乙女はアイドルになる   作:s.s.t

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前編に引き続き日付けをまたいで夜遅くの投稿になってしまいました。

今日の昼頃に気付いたんですけどとうとう評価に色が付きましたね。評価してくださった方々ありがとうございました。
小説としての完成度は無視して頭の悪そうなネタを連発してる作品なんですけど意外と評価高くて嬉しいです。

個人的に地の文で描写が長い作品とかが苦手なのでこの作品ではサクサク読めることを目指していきたいと思います。



堕天使にラブソングを【後編】

「失礼します……」

「おはようございますー」

 

らんらんとポッキー食べてたら新手のアイドルが2人やってきた。

 

「ちえりんと三村大先輩おっはー。ポッキー食べる?」

「ポッキーくださーい。あ、小鳥遊さんも一緒なんですね」

「お、おはようございます小鳥遊さん。私ももらっていいですか?」

「どぞー」

 

 

俺よりもまず先にポッキーを認識した1人は言わずもがな三村大先輩。共に2週間のルキトレダイエットをくぐり抜けた仲である。

時には示し合わせてトレーニング量をちょっぴりごまかしたり、時にはルキトレさんに隠れて甘味を持ち寄ったり、数多の苦難を乗り越えてきた2人の間にはなんかこう戦友的な友情が生まれた気がするようなしないようなやっぱしないや。

たぶんあれはもっとギブアンドテイクでビジネスライクな後ろめたい関係だった気がする。

 

もう1人のアイドルはちえりんこと緒方智絵里。

三村大先輩と一緒に走りこみとかした後にいつもタオルとスポーツドリンクを差し入れてくれた天使である。どごぞの堕天使と違って普通にしゃべる。

お菓子を食べようとするとやんわり注意してくれる優しい子なのだが押しに弱いので「なあ、ええやろ? ちょっとぐらいええやろ?」って強引にいくと(お菓子を)堪能させてくれる。

ぱっと見だと内気で人見知りっぽいので親近感を抱いていたのだが、意外と知らない人と仲良くなるのを嬉しく感じる性格らしい。今では俺がはっちゃけても慣れてしまったのか優しくスルーしてくるから悲しい。

 

2人ともCP出身で、杏ちゃんも合わせて3人でキャンディアイランドというユニットを組んでいた。

思えばあのユニットが出てるバラエティー番組を見て最初に杏ちゃんを知ったんだよなー。

 

 

「今日のメンバーはこれだけなん?」

「はい、そうですよ。もう少ししたらトレーナーさんも来ると思います」

「小鳥遊さんとレッスンするのは初めてですね……よろしくお願いします」

「よろー。私は歌のレッスン自体初めてでーす」

「未知の戦いであろうと道はこの我が切り拓いてあげるわ(困ったことがあったらなんでも聞いてくださいね)」

「ん?」

 

今なんでも(ry

 

「じゃあいつもはボイスレッスンでどんなことやんの?」

「静寂のレクイエム、深緑のエチュード、覚醒のアンサンブル、森のメヌエット、水のセレナーデなどを奏でるわ」

 

炎のボレロとか闇のノクターンもあるのかな?

前半3つは全然わからん。

 

「えっと、蘭子ちゃんが言ってるのは『ねんねんころり』『森のくまさん』『新しい朝が来た』です」

 

アイドルが歌う曲じゃないよちえりん。

 

「リコーダーの練習もしますよー」

「小学生か!」

 

オカリナの代わりなの?

歌えよ。せっかく大先輩は歌の上手そうな体型してんだから。

 

「小学生の子たちは時々学校でリコーダーのテストがあるんです。せっかくだから私たちもやろうかなって」

「蘭子ちゃんはいつも一番頑張ってるんですよ」

 

小学生だった。

らんらんはなんで本気でリコーダー吹いてるの? 楽しいの?

