SAOにプレイヤーチャットが搭載された件【連載するよ!】   作:秋ピザ

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どうでも良いけど、最近パズドラで今非常にモンポが足りないと言う事態になった半ニートです。
チクショウ運営め、闇アテナをモンポで交換できるようにすんな……
せっかく貯めた30万がすぐ消えてしまいそうだ……(実は頑張れば75万出せなくもない)



それはともかくとして、実は先日バカテスを読み直してみたけど面白かったのであとがきでふざけてみようと思うんだ。


【4×9計】たぶん伝説の【後後編】

ふぃーちゃんの最速最強の攻撃が俺に迫っているとき、俺は無駄に素早い思考でこう考えていた。

うん、いやー良い人生だったよね。

小学校のころ学級崩壊起こしすぎて生徒が生徒を教える事態になったことがあったっけ。あれは楽しかったなぁ……特に体育の時教師に言われたことを三段階ほどグレードアップしてやってプライドをズタズタに引き裂くの、最高だったわ。

それに中学の時、初めての部活で何故かスカウトに次ぐスカウトによって七部くらい兼部することになったんだっけ。

サッカー剣道柔道野球テニス卓球バスケ部……うぉ、今考えれば明らかに頭おかしーわ。

でもチーム競技系は俺によるワンマンプレーに次ぐワンマンプレーで全国優勝してしまったが故に、他の部員が自信を失ってやめちゃって、潰れたんだっけな……

あと、高校に入ったらやっぱりスカウトされたんだよな。

特に野球部の熱烈さには驚いたわ。俺の活躍を知ってか知らずか、入部と同時に一群ピッチャーに起用しちゃったもん。

しかも背番号四番。いわゆる二刀……に、見せ掛けてそこに加えてキャッチャーと野手が入って大太刀二本脇差二本の四刀流やったのは覚えてるわー。

甲子園じゃストレートで世界最高記録を出すわ当たってもバットが砕け散って打てない魔球を開発するわなんだかんだで色々やったよなー。まぁ選手資格永久剥奪処分喰らったけど。デッドボールを量産して肩砕きすぎたせいで。

それに、部活系で言うのなら柔道で百年に一人の天才と呼ばれていた少年をまだ年下だった俺が一方的に蹴散らしてプライドを粉々にして再起不能にしたりなんだかんだで四、五十人ほどを再起不能(内1割ほどが怪我によるものである)にしたせいで選手資格の永久剥奪処分を喰らったんだっけ。

他にもサッカーで天才を集めて作ったとかいうチームにほぼ俺のマンパワーのみでちょいラフめに勝利して心をへし折ったら全員サッカーやめたとか、剣道の全国大会で剣聖とか呼ばれてた奴を本気を出して二秒に三回ほど小手面胴を連続でで叩きのめしたら暴力試合扱いになったこともあった。

ちなみにサッカーも剣道も選手資格永久剥奪処分を喰らいました。解せぬ何故だ。

 

……まぁしかし、そのどれもテニス卓球バスケの個人的“絶望の三競技”ほどには思い出が多くないね。

だって卓球はボールが脆すぎて打つ度に砕け散るからまずはちょうどいい手加減を身に付けるところからやらなきゃならなかったし、テニスなんてみんながみんな俺の体を狙って全力で打ってくるもんだから相手のことを考えてやれる余裕がなかった。

バスケなんてもう話にすらならなくて、ルールが温すぎてもう九割以上遊んでいた。

だって開始と同時に奪い取って投げるを続けていれば勝てるんだぜ?

その温さはむしろ尊敬すら覚えるレベルだね、まったく。

しかし極稀にいる俺をガチで潰しにくるやつとの闘いは楽しかったなぁ……足を掛けにきたら柔道の技の要領で転ばせ、拳を入れてきたらボールを腹にぶち込むサッカーの応用で対応。

まったくもってすばらしい競技だったよ。バスケってのはさ。

しかし……どういう訳か、ある日突然俺は全競技で選手資格永久剥奪処分を喰らった。

笑えないよな。うん。

何があっても負けないと思っていた頃の俺に起きた悲劇である……

 

うん、まぁ俺がここで何を言いたいかというと、『なんにでも勝てると思っていると以外なところで負ける』ってことさ。

その良い例が今さ。

え?あぁうんうん、つまり五歳児にも分かるように要約するとこうだね。

俺の攻撃をふぃーちゃんが何故か無傷で受け止めたと思ったら死ぬほど速い攻撃をしてきて俺を仕留めようとしたけど、突如として俺は頭上に現れたんだよ。

ほら、五歳児でも理解できるだろう?ちなみに五歳児の基準は俺な。

 

……で、そのあと頭上で俺は考えた。意味もなくラグの貴重な時間を使って頭上に立ったは良いけどどうしようって。

そんでもって、超越剣のソードスキルになにか使えるのはないかなーと探してみる。もちろん時間は掛けずに。

 

【ガッシュファング】

【モーメント】

【紫電の一閃】

【レッドエンド】

NEW!【グラトニーファング】

 

すると、何やら新しいソードスキルがあった。

グラトニー、意訳するとなんだっけ。とりあえず七つの大罪の暴食に関係する言葉なのは覚えてる。

つまりこれは何かを暴食しちゃうソードスキルなのかな?

