仮面ライダー Chronicle×World   作:曉天

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第十九節 弱点

 風が吹いている。

 熱い風だ。

 

 黄土色の砂吹雪が、太陽の光を浴びて、その粒子の一つ一つに熱を孕んでいる。

 砂粒がカーテンのように折り重なり、その中心から広がる熱がシナプスのように繋がって、熱い風を吹かせている。

 

 その砂の暗幕の中で、風見志郎・仮面ライダーV3とウルガ、黒井響一郎・仮面ライダー第三号が、それぞれ向かい合っていた。

 

 風見と黒井が背中合わせになり、ウルガとバッファルが彼らを向き合っている。

 

 「気を付けろ」

 

 風見が言った。

 

 「奴らの事は、あんたよりも知っている」

 

 黒井が返した。

 言いながら、第三号がバッファルに向かって駆け出してゆく。

 

 バッファㇽが迎撃の姿勢を取った。

 

 黒井ライダーは、バッファルに跳び掛かった。

 ジャンプで勢いを付けて、頭部にパンチを落としてゆく。

 

 バッファㇽが横に跳んだ。

 それを追って、三号ライダー・黒井が、蹴りを放った。

 バッファルの左腕が、黒井の右のキックをガードする。

 そのガードの下から、左の蹴りを跳ね上げて来た。

 

 黒井はその場で軽く跳んで、バッファルの蹴りを身体の下に通り過ぎさせる。

 着地した黒井は、身体を跳ね上げ、バッファルの胴体に組み付いていった。

 

 が、バッファルは強く羽ばたいて後退し、黒井の手から逃れる。

 しかも、バッファルを後退させる羽ばたきは、第三号に風を向ける事になる。

 

 バッファㇽが後退するのと、その羽ばたきの風で、黒井は彼を取り逃した。

 

 ライダー第三号の間合いから離れた所で、バッファルは砂地を蹴り、羽ばたいた。

 黒井の頭上に位置する。

 

 砂漠の空に舞い上がるコンドルの改造人間が、逆光の中から、蹴りを落として来た。

 狂暴な爪を持った蹴りだ。

 

 黒井が迎撃のパンチを打ち上げる。

 バッファルは咄嗟に足首を返し、足の裏でパンチを受け、同時に膝をたわめた。

 黒井ライダーの突きの威力が、膝の所で逃れ、足を伸ばす勢いでジャンプ。

 

 バッファルは宙でくるりと一回転して、三号のコンバーター・ラングを蹴り上げた。

 左腕でブロックしたが、黒井は、何か妙なものを感じていた。

 

 ――力が出ない……?

 

 本気の蹴り。

 本気のタックル。

 本気のパンチ。

 

 その筈が、どうしてか、悉く躱されてしまう。

 

 何だ、これは⁉

 

 戸惑う黒井ライダーに、バッファルが仕掛けた。

 

 

 

 

 「どうしました⁉」

 

 ウルガが、V3に対し、猛攻を仕掛けている。

 太い腕と、鋭い爪が繰り出す攻撃は、強化服や装甲さえも傷付ける。

 先程まで、自分の知識を得意げにひけらかしていた男とは思えない凶暴さであった。

 

 連続で打ち出される爪による切り付けを、風見・V3は、受け、躱し、防ぎ、カウンターを狙った。

 

 しかし、そのカウンターのタイミングで、ウルガは指向性衝撃波を放ち、V3を間合いの外に吹っ飛ばしてしまう。

 

 この直撃が、装甲を貫いて肉体を害する事を理解している風見は、どうにか受けまいと回避行動に出る。

 すると、ウルガが一っ跳びに距離を詰めて来て、近間から攻撃を繰り返すのだ。

 

 獰猛ながらも、狡猾な手口であった。

 自分は、その爪で敵を引き裂こうと近付いて来ながら、いざ反撃をされるとなると、衝撃波で相手を吹き飛ばしてしまうのだ。

 

 「防戦一方ですね……」

 

 ウルガが、距離を保ったまま、積極的に攻めてゆかないV3に言う。

 熱風でマフラーをはためかせるV3は、ウルガを警戒しながら、どうにか反撃のチャンスを窺っていた。

 

 「虫けららしく、ぴょんぴょんと跳んでみたらどうですか……」

 「――ちっ」

 

 風見が舌を鳴らした。

 

 それが出来ないから、このような事になっているのだ。

 

 強化改造人間第一号・本郷猛。

 彼の身体は、飛蝗の能力を再現するように造られている。

 

 彼のデータを基に新たに造られたのが、一文字隼人を筆頭とする強化改造人間第二号である。

 更に、第一号が自らの肉体に合わせて、二度に及ぶ強化服の新調をした。

 第二号は、ショッカー本部に於いて急造ショッカーライダーから強奪した強化服を装着するようになった。

 

