IS~RED&BLUE~   作:虹甘楽

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第114話 地雷

 ことの起こりは、確か3日前だった。

 生徒一人につき一枚与えられる、学園祭への招待券。私も紅也も誘おうと思っていた友達はいたけど、全員がオーストラリアにいるため、渡しても来てくれるとは思えなかった。

 

「うーん、夏休みに心配かけた詫びとして、ソフィアに渡そうと思ったんだけどなぁ……」

「……ソフィアもセリアも、学校がある。それに、旅費までは負担できない」

「そもそもあの二人の場合、俺たちの金で招待したら滅茶苦茶恐縮しそうだよな」

「ただでさえ、紅也の招待だもんね」

「だよな。俺だって、友達に海外旅行を奢られるとか、正直無理だ」

 

 ……この大馬鹿者め。

 

「かといって師匠やエリカさんの場合は“モルゲンレーテ”として来れるけど、そもそもこんなことには興味なさそうだし」

「父さんは仕事、母さんも遠征。どっちも当日は無理」

「こっちで知り合った人はそんなに多くねぇよな。ほとんど寮から出ねぇし、夏休みも……まあ、色々あったし」

「じゃあ、学園の誰かにあげちゃえば?」

「それは却下。これを友人以外にタダで贈呈するなんて有り得ねぇ」

 

 こういうケチな所を見せて欲しくない、と私はいつも思ってる。

 でも、企業という一組織に所属する以上、無償で何かを行うべきではないというのが紅也の主張。それは理解できる。

 ……それにしても、『友人以外』ね。確かに紅也も私も、この日本で友人と呼べるのは、いつもつるんでる専用機持ちと、クラスや部活が一緒の数人だけ。校外には友人どころか、そもそも知り合いすらも……と、そこまで考えたところで一つ思い出した。

 一夏に連れられて行った夏祭りで出会った、面白くて可愛らしい女の子。私が一夏に気のあるそぶりを見せただけで真っ赤になって動揺し、盛大に自爆してた中学生。

 

 ……あの子が今の『一夏ハーレム』を見たら、どんな顔するのかしら?

 

「あ……葵?なんか、良からぬことを企んでるときの俺と同じような顔になってるんだけど?」

「……紅也こそ、良くない顔で笑ってる」

 

 私の顔を見て、「邪気が来たか!」とでも言いたげにしてる紅也だけど、まずは鏡を見てほしい。どうやら向こうも、何かろくでもないことを思いついたみたいだ。

 

「お互い、チケットの使い道は決まったみたいだな」

「そうね。……紅也、一つお願いがあるんだけど……」

 

 

 

 

 

 

〈side:織斑 一夏〉

 

「……と、いうわけで葵さんが、私の分のチケットをくれたんです!」

「俺も今日まで知らなかったぜ、蘭もチケット持ってるなんて。……そもそも、山代さんが来てるなら教えてくれよ!」

 

 ……えーと、話を要約するとだな。

 俺が弾に電話をして招待券を送った後、弾は蘭にそれを自慢したらしい。

 で、私もチケットが欲しい!って思ってたタイミングで、知らない番号から電話が。思わず通話ボタンを押したら、そこから聞こえたのが葵の声だったらしい。近くの公園で待ち合わせて、そこで“こっそり”チケットを受け取ったのだそうだ。

 ……電話番号を調べたのは、間違いなく紅也と8だろうな。あの二人(?)なら、人のプライベートを暴くくらいは朝飯前にやってのけるだろうし。

 

「それにしても、来るなら来るって言ってくれればよかったのに」

「そ、それじゃあ、サプライズにならないじゃないですか!」

「俺と蘭が揃って学園祭に行った、なんて聞いたら数馬(かずま)が騒ぐだろうな。あいつ、オークションにかけられてた入場券を必至で競り落とそうとしてたから」

「そうなのか?ちなみに、結局いくらになったんだ?」

「……最終的に10万円以上の値がついた」

「マジか」

 

 まさか、そこまでして学園に入りたがる人がいるなんてなぁ……。

 

「ちなみに、『聖叛者サンタクローズ』とかいうふざけた奴が出品者だった。一体何者なんだろうな?IS学園の生徒ってことは確かなんだが……って、どうした、一夏?」

 

 弾の言葉を聴いて、思わず頭を抱える。

 そんな、即座にネタに走るような奴。その上、ここ最近で急に金回りが良くなった奴など、俺は一人しか知らない。

 

「い、一夏さん?急に頭を抱えて……も、もしかして、私が来たのが迷惑でしたか?」

「ち、違うよ蘭。ちょっと、頭が痛くなっただけだ」

 

 それはさておき。

 

「いつまでもこんなところで立ち話をしてるのもなんだから、とりあえず行こうぜ」

「お、そうだな。どっかお勧めはあるか?」

「鈴のところに行こうぜ。あいつ、驚くだろ」

「えっ!?そういえば、あの人もここにいるんだっけ……」

 