 

 

 

アイドルのレッスンにまつわる衝撃の事実にびっくりしてたらようやくトレーナーさんも来てくれた。

 

 

 

「せんせー今日のレッスンはどんなおうたをうたうんですかー?」

「キモいからやめろ22歳。私の一個下のくせして生徒ヅラするな」

「やめてくれ。その口撃は私に効く」

 

 

やめてくれ。

 

 

あらためて1歳しか違わないトレーナーさんや年下のルキトレさんが真面目に働いてることを意識するとちょっと死にたくなる。

ちなみにトレーナーさんとは初対面じゃないけどレッスンを受けるのは初めて。

 

「あーいつも通り最初に発声練習やったらお前らの好きな曲歌え」

「そんなテキトーでいいん?」

「個人の曲練習はそれ用のレッスンがあるんだよ。ボイスレッスンは歌や声の技術を磨く訓練だ」

「なるへそ」

 

 

 

発声練習は音楽の授業でやるみたいなのだった。

あー↑あー↓ってやつ。

俺のときだけやたらトレーナーさんが厳しくて地声以外に普通の女声も出せるようになれってめっちゃ指導された。

めんどくさかったけどなんかPさんの指示らしいので従うしかない。プロデュース方針は一任してるから俺に必要だっていうならやらなきゃね。

 

ただ高い声出すだけなのとは違うみたいでよくわからんかったけど好きな女性歌手のマネしろって言われたらちょっとできた。

こう、喉をうまいこと動かして喉仏が震えないように意識しつついい感じに声を出せば女声になるよ。

あとはもっと安定感と持続力を磨いて歌うときだけじゃなく普通にしゃべるときも女声を出せれば完璧だね(遠い目)

 

 

発声練習が終わって次はかんじんの歌なんだが、子守唄とかラジオ体操の歌はちょっと遠慮したい。

 

「ということでなんかアイドルっぽい曲にしようぜ」

「一番ふざけたやつから真面目な提案がくるとは……ウチのアイドルどもは好きな曲って言うと自由すぎるんだよなあ」

「みんな個性強いからね」

 

ぼっちはこういう状況だとマジメ。なぜなら意見を求められても自分を出せずに無難な回答しかできないから。

 

「じゃあ今日はちびっこたちもいないことだし恋愛ソングでもやるか」

「「「ええー」」」

「おまえらいつも選曲が子どもっぽすぎる。緒方と三村は高校生だろうが! 神崎は神崎で小学生組に馴染みすぎなんだよ!」

「ご、ごめんなさい……」

「私もですか?」

「わ、我は無垢なる幼子たちに魔の加護を与えんがために(みんなわたしのノリに付き合ってくれるから……)」

「うるせえ少しは精神的に成長しろ小娘ども」

「そうだよ(便乗)」

「おまえが年齢に対して一番成長できてないだろうが!」

 

対人経験が少ないから仕方ないね。

しかし恋愛の曲とはこれまた俺にとっても難しいテーマを選ばれてしまった。

 

「で、おまえらの恋愛経験は? 交際したことはなくても好きな男子くらいいるだろ」

「私は特に……」

「一緒にお菓子作れる人がいたらよかったんですけど」

「堕天使は孤高の存在。有象無象はたどり着けない境地にいるわ(恋愛は今まで興味を持ったことがなかったです)」

「わ、私も孤高の存在だから。恋愛できないんじゃなくてしてこなかっただけですのことよ?」

「ぼっち歴=年齢のやつにははじめから期待してないから安心しろ」

 

彼女いない歴=年齢みたいに言わないでくれる?

中学まではギリギリ友達もいたから。生まれてからずっとぼっちだったらさすがにひきこもりになってるから。

 

トレーナーさんが質問を重ねてみてもどうやらこのメンバーは恋愛経験皆無らしかった。

アイドルなんだから告白されたことくらいはありそうなのにね。学校の男子たちはなにやってんだか。牽制し合ってるとか?

 

 

 

 

 

 

とりあえず1人ずつ何曲か歌ってみたんだけどトレーナーさんの反応が芳しくない。

 

「うーん。月並みな言い方だけど気持ちがこもってないんだよなあ。もっと好きな男にドキドキしてる感じがほしい」

「無茶言いなさんな」

 

特に俺にとっては無茶ぶりにもほどがある。

俺の性別忘れてないよね?

