人外になった者   作:rainバレルーk

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お気に入り200突破ぁ!目指せぇ!300!


授業終わりの食事会?・・・

 

 

 

インサイド

 

 

廊下にて・・・

 

 

コツコツコツコツ

 

面倒事に絡まれた授業も終わって、やっと飯の時間だ!

飯~♪飯~♪お昼ご飯~♪

 

 

「ちょっと!アキトさん!」

 

 

・・・またかよ・・・

 

 

「あぁん?なんだよセシリア?」

 

「さっきの事についてです!」

 

「さっき?・・・あぁ、あれか」

 

 

別にゴチャゴチャ言う事じゃねぇと思うけどな~?

 

 

「「あれか」じゃありませんわよ!ISを装備もしないで喧嘩を売るなんて!」

 

「別にいいじゃねぇか、なんともなかったんだしさ」

 

「それでも・・・それでも!心配しますわよ!!」ウルウル

 

 

あぁ、あぁ、涙なんか溜めちゃって・・・ヤレヤレだぜ

 

 

「ハァ~・・・悪い、悪かったよ」ナデリコ

 

「えっ!?///」テレリコ

 

 

おん?なんでシェルスと同じに赤くなってんだ?ノアとかなら喜ぶのに・・・

 

 

「~~~♪///」

 

 

・・・まぁいいか、喜んでるみたいだし

 

 

「お~い!二人とも!」スタスタスタスタスタスタ

 

 

あ?あれは織斑か・・・

 

 

「なんだよ織斑?」サッ

 

「あっ・・・」ショボン

 

「これからデュノアの歓迎会も兼ねて、屋上で昼飯食うんだが・・・二人もどうだ?」

 

 

屋上で昼飯かぁ・・・簪も用事があるとかって昨日聞いたしなぁ~・・・

 

 

「いい提案ですわ!私は今日はお弁当なので!いいですわよね?アキトさん?」

 

「え?俺は弁当がな――」

 

「いいですわね!」ズイッ

 

 

な、なんだ!?このセシリアからでる「スゴ味」は!?

圧倒的だぜ・・・

 

 

「あぁ・・・別に構わねぇよ・・・」

 

「そうですわね!さぁ!行きましょう!」

 

 

ヤレヤレ・・・こう言うのは慣れないもんだな・・・

まぁいいか・・・セシリアの飯にありつきますか

 

 

 

サイドアウト

 

 

 

 

 

 

 

ノーサイド

 

 

 

屋上にて・・・

 

 

一夏に誘われたアキトとセシリアは屋上に来ていた

セシリアの手にはバスケットが握られていた

 

 

ガチャ・・・

 

「皆、お待たせ!」

 

「遅いぞ!一夏!――ってむ?!」

 

「遅いわよ――って、アキト?」

 

「暁くん・・・」

 

 

屋上には箒や鈴、デュノアが勢揃いしていた

 

 

「なんだよ・・・勢揃いじゃねぇか・・・おい織斑?こりゃどういうこった?」

 

「え?デュノアの歓迎会だけど?・・・箒が誘ってくれたんだけど、皆で食べたほうが楽しいだろ?だから皆を誘ったんだぜ」

 

「むぅ・・・」

 

 

一夏の言い分を聞いていた箒はどこかむくれていた

 

 

「ヤレヤレだぜ・・・」

 

「一夏さん、それは・・・」

 

「アハ、アハハハ・・・」

 

 

アキトは飽きれ、セシリアは顔をひきつらせ、デュノアは苦笑いを浮かべていた

 

 

「ハァ~・・・どうせそうだと思ったわよ・・・」

 

「ん?どうかしたのか?」

 

「なんでもない!とっとと食べるぞ!」

 

「あ、あぁ・・・」

 

 

こうして食事会が始まった・・・

 

 

「ツーか、俺のぶんの飯がねぇんだが?そこんとこどーすんだよ?織斑くぅん?」

 

「えと、僕もないんだけど・・・」

 

「え?デュノアはともかく、暁はないのかよ?」

 

「・・・ッチ・・・お前なぁ・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

 

 

アキトは一夏のセリフにイライラしてきた・・・

 

 

「大丈夫ですわよ!アキトさん!」

 

「あ?そりゃどういうこった?」

 

「ジャーン!」パカッ

 

 

セシリアは持っていたバスケットをあけると、そこにはサンドイッチが入っていた

 

 

「おー!セシリアどうしたんだよ?これ?」

 

