人外になった者   作:rainバレルーk

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対抗戦と敵の乱入・・・

ノーサイド

 

 

ワァー

ワァーワァー

ワァーワァーワァー

 

 

 

今日は待ちに待ったクラス対抗戦の日

客席は各学年で溢れ、その生徒目的で出店まで出ている始末である

 

 

観客席にて・・・

 

 

「・・・意外と美味いな」ポリポリ

 

「アキトさん?何味を食べているので?」

 

「キャラメル味食ってる、セシリアは?」

 

「ソルト味ですわ」

 

「交換しないか?」

 

「い、いいですわよ(やった!共有ですわ!///)」

 

 

アキト達は観客席でポップコーンを食べていた

 

 

ワァァァァァァァァァァ!

 

「おん?出てきたみたいだな」

 

 

アリーナには一夏と鈴がISを纏った状態で出てきた

 

 

 

 

 

アリーナにて・・・

 

 

「出てきたわね!一夏!」

 

「おう!それが鈴のISか?」

 

「えぇ、これが私の専用機「甲龍」よ!」

 

「なんか格好いいな!」

 

「ふんっ、褒めても勝たせてあげないわよ」

 

「よく言うぜ!こっちも負けるつもりはないからな!」

 

「なら・・・尋常に――」

 

「――勝負!!!」

 

 

こうしてクラス対抗戦、1回戦が始まった!

 

 

 

観客席にて・・・

 

 

「あれが鈴さんの専用機・・・」

 

「肩にトゲトゲがあるけど・・・あぁ!」

 

「あの肩で攻撃はしないでしょう」

 

「・・・何故わかった?」

 

「なんとなくですわ」

 

「そうか・・・」

 

 

アキトとセシリアはノンビリと観戦していた

 

 

 

アリーナにて・・・

 

 

「タァァァッッッ!」ブゥッン

 

「セイヤァァァッ!」ブォン

 

 

ガキィィン!

 

 

一夏の雪片と鈴の青竜刀が火花をだしなから、何度何度も鳴き声をあげる

 

 

「やるわね!一夏!」

 

「鈴もな!」

 

「だったら・・・これならどう?!」カシャァッン

 

 

鈴は甲龍に収納された物を出した!

 

 

「なんだそれ?」

 

「喰らえばわかるわよ!」ドォォォッン!

 

「うぉっっ!?」ガキン!

 

 

甲龍から発射された何かは、一夏を後ろに退かせた

 

 

 

 

 

観客席にて・・・

 

 

「なんですの!?あの兵器は!?」

 

「たぶん、空気を圧縮して弾にしてんだろうな~」ポリポリ

 

「空気を圧縮?」

 

「あぁ・・・そうすれば弾切れの心配もないし、弾も空気だから敵に悟られる心配もない・・・戦略的な兵器だろうな・・・ズゴゴゴ・・・コーラが無くなったな」

 

「へぇ~、そうなんですの・・・一夏さんはそれを知っていたから防御が?」

 

「さぁな・・・」

 

 

 

 

 

アリーナにて・・・

 

 

「なっ!?アンタ!「龍砲」を初見で受けたの?!」

 

「へぇ~、「龍砲」って言うのか・・・見えない攻撃ってのは厄介だな」

 

「でも!さっきのはマグレみたいだし・・・調子に乗るんじゃないわよ!一夏!」

 

「悪いな鈴!このまま押し切らせてもらうぜ!」

 

ジャキッ

 

 

一夏が雪片を構え直して、鈴に切りかかろうとした・・・その時!

 

 

ドグワァァァアアアアアァァァッッッッッン!!!!!

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

「な、なんだっ!?あれは?!」

 

 

アリーナの壁を破壊して、黒い何かが乱入してきた!

 

 

―――――――

 

 

 

アリーナにて・・・

 

 

ドグワァァァアアアアアァァァッッッッッン!