 こうした二人の強化改造人間から改造手術を受けたのが、V3だ。

 二六の秘密を持っているものの、ベースとなっているのは同じボディである。

 

 さて、強化改造人間第一号に、身体の二〇倍もの距離を跳躍出来る飛蝗の能力が与えられたのは、戦闘下に於けるヒット・アンド・アウェイ戦術に利用可能であると考えられたからだ。

 

 又、脚部のスプリング及びアブゾーバーの機能を持ったブーツは、空挺に際して着地の衝撃を和らげる目的もある。

 

 だが、それは、足場が確保されている上での事だ。

 

 硬いコンクリート。

 ビルの壁面。

 土の地面。

 岩の表面。

 

 しかし、その足場が、ライダー・ジャンプに耐えられない脆さ、柔らかさであった場合、ライダーの最たる武器である跳躍力を、充分に発揮出来ない事になる。

 

 V3が、砂地での戦いを苦手とするのは、その為だ。

 それは、第一号、第二号、そして、第三号とても同じ事である。

 

 ウルガはそれを分かっていて、あのように言ったのであった。

 

 

 

 

 結城丈二と、松本克己は、V3とウルガ、第三号とバッファルの戦いを見ている。

 どちらも、フィールドの相性の悪さに、苦戦を強いられていた。

 ウルガは、その指向性衝撃波を移動に転用する事で、バッファルはその翼による飛行能力で、ライダーたちを翻弄している。

 

 跳躍力ではなく、カセット・アームによる戦闘がメインの結城丈二・ライダーマンであれば、話はまた違って来るのであろうが、そもそもウルガとバッファルの戦闘力はかなりのものだ。

 

 ここで参戦したとて、何かが変わる訳でもない。

 

 一方の克己は、左腕の修理を頼もうとしていたアシモフが疲弊している為、その手術を出来ないでいる。

 片腕を失い、その状況に慣れていない自分が、強化改造人間第四号として黒井の援護に向かったとして、寧ろ足手纏いになりかねない。

 

 どうするか――

 

 そう思った所で、不意に結城が立ち上がった。

 上着を脱ぐと、下には、ライダーマンの強化服を既に着込んでいる。

 自分のバイクを呼び寄せ、シートから、ヘルメットを取り出した。

 それを被ると、結城丈二の肉体は、ライダーマンのそれとなる。

 

 当初は、カセット・アームの右腕のみが機械であったが、プルトン・ロケットの爆発に巻き込まれ、瀕死の所を神啓太郎に改造されて、カイゾーグのプロト・ボディとなっている。

 その後、ネオショッカー大首領を宇宙空間で爆発させた際、改めて改造を施していた。

 

 克己が、傍に立ったライダーマンを警戒する。

 

 結城・ライダーマンは、ベルトのスロットから、カセットを取り出した。

 それを右肘に挿入し、アタッチメントを起動させる。

 カセットに封入されたアタッチメントが、カセット・アームと合体し、右腕を変形させる。

 

 「オペレーション・アームだ」

 

 結城が、克己に言った。

 オペレーション・アームは、その名の通り、機械の修理などに用いられる。

 

 「君の腕を直そう」

 「へぇ⁉」

 

 イーグラが、驚いたような声を上げた。

 

 「良いのかしら、ライダーマン」

 「背に腹は代えられぬ……」

 

 結城は克己を立たせて、服を脱がせた。

 張りのある人工皮膚で覆われた上半身の中で、左の肩のみが、機械の面を覗かせていた。

 動力開放スイッチの備わった左腕を接続する事で、克己は、強化改造人間・仮面ライダー第四号の力を発揮する。

 

 「敵だぞ、俺は」

 

 克己が言った。

 自分の腕が直る事は、望むべくもない事だが、それを結城が言い出した事に、克己も僅かに驚きを覚えていた。

 

 「それでも構わない」

 

 ライダーマンは言う。

 

 「君とは、正々堂々と、戦わねばならないと思う」

 「む……」

 「左腕を貸してくれ」

 

 克己が、スカイライダー・筑波洋に破壊され、形ばかりは修理してある左腕を、ケースから出して、結城に手渡した。

 

 「君のような男が、ショッカーに与しているのが、分からん」

 

 ライダーマンはそう言いながら、オペレーション・アームでの手術を開始した。

 

 

 

 

 バッファㇽが、空から黒井ライダーに攻撃を仕掛ける。

 打ち込まれる足の爪を、横に逃げて躱した黒井は、その動きのまま、空にパンチを駆け上がらせた。

 

 バッファルは大きく羽ばたいて上昇し、パンチを避けてしまう。

 ライダー三号は、ジャンプしてそれを追おうとするも、足場が悪い。

 バーニアでより高く跳ぶ事は出来るが、それでも、バッファルが翼を使う方が速い。

 空中で攻撃されては、避け切れない。

 