「ふふん♪イギリスにも美味しい物がある事を皆さんに教えてあげますわ!」フンス

 

「確かにサンドイッチはイギリス生まれだしな・・・」

 

「そうです!そうです!さぁ!どうぞ召し上がってください!」サッ

 

「あぁ、頂くぜ」スッ ガブリ モシャモシャ

 

 

アキトは差し出されたサンドイッチを渡されると、一口で頬張った

 

 

「ど、どうですか?アキトさん?」

 

「・・・モシャモシャ」

 

 

セシリアは恐る恐る聞いた・・・すると・・・

 

 

「ゴクリ・・・んンまァァァ~~~い!!!」

 

 

アキトは賞賛の声をあげたのだが、同時に・・・

 

 

「「えぇぇ!?」」

 

 

箒と鈴は驚きの声をあげた!

 

 

「ウソでしょ!?アキト!?」

 

「そんなはずはない!」

 

「ちょっと!お二人共!?」

 

 

二人はアキトを信じられないような目で見ていた

 

 

「おいおい箒?どうしたんだよ?」

 

「私と鈴はお前達が来る前に自分達のを交換したんだが・・・」

 

「セシリアのは超絶に不味かったのよ!」

 

「お二人共!酷いですわよ!」

 

 

箒達が言うにはセシリアの作ったものは不味いらしい・・・それでもアキトは――

 

 

「ウマイ、ウマイ」モグモグ

 

 

食べ続けていた・・・

 

 

「ちょっとアキト!口直しに私の酢豚食べなさいよ!」

 

「おん?じゃあ・・・ヒョイ パク・・・うん、旨いな」

 

「そうでしょ!そうでしょ!でもセシリアのは?」

 

「?ウマイよ?」

 

「えぇー!?」

 

 

鈴は再び、驚きの声をあげた・・・すると・・・

 

 

「僕も貰っていいかな?」

 

 

デュノアがセシリアに声をかけた

 

 

「え!?止めたほうがいいわよ!」

 

「鈴さん!少しお黙りになって!・・・もちろんですわよ!デュノアさん!」

 

 

デュノアはセシリアからサンドイッチを受けとり――

 

 

「ありがとう・・・じゃあ頂きます」パク

 

 

小さな口で食べた・・・

 

 

「っ!??!?!!!?」

 

 

食べた瞬間にデュノアの顔はみるみるうちに青くなった

 

 

「どうですかデュノアさん?」

 

「う、うん・・・その・・・えと・・・」オロオロ

 

 

感想を求めるセシリアにデュノアはオロオロしていると・・・

 

 

「じゃあ!俺にもくれよ?セシリア?」

 

 

一夏がセシリアに声をかけた

 

 

「い、一夏!?」

 

「やめておけ!一夏!!」

 

「頂きます!」パク

 

 

一夏は箒や鈴の忠告を無視して、サンドイッチを口にほうりこんだ・・・その時!

 

 

「ぐはぁっ!?!!??」バタリ

 

「「「一夏(さん)ぁ!?」」」

 

一夏は泡を吹きながら倒れていった

近くにいた箒と鈴、セシリアが駆け寄った

 

 

「ちょっとセシリア!アンタ、サンドイッチに何入れたの?!」

 

「え!?それは・・・スパイスにハバネロとか酸味にレモンとか隠し味に山椒とかとかとか・・・」

 

「よくそんな物を入れて、こんな見栄えの良いのができたな――って!しっかりしろ!一夏!」

 

「うぅ・・・ほ、箒・・・?」

 

「どうした?!一夏!?」

 

 

朦朧とする意識の中で一夏は箒に語る・・・

 

 

「もう・・・無理・・・」ガクッ

 

「い、一夏ぁぁぁぁぁ!?」

 

 

一夏はそのまま意識を沈ませていった

 

 

「だ、大丈夫かなぁ?織斑くん?」

 

「気にすんなデュノア、何時もの茶番だ」パクパク

 

「は、はぁ・・・って、よく食べるね暁くん?」

 

「おん?なんだいるのか?」

 

「うぅん!大丈夫大丈夫だよ!」ブンブン

 

「そうか・・・それでさデュノア?」

 

「何?暁くん?」

 

 

アキトはデュノアに声をかけた

 

 

「放課後空いてるかい?・・・」

 

 

 

 

 

 

 

←続く

 

 

 

 




書いたぜ!
中々にすぐに続きが思い浮かばない!

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