 

 

「な、なんだっ!?」

 

 

アリーナの壁を破壊して来たのは、黒い人型の機体だった

 

 

「何よ!?アイツは?!」

 

「知るかよ!」

 

「「・・・」」ウィィィン ジャキッ

 

 

黒い機体はブレードを構え――

 

 

ドグシャァァァァァァァァァァァァァァッッッン!

 

 

辺りを攻撃しはじめた!

 

 

 

 

 

観客席にて・・・

 

 

キヤァァァー!

タスケテー!

ニゲロォォォッ!

 

 

観客席はパニックに陥っていた

その時、アキトはというと・・・

 

バキィン!

 

「Zzz・・・ふがっ・・・ん?何?」

 

「痛た・・・やっと起きましたわね!アキトさん!大変ですわよ!アキトさん!」

 

 

アキトはセシリアに起こされていた・・・おぼんで殴られて・・・

 

 

「おん?何が大変・・・ってなんだこりは?!!」

 

「あの黒い機体が壁を破壊して現れたんですよ!その機体が辺りを攻撃しはじめまして!」アタフタ

 

「落ち着け落ち着け!先ずは避難するぞ」

 

「はい!」

 

 

スタスタスタスタスタスタスタスタ

 

 

アキトとセシリアは出口へと向かった

 

 

 

 

 

 

ワァー!

ダシテヨォォォ!

アケテヨォォォォォ!

 

 

出口は逃げようとした生徒で埋め尽くされていた

 

 

「・・・なんだ・・・この状況は・・・」

 

「どうしたんですの?!この状況は!」

 

 

セシリアは近くにいた、生徒に問いかけた

 

 

「あぁ!オルコットさん!大変なのよ!出口の扉が開かないのよ!どうしよう?!」

 

「えぇ!なんですって!?」

 

 

どうやら扉がロックされていて、開かないそうだ

 

 

「・・・ッチ・・・少し通るぜ・・・」ツカツカツカ

 

「え!?アキトさん?!」

 

 

アキトは生徒の群れまで行き・・・

 

 

「喧しいぜ!!道を開けな!!!」バァン!

 

「「「「「「「っ!!??!?あ、暁くん!?」」」」」」」

 

 

ツカツカツカツカツカツカツカツカツカ

 

 

アキトは生徒達が開けた道を進んで行き、扉の前に立つと・・・

 

 

「無駄!無駄!!無駄ぁぁぁっ!!!」ドガガガガガガガガッ!

 

ドギャアァァン!

 

 

素手で!扉にラッシュを喰らわせ!ぶち破った!

 

 

「「「「「「「えぇぇーーーっ!?」」」」」」」

 

「これで出口は確保できた訳だ・・・さて、怪我をしないように逃げろよ?」

 

「「「「「「「「は、はい!」」」」」」」」

 

 

ダダダダダダダダダダダ

 

 

生徒達は破られた扉から避難を始めた

 

 

「よし・・・セシリア?」

 

「は、はい!なんでしょう?アキトさん!」

 

「専用機は持ってるか?」

 

「え、えぇ!このピアスがブルー・ティアーズですわ!」

 

「なら、これから俺達は避難に遅れた生徒を救助にいくぞ、いいな?」

 

「はい!このセシリア・オルコットにお任せください!」

 

「よし・・・行こうか!」

 

 

アキトとセシリアは救助に向かった

 

 

 

 

 

アリーナにて・・・

 

 

ガキン!キィィン!バキィィィン!

 

 

ここでは一夏達が黒い機体に応戦をしていた

 

 

「はぁはぁ・・・なんなのよ!アイツは!」ヒュゥゥゥ

 

「なぁ?鈴?」ヒュゥゥゥ

 

「何よ一夏!今は喋ってる場合じゃ――」

 

「アイツ・・・無人機じゃないか?」

 

「はぁ?何言ってんのよ!?ISは人が乗らないと動かないのよ!」

 

「でも!アイツ、動きが機械的だ!」

 

「だから!どうするのよ!」

 

「一定のモーションの隙をついて、ヤツを再起不能にするぞ!」

 

 

一夏は黒い機体が無人機だと見破り、鈴と作戦をたてていた・・・その時!

