異世界転生にハーレムを求めて何が悪い!   作:壟断

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前話から戦闘場面に早く行きたくていろいろとすっ飛ばして書いてしまいました(-_-;)


11:憤怒の矛先

 装備のメンテナンスと最低限の消耗品をリヴィラの街で買い付けた私は、19階層へ降りる洞穴の入口まできていた。

 

「始まったか……」

 

 携行品の確認を行いながら18階層の中央樹付近の喧騒と森から響く剣戟を聞き取った。

 昨夜の覗き騒動後にいつもの発作を起こして馬鹿をやってのけた私は周囲の視線に耐え切れずリヴィラの街に逃げ込んだのだが、そこでとある神の企てを耳にした。

 前代未聞のランクアップをしてのけた私やベル・クラネルが早々に18階層までたどり着いたことを快く思わない冒険者たちを焚き付け、私やベル・クラネルに嗾けようとしているようだった。

 レベル2に至った上級冒険者たちは、ほとんどの者がひとつの焦燥に囚われることになる。

 それは後続に追い抜かれ、先達に置き去りにされるかもしれないというもの。

 レベルをひとつあげることだけでも才能が必要であり、さらにその上に行こうとすればさらに大きな才能がいる。

 何年も同じレベルから上がることができない者たちは、自分の限界を感じた瞬間、成長を諦める。

 そして、諦めは嫉妬へと変わっていく。

 自分にはないモノを持つ者を妬むのは人として当然の感情であり、許容されるべき心情だ。

 しかし、それを表面に出すことがどれほど滑稽で無様であるかを私は身をもって知っている。

 それゆえなのか、私はリヴィラの冒険者たちの嫉妬から除外されることになった。

 もとよりレベル1の時からリヴィラの街で商売をしていた私は、普段の醜態も相まって関わらないでいてくれたのだろう。

 

「大方、ボールスの目を気にしてのことだろうが」

 

 現在のリヴィラの街を取仕切るレベル3のボールスと直接取引する私を集団で嵌めるのは、ボールスの利益を害することにもつながるということくらい粗野な部類の冒険者たちも十二分に理解できるだろう。

 そんな私と違い、何の後ろ盾もなく、周囲の仲間にも知人にも恵まれているように見えるベル・クラネルは余計に妬みを向けやすかったはずだ。

 

「……リューが加勢をするまでの騒動だろうな」

 

 今のところは中央樹付近の森から剣戟と冒険者たちの怒号が聞こえているが、それも長くは続かないだろう。

 ベル・クラネルの最も危険なところは、その人誑しぶりにある。

 あれは間違いなく物語の中心になる要素をほとんど持ち合わせている。

 そんな物語の中心に位置する者が持つ最大の要素。

 それは、良くも悪くも多くの存在を惹き付ける吸引力。

 

「物語を動かす者、か」

 

 私は幼い頃から彼のように物語を動かす者になりたいと思っていた。

 強い力に憧れるのは、誰にでも共通する願望の一つだろう。

 私もそんなありふれた願望を抱く一人にすぎない。

 強い力を持って何を成すか、それが物語を動かす者――即ち、主人公や英雄と呼ばれる者たちと私との差だ。

 過去の偉人や英雄、現代の【ロキ・ファミリア】やベル・クラネルたちと私の違いは、その力をもって成した何かを語る誰かに見られたかどうかだ。

 彼らが成した偉業は、必ず本人以外の口から世に広まっている。

 ベル・クラネルがレベル1でレベル2相当のミノタウロスを撃破した場面は、彼の仲間だけでなく【ロキ・ファミリア】の幹部クラスにも目撃されている。

 それに対してレベル1でレベル3以上のモンスターを撃破しているが基本的に単独行動(ぼっち)主義の私は、誰にもその場面を目撃されていない。

 レアアイテムや希少素材を持ち帰っても私の名が広まらなかったのは、スキルの影響もあるが信憑性というモノが皆無だったからだ。

 事実、私はスキルのおかげで本来の階層より上質な素材やドロップアイテムを得ることができるため、進出階層を多めに申告することも可能だ。

 それをしなかったのは、信じてもらうことができなかったからだ。

 現在の進出階層20階というのもレベル2になったことで辛うじて信じてもらえるラインだからだ。

 スキルの影響がなければもっと信じてもらえていたのだろうが、今となっては良かったと言える。

 37階層の階層主(ウダイオス)を【ロキ・ファミリア】のアイズ・ヴァレンシュタインが単独撃破したという偉業は、オラリオでも大きな話題として広まっていた。

 それをレベル1の下級冒険者が逃げ帰ったとはいえ、交戦したなどということが広まればベル・クラネルの急成長に対する追及以上の干渉を受けていただろう。

 

「このままレベルを上げ続ければ自ずと信じてもらえるようになるだろうけどな」

 