これは期待できないや。

ソードスキルの名前をタッチし、説明を読んでみる。

その間にも攻撃は来ていない訳じゃないけどそれはゴミ(文字通りゴミ。しかし耐久は1だが必ず攻撃を弾く効果がある)で防ぐ。

余談だけど、今のところこのゴミを防壁として使う奴は俺意外に見ないんだよな。

入手もそう難しくはないのに、なんで回収しないんだか。

しかしそんな思考と並列して、ソードスキルの説明も読んでいく……なになに?

『敵対する者全てを喰らう、血に飢えた剣技。しかしその強さの代償として使用者自身すらも食い荒らしてしまう』

『使用制限:ガッシュファングからの接続時限定』

ふむふむ良く分かったぞ。

何も分からない、意味不明ってことだけが分かったぞ。

接続ってなんやねん。確かにソードスキルには意図してかせずかソードスキルの途中で不自然な間が存在してるけど、まさかそこにソードスキルをブチ込めとでも?

俺はバカじゃねーの?とか思いつつも、接続ってのが出来るのかどうか試してみる。

試しに素早いモーメントを七回ほど繋げてみますかね……

モーメントの発動モーションに入り、同時に攻撃の中に存在する不自然な間で再びモーメントの発動モーションを取り、連続してモーメントを発動する。

「セイセイセイセイセイソイヤァ!そしてウェイッ!」

 

「うぇっ!?」

 

急に頭に乗ったと思えば今度は挙動不審な動きをしたからかふぃーちゃんも驚いているが……くっくっく、作戦通りよ。

お前なら俺がモーメントを不自然に連続で繋げたせいで微妙に動きがカクカクしているのを見抜けるだろうからな!

その隙、もらったぜ!

俺は咄嗟に頭の上からダメージを与えようとクイックチェンジを使用、アスカロンへ切り替えると普通に斬りつけた。

ダメージを稼ぐならソードスキルだが、純粋に戦うならソードスキルを使わない方が強いんだよな。このゲームってソードスキル前提のシステムしてるけど。

 

ソードスキル前提のシステムの中、ただ一人ソードスキルを使わず敵をバッタバッタ薙ぎ倒す……ね。

あれカッコ良くねこれ?とか考える間もなく体が動いてふぃーちゃんを斬る。

具体的には結構貧相な胸の辺りを……ってあれ?ダメージを喰らってないみたいだ。

まさか……

「ふぃーちゃんの絶壁がシステムの限界を越え、ふぃーちゃんにガチの絶壁を与えたというのか……」

「ちゃうわ!ユニークスキルだっての!……あ」

 

「(無言のドヤ顔)」

 

やったぜ。

ふぃーちゃんが俺に煽られてなんかネタをバラしてくれた。

どうやら謎の防御はユニークスキルによるものみたいだな。

だとすれば攻撃を防ぐ条件は何か?

それについてちょっとだけ考えてみよう。

これまでの戦い、ふぃーちゃんはやたら小刻みに攻撃していて、一定周期くらいで強烈な一撃を出していた。

ここから予想されるのはコンボ積み上げ式ユニークスキル。

うん、まぁここまでくれば簡単だ。

コンボ積み上げ式ユニークスキルが相手だってんなら何をするべきかは分かるだろう?

 

俺は近くにいるろーくんとエフ子に向かって極自然に軸を合わせ、そしてワンジャンプして適当な武器を出して投げつつ、装備とスキルを高速で変更する。

装備は……ザ・マッハを足に装備し敏捷を上げるアクセをガン積みして最速に。

スキルは……追跡、超越剣、ステップ、そして【音速ごっこ】。あとは適当。

で、今回追跡と超越剣は言わずもがな加速のためのスキルだが、今回大事なのはステップと音速ごっこの2つだ。

ステップは踏み込んで前に跳んだ時に速度ボーナスが付くスキル。ボーナスは蓄積できて最大の20溜まると瞬間的にレッドエンドの2/3程度は出せるようになる。

で、音速ごっこは多分対人戦においてえげつなさでは一位だと思う。

効果は『音が遅れて聞こえるよ』だが、それを対人でやるともう音が遅れて聞こえるだけで済まず、音を上手いこと一点に集めてゼロ距離でぶつけると、クラップスタナー(和名:猫だまし)の要領で意識を奪うなんてことも出来る。

だから今ではアルゴの攻略本に乗っているほどであり、対人戦で音が遅れて聞こえたら耳を塞げとまで言われるほどだ。

……え?それをザ・マッハや追跡スキルで死ぬほど高速で動ける状態でやったらどうなるかって?

いや簡単さ。

「なっ……」

 

あまりにえげつないことをされる気がして相手は思わず耳を塞ぐんだよ!