 

 

「「一夏ぁぁぁっ!!!」」

 

「え!?ほ、箒!?」

 

「なんであんな場所にいるのよ!?」

 

「「男なら・・・男ならそのくらいの敵ぐらい倒してみろ!!」」

 

 

なんと、箒が外からよく見える場所でそう叫んでいたのだ!これに気づいたのは一夏達だけではなく・・・

 

 

「「・・・!」」ウィィィン ジャキッン!

 

 

黒い機体も箒に気づき、目標を変えて突撃していった!

 

 

「っ!?マズイ!鈴!俺をヤツ目掛けて、龍砲を撃ってくれ!」

 

「はぁっ!?何言ってんのよ!?そんな事したら!」

 

「良いから早く!」

 

「もうっ!どうなっても知らないわよ!」ドゴォォォッン!

 

「うぉぉぉぉぉっっ!」バビュゥゥゥン!

 

 

一夏は鈴の龍砲に撃たれ、一直線に黒い機体に突っ込んでいった!

 

 

「うぉおおぉおっ!箒から離れろぉぉぉっ!!!」ズザシュゥゥゥ!

 

「「!!!?」」ヒュゥゥゥ ドゴォォォッン!

 

 

黒い機体は一夏の雪片によって、観客席に落とされた

 

 

 

 

 

観客席にて・・・

 

 

一夏に落とされた黒い機体はまだ生きていた

 

 

「「・・・」」ウィィィン

 

「ひっ!?」

 

 

黒い機体の近くには眼鏡をかけた生徒が尻餅をついていた

 

 

「「!・・・」」スチャァ ブォン!

 

「っ!?キャァァァァァッ!!!」

 

 

黒い機体はその生徒に気づき、ブレードをその生徒に降り下ろした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズザシュゥゥゥ!

 

「グァァァァァッッッ!」

 

「えっ?!」

 

 

 

 

だが、眼鏡の生徒は切られなかった・・・

代わりに切られたのは・・・

 

 

「あ、あぁ・・・」

 

 

バタリ

 

 

頭を真っ二つに切られた・・・アキトだった!!!

 

 

「い、いやぁぁぁあぁぁああぁ!!!!!!」

 

 

 

―――――――

 

 

 

眼鏡生徒サイド

 

 

私は本音に誘われて、専用機の製作も程々にして、クラス対抗戦を見に来た・・・見に来たんだけど・・・

正体不明の機体が襲撃してきて、人の波に流されて、本音ともはぐれて、避難し遅れて、出口に向かっているところにあの正体不明機が突っ込んできた

正体不明機は私に気づくと、ブレードを私に切りつけてきた・・・でも私は切られなかった・・・私を庇ってくれた人が切られた・・・頭を真っ二つにされて

 

 

「「・・・」」ウィィィン ギロリ

 

「・・・」ドクドク

 

「あ、あぁ・・・」

 

 

正体不明機は庇ってくれた人を切ったあと、私に目標を変えたようだ

 

 

「「・・・」」ウィィィン ジャキッ

 

 

正体不明機はブレードを私に向かってブレードを振りかぶった・・・

 

 

「た、助けて!」

 

「「・・・」」ウィィィン ブォン!

 

 

無情にもブレードを振られた・・・でも!

 

 

「KUAAA !!!」ボゴォッ!

 

「「!??!?!」」ドバゴォッ!

 

「えっ!?」

 

 

正体不明機は何故か、吹っ飛んでいった

私は何がなんだかわからなかった・・・

 

 

「WRYYY・・・大丈夫か・・・アンタ」ツカツカツカ

 

「え・・・ア、アナタは・・・!?」

 

 

白煙の中から出てきたのは、さっき私を庇ってくれた人だった!

 

 

「そ、そんな!?だって貴方は!?」

 

ズリュ

 

「っ!?」

 

 

彼の頭が接着されてない、紙のように2つに「割れた」!

