艦隊これくしょん~“楽園”と呼ばれた基地~   作:苺乙女

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さて、48話が終わりました

霞はあんな感じだと可愛いですね

いや、元から可愛いですよ⁉︎

今回のお話は、鹿島がまた変な薬を作って、基地内がパニックになります

たいほうがポロッと零した台詞に超☆注意


49話 リンゴジュースの呪い(1)

注意‼︎

 

今回のお話では、霞がかなり可愛く書かれている反面、この作品のアイドル”たいほう”が豹変するシーンがございます

 

今までのロリたいほうを愛してやまない紳士なお兄ちゃん、淑女なお姉ちゃんの方々は、次の方法をお試し下さい

 

①見ない。今回の話は飛ばすぜ‼︎

 

②いや、別のたいほうも見てみたいものだ…

 

③霞が可愛くなった所で、フェニックスの如くUターン

 

④霞しか興味ないから見る

 

⑤腹をくくる。そして見る

 

⑥作者にコメントを送り”たいほうちゃん被害者の会”を作る

 

以上の方法をお試し下さい

 

でも、豹変したたいほうのセリフの中にレイの過去が分かるセリフがあるかも⁉︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「胸が痛い…」

 

「揉んでやろうか⁇」

 

グラーフがボソッと言った言葉に反応し、グラーフのアッパーで吹っ飛んだ

 

「ぐわぁぁぁあ…」

 

その距離、10メートル

 

「う〜わ〜…飛びましたねぇ〜」

 

プリンツが半笑いでレイの方を見ている

 

「揉まれる位なら、自分で揉む」

 

「乳首が性感帯ですか〜⁇グラーフさ〜ん⁇」

 

そして、再び飛ぶ

 

「うわぁぁぁあ…」

 

その距離、12メートル

 

「変態」

 

「本当の事なんだろ‼︎」

 

「アホアホスティングレイ」

 

地上ではボーッとしているグラーフが怒っても、そんなに怖くない

 

「乳魔人‼︎」

 

「…」

 

グラーフは俺を睨んだ後、全速力で追い掛けて来た

 

「おいおいおい、嘘だろ⁉︎」

 

副砲を此方に向けて連射し、格納庫の角に追いやり、のし掛かってきた

 

「オーケー‼︎ギブギブ‼︎」

 

「ここなら…鹿島から見えない」

 

「は⁉︎」

 

気付いた時には既に遅し

 

グラーフは上半身下着姿になっていた

 

「白のレースとか…結構な趣味なこった…分かったいでで‼︎」

 

グラーフは更に体重を掛け、俺を苦しめる

 

「早く」

 

「ぐ、ぐぞ〜‼︎ん⁇」

 

ふと、グラーフの目を見つめた時、いつもの目の奥に違うものを感じた

 

「なるほど…なっ‼︎」

 

「むぎゅ」

 

今度は逆にグラーフを押し倒す

 

間近で見ると、やっぱり可愛いんだな…

 

「お前、鹿島に何飲まされた⁇」

 

「私を犯す気…⁇」

 

「違わい‼︎朝何飲んだ⁉︎」

 

「リンゴのジュース」

 

「リンゴジュースじゃなくて、リンゴの味がするお薬。分かった⁇」

 

「ん…お薬、グラーフ…お薬飲んだ⁇」

 

「そうだ」

 

「何でブラジャー⁇」

 

どうやら薬の効果が切れたみたいだ

 

グラーフはデカいそれを隠し、表情を変えずに、顔だけ赤くした

 

「変態」

 

「見られて減るもんじゃね〜だろ⁉︎」

 

「ん…レイなら、見られてもいい…かな⁇」

 

「とにかく服着ろ。目のやり場に困る」

 

「オッパイ、好き⁇触ってみる⁇」

 

グラーフはブラジャーごと胸を持ち上げ、悪戯に微笑む

 

「どうせ鹿島に言うんだろ⁇」

 

「うん」

 

「はいはい。先に行ってるぞ」

 

「ん…待って」

 

服を着直したグラーフと共に基地に戻ると、まっくすがいた

 

「まっくす、鹿島はどこ行った⁇」

 

「ニャー」

 

「ニャーじゃなくて、鹿島」

 

「ニャー」

 

こいつ…猫になってやがる

 

まっくすの相手をしていると、れーべが来た

 

…四つん這いで

 

「れーべ⁇」

 

「ミャー」

 

「れーべ…お前もか…」

 

「ニャー」

 

「ミャー」

 

二人は俺の足を伝い、胸の所まで登って来た

 

「ニャー♪♪」

 

「ミャー♪♪」

 

両頬ひ頬擦りをしたり、挙句の果てにはペロペロしだした

 

「ぐわっ…こら…やめろって…」

 

「にゃんこ」

 

「仕方無い…このまま連れて行くか…」

 

自室にいると思い、鹿島の部屋の扉を叩いた

 

「鹿島〜いるか〜⁇」

 

「は〜い」

 

扉が開くと、しおいが出て来た

 

「鹿島は⁇」

 

「いないよ。部屋で待っててって言われたからいるけど…」

 

「ニャ」

 

「ミャ」

 

「猫になってる‼︎おいで‼︎」

 

れーべとまっくすはしおいの所に行き、ようやく手が空いた

 

「しおいは朝リンゴジュース飲んでないか⁇」

 

「私、レイと牛乳飲んだじゃん」

 

「あ、そっか」

 

「さ〜おいで〜お菓子食べようね〜」

 

「ニャー‼︎」

 

「ミャー‼︎」

 

二人は嬉しそうに中に入って行った

 

「猫の二人、可愛かったね」

 

「そうだな」

 

問題を元に戻そう

 

鹿島は何処だ

 

一旦食堂に戻ろう


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