コードギアス反逆のルルーシュ Children in succession to will   作:ラムネ便

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コードギアスは展開が早いですからね。そこが好きなんですが。


動き出す交響曲

ースカアハー

 

オーキス『レーザー回線を開け!拠点1!』

 

了解。レーザー回線開きます。

 

安達〈こちらシンフォニー傭兵師団司令安達だ。何があった?〉

 

オーキス『安達、俺だ』

 

安達〈失礼しました!オーキス当主様!どのようなご用件で?〉

 

ナヴィス『ブリタニアの強制収容施設に日本解放戦線の藤堂が囚われている事が判明した。作戦会議をしたい』

 

木月〈ブリタニアの強制収容施設?あそこは入り組んでいますから奪取するのは至難の業ですが?〉

 

安達〈それに諜報員によると黒の騎士団も狙ってるみたいです。藤堂もいいですが、、もっといい日本人がいますが?〉

 

オーキス『もっといい日本人?』

 

安達〈名前は黒金 翔。藤堂に並ぶ日本解放戦線の一人です〉

 

木月〈彼とは前からコンタクトを取っていますから協力的です。ですが、、、〉

 

安達〈藤堂より危険率が高いためより入り組んだ場所に収容されています〉

 

ベイリン『ブリタニアの強制収容所なら俺が案内する』

 

オーキス『ベイリン?』

 

ベイリン『元強制収容所の警備兵だ。場所なら分かる。あの眼帯つけた男の場所なら尚更な』

 

安達〈お前、、ベイリンと言ったか?なぜ黒金の事を知っている?〉

 

ベイリン『あのおっさんには借りがあるんでね。この傭兵師団を紹介してもらった借りがな』

 

木月〈そうか、、黒金が言ってた正義感の強いあの馬鹿っていうのはベイリン、、お前の事だったのか〉

 

ベイリン『そうみたいだな』

 

オーキス『と、なるとまずベイリンは絶対だな。蒼炎はまだ一機しかない。ベイリンは蒼炎に搭乗してもらうとして、、、あとは四人ほどいるな、、、』

 

安達〈では当主様、我々はこれにて、、、〉

 

オーキス『ああ。忙しい中済まなかったな』

 

レーザー回線が閉じる。同時にタキセも入って来た。

 

タキセ『整備終わったぜ』

 

オーキス『タキセ!蒼炎を今すぐ作れるか?』

 

タキセ『パーツがあっても流石に2日は欲しいな』

 

オーキス『だよなぁ、、、』

 

ナヴィス『攻撃に2人、黒金救出に2人でいいだろう。あまりスカアハの戦力を割く事は好ましくないしな』

 

タキセ『すまん、、詳しく話してくれないか?追いつけん』

 

オーキス『まず俺達はブリタニアの強制収容施設にいる藤堂という日本解放戦線のリーダーを回収するつもりだったんだが黒の騎士団も狙ってるらしから藤堂は無し。その代わり本家とコンタクトを取っていた黒金という日本人を救出する事になった。彼は協力的だそうだ』

 

タキセ『なるほど』

 

オーキス『で、編成を今考えていたところだ』

 

ナヴィス『全員会議室に集まるよう指示すればどうだ?』

 

オーキス『そうだな、、、』

 

”各位連絡!会議室に集合!繰り返す!会議室に集合!”

 

ー数分後 会議室ー

 

木葉『ベイリンの話で大体分かりました。編成はいかほどに?』

 

オーキス『ナヴィスやタキセの意見から出たのはこの4人だ』

 

オーキス

クレア

ナオト

ブレーン

 

木葉『俺はどうすれば?』

 

オーキス『GPSに従って俺らを誘導してくれ。操縦室でマップは表示してある。俺がいない間はナヴィスの司令に従え』

 

木葉『了解です』

 

キシ『俺は?俺は?』

 

オーキス『ナナリーとイチャついてろ』

 

キシ『イエッサー!』

 

オーキス『さて、俺とベイリンは機体があるからいいとして、、、ブレーンとナオトの機体が無いよな。E.E!』

 

E.E『準備はok!いつでも出撃出来るよう整備してあるよ!』

 

スクリーンに二機の機体が映し出された。

 

オーキス『君達の新機体だ。まずブレーンは中距離汎用タイプの”陽炎”だ。蒼炎の発展バリエーションだな。で、ナオト。君には中遠距離型の機体”ガンダムサバーニャ”だ。少し特殊なシステムだが問題はない。2人ともしっかりと使え!』

 

『『了解です!』』

 

ースカアハ ハンガーー

 

ブレーン『蒼炎の発展バリエーション、、それでも操縦のやりやすさと反応は損なわれていないのか』

 

ナオト『む、、難しい、、!』

 

オーキス『シミュレーションシステムはどうだ?』

 

ブレーン『俺は行けそうです』

 

オーキス『ナオトは?』

 

ナオト『結構大変です、、、何か補助があれば楽なんですが、、、』

 

オーキス『だそうだ。タキセ整備長』

 

タキセ『そうか?サバーニャのシステムから言って十分なはずだが』

 

E.E『あ、、入れ忘れてた』

 

タキセ『E.Eさん?』

 

E.E『サバーニャはマルチロックを主流とする方式だから補助がいるんだ。でも、、ライフルビットを操りながら攻撃してる時点で補助は無くても大丈夫じゃない?』

 

ナオト『やっぱり、、辛いです』

 

E.E『仕方ないなぁ。んじゃ、これでいいね』

 

ナオト『これは、、?』

 

E.E『自立型AIシステム。ハロ』

 

ナオト『ハロ、、?』

 

黄ハロ『ナオト!ナオト!』

 

オーキス『話せるのか!』

 

E.E『それだけじゃない!機体の管理から自動操縦まで行う高性能なAIだよ!』

 

青ハロ『高性能!高性能!』

 

ナオト『よし、、シミュレーションスタート!』

 

タキセ『お!すげぇ!さっきより被弾率が下がってマルチロックが更に多くなっている!ハロ二台だけでか、、』

 

キシ『トランザムはどうした?』

 

オーキス『今回トランザムを使用するほどヤバくはならないだろう』

 

キシ『念のためした方がいいだろ。タキセ、ちょっとシミュレーター貸せ』

 

タキセ『まあ、、いいが』

 

キシ『ナオト!更に敵は増えるぞ!』

 

キシが敵をなんとELSに変更。敵数は更に多くし味方機の強さを弱体化した。

 

ナオト『っ!』

 

キシ『どうしたナオト!その程度か⁈』

 

オーキス『ナオト、トランザムだ。一時的に全機能をブーストする』

 

ナオト『了解、、!トランザム!』

 

キシ『おお、、こいつぁ、、』

 

E.E『本家のロックオンより凄いかも』

 

ー黒の騎士団 アジトー

 

ラク『キョウトももっといいパーツを使って欲しいもんだねぇ』

 

研1『ロジックを変えてコード編成をします?』

 

ラク『そんな事しなくとも強化は出来る。考えな』

 

ーブリタニア強制収容施設ー

 

藤堂『、、、、』

 

??『よお、、藤堂。数ヶ月ぶりだな』

 

藤堂『黒金か。何をしている』

 

黒金『拷問を受けていただけだ。何もねぇよ』

 

ブ兵『話すな!歩け!』

 

黒金『へいへい』

 

黒金は奥の独房へと連れて行かれ再び閉じ込められた。

 

黒金『シンフォニー傭兵師団、、か。ベイリンは無事行けたかね』

 

続く!

 




オマケ

黒金 翔

日本解放戦線の副リーダー的存在。藤堂より年上でナイトメアの技術は藤堂を超える。

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