く。

 これで、この話はもう終わりかな?まさかこれ以上はないだろうし。

 

「さて、決めなくちゃいけないことも決まったし、あとはみんなで仲良くお食事にしましょう」

 

 まさか、高校での初めてのお昼を、友達とじゃなくて先輩方と食べることになるなんて、予想できなかったなぁ。

 

◇ ◇ ◇

 

「そういえば、入試の成績がバレているってことは、総合・実技・筆記で一位になった三人は大変でしょうね」

 

 その話題のきっかけは、食後の紅茶を淹れているボクが、何気なく言ったこの一言だった。

 

「ああ。実技と総合の一位は深雪(みゆき)さんだから、三人じゃなくて二人よ。

 それに、総合で一位の人は生徒会に入ってもらうのが慣例になっているから、逆に狙われないわね」

「二人?入試の一位はすべて司波(しば)一人だと聞いているが」

 

 真由美お姉ちゃんの訂正に疑問を持ったのか、渡辺先輩が質問する。

 周りを見てみると、十文字先輩と服部先輩、中条先輩も同様の疑問を持っているみたいかな。

 

「確かに入試の一位は『司波』だけなんだけどね……」

 

 真由美お姉ちゃんも勘違いが起きても仕方がないと感じたのか、苦笑いしているし。

 真由美お姉ちゃんの言葉にさらに混乱しているので、市原先輩が助け舟を出した。

 

「筆記の一位のみは、司波は司波でも兄の司波達也(たつや)のほうです。大方、同じ苗字だったため噂の途中で混同されたんでしょう」

「なんだ、司波には兄がいたのか」

 

 疑問が氷解したという表情の三人に対して、服部先輩だけは『あいつがか!?』みたいな驚いた顔をしている。

 

「ええそうよ。それも双子じゃなくて、4月生まれと3月生まれだから同学年になったっていう珍しい兄妹」

「ただ、兄のほうの入試の成績は、筆記ではダントツでトップですが、実技のほうは合格ラインぎりぎりですね。

 もしかしたら、体調不良などの理由があったのかもしれませんが……」

「ボクは達也くんとは同じクラスで、いろいろ話していたんですけど、実技が苦手で魔工技師を志望しているって言ってましたから、多分そういうことはなかったと思いますよ」

 

 十文字先輩と中条先輩は“魔工技師”という言葉に反応したみたいだけど、真由美お姉ちゃんと渡辺先輩、市原先輩は別のことが気になったみたいだ。

 

「となると、兄妹でそこまでの差が出るのは珍しいな。魔法師と非魔法師との子供では魔法の才能がある子供とない子供が生まれた、ということがあることは聞いたことがあるんだが」

「それはある(1)かな(or)いか(0)の違いですね。兄妹でどちらも『ある』のに、そこに明らかな差があることは聞いたことがなかったんですが」

「もしかしたら、達也くんのほうはBS魔法師なのかもね。

 それなら本来比例するはずの実技と理論の得点に差が出るのも納得できるし」

 

 そうか、生まれつきある魔法に演算領域が占有されているBS魔法師なら、基となる魔法演算領域自体は広かったら、魔法理論の理解のために必要な魔法を使った時の感覚は充分理解できるけど、実際に使える領域は狭いから実技の成績が悪く出ちゃうこともあるか。

 

「それにしても、筆記では二科生がトップワンツーか。今年は大荒れだな」

「トップテンにはもう一人いるしね、しかも1-E。

 クラス決めが機械によるランダムだとはいえ、ここまでくるとすごい偶然よね」

「同様に1-Aにも総合成績上位者が集まっているようですし、機械的に平均になるように割り振った結果がこれだとしたら、偶然ではなくて運命と言いたいですね」

 

 さて、周りを見てみると各々(おのおの)何かをしているし、どうせ次の授業見学は真由美お姉ちゃんのところに行くんだから、どんな部活動があるのかでも調べておきながら時間を潰そうかな。




ナギはラスボスとのせんとうをかいひした。

さて、今回の補足です。


・『部活に入って』by生徒会長

これ、書き終わってから思ったんですが、某ロボット風味のハーレム学園ラブコメで見た展開ですね。
本当にたまたまなんですよ。エリカの勧誘の様子を見ている限り、もしナギくんが入学してきたらこうなるだろうということを考えた結果なんですよね。
ですのでパクりとか言わないでください。たまたまかぶっただけなんですm(_ _)m
あ、入試の結果が漏れている云々というのは一応オリ設定です。魔法競技系にナギを狙わせる口実だと思ってください。


それでは次回は、ついにモブ崎くんと百合風味ペアの登場です!お楽しみに!

・・・うーん、ナギの部活、どんな設定で行こうかな……。

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