 冒険者が培った経験値(エクセリア)はレベルアップという形で証明される。

 レベルアップの申告は純然たる現実。

 自分のレベルを低く申告して下位レベルを装うことはできるだろうが、上位レベルを装うことは難しい。

 少なくともベル・クラネルや私のような例外だったり、【タケミカヅチ・ファミリア】のようなステイタスに頼らない戦闘技術を高めたような者でない限り、レベルを超えた実績というのもは出せないだろう。

 冒険者のレベルはその人の偉業の証。

 リヴィラの街で燻っている冒険者たちもベル・クラネルも同じように偉業を成し遂げた到達者なのだ。

 他者からの評価に劣等感を持つのは間違っていることなのだが、自他を比べてしまうのは意思持つ存在の性だろう。

 

「俺もクラネルの境遇と比べてるしな」

 

 ステイタスだけでなく、女運が限界突破していそうなベル・クラネルを妬む私の気持ちと同じようにリヴィラの冒険者たちが私やベル・クラネルの成長に嫉妬しているというのなら仕方がないというほかない。

 

「ほどよいガス抜きになれば良いかもな」

 

 喧騒が響く森に明らかに異なった戦闘の音が混じり始めたのを感じる。

 おそらくリュー・リオンが助太刀に入ったのだろう。

 あとはものの数分でリヴィラの冒険者たちは鎮圧されるだけ。

 悲しいかな、リュー・リオンの実力はレベルだけでなく技術面でもリヴィラの街の冒険者を上回っている。

 嫉妬に身を窶した行動は、自らを惨めにするだけなのだ。

 

 私の同類になろうとしている冒険者たちのこれからを思い、神の企てによる喜劇を背にして19階層への入口に足を向けた背に尋常ならざる気配が叩き付けられる。

 

 

「――――――っ、これは」

 

 

 かつて、この世界に墜ちた際に叩きつけられた気配と同じ超越存在(デウスデア)

 

「浅慮にもほどがあるぞ、神ヘスティア!」

 

 今、この状況において神威を解き放つ大馬鹿な神は彼女しかいない。

 それを察して悪態を吐いた瞬間、壁面が、地面が、森が、泉が、空間そのものが揺れ動く。

 

「案の定か、ちくし――っだぁぁぁ!」

 

 18階層だけに留まらずダンジョン全体が揺れるような気配と共に頭上から巨大な落石が降り注いだ。

 数瞬前まで私が立っていた19階層への入口は、見事に巨石の蓋が成された。

 ヘスティアの気配に振り向いていなければ私の生涯にも蓋がされていたところだ。

 間一髪の回避に冷や汗が滲んだ背を掻きながら17階層へ続く洞穴の丘を見上げるが、そちら側からも土煙があがっているのが確認できる。

 

「ダンジョンが勝手に崩れるなんてことはないはずなのに……」

 

 これから起こるであろう異常事態(イレギュラー)を予想した瞬間、18階層の天井から光を下ろしていた水晶に影が混ざっていることに気付く。

 

「おいおい、冗談じゃないぞ? 神が憎いからといって、同じように翻弄される俺たちに対してこの仕打ちはないだろ!」

 

 18階層を照らし出す天上の水晶群の中央に位置する最も巨大な白水晶に亀裂が入り、巨大な水晶片が落下する中、それは安全階層(セーフティポイント)に現れる。

 

「17階層の階層主(ゴライアス)……ってだけじゃないな」

 

 花弁の如く開いた水晶の奥から顔を覗かせた黒い巨人。

 まるで隕石の如く階層の天井から降り立った黒い巨人は、その重量を証明するかのような轟音を階層全体に轟かせた。

 

 昼間の光を与えていた水晶は砕かれ、18階層に薄闇の夜が訪れる。

 

『――オオオオオオオオオオオオオオオオオアアア!!』

 

 世界を砕かんばかりの咆哮に黒い巨人と共に降り注いでいた水晶群が意思を持っているかのように積み重なり、歪な大柱となる。

 大柱となった闇色の水晶、それに対して当然の如く手を伸ばす黒い巨人。

 

「階層主の強化版というだけでもふざけているのに天然武器(ネイチャーウェポン)まで与えるのか?」

 

 それほどまでにダンジョンは神を憎んでいるのか?