 空挺兵である第四号でさえ、空中での動体制御は激しくスタミナを消耗する。

 

 バッファルは旋回して三号ライダーに襲い掛かった。

 鋼のように固い脛を、縦に打ち下ろして来る。

 

 両腕を交差させて、頭の上で受けた黒井は、バッファルの右脚を掴んだ。

 右手で、爪先。

 左手で、踵。

 そのまま、足首をひねり、膝ごとねじり折ってやろうとする。

 

 その力の方向に、バッファルが回転した。

 巨大な翼が生み出すパワーは、黒井のバランスを崩した。

 しかも、そのバランスを崩したライダー三号・黒井に、バッファルの左脚が襲い掛かる。

 

 咄嗟に顔の横にやった腕が、仮面に激しくぶつかった。

 

 着地したバッファルが、体勢を整え切れない黒井の太腿に、蹴りを見舞った。

 強化服越しに肉体を斬る、大鉈のような蹴りだった。

 

 次のローを、今度は、脛で受けた。

 ライダーの脛は、鉄のブーツで保護されているが、バッファルの蹴りと黒井のガードの瞬間、分厚い鉄の塊をぶつけあうような音がした。

 

 バッファルの体重を、滑空・飛行へと至る為の跳躍力を生み出す、ライダー以上の脚部の筋力が生み出すパワーと、それに耐え得る筋肉の硬度が、鋼鉄と同等なのだ。

 その脚力で、バッファルは同じ脚を使って、繰り返し蹴り付けて来た。

 

 それは、黒井がガードをして、ガードを解く、その間隙よりも早い。

 

 一発目は、ガード出来る。

 次の蹴りを、太腿で受ける。

 三発目に、脛が間に合う。

 この次、ミドルへとバッファルのキックが走る。

 バッファルの足が着地。

 刹那、五発目のキック。

 ボディへのこれを、脛で受けた。

 

 二発に一度、黒井はバッファルの蹴りをガードし、二発に一度、喰らった。

 

 太腿と、ミドル。

 二択でありながらも、それらをランダムに繰り出す、バッファルの素早いキックに、ライダー三号は防戦一方である。

 

 バッファルは、ほぼ軸足のみで、何分間も立っている事が出来そうであった。

 しかもその間、何発でも蹴りを叩き込める。

 脚だけではなく、体幹やバランス感覚が、著しく発達しているのだ。

 

 片足立ちというアン・バランスな状態は、組み技メイン黒井にとって、タックルにいき易いし、蹴り足を取って脚関節を極める事も用意の筈だ。

 

 それを、バッファルは速度で補っている。

 強化改造人間の感覚さえ凌駕する速度は、単に、改造手術を受けただけでは得難いものだ。

 

 元々、格闘技を良くしたのであろう。

 ムエタイか、キック・ボクシングか。

 

 ショッカーの改造人間に選ばれるのは、極めて優秀な人間だ。

 例えば本郷猛は、知能指数六〇〇、ボクシングをやり、オートバイの技術は超一流だ。

 

 黒井は、どうか。

 

 頭は良かった。

 人よりも、物覚えは良かったし、算盤だって誰よりも早かった。

 何でも出来た。

 周りから妬まれ、除け者にされる程度には、優秀だった。

 

 黒井響一郎が餓狼となったのは、何も、終戦後に他の者たちと和合出来なかった為ばかりではない。

 

 優れていたからだ。

 顔も、良い。

 背も、高い。

 勉強も、出来る。

 身体を動かす事だって、得意だ。

 絵で入選なんて簡単だし、唄だってすぐにでもレコードを出せる。

 周りの人間よりも、頭一つか二つ分、黒井は飛び抜けていた。

 

 出る杭は、打たれるのだ。

 

 杭の方に、他の人間全てを黙らせる要素があるなら、良い。

 人当たりが良いとか、誰も追い抜けない程のものであるとか。

 

 それこそ、仏陀やキリストのクラスだ。

 

 いや、彼らにしても、“悟った”という自覚を狂人と見なされ、石を投げられ槍で貫かれている。

 

 余りに優れた人間を、他の人間は許さない。

 どうにかして、排除しようとする。

 

 黒井が、フォーミュラ・カーで一番になれたのは、この怨みがあったからだ。

 

 戦争に敗けた者たちが、勝者たちに媚び諂う姿への嫌悪。

 誰より優れ、誰より称賛されるべきである自分が排斥される事への怨恨。

 

 そうした黒々とした炎を胸に、黒井響一郎は駆け上がって来た。

 

 お前も、そうなのだろう。

 

 バッファル――

 

