艦隊これくしょん~“楽園”と呼ばれた基地~   作:苺乙女

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さて、68話が終わりました

今回のお話は、題名の通り大運動会です

紺ブルマに着替えた艦娘達が大活躍します

※紺ブルマは作者の趣味です


69話 艦娘大運動会(1)

横須賀の広大なグラウンドの上空に、数発の花火が打ち上げられた

 

「ただいまより、横須賀鎮守府合同運動会を始めます‼︎出場チーム入場‼︎」

 

壇上に上がった横須賀が、テンション高めで開会式をしている

 

そんな俺は、何故か実況席にいる

 

「レイ、後はお願いね‼︎そこに書いてある旗艦ともう一人を紹介していって⁇」

 

「へ〜へ〜」

 

とは言うが、本当に名前しか書いていない

 

「仕方無い…」

 

まずは横須賀チーム

 

「最初に入場するのは横須賀チーム‼︎徒競走なら誰にも負けませんと豪語する島風‼︎そして、パワーは艦隊一‼︎日本の長門がこのチームに存在している‼︎」

 

次はトラックチーム

 

「続いて入場するのはトラックチーム‼︎今日も多聞丸は味方するのか⁉︎飛龍‼︎そしてこのチームには食いしん坊で有名な蒼龍が存在‼︎負けたら食われてしまうのか⁉︎全チーム、気を付けろよ‼︎」

 

次は単冠湾だ

 

「単冠湾チームが入場だぁ‼︎このチームは何と言っても、撃破数一位を誇る榛名が存在‼︎そしてその横にはデータ分析はお手の物‼︎霧島が榛名と共に進む‼︎」

 

次…も、単冠湾か

 

「そして‼︎野郎達だけで編成されたチームの入場だぁ‼︎あぁっと‼︎野郎達は応援団の様だ‼︎熱い声援が単冠湾チームに降り注ぐ‼︎」

 

次は呉さんのチームだ

 

「おおっと、呉鎮守府チームの入場だぁ‼︎普段は飲んだくれだが、いざという時ガッツを見せる隼鷹‼︎その横には普段から飲んだくれのポーラがいる‼︎どうやら二人共シラフの様だ‼︎ますます戦いの行方が分からなくなって来たぁ‼︎」

 

次はラバウルチーム

 

「さぁ‼︎ここからはエース部隊の妻達の登場だぁ‼︎悩殺ボディは競技にも発揮出来るのか⁉︎愛宕‼︎大和撫子を絵に描いた様な身なり‼︎姿勢‼︎作法‼︎世界に誇れる大和だぁ‼︎ついでに暁もいるぞ‼︎」

 

「適当に説明しないでよね‼︎」

 

大分遠くの方で、暁が吠えているのが見えた

 

「さぁ‼︎レディの叫びが聞こえた所で〜…横須賀分遣隊チームの登場だぁ‼︎先頭にいるのは武蔵‼︎最近料理上手になったと何かと評判の彼女‼︎果たして競技にも影響してくるのか⁉︎そして‼︎この実況席にいるマーカス・スティングの艦娘であるプリンツ・オイゲンの入場だぁ‼︎彼女は四連撃の魔女の異名を持っている‼︎彼女の存在は大きいはずだぁ‼︎」

 

「あんた実況上手いわね〜…意外だわ」

 

横に居た横須賀がビックリしている

 

しかし、もっと驚くのは、横須賀含め全員紺色のブルマな事

 

いい趣味してるぜ‼︎

 

「伊達に昔DJやってねぇよ。さぁ‼︎全チーム揃った所で第一競技を始めよう‼︎第一競技は〜…た・ま・い・れ・だぁ〜‼︎」


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