コードギアス反逆のルルーシュ Children in succession to will   作:ラムネ便

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マオ撃滅したあとは、、、スザク君かな?


マオ撃滅・前

ー遊園地ー

 

暗く少し冷たい風に揺れる緑の髪。そこにいたのはC.C。そしてもう一人、、、

 

??『やあC.C!』

 

C.C『マオ、、相変わらず子供だな』

 

マオ『白馬の王子様って言って貰いたいなぁ』

 

マオはメリーゴウランドから降りてC.Cに近づく。

 

C.C『それ以上近づくな』

 

懐から銃を取り出しマオに突きつけた。

 

マオ『C.C、、、?』

 

C.C『最初からこうすれば良かったんだ』

 

ー管理室ー

 

ルル『全く。女という生き物は理解しづらい。奴の言う事が本当ならいいが、、、まあ保険もある。今は待つか。、、、あのバカ』

 

ー遊園地ー

 

遊園地に銃声が響いた。撃ったのはC.Cではない。マオだ。

 

マオ『やっぱりC.Cは僕が撃てないんだ!僕が大好きなんだ!』

 

C.C『違う!私はお前を利用しただけだ!』

 

マオ『嘘はいけないよ嘘は!』チュイン

 

C.C『なっ⁈』

 

マオ『あれ〜おかしいな〜撃ったはずなんだけどなぁ?』

 

??『そこまでだ、、、マオ』

 

マオ『お前誰だよ』

 

キシ『俺は軍治キシ、、、マオ。お前を殺しにきた。それとそこの緑髪を返してもらうぞ』

 

C.C(殺しにきた、、⁈ルルーシュの差し金か?それとも、、、)

 

マオ『ダメダメー。C.Cは僕のものなんだからぁ』

 

ヘッドフォンを外し銃をキシに向けた。

 

キシ『心の声か?残念だな。ギアスにはギアスをだ』

 

マオ『あっはっはっはっ!何?君もギアスを持ってるの?そんなの無駄だからー』

 

キシ『俺のギアスは免疫機能型。喰らってからコンマ数秒でそのギアスは効かなくなる』

 

マオ『それがあるからって何も出来る訳ないのに来たの?バカだね』

 

キシ『ギアスだけならな』

 

マオ『は?』

 

キシ『マオ。お前に言いたい事は3つある。まず一つ。C.Cを撃ち傷つけた。二つ。C.Cを手放そうとしないその精神年齢の低さ。そして三つ。テメェは俺を怒らせた』

 

マオ『ふざけるな、、ふざけるなふざけるなふざけるな!C.Cは僕のものだ!』

 

キシ『話がかみ合わないから一方的に話すぞ。お前のギアスは法律にも他人にも見えねーし分からない。だからな、、ギアス所持者として俺が裁く!』

 

マオ『なーにが裁くだぁ、、、死ねぇ!』

 

マオは近くにあったチェーンソーでキシに襲いかかる。

 

キシ『クレイジー・チャリオッツ!』

 

オララララララララ!オラァ!

 

マオは吹き飛びスクリーンにめり込んだ。チェーンソーも破壊され起きる様子はない。キシは近づいて更に顔をめり込ませ手帳を開いた。

 

キシ『遊園地パスポートの領収書だぜ。招いてくれてありがとうな』パサッ

 

軍治キシと書かれたメモをマオの顔にはりつけC.Cに近づく。

 

キシ『よっと、、怪我はないか?いや怪我は回復するのか』

 

C.C『お前、、何者だ?何故私を知っている?何故ギアスを持っている?』

 

キシ『何者か?それは答えられないな。機密事項だ。ギアスは、、E.Eと言えば分かるか』

 

C.C『E.Eだと、、、』

 

キシ『そろそろ待ち人が来るみたいだな。これ渡しておけ。じゃあな』

 

キシはC.Cの目の前から消えて紙を落としていった。

 

ルル『C.C、、、』

 

C.C『ルルーシュ?何故ここにいる?』

 

ルル『奴に契約された、、それだけだ』

 

C.C『奴は一体、、、』

 

ルル『行くぞC.C。全てを話して貰おう』

 

ー幻月ー

 

キシ『マオ、、か。死んだとは思うが、、、まさかな』

 

オーキス〈キシ。終わったか?速く帰投しろ。ナナリーを安心させてくれ〉

 

キシ『了解した。すぐに帰る』

 

ースカアハー

 

ナナリー『遅いですよキシさん!何をしていたんです⁈』

 

キシ『ちょっと害虫駆除のバイトを、、』

 

ナナリー『ばれてますから』

 

キシ『だよねぇ』

 

E.E『マオ、、か』

 

キシ『E.Eちゃん?』

 

E.E『キシ以上の狂人と思うと震えるね』

 

ナヴィス『キシ以上か。辛いな』

 

ースカアハ操縦室ー

 

オーキス『全員寝たな、、よし。こちら戦略要塞スカアハ!潜水艦マーリン!』

 

了解。潜水艦マーリンにレーザー回線を繋げます。

 

??『潜水艦マーリン艦長のジル・ヴォイラです』

 

オーキス『ジル。現在の航行位置を』

 

ジル『現在ブリタニアの新型兵器であるハドロン砲の試験場近くにいます。ハドロン砲搭載型戦艦の完成は間近だと思われます』

 

オーキス『マーリンはそのまま待機。ハッキングによる監視カメラの映像監視を続けろ』

 

ジル『了解。オーキス当主』

 

レーザー回線が閉じられる。

 

ナヴィス『やはりか、、』

 

オーキス『ああ。どうやらシュナイゼルの開発チームはハドロン砲を完成させたみたいだ』

 

ナヴィス『脅威になるかどうかまだわからないな、、、』

 

ースカアハ居住区 キシ個室ー

 

キシ(本当にマオは死んだのか?いや、、どうだろうか、、あの銃撃を喰らって生きていたんだ、、、死んでない可能性もある、、、)

 

キシは個室の内線通信をかけた。

 

ナナリー『キシさん?どうしたんですか?』

 

キシ〈ナナリー、、、マオの事は覚えているか?〉

 

ナナリー『ええ、、あの時は強かったです、、、』

 

キシ〈また、、起こるかもしれない。あの時はスザクがいたからなんとかなった。だがここでは、、〉

 

ナナリー『私が殺されるかもしれない、、と』

 

キシ〈また俺が行く。ナナリーはここで待っててくれ〉

 

ナナリー『いえ、、私が行きます』

 

キシ〈ナナリー⁈〉

 

ナナリー『私に妙案があるんです!』

 

キシ〈妙案?〉

 

ナナリー『キシさんだけに話します。個室に来てください』

 

ーナナリー個室ー

 

キシ『で、、妙案って?』

 

ナナリー『こちらの私と私を交換するんです!』

 

キシ『ナナリー、、やめてくれ。死にかけた思いは何回もして来ただろ?もう安心して欲しいんだ、、』

 

ナナリー『大丈夫です!私には希望を源にするギアスがあるんですから!』

 

続く!

 

 


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