 弾も蘭も、鈴のことを知ってる。だから、とりあえず会いに行こうかとも思ったんだけど、なんだか蘭が不満そうだ。

 そういえば、鈴と蘭は何故か昔から仲が良くなかった。俺としては二人に仲良くして欲しくて、二人とも一緒に遊びに誘ったりしてたんだけど、全然効果が無かったなぁ……。

 

「まあ、鈴のところはすぐじゃなくてもいいや。せっかくだし色々見て回りてえなあ」

「オッケ。じゃあ、俺も全然見れてなかったし、行こうぜ」

「そうですね。私も一夏さんに案内して欲しいです!」

 

 こうして俺たち三人は、当ても無く付近の散策を開始した。

 

 

 

 

 

 

〈side:山代 葵〉

 

「やっほ~。盛り上がってるね」

 

 一組の方でトラブルがあり、列に並んでいた客が解散し始めた。

 お陰で……といっていいのか、私達三組のカジノにも客が集まり始め、そろそろ元が取れそうだと安堵していたそのとき。

 私の前に、生徒会長――更識楯無が姿を現した。

 

 ……とりあえず。

 

「……チップ20枚100円。1000円で300枚」

「悪いけど、今は遊びに来たんじゃないのよ」

 

 どうやら客としてではなく、別の用件で来たらしい。

 

「……うちはちゃんと、生徒会からの許可も得て……」

「告発しに来たワケじゃないから安心して」

 

 ガサ入れでも無いようだ。ちょっと安心した。

 

「一組が今ちょっと大変なの、知ってる?」

「……噂話レベルなら」

 

 廊下から漏れ出る音声を聞く限り、二人の執事が不在になったせいで、客がどんどんいなくなってるとか。

 

「それだけじゃなくて、お客さんが店内に居座っちゃってね。お店が止まっちゃったのよ」

「それは……大変」

 

 さっきから列が全く動いてなかったのはそのせいか、と一人で納得する。

 それは、確かに死活問題だろう。強制退去などできるはずもないし、何より『執事とメイド』を売りにしているのに執事がいないのは詐欺だ。有馬記念でディープインパクトが出走取り消しになるような騒ぎになるに違いない。

 だけど……

 

「それが、どうしたのかしら?」

 

 この人は、こんな雑談(むだばなし)をするためにここに来たわけではないだろう。今までの話にだって、何らかの意図が隠されてるはず。

 私は紅也ほど交渉事が得意ではないし、ただでさえこの人のことを信頼できそうだと感じている。それは“本能”レベルの話であり、本能レベルの感覚が裏切られることは滅多にないけど……相手は更識の当主。その“滅多”に該当する危険性がある。

 そんな、私の警戒は。

 

「率直に言うわね。一組の『ご奉仕喫茶』に、紅也くんの代わりとして参加してくれない?」

 

 あまりにもドストレートな要求によって、あっさりと意味を失った。

 

 

 

 

 

 

〈side:山代 紅也〉

 

「抹茶ぜんざいと破魔矢クッキー、お待たせしました!」

《マテ茶、湯葉、あんみつの注文だ。急げ!》

「射るときは、このように的を見据えて――」

「部長!的を壊す気ですか!?」

 

 時刻はもうすぐ正午といったところ。俺がヘルプに入って以降、客足も順調に増えているようだ。

 ついでに、俺の勤務時間もあと1時間。正直、一夏一人じゃ店が回ってないんだろうな……と、少し心配である。

 そんなときだった。

 

「ねえ、あれ、織斑くんだよね?」

「一緒にいるあの男子、誰だろう?」

「赤毛の女の子と兄妹なのかな?」

「あ、こっち来た!」

 

 ……は?一夏がこっちに来てるって?

 想定外の事態に思考が追いつかず、しかし体は無意識に反応して“ギギギ”と壊れた人形のようにゆっくりと入り口のほうを振り返る。

 そこにいたのは執事服の上着だけを脱いだ状態の一夏と、野性味あふれる髪形の赤毛の男と、その間に挟まれるように存在する紫のヘッドバンドを頭に巻いた、同じく赤毛の女の子だった。

 

 とりあえず、一言。

 

「……この二人、俺とキャラ被ってないか?」

「お、紅也。いきなりどうしたんだ?」

 

 ぼそり、と呟いたはずの一言はどうやら思っていた以上の大音量だったらしく、声を聞いた一夏がずかずかとこちらに歩み寄ってきた。

 

「きゃー!貴重な男子が三人も!」

「写真撮っとこ、写真!」

「後で一組にも行かないとね!」

 