 

 

「ッチ・・・」バチィン トントン

 

「え!あ、あぁ・・・」

 

 

彼は割れた頭を手で張り合わせ、顎を叩いて微調整をした

 

 

「あぁ~・・・クソが・・・血が足りない」ボキバキ

 

 

彼は首をくるくる回し、そう言った・・・

 

 

「だ、大丈夫?」

 

 

私はそう聞いた・・・あんまりにも驚きすぎて、そう聞くしかなかった

 

 

「大丈夫?・・・クククハハハハハ♪大丈夫って?ハハハハハ♪大丈夫な訳ないだろうが・・・」

 

「ご、ごめんなさい」

 

 

彼は笑いながらそう答え

 

 

ギチィ!

 

 

「かはっ!?な、何を!?」

 

 

彼は私の首を掴みあげた!

 

 

「・・・少し、血を貰うぞ・・・いいよなぁ?」

 

 

彼は私の目を覗きながら、言った・・・その時の彼の眼は暗く暗く、紅く色付いていた・・・その眼はとても綺麗だった・・・

 

 

「あ、あぁ・・・///・・・はい///」

 

「ありがとうよ・・・」ゴキュン!ゴキュン!

 

「あぁ・・・///」

 

 

私は彼に血を吸われ・・・そのまま・・・意識を沈めていった・・・とても気持ちがよかった・・・///

 

 

 

サイドアウト

 

 

 

 

 

ノーサイド

 

 

 

バタリ・・・

 

 

「くはぁ~・・・中々に旨かったな・・・」

 

 

アキトは眼鏡の生徒から血を吸いとると、その子を客席に寝かせた・・・

 

 

「あ!アキアキ~!」トトトトト

 

「おん?のほほんか・・・」

 

 

向こうの方から本音が走ってきた

 

 

「アキアキも早く避難――ってかんちゃん!?」

 

「ん?知ってんのか?のほほん?」

 

「うん!私の親友なんだよ~!」

 

「そうか・・・ならそのかんちゃんを連れて避難しとけ」

ツカツカツカ

 

 

アキトはそう言いながら、吹っ飛んでいった正体不明機の元へと歩んでいった

 

 

「アキアキ~!そっちは出口じゃないよ~!」

 

「大丈夫だ・・・すぐに終わらせる!」バッ!

 

 

アキトは穴の空いた観客席から飛んでいった

 

 

 

―――――――

 

 

 

アリーナにて・・・

 

 

ドバゴォッ!ズザザァァァッ

 

 

「なっ!?アイツまだ生きて?!」チャキ

 

「待って一夏!様子が変だわ!」

 

 

一夏によって落とされた正体不明機は、観客席から吹っ飛ばされ、地面に激突した

 

 

「「・・・」」ウィィィン ガシャン

 

「ヤレヤレ・・・まだ生きてやがるか」シュタッ

 

「あ、暁!?なんで!?」

 

「それよりアンタ!!大丈夫なのっ?!!」

 

 

白煙の立ち込める観客席からは頭を血だらけにし、制服を赤く染めたアキトが降りてきた

 

 

「アキト!早く避難しなさい!コイツは私達がやるわ!」

 

「「暁!聞こえるか!?正体不明機は織斑達に任せて、お前は早く保健室に行け!」」

 

 

アリーナにいる、鈴や管制塔からの千冬の忠告に対し・・・アキトは・・・

 

 

スゥゥゥッ!

 

「ヤァァアカァァアマァァァシィィィィィッッッ!!!」

 

「「「「「「っ!?」」」」」」ビリビリ

 

 

アリーナ全体を震わせる程の咆哮をあげた!

 

 

「あ、暁・・・?」キィィィン

 

 

一夏は耳を押さえながら、アキトを見た

 

 

「っ!?」

 

 

今のアキトはドス黒いオーラを纏っていた・・・そして正体不明機に向かって指を突きつけると・・・

 

 

「テメェ・・・テメェだけは俺がケリをつける・・・ケリをつけなきゃぁぁぁぁぁっっっーーーーー!気が済まない!!!」バァン!

