ISVD〜Infinite Stratos Verdict Day〜 作:高二病真っ盛り
誰か教えてください…(泣)
トーナメント七日目 第三アリーナ
『ついに…ついにこの日がやってまいりました!』
『学年別トーナメント一年生の部、三位決定戦と決勝戦を開始したいと思います!』
ワアアアァァァァ!!
『それでは、まず三位決定戦を行いたいと思います!』
『右コーナー鈴&ティナ!』
『左コーナー如月&鷹月!』
『それでは、バトルスタート!』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
トーナメント七日目 管制室
SIDE:千冬
『悪いけど、その頼みは聞けない』
『え…?』
『千冬姉はアイツに言ってたよね。『私には教師としての役目がある』って』
『あ、ああ』
『そして、入学式の日でこうも言ってたよね『出来ない者には出来るまで指導する』って。
そんな千冬姉がアイツを指導しなくてどうすんのさ!』
『だ、だが…』
『千冬姉!今の千冬姉は”教官”じゃなくって”教師”なんでしょ!
”教師”が”生徒”を指導するのを放棄しちゃってどうするんだよ!』
『……』
『相談に乗ったり、悩みを聞くことは俺でいいよ。
でも、解決するべきなのは俺じゃなくって千冬姉だ』
「……」
「大丈夫ですか?織斑先生」
「ああ…」
山田君の言葉に生返事を返しつつ、モニターを見る。
ついにこの日が来てしまった。
一夏とラウラが直接ぶつかる日が。
三週間半前のあの日、一夏に叱責された私はラウラと話し合おうと思った。
だが、どこからなにを話せばいいのかまるでわからずに只々時間だけが過ぎていった。
私は教師としてラウラを導かなくてはいけないのに。
『おーとぉ!ここで如月のパイルが炸裂ーッ!』
「なぁ山田先生」
「ハイ?」
「私は…どうするべきなのだろうな…」
この三位決定戦がずっと続けばいいのにと叶わぬことを私は考えていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
トーナメント七日目 第一ピット
SIDE:ラウラ
『さぁ、いよいよこの瞬間がやってまいりました!』
ワアアアァァァァ!!
「フン…」
まったくもって下らん。
こいつらはISをなんだと思っているんだ?
(理解ができない…なぜ教官はこのような者共を相手に…)
昨日のような骨のあるやつならば、まだしもこの平和ボケした連中に教官が付き合う必要などないはずだ。
『決勝戦。ラウラ&箒対一夏&セシリアを開始します!』
やはり
(ならば、倒すしかあるまい)
教官の汚点は私が排除する。
それが、私から教官への恩返しだ。
「シュヴァルツェア・レーゲン、起動する!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
トーナメント七日目 第二ピット
SIDE:一夏
『決勝戦。ラウラ&箒対一夏&セシリアを開始します!』
「いよいよ、だな」
「ええ」
ピットで
HEAD:HF-227
CORE:CA-225
ARMS:AE-118
LEGS:Le2L-B-V15
R ARM UNIT:pulse machinegun
L ARM UNIT:plasma gun
SHOULDER UNIT:add magazine
HUNGER UNIT:laser rifle
如月さんがボーデヴィッヒに肉薄してくれたお陰でAICの特徴とボーデヴィッヒの動きがわかった。
まず、AICの弱点は、
・光学武器を防げない。
・止められる対象は一つ
の二つである。
それを考慮し、消費ENの低い軽二と光学武器のみで構成。
因縁的に俺を重点的に撃ってくるであろうボーデヴィッヒを、躱しながら引きつけるのが俺の役目だ。
ちなみに対TEは捨てた。
レザブレの範囲に入る気は無いし。
「終わりましたの?」
「ああ」
機体の確認を終えたセシリアが様子を見てくる。
いつも使っているレーザーライフル『スターライトmk-Ⅱ』を背中の急造ジョイントに収め、両手には二丁のビームマグナム『スターブレイズmk-Ⅲ』を装備している。
『それでは!ピットインをお願いします!』
「いくぜ」
「堕ちないでくださいね」
アナウンスに従い、カタパルトに着く。
これで、最後だ。
【メインシステム、戦闘モードを起動します】
Q&A
Qなにそのムチャなアセン
A作品補正で許してください。
Qセシリアが近接って大丈夫なの?
Aまだ素人に毛が生えた程度ですがビットで隙消しをしてるので、大丈夫です。