 そのせいで一気にこちらに注目が集まり、店内の女子は狂喜乱舞する。

 あ、店内の女子というのは、文字通り客だけじゃなく、店員も含めてだ。一部例外を除き、今やほぼ全員分の視線が俺たちを観察しているといっても過言ではない。

 

「お前、無茶苦茶人気あるじゃねーか……」

「いや、ウーパールーパーみたいなもんだって」

「そうかぁ?例えそうでも俺はうらやましいぞ。なあ、入れ替わろうぜ」

 

 そんな中で赤毛の男は一夏へと不満を漏らし、スキル『鈍感:EX』を持つ一夏は視線の意味を誤解する。確かに客観的に見れば、女子高の中に男が二人だけなんてたいへんおいしい状況だろう。『おとボク』とか『守護の楯』的に考えて。……おっと、あの作品では女装がデフォルトだったけど。

 

「とりあえず、いらっしゃいませ。空いてる席はあちらになりますので、いつまでも突っ立ってねーで案内されてくださいませ」

「あ、はい!一夏さん、お兄、これ以上の立ち話は迷惑になるよ」

「「お、おう」」

 

 まあ、客として来てくれたからには、きちんと対応させてもらおう。

 

「天白先輩、ちょっと時間もらってもいいですか?」

「10分くらいなら好きにしてもいいですよ。それ以上はフォローできませんけど」

「十分です!10分だけに」

 

 ……………。

 

 空気が、死んだ。

 

「……ご注文をどうぞ~」

「紅也。今のはちょっとどうかと思うぞ」

「ていうか、さらっと流しましたね」

「今のセンスは、一夏に通じるものがあるな……」

 

 とりあえず誤魔化してみたものの、三者三様の暴言によって、俺のガラスのハートはギザギザハートになってしまった。

 正直、心が折れそうです。次からは自重しよう、って……誓うの何度目だよ!

 

「いいから、注文しろって!一夏も、その友達たちも!」

「わかったわかった!だから弓をこっちに向けるな!」

「ならば……」

「日本刀もダメだっつーの!」

「ちっ……」

 

 苛立ち紛れに舌打ちひとつ。鞘から半分ほど抜き放った菊一文字を収め、カチン!と鍔が甲高い音を響かせる。その音を聞いてようやく、今まで完全に蚊帳の外だった二人から声が上がった。

 

「大丈夫ですか一夏さん!あなた、一体どういうつもりですか!」

「ここはIS学園。どこの国にも属さない場所。つまり、治外法権!日本の法律など知ったことかぁ!……とまあ、挨拶はこのくらいにしとこうか」

「今のが挨拶ですか!?」

 

 さっきから、このキャラ被り(妹)がやけに噛み付いてくるな。

 

「俺の名前はバック・ジャウアー。CTUのエージェントだ」

「嘘付け。こいつの名前は山代紅也。俺と同じ、ISを使える男だよ」

 

 せっかくのボケは、一夏によってあっさりと流されてしまった。こいつもスルースキルが上がってきたよな~、とか鈍感なのもスルースキルのせいか、とか無駄なことを考えてたら、俺の名前を聞いた二人がぱくぱくと口を動かしていることに気づいた。

 

「え?そういえば、葵さんの苗字も山代……え?」

「じ、じゃあ、この人は山代さんのお兄さ――」

「誰がお義兄(にい)さんじゃあっ!?」

 

 キャラ被り(兄)の発言を聞いた瞬間、俺の右手が光ってうなり、こいつを倒せと轟き叫んでアッパーを繰り出してしまった。ほとんど条件反射に近い行動だったので、手加減はできなかったが……まあ、左腕を使ったわけじゃないから死なないはずだ。いくらあの人(・・・)から訓練を受けていたといっても、俺自身が殺人拳を使えるわけじゃないし。

 あの人、元気にしてるだろうか?今はオーストラリアを出て、生まれ故郷の村に帰ったって聞いたけど。今度、師匠に聞いてみようかな。

 

「弾!?どうしたんだ弾!だぁぁぁぁん!!」

「お兄!?大丈夫?生きてる?」

 

 現実逃避を中断し、声がする方をおそるおそる振り返ると、そこには……リアル犬神家とでもいうべき光景が。幸い着陸先は座布団が山のように積み重なっていたので、命に別条はないようだ。ふう、一安心。

 

「……ご注文をどうぞ~」

「無限ループの気配がするから止めろ!というか、何で殴ったんだよ!」

「そりゃ、知らない男に『お義兄さん』とか言われたら、殴るだろ?」

「殴らねぇよ!」

「じゃあ、ちょっと想像してみろよ。ある日、お前が家に帰ると知らない男が織斑先生と一緒にいて、お前のことを『義弟』と呼ぶ。……どうだ?」

「えっ!?そ、それは……」

 

