人外になった者   作:rainバレルーk

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息抜き作品・・・続くかも?

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第零章『欧州血界人』
世界よ!!俺は人間をやめるぞぉぉぉ!!!


 

インサイド

 

 

――インフィニット・ストラトス――通称『IS』。

 

それは2012年に篠ノ之束氏により開発された人類史上最大の発明である。

この発明品により、今までの兵器はガラクタと成り果てた。

一年前に起こった『白騎士事件』などはまだ記憶に新しい。

 

 

しかし・・・その人類史上最大の発明は最大の欠陥を持っていた。

それは・・・〈女性〉にしか使えない事だ。

 

これにより世界は男尊女卑ならぬ女尊男卑になった・・・それから1年後。

 

 

「何寝てんの!起きなさい!」バキッ

 

「げハッ!」

 

「きゃは♪ざまぁ無いわね♪」

 

前置きが長かったね?

・・・今僕はどこかの廃墟にラチられて金属バットで暴行を受けている・・・何故だ?

 

 

「オラッ!オラ!」

 

「ぐぶっ!ゲハッ」

 

「きったなーい!靴が汚れたらどうすんのよ!このビチグソがぁ!」バキッ

 

「カハッ!」

 

・・・そうだ・・・僕は・・・友人を庇って・・・コイツらにラチられたんだ・・・

 

 

「ほらアンタもヤるのよ」

 

「え、でも・・・」

 

「私たちは偉いのよ!このビチグソにそれを教えてあげないと!」

 

「ならアタシが先にやるわよ?オラッ!」バキィッ

 

「ぐぶっ!」

 

 

IS が出てきてからこういう輩が増えた・・・今じゃあ人女性人権優先団体まで出てくる始末だ・・・ヤレヤレ。

 

「ねぇ?もっといい声でなきなさいよ?えぇ?」ギチッ

 

「グググッ・・・」

 

 

いい声でなけだぁ?何言ってんだ?このアマは?こちとら顎の骨が砕けてんだぞ?泣けるかアホ。

 

「何睨んでのよっ!」バキッバキッバキッ

 

[グゲッ!ゲハッ!グハ]

 

「ちょっと!もういいでしょ!これ以上は死んでしまうわよ!」

 

「何?アタシに文句でもあるの?」

 

「空気読みなさいよ?バカねぇ?」

 

「ほらアンタも早くヤるのよ」

 

「い、いy」

 

「嫌なんて言わないでよ?ヤらなかったら今度はアンタよ?」

 

「ひ!それは嫌!」

 

「ならヤるのよ!さぁ早く!」

 

このアマは最悪の部類に入るクソだな。

・・・ツーかそろそろヤバイな・・・意識が朦朧としてきた。

 

「う、うん・・・」スラッ

 

「グググッッッ・・・」

 

「ご、ごめんね・・・」ボカッ!

 

「ガハッ!」

 

「それでいいのよ!それで!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「アハハハ♪ざまぁ♪」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・!

 

「何とかいいなさいよ!このマヌケ!」バキィッ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・くい!

 

「それでどうすんのよ?この男?」

 

「バカね、その為にガソリンを持ってきたんでしょ?」

 

・・・・・・・・・・・・・・・憎い!

 

「そっか~焼くんだね~!あったまいい!」

 

「そ、そんな!この人は私たちのクラスの人よ!そんな事すれば!」

 

「何?いやなの?いやなんて言わないでよ~、私たち[友達]でしょ?それとも何?アンタもこうなりたいの?」

 

「!いや!そんなのいや!」

 

「だったら!いいのよ!ほらガソリンまきなさいよ」

 

・・・・・・・・・・・・憎い!憎い!

 

「どうせママに頼んでもみ消してもらうから」

 

・・・・・・・・・・・・憎い!憎い!憎い!

 

「う、うん・・・」

 

「フン・・・コイツが居なくなれば、学校のバカな男達も私に逆らわなくなるわ!アハハハ♪」

 

ドポドポ

 

憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――コイツはヒデェな・・・――

 

 

 

?・・・・・・・・・・・・・・・誰・・・?

 

 

――ん?なんだお前?俺の声が聞こえんのか?――

 

 

「あぁ、あぅ・・・!」

 

「うるさいわよ!」ガスッ

 

「ギェ!」

 

――どうやらお前しか聞こえてないようだな――

 

た、助けてくれ・・・・・・!

 

――無理だな――

 

そ、そんな・・・・・・・・・

 

――しかし・・・ククク♪・・・そうだ、お前に力を与えてやろう――

 

・・・・・・・・・え?

 

――力だ!力!お前がまだ死にたくないなら・・・力をやろう――

 

・・・・・・・・・力・・・?

 

――ここに己を憂う力がある――

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

――欲しいか?――

 

・・・・・・・・・・・・しい

 

――欲しいか!――

 

・・・・・・・・・・欲しい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――なら、くれてやる・・・おめでとう。君は『選ばれ、選んだ』。カカカ♪――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノーサイド

 

 

 

 

パチパチパチパチゴォォォ・・・・・・

 

 

廃墟が燃える燃える燃える燃える燃える

 

 

「へ~~!よく燃えるわね~」

 

「アンタ、ガソリン使いすぎよ」

 

「きゃは♪ごめんごめん♪」

 

「・・・」ガタガタ

 

その燃える廃墟をみながら談笑する少女達・・・まるで一仕事を終えたかのようだ・・・実際そうなのだが

 

 

「でもこれじゃあ~警察とか煩くなくなくない?」

 

「いいのよ、どうせバカな男達には私たちは捕まえられないわよ」

 

「そうだよね~」

 

「・・・・・・」

 

「早く帰るわよ!警察がくるまえに」

 

「はーい」

 

「う、うん・・・え?な、何あれ・・・」

 

少女達がその場を去ろうとしたとき・・・炎の中から人影がでてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「WWWWWWWWWwWWWWWWWWWwRRRRRR RRRRRRYYYYYYYYYYYYyyyyyyy!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その人影は先程少女達にリンチにあった少年であったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「え!!!!!?な、な、な、ななんでアイツ生きてんのよ!?」

 

「し、知らないわよ!は、早くにげるわよ!」

 

「ひぃ!」

 

 

 

少女達は逃げようとした・・・・・・しかし!

 

 

 

ジャララララララ バチン!

 

 

 

 

「「「キャア!!?」」」

 

 

少年がなげた鎖によって阻まれた・・・

 

 

「ギャー!!?アツイ!アツイわ!」

 

「足!足が!」

 

「痛い!!痛いよぉ!!!」

 

 

 

炎で焼けた鎖は少女達の足の肉を焼き、骨を砕いた。

馬鹿に嫌な音と臭いが立ち込める。

 

 

ザッザッザッザッザッザッ

 

少年は少女達に近づいていく。

 

 

 

「い、いや!!!こ、こないで!」

 

「助けて!助けて!足が足が!」

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!」

 

 

ザッザッザ

 

少年は少女達の目の前までに来て、静かにこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嫌だね」

 

ザシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――

 

 

 

テレビ『昨日のよる8:00頃M県M市の廃工場後にて火事がありました。その付近では2人の10代の女性遺体が発見されました・・・遺体は斜めに切り裂かれており、この現場の近くで保護された少女は錯乱して意味のわからない事を供述しており―――』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

←続く

 




以上!終わり!

なんて中途半端なんだ!

コンチキショウ!

続く可能性はあるか?どうだろ?

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