皆さん、こんにちは。hossiflanです。
まずは東方楽曲伝第6章を読んでいただきありがとうございました!
第6章中でグンとお気に入り登録数も増え、更に評価、感想をいくつもいただきました。嬉しい限りです。
では、解説の方に移りましょう。今回も小説家になろうに投稿している東方楽曲伝第6章のあとがきを参考にしています。
第6章のテーマは『守ること』です。
この章で響さんは初めて『守られる側』の気持ちを知りました。そして、何かを失うという恐怖も覚えましたね。そのせいで【魂の残骸】が暴走してしまいました。
さてさて、細かい設定などを紹介しますね。
・雅の炭素について
第4章で雅の弱点が『炎』だとわかりました。触れただけで一定時間、炭素を操れなくなるほどです。ですが、正式な式神になった雅はガドラの炎を真正面から受け止めても能力を失うことなく、防御していました。
もしかして炭素に炎耐性が付いた? と思う方もいたと思います。ですが、実は全くの逆で雅の炭素は『格段に燃えやすく』なりました。
では、何故、炎を受け止め、能力を失わなかったのか。
それは、すぐに燃え尽きて他の炭素に燃え移らないからです。
つまり、雅の炭素は仮式の時よりも炭素の粒子が細かくなり、炎に触れた瞬間燃え尽きてしまうのです。
実は雅が炎に触れると能力を一時的に使えなくなるのは能力そのものがなくなるのではなく、コントロールする炭素を集めるのに時間がかかってしまうためです。
雅の炭素は所謂、磁石のような性質を持っていまして皆さんも一度は見たことがあると思いますが、磁石を蹉跌に近づけると引っ付くのと同じ感じです。更に磁石にくっ付いた蹉跌に別の砂鉄が付く、と言えばいいのでしょうか。つまり、雅の炭素は核となる炭素に別の炭素をくっつけ、そのくっ付けた炭素に別の炭素をくっ付けてコントロールしている、といった感じです。わかり辛いかもしれませんが、磁石に釘を付けてその釘に別の釘をくっ付けられるのと同じかと。
雅が炎に触れてしまったらその核ごと燃えてしまうので核を作り出すまでに時間がかかってしまう、というわけですね。
ですが、式神になった雅の炭素は他の炭素に燃え移る前に燃え尽きてしまうので核となる炭素がなくなりません。だからこそ、炎に触れても能力を失わずにすみました。
燃え尽きるなら防御出来ないんじゃね? と思う方もいるでしょう。その仕掛けは大量の炭素を炎にぶつけてエネルギーを消費させる、といった感じです。言っちゃえば物量で対抗しています。
雅は式神になったことによって『炭素を操る精度』が増した、ということです。
第6章の解説はこんな感じですね。ちょっと急いで書いていますので抜け落ちている部分があるかもしれませんが、気になったことがあればいつでも聞いてください。答えられる範囲でお答えします。
それでは次回予告と行きましょう。
第7章は……そうですね。ものすごく難しいです。
実は第6章では過去編、一度も出て来ていませんでした。
その分、というわけではありませんが、第7章では過去編の方でも色々問題が起きます。響さんとキョウの運命はいかに!?
なお、第7章は前編、第8章は後編、のような形になっております。
そう、あいつと初めて戦います。あいつって誰や。
とりあえず、サブタイトルいきます
第7章のサブタイトルは~unconscious memory~
完全に直訳ですので、調べればすぐにわかると思います。
第7章はあんまり楽しく読めないかもしれません。ご了承ください。あ、内容がつまらない(と信じたい)のではなく、お話しの展開的にバッドぽいので。
それでは、今回の後書きはこの辺で。
明日から始まる第7章、お楽しみに!
では、お疲れ様でした!