 一夏はそのままあごに手をやり、目線をさまよわせて考えるようなそぶりを見せる。

 ……こいつ、どう考えても俺と同じ(シスコン)だもんな。兄と弟という違いこそあれ、必ず分かってくれると信じてるぜ。

 

「……というわけで、俺が殴った理由も納得してくれるかな?少年」

「納得できるか!」

「あ、復活した」

「じゃあ、一夏に『お義兄さん』と呼ばれると考えてみろよ」

「……そうだな。殴ってもしょうがない」

 

 よし、やはりこいつもシスコンか。

 意識を取り戻したキャラ被り(兄)くんは、殴られた顎をさすりつつも同意してくれた。

 

「……で、話を戻そうか。一夏から紹介があった通り、俺の名前は山代紅也。葵と知り合い(・・・・)だってことには驚いたぜ」

「俺は五反田(ごたんだ)(だん)。一夏とは中学校以来の友達だ。……で、こっちが」

「妹の(らん)です。葵さんには、この前の夏祭りでいろいろ良くしてもらって」

 

 夏祭り……ああ、そういえば、例のダイヤモンドを巡る一連の事件の最中に、そんな電話がかかって来たような……。あのときは、この腕が無かったら間違いなく死んでた。

 ……ていうか、俺とまともに渡り合えるあの男が規格外なんだよ。初見で空破斬を避けて、あまつさえ反撃するなんて。ヘンリケなんか、その流れ弾で脱落したっていうのに。

 

「……あの、山代さん?」

「……!あ、ああ、紅也でいいよ。葵と一緒じゃややこしいだろ?」

「じゃあ、紅也さんで。あの、顔色が悪いようですけど、大丈夫ですか?」

「気にしないで。……ちょっと、昔のことを思い出してただけだから」

「?」

 

 ワケが分からない、といった表情で首をかしげる五反田(妹)さん。キミは知らなくていい話だから、深くつっこまないでね。

 

「さて、そろそろ10分だ。俺も仕事に戻らなきゃいけないんだけど……注文は?」

「えーと、俺は……茶碗蒸しと抹茶で」

「私はあんみつを一つ」

「ちなみに、弓道体験をやってあの的に当てると飲み物が一杯無料になるけど、どうする?」

「ん、じゃあ、それもやるわ。蘭は?」

「じゃあ、私も……」

 

 頭の中で今の注文を繰り返し、ASTRAYネットワークを通じて8へと伝達する。すぐに眼の色を変えた女子たちが、五反田(兄)に手とり足とり指導すべく、殺到することだろう。

 

「で、一夏は何に……一夏?」

「おい、一夏?」

「一夏さん?どうしたんですか?」

 

 未だに注文をしていない唯一の客、一夏に声をかけるも、反応が無い。

 さっきから微動だにせず、視線は虚空を彷徨い、いわゆる『推理ポーズ』のまま固まっている。

 

「……ダメだ!想像できねぇ!」

「のわぁっ!?」

 

 気になって顔を覗き込もうとしたところで、唐突に一夏が叫び声を上げた。当然、そのバインドボイスは最大威力で俺を直撃したわけで……

 

「うるさいっ!耳、きーんだ!!」

「わ、悪い!」

「というか一夏さん。何が『想像できない』んですか?」

「……ん、ああ、さっき紅也に言われたことが、さ」

 

 さっき?……ああ、まだあのこと考えてたんだ。

 

「分からなかったのか?もっと、こう……イラッとするとか、モヤモヤするとか、そういうのは?」

「いや、そうじゃなくて……そもそも千冬姉に男、っていうのが、無理があって」

「ああ、確かに。あの人、昔っからそういう話とは無縁だったな」

「そうですね。あんなに綺麗なのに……」

 

 三人が織斑先生の話題で盛り上がっている間に、俺も想像してみる。

 織斑先生と付き合う男?それだったら最低限強くて、丈夫で、我慢強くて、家事もできて……?

 

「なるほど。よく考えてみると織斑先生はけっこうズボラだし、IS関係以外はけっこう雑そうだし、すぐに手を出す印象があるし、そもそもあそこまでズバズバ言う性格じゃあ例え好きな人ができてもそれが恋愛にまで発展する可能性はゼロォォゥ……」

 

 話している最中。知覚できる以上の速さで飛来したナニカが、俺の大脳を大きく揺さぶった。

 全てがフィルター越しであるかのように遠くなり、音が消え、視界が廻る。

 そんな状態の俺が、最後に目撃したのは、くるくると宙を舞う、黒っぽい物体。

 

 そう、あれは――

 

(出、席簿……?)

 

 そこで、俺の視界は真っ黒になった。




地雷を踏んだのは紅也でした。

ちなみに、紅也には技術者としての先生である「師匠」と、剣を教わった「老師」と、拳法を教わった「ある人」の三人の師匠がいます。
全員、ASTRAYシリーズに登場したキャラですよ。

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