 

「で、でもどうしたらドキドキできるのかな?」

「隠れてお菓子を食べてる時とかドキドキするよ?」

「三村はあとで説教」

 

「祝宴の儀式では魔力が活性化し胸が高鳴るわ(ライブの前はいつも緊張でドキドキします)」

「2人組を作るときはいつもドキドキします」

「恋愛の話をしてんだよ!」

 

こりゃあかんわ。

みんな恋愛脳が未発達だね。乙女回路が封印されているに違いない。

 

「あーしょうがないな。小鳥遊、おまえこいつらをドキドキさせろ」

「ファッ!?」

「恋人ごっこさせるからおまえが男役やれって言ってんだよ」

「いやいやいやいや」

 

なに言ってんのこの人。

 

(私が男だってこと知ってますよね? なんでわざわざバレそうなことさせんの?)

(別におまえの男性的な部分出せってわけじゃねえよ。つーか男としてのおまえにそんな魅力ねえだろ)

(え、ひどい)

 

前から思ってたけどトレーナーさんってPさんより毒舌じゃない?

歳が近いぶん遠慮がないの?

体育会系的なノリで後輩の扱いが雑なの?

 

(ほらあれだ、姉さんから聞いたんだけど乙女モードってのがあるんだろ? それが男装してる設定でいけばそれなりに格好良くなるはずだから)

(それマジ?)

(マジだからとりあえずやってみろ)

 

ちょっと信じられないけど乙女モードへの反応が良いのは確かなんだよね。

でも女装して淑女の演技してさらに男装の設定を加えるってややこしすぎんよー。

 

とりあえずトレーナーさんにもらったゴムで髪を後ろに束ねる。

服装はもともとパンツスタイルだから良いとして。

このまま乙女モードを意識。

目力こめてー、真のアイドルは目で殺す!

猫背もなおしてー、背筋をピン!とね。

あとは男役なら低めの声の方がいいのかな?

 

 

「あー。んん。こんな感じでどうでしょうか?」

「うわー雰囲気変わりますね」

「小鳥遊さんが大人っぽいです……」

「くっ、ベルフェゴールの誘惑か!? (キレイな男の人に見えます)」

「意外と化けるもんだなー。よし、耳元で甘い言葉を囁いてやれ」

 

ぼっちにはハードルが高いんですが。

なに言えばいいのん?

 

「てきとうに好きな作品のセリフでも言っとけばいいんだよ」

「わかりました。その方向でやってみましょう」

「じゃあとりあえず三村から」

「ええ! 私からですか」

「3人の中じゃ一番年上だろ」

 

 

三村大先輩かー。

けっこうキャラ立ってるし漫画のヒロイン相手にするみたいに鈍感系主人公を参考にすればいいんだろうか。

今こそ俺に力を貸してくれ、リトさんや楽くんよ。

 

 

ぽくぽくぽくちーん。

 

はいキタコレ!

 

 

「かな子さん」

「あ、名前。いつもと呼び方が違うと変な感じですね」

「かな子さんはお菓子作りが得意なんですよね」

「そうですね。愛梨ちゃんともよく一緒につくるんですよー」

「いつもおいしいお菓子をありがとうございます。ちゃんとしたお礼を言えてなかったのでこの機会に言わせてください」

「いえ、気にしないでください。私が好きでやってることですから」

「私はかな子さんのお菓子大好きですよ」

「うれしいですー」

 

 

「もちろん、かな子さんのことも大好きです」

 

 

 

 

「はい終了ー。どうだった三村?」

「ドキドキかはわからないですけど暖かい気持ちになりましたー。男の人、じゃないですけどあんな風な褒められ方は初めてでした」

「甘い言葉と言われたのでお菓子つながりで考えてみました」

「まあ少しは異性との会話を想像できたみたいだからよしとするか。三村は恋愛ソングも一番マシだったしな」

 

 

とりあえず長所を褒めてみたらなんとかなった。

残念ながら鈍感系主人公からの天啓は降りてこなかったけど切り抜けたぜ。

リテイク食らったら羞恥に耐えきれる自信がないからほんとよかった。

 

うわぁー今さら思い出したら恥ずかしいよ死にたいよー!