 

┣〝┣〝┣〝┣〝┣〝┣〝┣〝┣〝┣〝┣〝┣〝┣〝┣〝

 

 

そう言って!核鉄を取りだし!「覚悟」を叫んだ!

 

 

「武装錬金!!!!!!」ガチャ バァァァッ!

 

 

アキトは「朧」を纏うと・・・

 

 

シュッン!

 

「WRYYYYYYYYYYYAAAAAA !!!」ドバキィィィッッッ!

 

「「!?!!??」」ドゴォォォッン!

 

 

正体不明機の懐に一瞬で入り、強烈な一撃を喰らわせた!

正体不明機はアリーナの壁に激突した・・・されど!アキトの追撃は続く!

 

 

「KUAAAAAAAAAAAA !!!」ガシィッ

 

「「!?」」

 

 

バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキ!

 

 

アキトは正体不明機の頭?掴むと壁にぶつけ!そのままひきずっていった!

 

 

バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキ!

 

チャラン カラン カラン 

 

 

ひきずって行く事により、機体の部品が削られていった

 

 

ズリャリャリャリャリャ!

 

「ドラァッ!」ブゥゥウッン!

 

「「・・・」」ズザザァァァッ

 

 

アリーナの壁を一周すると、アキトは正体不明機をアリーナ中央に投げた。

正体不明機はピクリとも動かなくなった。

 

 

ザッザッザッザッザッ!

 

 

アキトは正体不明機に近づき・・・

 

 

「織斑ぁ!凰!セシリアぁ!聞こえるかぁ?!やるぞ!」

 

 

周りにいる専用機持ちに呼び掛けた

 

 

「な、なんだよ?!暁!」

 

「アキト!どうする気?!」

 

 

一夏と鈴は何がなんだか、わからなかったが・・・セシリアはというと

 

 

「なるほど・・・そういう事ですわね」ビュッン

 

 

セシリアはアキトの言った事を理解したのか、ブルー・ティアーズを纏い、正体不明機に近づいた

 

 

「セシリア・・・行くぜダメ押し!」ジャキィン!

 

「えぇ!もちろんですわ!」ジャキ

 

「「えっ?」」

 

「確実にくたばれスクラップ!」

 

 

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!

シュバババババババババババババババババババババババ!

 

 

その声が合図となり、アキトは正体不明機に向かってナイフを投げまくり、セシリアは正体不明機にライフルやビット攻撃をしまくった・・・

 

 

「う、うわぁ・・・」

 

「こ、これは・・・」

 

 

 

 

 

 

管制塔にて・・・

 

 

「お、織斑先生・・・こ、これは・・・」

 

「あのバカめ・・・やり過ぎだ」

 

 

 

 

 

 

アリーナにて・・・

 

 

正体不明機は元の原型を留めてなく、すでに鉄の塊へと姿を変えた

 

 

ズガガガ カラカラカラ

 

 

「あら・・・ビーム残量がなくなってしまいましたわ?アキトさん?」

 

「俺の方もナイフが無くなったぜ・・・朧、ヤツは?」

 

「「正体不明機体ノ完全大破を確認・・・マモナク爆発シマス」」

 

「そうか・・・ならこう言っとくか・・・」

 

 

アキトは朧から正体不明機の状態を聞くと、右手を顔に持っていき、左手の人指し指を正体不明機に突きつけると・・・

 

 

「自称天災科学者・・・貴様!!見ているな!!!」バァーッン!

 

 

「「!」」チュドォォォーーーン!

 

 

そう言うと、正体不明機は跡形もなく吹き飛んだ!

 

 

「ケッ・・・ザマァみやがれ・・・」

 

 

 

―――

 

 

 

とある研究室にて・・・

 

 

「「自称天災科学者・・・貴様!!見ているな!!!」」

 

ブツン! ザー ザー ザー

 

 

「な、な、な、な、なんだよ!?なんなんだよ!?お前は!?暁アキト!!!」ガシヤァン!

 

 

 

この映像を見ていた、ウサギ耳の科学者はモニターを壊したそうな・・・

 

 

 

 

 

 

←続く

 




統合しますた。

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