 お前がウルガに心酔しているのは、ウルガが頭の良い奴だからだ。

 所詮はちんぴらであるにしても、言葉巧みに人心を動かすウルガに、憧れたからだ。

 

 お前には、そういう事が出来ないのだな。

 出来ないという一点に於いて、お前は、出る杭だったのだ。

 

 人よりも劣る。

 人よりも弱い。

 

 それで莫迦にされて来たのか。

 俺には、分かるぞ。

 

 お前のキック……

 お前の戦い方……

 

 俺を翻弄しているようだが、お前が決して器用ではないタイプという事は分かる。

 少なくとも、こうやってキックやパンチを繰り出している時、お前は真っ直ぐだ。

 莫迦正直だ。

 純粋と言っても良い。

 眼を背けたくなる程、一途だ。

 哀しい程に、実直だ。

 

 お前に何があったかは、知らない。

 けれども、お前が、不器用なりに生きて来た事は、分かる。

 

 不器用なお前の事だ、ウルガの言葉に簡単に乗っかってしまう。

 でも、それも、お前の心が真っ直ぐだからだ。

 

 このキックに、全てが載っている。

 お前の全てが、このキックから伝わって来る。

 お前の中にある、コンプレックスのようなものを、全てぶつけられるのが、格闘技だったのだ。

 

 人よりも劣る事を、それに対する悔しさをばねに、やって来たのだ。

 

 例え、脳改造を受けていても、身体に刻まれた記憶は、決して消えない。

 お前が、ショッカーの兵器として、人間たちの総数を減らすべく造り替えられたとしても、奪われなかったもの。

 冷たい鉄のメスやドリルにも、屈しなかったもの。

 

 それが、この格闘技なのだな。

 

 「――っ」

 

 黒井は、身体が大きく傾いた事で、はっと我に返った。

 蹴りを受け続けた左脚が、がくんと、折れた。

 もう少しで、膝を地に着く所であった。

 

 僅かに下がった三号ライダーの頭に、バッファルの右ストレートが迫る。

 拳が、ヘルメットとクラッシャーとの接合部に、ぶつかって来た。

 重ねられた鉄の牙に、ぴしりと、亀裂が走る。

 

 ――今だ。

 

 黒井は、バッファルの手首を掴み、跳んだ。

 両脚を、バッファルの右腕に絡めてゆく。

 

 このまま、パンチの勢いを利用して投げ、肘を極める心算だった。

 

 堪えた。

 

 バッファㇽが、ライダー三号を右腕に取り付かせたまま、倒れるのを堪えた。

 

 黒井は瞬時に、脚を組み替える。

 右足を伸ばし、バッファルの左の頸に巻き付ける。

 左足は、バッファルの腕に沿って、うなじに回した。

 バッファルと更に密着して、体重を掛ける。

 

 流石に、膝から崩れた。

 

 まだ片膝を着いただけであるが、仮面ライダー第三号・黒井の両脚と、バッファル自身の右腕が、彼の頸動脈を絞めている。

 

 三角絞めだ。

 

 これが極まったら、もう、抜け出せない。

 

 しかし、何とバッファルは、黒井の身体に左手を添え、持ち上げてしまった。

 

 ――莫迦な⁉

 

 鉄のブーツに挟まれた上、酸素供給を遮断している。

 

 だのに、まだ、こんなパワーが残っているとは⁉

 

 太陽への供物のように、三号・黒井を掲げたバッファルは、そのまま、黒井を地面に振り下ろした。

 

 砂地とは言え、落下の衝撃はある筈だ。

 その衝撃が、ほぼ強化服とヘルメットによって軽減されるにしても、微かにでも影響はある。

 この微かな影響が、改造人間同士の戦いでは、有利にも不利にもなる。

 黒井が、バッファルから離れようとするが、バッファルは離さない。

 

 例え地面がマグマであっても、自分諸共相手を滅ぼそうと身を投げる――そういう気概が、感じられた。

 

 だが、その直前、バッファルは転倒し、叩き付けに使う力を緩めた。

 落下が早まった黒井の背に、鉄の掌が押し当てられ、速度が緩められる。

 バッファルのみが、顔面から、砂にぶち当たってゆく事となった。

 

 「間に合ったな……」

 

 鉄板の為にくぐもった声が、黒井の肩越しに掛けられる。

 

 「克己!」

 

 背中に感じる手は二つ。

 見れば、強化改造人間第四号・松本克己が、飛蝗の仮面を被って、そこにいた。

 

 バッファㇽの足首には、ロープが巻き付けられており、その先にはライダーマンの右腕があった。

 ロープ・アームだ。

 

 「踊るぞ、黒井……」

 

 克己・ライダー四号が、克己に背中を向け、つまり、V3と戦っているウルガに眼を向けて、呟くように言った。

 

 「死神のパーティ・タイムだ」


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