 

 

「か、かな子ちゃんすごいね……。私なんか見てただけなのにドキドキしちゃった」

「甘美なる調べに耳を傾ければ悪魔の魅了に心を奪われるでしょう(告白シーンって見ちゃいけないものを見た気がしちゃいます)」

 

大胆な告白は女の子の特権だからね。仕方ないね。

 

「よーし次は緒方だ」

「は、はい! 小鳥遊さんよろしくお願いします……」

「ごっこですからあまり緊張しないでくださいね」

 

そんなに待ち構えられてもたいしたこと言えないだろうし。

さてどうしようか。

色気と食い気が拮抗してそうな三村大先輩と違ってちえりんは乙女度が高そうなんだよねー。

夢見る少女って年でもないだろうけどロマンチックな方がいいのかな。

 

 

 

「智絵里。手を出してみて」

「ちえ……! こ、こうですか?」

「そう、ありがとう。智絵里の手は小さいね」

「小鳥遊さんの手は大きいです……」

「智恵理はこの小さな手で私たちを助けてくれてる」

「そんなことないです……。むしろ私はみんなに助けてもらってばっかりで、お仕事で倒れちゃったこともあるし……もっと頑張らないと」

「自分を否定しないで。私はいつも智絵里の優しさに助けられてる」

「優しさ、ですか?」

「そう、はじめて智絵里と出会った時も疲れきった私とかな子のお世話をしてくれたでしょ? 自然にああいうことができるのは智絵里の良いところだよ」

「私の……」

「そんな智絵里の優しさに、私は惹かれたの」

「え?」

 

 

「智絵里のことが好き。私と付き合って」

「ええ!? う、うう〜……」

 

 

 

 

「そこまで! 大丈夫か緒方?」

「刺激が強かったです……。途中から男の人とか関係なく小鳥遊さんが本気で告白してくるみたいでした……」

「智絵里ちゃん顔が真っ赤だよ」

「しばし休息を取るといいわ真紅の乙女よ(落ち着くまで休んでてください)」

「小鳥遊は意外と役者に向いてるかもな。増田さんに報告しとこう」

 

 

俺も休ませて。

SAN値がガリガリ削れるんだけど!

正気じゃいられないよこれ。ふだんは飲まないけど今は酒飲んで全部忘れたい。

 

役者やれるならそっちの方がいい。

最初からセリフ指定されてるならまだしも自分で考えてしゃべるって辛すぎぃ!

 

「お前のことが好きだったんだよ!」とかなら恥ずかしげもなく真顔で言えるのに!

 

 

「それじゃ最後は神崎だな……小鳥遊、なんとか頑張れ」

「いやさすがに神崎さんは難しいんじゃ」

 

この中二病堕天使に愛を教えるとかそれだけで一作品書けちゃうよ。単行本3冊くらい費やしてラブコメできそう。

 

「手段はなんでもいいから、とりあえず素の反応を引き出せ!」

「が、頑張ります」

 

 

らんらんの素ならもう何度も見てるけど、これまでの傾向的に「熊本弁の弱点は熊本弁」理論が使えるのかな?

 

 

「くっくっく。ベルフェゴールよ! 其方にこの我の魔力壁を突破できるかな? (小鳥遊さん! わたしは2人みたいに上手くいきませんよ!)」

「甘いぞ漆黒の堕天使。お前の護りを崩すのに力など不用! 我が魅了の魔眼を持ってすれば己からその身を差し出すだろう(チョコラテのように甘いぞお嬢ちゃん(ベベ)。私の女を惚れさす名言にかかれば赤子の手を捻るようなものだ!)」

「ならば我の膨大な魔力によって其方の魅了を封殺してみせましょう! さあ、来るがいい! (何言ってるかわからないですけどどんと来いです!)」

 

 

だめだこりゃ。

らんらんノリノリじゃねえか。

そもそも愛の告白を熊本弁に変換ってどうなっちゃうの?

