リアル?モンスターハンター 異世界に飛んだ男の帰宅物語?   作:刀馬鹿

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見切り発車で出発進行!
さぁ、主人公の運命はいかに!?
マジでお手柔らかにお願いします。


2011 11/11追記
この物語は、第一部こそ面白いと思われる方が多く、それ以降はつまらないと思われる方が多いようです。
過度な期待はしないでください。
後、部屋は明るくして、身体に悪いのであまりぶっ通しで読まないで、こまめに休憩をとって読みやがってください

南の千秋(せんしゅう)っぽく言ってみたwww


狩猟の世界
現世での自分


序章

 

俺の名前は鉄刃夜《くろがねじんや》。

十八歳。男。身長、標準よりも上。体重、平均よりも少し重い。純正日本人。黒髪黒目。

容姿は普通よりは上かもしれないが、生まれてこのかたもてたことなどありはしない。

それはそれで楽でいいが。

 

 

ここまでならば名前を除けば普通だろう。だが俺には……俺の家は少々普通とは違った。

俺の家は刀鍛冶…というよりも刃物屋を経営している。俺はその店の跡取り息子だ。

昔は天皇陛下なんかにも刀を献上することを許されるほどの腕前だったらしい。

今もその鍛造の腕を絶やさぬように日夜家の工房には鉄を打つ音が響いている。

他にも特殊といえば剣術も強い。昔からの実践剣術を伝えている。

一気にファンタジー臭くなるが、『気』を用いているため、ぶっちゃけ普通の人間だとチンピラ程度が百人束になってかかってきても全然怖くない。

実際何度かむかついたチンピラを吹っ飛ばしたことがある。

 

 

そんな平凡などとは全く言えない俺だが…それを大っぴらにしてはいない。

実家が刃物屋ということは俺と多少親しい人間は知っているが、後者に関しては基本誰にも話さない。

裏の世界ではそこそこ有名なので護衛依頼なんかがきたりはするが…俺は依頼を受けたことはない。

もっぱら依頼を受けるのは親父の仕事だった。

 

 

俺は幼少のころから両方とも血の小便が出るほどに鍛えさせられた。とくに後者。

あの訓練の日々は正直思い出したくもない。トラウマといってもあながち間違いじゃない。

臨死体験も何度もしましたよ……。

しかしそれを辛いと思ったことはなかった。

 

なぜなら刀が、刃物が大好きだったからだ。

 

なんだかんだで俺も鉄一族の血をしっかりと受け継いでいるらしい。

その努力あってか、俺はどちらも免許皆伝

(後者に至っては判断基準がひどくあいまいだ。そもそも正式な剣術ではないので位はない。とりあえずある程度の腕を有していれば問題ないとされている)

レベルの腕にはなっていた。

 

 

あの真っ赤な鉄をたたくのが、楽しくて仕方がない。

鉄を研いでいる時の、あの鉄臭い匂いと、あの独特な音が俺は好きだった。

 

刀の軌跡、斬り裂く空気の音。

刀の確かな重み。

どこをとっても刀ってのは世界に誇れる武器だと思う。

完全に危ない発言だとは思うが、好きなものはしょうがない。

開き直ってるかもしれないが、まぁいいや。

 

 

このまま生きていき、きっと鍛冶士になって一生鉄を打って、たまに依頼なんかを受けて生きていくんだと思っていた。

そんな時期が俺にもありました…。

 

 

朝起きたらとんでもないことになっているとか……誰が予想して生活しているかね

 




書きたいから書いた。言えることはそれだけであります……。
べ、別に怖いなんて思ってないんだからね!
さ~て主人公はいったいどうなるんでしょう! 
……本当にどうなるんだろうなぁ(遠い目)……


2011 6/7
皇帝陛下→天皇陛下 に修正
teru様 どうもありがとうございました!

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