ISVD〜Infinite Stratos Verdict Day〜   作:高二病真っ盛り

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目次(見直す時用にどうぞ)
【プロフィール】
【設定】
【一夏目線の時系列】
【性格】
【専用機】
【単一仕様能力】
【ACのIS化による影響】

後、設定説明だけだと寂しいので、本編のちょっとした続きを入れてます。


02ー05 設定説明&主任の真意

織斑一夏

 

【プロフィール】

 

身長:178cm

体重:72kg

年齢:16?歳

IS適正:B

役職:IS学園生徒会副会長

趣味:読書

大切なもの:自分自身

嫌いなもの:自分を否定される事

専用機:無銘(ノーネーム)

 

【設定】

 

我らがイッピーにして黒い鳥。職業は傭兵兼アーキテクト。

 

第二回モンド・グロッソで誘拐され、主任のせいでACVD世界に飛ばされ、帰ってきたらモルモット寸前で、感想欄では無茶な要求をされる不憫な主人公。

 

スペックは大体は原作一夏の上位互換だが、ラッキースケベ率や鈍感度、人殺しへの抵抗感、剣の腕などは原作よりも低い。

 

マグノリア・カーチスに惚れており、彼女を殺した時に「自分の一生の恋をマギーに捧げる」と決めている。

 

自分の正確な年齢を覚えておらず、とりあえず16歳を名乗っている。

 

AC世界では機体をコロコロ換える仕事スタイルから”ノーネーム”と呼ばれた。どんなアセンでも十分に乗りこなすが、そのアセンの専門には劣る腕前。

 

観察眼に長けており、時間を掛ければ人間の思考パターンですら読みきれる。山田先生戦など対格上の時はこれで勝利を掴んでいる。

 

現在は企業の依頼を受け、学園生活を全うしようとしており、又、親しい人たちに別れを告げようとも考えている。

 

あとコジマの影響を受けない体質という本編で一切役に立たない才能がある。

 

【一夏目線の時系列】

 

第二回モンド・グロッソで誘拐され主任のせいで出来た穴に落ちる。

ファットマンに拾われ、レイフやハワードにACを教わる。ここら辺でマギーと出会い一目惚れ。

ACVD本編&サブミッションをこなす。

タワーを巡る戦い、評決の日(ヴァーディクトデイ)に参加。特別出撃を全てこなす。

休戦、そして帰還。以後本編へ。

 

【性格】

 

冷めてるようで冷めきれない三枚目。物腰穏やかだがノリのいい常識人で、独白が若干ウザい。

ただし戦闘中はとても静か、話すとしても「了解」など報告程度。

 

朴念仁時代に惚れさせてしまった女の子達に申し訳なく思っており、以後誤解の無い言動を心がけている。

 

仕事に対してはかなり真面目。共闘相手を背後から撃つ事こそしないが、盾にはする。

 

いい人そうだがかなり自己中心的な所もある。「お前の考えは否定しないから、俺の考えも否定するな」の精神の持ち主。

 

【専用機 無銘(ノーネーム)】

 

一夏の専用機。待機状態は白い腕輪。そして外せない、いわば呪いの装備。

 

機体の色は白が基調、武装や形状は後述の単一仕様能力によって不定。

 

ちなみに世代区分は後付け装備が主体なので第二世代。

 

単一仕様能力(ワンオフアビリティ) 機体換装(アセンブル)

 

通常モード時(待機状態)でのみ使用可能な単一仕様能力。戦闘モード時やスキャンモード時では使用不可。

 

『ガレージ』と呼ばれる拡張領域(パススロット)に似た特殊空間にあるパーツを使い、機体そのものの組み替えが行える。ただし、人体の構造上、武器腕は使用不可。

 

『ガレージ』には多数のパーツがあるが戦闘に持っていけるのは腕武器、肩武器、拡張領域(パススロット)に詰められるものだけ。ようはVACに詰められる分だけ。

 

【ACのIS化による影響】

 

グライドブーストに空中版と上を含めた全方向版が追加。余裕で無限グラブが可能に。

 

武器の攻撃力や装甲の防御力はIS化によって下がっている。それでもIS側からすれば充分高い。

 

反面、起動力は上がっている。しかし軽量級でなければ、ISと同等の空戦能力は得られない。

 

索敵能力はISには完全に劣る。リコンがなければ無理。ただし解析能力は上。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

前回の通信後 タワー内

 

『主任、質問したいことが』

『ん〜?な〜に〜キャロりん♪』

 

タワー内で一体のAC”ハングドマン”から男と女の声が出てくる。

 

その様は一人相撲同然だが本人たちはまるで気にせず話を続ける。

 

『何故あの傭兵、イチカ・オリムラに調査の依頼と物資の援助を?』

『あれ?それ聞いちゃう?』

『ええ』

 

女の方の疑問は当然だ。

織斑一夏に依頼をせずとも右腕のACからISの世界を調査すればいい話なのだから。

 

『俺と同じ機体を使ってたから…とか?』

『答えになっておりませんが』

『ゴメンゴメン、ギャハハ』

 

何が可笑しいのか男が笑う。

 

『質問を質問で返すようだけどさ、財団…アイザックくんが持ち出した”アレ”…なんて言ったっけ?』

『N-WGIX/v…分類は”旧世代機”(ネクスト)でしたかと』

『そうそう、ネクストネクスト』

 

うんうんと、男は一人で納得する。

 

『して、それと何か関係が?』

『いやさぁ、ネクストが初めて出てきた”国家解体戦争”ってあったじゃん』

『はい……っ!主任、まさかとは思いますが』

『多分、キャロりんの考える通りだよ。ん〜♪楽しみだ』

 

なんたる事か。

この男は織斑一夏に、黒い鳥(イレギュラー)に暴れるだけの”力”を与えてISの世界を戦乱に落とすつもりなのだ。

それこそ、国家解体戦争レベルのものを。

 

『上手くいくかどうかはともかく、何故そのようなことを?』

『何度も言ってるじゃん、「戦いこそが人間の可能性だ」って…それに…』

『それに?』

 

女が先を促す。

 

『ISなんてものは人間にはいらないんだよ。そう、いらないんだよ、あんな、可能性(たたかい)を否定するものはね』

 

男の声がふざけた調子から急激に低くなった。

 

そしてーー

 

『あぁぁいしてるんだぁぁぁぁ人間をぉぉぉぉ! ハハハハハ!!』

 

十分前と同様に狂笑が響いた。

 

誰よりも、何よりも、人間を愛する人形の笑い声が。




前にどこかで見た「主任は父親のように人間を育てるから俺たちが”父”と連想するCVなんだ。」という考察に、なんか納得してしまいました。

後、この設定は私の独自解釈も混じってます。(特にネクスト)

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