「お前と共に永劫を生きよう。死が2人を別つまで」とかそんな感じ?

恥ずか死して言った瞬間に別れちゃうよ。

 

つーかよく考えたら熊本弁で会話してる限り素にはならなくない?

今日出会い頭にらんらんの素を引き出せたのは初対面の俺が熊本弁でおかしなことを言ったから意表を突けたんだろう。

つまり「熊本弁の弱点は熊本弁」理論は間違いで、意表を突ければなんでもいいということか。

 

しかし手立てが思いつかん。

熊本弁の告白は却下、普通の告白はもう2人分やったあとでインパクトがないし。

 

うーん、告白、こくはく……別に告白じゃなくてもまずは素にさせることを……

 

 

は! みこーん!

そうだ、俺には最終兵器があったじゃないか!

 

 

「らんらん」

「む、陰謀の影が見えるわ(何かする気ですか?)」

「ポッキーゲームしようぜ」

「ふぇ!? いやわた、我は、その……」

「さあ。このポッキーを口に咥えて」

「か、顔が近い」

「大丈夫。心配しないで私に任せて」

「あ、あの…………〜!!」

 

 

 

 

「はいカットぉ! 難しいミッションをよくやり遂げたな、小鳥遊」

「ふっ、想像だけで気絶するとは。らんらん他愛無し」

「すごかったね、かな子ちゃん」

「あそこまで慌てた蘭子ちゃんははじめてかもしれないね」

「じゃあ全員終わったところで歌練再開するぞ。神崎はダウンしてるから先に3人な」

「ういうい」

「はい!」

「はーい」

 

 

恋愛曲を歌う技術を磨くためとはいえ今日は精神力をめちゃくちゃ使ったぜ。

くぅ〜疲れました!

 

なりゆきだけど3人の女心を弄んでしまったようで申し訳ない。特にらんらん。

らんらんは犠牲になったのだ……。

 

まあ俺も男役だけど女の子の気持ちを想像しながら告白セリフを考えたわけだし、ちょっとは恋心がわかったかもしれない。

年も離れてるし恋愛対象としては守備範囲外だけどね。

 

俺がこうして恋する乙女の気持ちになって歌えるのはみんなのおかげだ。

これから歌うラブソングは、一番体を張ってくれたらんらんに捧げるとしよう。

 

 

 

 

 

あ、使用したポッキー(口はつけてないよ)は三村大先輩があとで美味しくいただきました。

 

 




熊本弁しゃべらせるとセリフが長くなって読み難いんじゃないかと心配です。


人物紹介のコーナー。

●トレーナーさん
トレーナー姉妹の三女。23歳。
下にルーキートレーナーさん(19)と上にベテラントレーナーさん(26)、マスタートレーナーさん(28)がいる。
この後書きを書く段階になって知ったのだがトレーナー姉妹にはほぼ公式の本名が存在するらしい。

今回の話の都合上セリフが多いので色々設定を考えていたらほぼオリキャラ化した。
主人公と歳が近いのでできればこれからも仲良くさせたい。しかしオリキャラの口が悪くなるのはなぜなんだろう……

ルキトレさんは身体ケアに特化していたがトレーナーさんは歌を教えるのが上手い。さらに言うとベテトレさんはダンス特化でマストレさんはなんでも教えられる設定。

●緒方智絵里(おがたちえり)
よく天使扱いされるチョップが得意なアイドル。
大天使チエリエルという真の姿を隠してアイドル活動をしているらしい。
四葉のクローバーがトレードマーク。

アニメ終了後は内気な性格を克服しているはずだが、この作品では口調に特徴を持たせるためセリフが三点リーダ多めに。
まだ完全には自信を持てていないということにしておいてほしい。

主人公の告白もどきにはドキッとしたというよりもストレートな物言いに照れたというのが正しい。
出会った当初からふざけた面しか見せていなかったのでギャップが大きかったのだと思われる。


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