 それで被害を受けるのは、私たち下界の者だというのに。

 

「このタイミングからして【ロキ・ファミリア】は残ってないだろうな……」

 

 黒い巨人が咆哮と共に手にした水晶の大柱を振り上げるのを確認しながら戦場へと駆ける。

 

 階層の出入り口が塞がれたのがダンジョンの意思だというのならその意思の顕現たる黒い巨人の撃破が階層の出入り口を解放するカギだと想定して動く。

 現在の18階層にある最上級戦力は、リュー・リオンとアスフィ・アンドロメダ。

 次いで私とベル・クラネル、ボールス・エルダーが続くだろうか。

 リヴィラの街にいる冒険者は、ほぼレベル2以上であり、単純な戦力として数えれば中堅以上のファミリアに匹敵する。

 それでも全員が一致団結して階層主に挑むには、どうしても連携が取れない。

 通常の階層主でも連携が必要になってくるのに強化されたゴライアスは、武器まで持っている状態で有象無象の戦力がどれだけ戦えるのか。

 

「でも、俺なら階層主だろうと一撃で殺せる」

 

 私が有する特殊魔法グレータースティールは、モンスターなら触るだけで魔石を抜き取って確実に即死させるチート魔法。

 ウダイオスの時は一人だったこともあり、接近することもできなかったが、今の状況ならいくらでも足止め役はいる。

 

「階層主の魔石は幾らで売れるか楽しみだ!」

 

 他者と共闘できる程度にスキルの代償が緩和されている私は、楽観していた。

 近づくことができればどんなモンスターでも倒せるということは、近づかなければどうしようもないということでもある。

 いくら強化されたゴライアス相手でもリヴィラの街の冒険者やリュー・リオン、アスフィ・アンドロメダが居れば接近して魔石を抜き取るチャンスくらいくらでもあるだろうと思っていた。

 階層主だといっても所詮は、モンスター。

 神を抹殺するために急造された怪物は、目につくものを攻撃するしか能がない狂戦士(バーサーカー)

 多くのモンスターを相手に一人で立ち回ってきた私にとって、そんな本能で動くような図体ばかりでかい敵は鈍間な的でしかない。

 

 だから油断していた。

 大きく振り上げられた水晶の大柱がこちらに向かって振り下ろされるのを見ても足元の冒険者たちを攻撃するつもりなのだとしか思わなかった。

 

「―――は?」

 

 気付いた瞬間、私の視界は巨大な水晶柱に覆い尽くされていた。

 

「ぐおおおおああああ!」

 

 透き通った水晶弾の直撃コースから身体を半身ずらして『神雷の盾(イージス・オブ・ライトニング)』をかざし、『氷原滑走(スライディング・ブーツ)』を発動させる。

 

「ぐんぉぁだぁっ!!」

 

 凄まじい質量と速度を持った水晶の砲弾は迅雷に蝕まれながら私の側面を通過しながら盾ごと私の腕を持っていこうとする。

 足場の摩擦力を『氷原滑走(スライディング・ブーツ)』で軽減し、腕に伝う衝撃を逃がしながらその場を離脱する。

 左の腕にある『神雷の盾(イージス・オブ・ライトニング)』、右の手に握る『伍条魔槍(ブリューナク・ルーン)』、両の足を走らせる『氷原滑走(スライディング・ブーツ)』。

 私が装備する最強の武装は、階層主と戦うことを想定して得た特殊武装(スペリオルズ)

 いつか訪れるはずだった戦いは、今目の前にある。

 

『ウヴォオオオオオオオオオオオオオッ!』

 

『ヴモォオオオオオオオオオオオオオッ!』

 

 砲弾と化した水晶の大柱が着弾と同時に砕け散るのと同時に狂った歯車のような愚直さで一直線に突進してくる2匹の牛人(ミノタウロス)

 一匹は金色の体毛に稲妻を迸らせながら、一匹は灼熱の息吹を吹き散らしながら、双方共に水晶でできた大剣と大斧を装備していた。

 2頭の背後からも色鮮やかなモンスターの群れが迫っている。

 そのどれにも共通するのは、爛々と滾る獣性を秘めた狂気の眼。

 

「一体どういう状況だ、これは?」

 

 迫りくるモンスターの群れに『氷原滑走(スライディング・ブーツ)』の効果でアイスリンクと化した戦場を疾走する。

 ケルベロスのような猛火を吐き散らす炎牛人の下顎を氷結の魔力が込められたブーツで蹴り上げ、続けざまに魔力吸収能力を持つ槍に氷の魔力を吸わせた刃で喉を掻き斬る。

 分厚い硬皮を断ち斬る鈍い感触が過ぎると口腔に溜め込んでいた炎が裂かれた喉から溢れ出る。

 駆ける速度を落とさず炎牛人に飛び掛かった私を直近の雷牛人が雷撃を纏わせた大斧で同族共々叩き割ろうと構えていた。

 

『ヴッ!!』

 

 狂っていながら獣の雄叫びではなく、戦士が見せる裂帛の気合いのように瞬間的な呼吸から繰り出された猛牛の一撃は――

 

「ははっ!」

 

『オオオッ!』

 

 私を捉えることなく同族の炎牛人を真っ二つにするだけに留まらず、接近していたバグベアも雷撃を纏った斧の大斬撃の余波で纏めて粉砕する。

 

