日曜日の朝
杉村「あー。緊張するなー。ただの部活の買い出しなのに。約束の20分前に着いてしまうとは俺は子供か!?」
今日は野球部のマネージャーであり幼馴染みの舞ちゃんと部活の買い出しだ。
ただいまの時間は10時45分
杉村「うー。まだかなぁ。まだ10分もあるけどー」
そして
栗原「ごめん、亮君。もう着いてたんだ?待った?」
杉村「全然。ほんの少し前についたばかりだよ。」
栗原「・・・そう?なら良かった。」
杉村「う、うん・・・。」
栗原「・・・。」
杉村(うわー。なんなんだこの間。何か話したほうがいいのかな・・・。そうだ!)
「今日の服かわいいね。舞ちゃんに似合ってるね。」
栗原「あ、ありがとう。そうい言ってもらえて嬉しい。」
杉村「あー。早速だけど行こうか。日曜だけあって人多いから。」
栗原「そうね。行きましょうか。まずはどの店から?」
杉村「そうだねー。スポーツ用品店に行って冷却スプレーとボールかな?店は朝比奈スポーツ店に行ってくれだって。」
栗原「ここからすぐ近くの店だね。行こうか」
数分後
店長「いらっしゃーい。
杉村「あのすみません。パワフル高校の野球部のものなんですが・・・」
店長「あー。大波の生徒?少し待って。奥から荷物とってくるから。」
杉村「わかりました。」
店長「はい。スプレーとボール2ダースにスポドリの粉ね。あと、スコアブックの用紙とプロテインね。」
杉村「ありがとうございます。」
店長の息子「とーちゃん。俺、出かけてくるね。」
店長「まて、悠。ついでにこれを藤咲までよろしく。」
息子「えー。だりー。なら配達料のとして500円追加で。」
店長「どうせ、みどりちゃんの見舞いに行くんだろ。そうだなー。それならついでに新しい注文も受けてこい。」
息子「ちっ。わかったよ。よいっしょ。」
店長「気をつけてな。」
栗原「働き者なんですんね。小学生ですか?」
店長「あぁ。小6だよ。そこの頑張小学校の。」
杉村「俺の姉弟と一緒ですね。」
店長「そうか、姉弟に伝えといてくれないか?これからもよろしくって。」
杉村「わかりました。そしたら失礼します。」
ウィーン
栗原「ちょうど昼頃の時間帯だけどどうする?」
杉村「実は監督からご飯代貰ってるんだけど良かったら食べに行かない?」
栗原「そうだね。食べに行こうか。どこにしようか?」
杉村「舞ちゃんの好きなところでいいよ。」
栗原「そしたら私気になる喫茶店があるんだけどそこでいいかな?」
杉村「なら、そこにしようか。場所はどこなの?」
栗原「商店街の駅口の方なの。『七夕』ていうところなんだけど?」
杉村「名前は記憶にないけど・・・でも、もしかして・・・」
栗原「どうかしたの?」
杉村「いいや何でもないよ。行こうか。」
栗原「うん。いこう。」
カラーン
マスター「いらっしゃい。あれ?たしか・・・俊太君の友達の・・杉村君だっけ?來未なら部活の合宿だよ。」
杉村「お久しぶりです。マスター。いや、今日は純粋にお昼を食べに来ただけです。」
マスター「そう。ゆっくりしていってね。注文はどうする?」
杉村「そしたら特別ランチセットで。舞ちゃんは?」
栗原「私も特別ランチセットでお願いします。」
マスター「特別ランチセット2つね。」
栗原「亮君ここに来たことあるの?」
杉村「うん。友達に誘われて合宿前にね。」
栗原「そうなんだ。その時はなに頼んだの?」
杉村「そん時はコーヒーだけだったけどおいしかったよ。ランチセットにもコーヒーついてるみたいだよ。」
栗原「そうなんだ。たのしみー。でもここのデザートも気になるなー。ランチ食べた後追加しちゃおうかなー。」
杉村「甘いもの好きなんだね。」
栗原「うん。だって美味しいじゃない。」
俺と舞ちゃんはその後昔話などをしながらのんびりランチを楽しんだ。
ランチは本当においしかった。今度からたまにここに通おうかな。
その後は2人で商店街をブラブラしながら学校に行き、監督に荷物を渡して帰った。
栗原「今日はありがとうね。楽しかったよ。」
杉村「うん。こちらこそありがとうね。また明日学校でね。」
栗原「うん。また学校で。あと、もしよかったらまた出かけようね。」
杉村「えっ!いいの。」
栗原「うん。亮君が良ければね。」
杉村「わかった。ありがとう。またね。」
栗原「うん。バイバイ。」
今日は本当に楽しい1日だった。
あと1ヶ月で秋の県大会が始まる。その大会でグループ優勝を果たせば地方大会にでれる。
そこでいい結果出せれば春の選抜大会だ。
目指せ甲子園
朝比奈スポーツ店
そしてちょくちょく出てくるバッティングセンター
藤咲バッティングセンター
これはある漫画の設定と名前をいじらせて貰ってます。
第2・3世代でメイン枠として登場してもらいます。
まだ第2世代は誰も出てきてないけどねー。
第1世代の高校編で少しは出します。
杉村恵と杏、朝比奈悠そして橘みずき、友沢亮などオリジナルのキャラから本家の2世代のメインたちが小学生、中学生で時々登場しまーす