「返しに仲間の力をくれてやる」

 

『ヴオオオオオオオオオオオオオオオオッ!』

 

 大地を割った雷撃の斧を持ち上げるより速く炎牛人から奪った炎の魔力を纏った魔槍が雷牛人の頭蓋を砕き割る。

 喉と頭蓋を破壊されたミノタウロスが魔石の喪失と共に灰となって消える。

 しかし、間髪入れずに新たなモンスターが獰猛な牙を、爪を、天然武装(ネイチャーウェポン)を用いて襲い掛かってくる。

 

 歪曲している牙を並べた大口を神雷の盾で自慢の牙ごと顎を砕き、鋭利な爪を氷撃の蹴りで割り、水晶や岩から生み出された不出来な武器を回避しながら魔槍でモンスターの魔石(心臓)を抉り出す。

 

「ああ、本当にこれはどういう状況なんだ?」

 

 まるで波濤の如く襲い掛かってくるモンスターを捌きながら疾走する私に気づいたのか、遠方で他の冒険者を襲っていたゴライアスが再びこちらを睨み付けていた。

 

「今度はどんな爆弾を投げるつもりなんだ?」

 

『オオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォッ!』

 

 私の軽口に呼応するかのようなゴライアスの雄叫びに口の端がつり上がるのを感じた。

 再び水晶の砲弾でも投げつけてくるものかと思ったら、雄叫びを上げたゴライアスはそのまま大口をこちらに向けていた。

 

『――――――アァァッ!!!』

 

 雄叫びが終わった瞬間に込められた刹那の溜めから放たれたのは魔力を込めた『咆哮(ハウル)』の衝撃砲。

 

「どあっ」

 

 足元の冒険者がゴライアスの姿勢を崩したのか遥か遠方から吐き出された『咆哮(ハウル)』は、私の左側面の地面を周囲のモンスターごと破砕した。

 

「今のは、危なかったな」

 

 あの動作が『咆哮(ハウル)』を撃つモノだと分かったからには次は喰らわない。

 私の『氷原滑走(スライディング・ブーツ)』はどんな地盤面でも機動力を奪われることがないので予備動作がある攻撃を回避するのはたやすい。

 もちろん、接近すればそれだけラグが少なくなるが、その距離まで近づけば旋回能力で近接戦は圧倒できる。

 

「しかし、この状況は本当に神ヘスティアの神威が原因なのか?」

 

 不自然なほどに私の方へモンスターが殺到し、遠方からもゴライアスに狙われるという状況の異常さが私の思考を惑わす。

 黒いゴライアスが現れた原因は、神ヘスティアにあるはずだ。

 それにも関わらず、あのゴライアスはなぜか私の居る方向へ強力な攻撃を仕掛けているように感じる。

 

「いや、待て。神の力は、神ヘスティアだけじゃない」

 

 この階層には今、ヘスティアとヘルメスの2柱の神がいる。

 しかし、二人とも現在は神威を限界まで抑え込んでいるはずだ。

 それにも関わらず、異常な活性化を見せるモンスターやゴライアスの不可解な行動はあの二人が原因とは思えない。

 私に襲い掛かってくるモンスターは、どれも亜種や希少種であり、このレベルのモンスターが階層全体に出現しているなら他の冒険者たちでは対処できないはずだ。

 

「……ということは、俺が標的にされている?」

 

 雷撃と氷撃を込めた魔槍を揮いながら周囲のモンスターを狩りながら走り抜ける私は、とんでもないことに気づく。

 私が左腕に装備している雷を纏った盾は、『神の力《アルカナム》』を宿した神器。

 

「まさか……」

 

 遠方でゴライアスと戦っている冒険者たちの喧騒が耳に届く程度に接近したところでゴライアスが不思議な構えを取っていることに気づく。

 

「おいおい、まさか……」

 

 ヘスティアの神威が呼び水となったこの状況は、私が全力で力を揮っている『神雷の盾(イージス・オブ・ライトニング)』に惹き付けられている。

 さらにいえば『神の首飾り(ミアハ・ネックレス)』は、正真正銘ミアハ様の御力が宿っている。

 そこまで考えが至った瞬間、階層全体が爆発したような衝撃に誰もが耳を覆った。

 

『ゴオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!』

 

 周囲の攻撃など知ったことかとでもいうような猪突猛進を強攻したゴライアスの身体は明らかに通常の体皮ではなく、硬質的な甲殻のそれを思わせるモノに変異していた。

 

「はっ、まじかよ」

 

 体長10メドルに届く鋼の巨人が砲弾の如く疾走してくる。

 大地も木々も水晶も冒険者もモンスターも空間さえ粉砕して迫ったゴライアスの一撃に私の身体は羽虫の如く空を舞った。


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