「あばよとっつぁん!コンボが切れたらまた会おう!」

 

俺は一瞬だけ高速で足踏みしてからろーくんたちの所まで走ると、二人を回収して逃げて……もとい、戦略的撤退していくのであった。

本当に戦略的撤退だからな、間違っても逃げたんじゃないぞ。

 

 

 

 

 

72.理数熊

ところでおまいら、今気付いたことあるんだけど言っておk?

 

73.アッポー

72»なんじゃね。

 

74.真っ黒

今のところ気付くようなことなんて無いと思うけどなぁ。

 

75.理数熊

いや、現在の戦況を考えてみろよ。

まずヒースクリフがギリギリ半分まで追い詰められてレイピアに変えて、熊さんが大剣で追い込んでる訳だ。

しかし長引き過ぎてないか?

すでに熊さんは半分近くまで追い詰めたんだよな。

そのあと何度か圧倒してんのにいまだ戦況が変わらないのはおかしくないか?

 

76.アッポー

……つまりお前はヒースクリフのHP減らなすぎと言いたいのか。

 

77.理数熊

76»そゆこと。

 

78.真っ黒

確かに言われてみれば減らなさすぎだよな……かれこれ十分以上書き込みが止まったり増えたりしながら見てきてるが、半分に追い込まれたのって30レスくらい前だぞ。

 

79.アッポー

まさかwこれはww

 

最 大 ギ ル ド の 断 腸 が チ ー タ ー ってことかww

 

80.理数熊

79»なんか違うぞwしかしチーターな断腸とかワロタwwwww

 

81.真っ黒

しっかしまぁ、ヒースクリフがチーターだってのを前提で考えると辻褄が合う都市伝説もあるよな……

 

82.アッポー

81»尋ねてほしいのかい?

 

83.真っ黒

82»YES。しかし尋ねられる前に答えるんだぜイェーイ。

鼠のアルゴ著、『アインクラッド都市伝説』の中にヒースクリフの項目がいくつかあるんだが。

『ボスの攻撃を受けても絶対に半分以下にならないHP』やら『スリップダメージ無効』やら、特にヤバい奴では『初見のはずの物も含めてあらゆるソードスキルを悉く避ける』とかもあったんだわ。

 

84.理数熊

83»最後の奴はすでに他で見てたとかじゃね?

 

85.真っ黒

84»ちゃうんよ。なんとな……黒の剣士がヒースクリフとの決闘で初めて使ったソードスキル『ナイトメア・レイン』ってのを完璧に防いだらしいんだよ。

もちろん二刀流スキルだから他に使うやつも居ないし、自己申告では雑魚狩りでも使わなかったらしいから本当に確実に初見で、しかも完璧なタイミングだったはずなのに全弾防いだんだよ。

 

86.理数熊

マジかwwつーかそれじゃむしろ全ソードスキルを知ってるみたいな感じになるぞwかやひこかよww

 

87.アッポー

ちょwヒースクリフかやひこ説とかww聞いたことねぇぜw

 

88.真っ黒

せやなwwwww

あのクソかやひこ=ヒースクリフとか信じられんわwwwww

 

89.アッポー

あ、それと忘れてたけど戦況が動いた。熊さんが大剣を投げてブラインドしてから短剣で首突き刺したぜよ。

 

90.真っ黒

えっちょ不意打ちで……え?

 

91.理数熊

ついにキター!

 

92.アッポー

……いや待て、なんかヒースクリフが顔面に剣刺したまんま熊さんを刺しあkcpqmckqmヴぉqん

 

93.アッポー

スマソ。ちょい混乱した。

なんか熊さんが先に致命的なの入れた筈なのにヒースクリフが勝ちおったww

しかし半減決着だった筈なのにこれだから、団員たちから不審なものを見る目で見られとるwww

 

94.真っ黒

えwまさかガチww

 

95.理数熊

チーターキター!

 

96.アッポー

俺ら地味に予言してたなw

 

97.理数熊

祝え祝えー!

 

98.真っ黒

泡盛持ってこい!

 

99.アッポー

じゃあ俺古代シュメール産でww

 

【理不尽の具現】さんが入室しました。

 

100.理不尽の具現

100は貰ったぜ。

それと突然で悪いが、おまいらにお知らせだwwwww

ヒースクリフの正体教えるぞっ!

 

 

 

まだ続く。(しつこいとか言ったら負け)




×古代シュメール産
○古大師湯目絵留産(こだいしゆめえるさん)

ちなみに音速ごっこのスキルはかやひこがガチのおふざけスキルとして作ったつもりが、デュエリストたちが研究して『5回/秒以上の速度で足踏みすると爆音が発生する』ということに気付き実用化されたもの。
修正はするつもりだったけど団長業務が忙しくて変えられず、しかもカデの方にスキルの項目一任してたらデバッグじゃ出なかった様々な細かいバグにパッチを当てていく内に直すと他のデータに影響が出るようになってしまったので直せなくなっている……なんて設定が頭にある。

そしてここからは半ニートのおふざけ。あんま面白くない。
なんか気に入ったからバカテストを隊長たちでやってみるという試み……まぁバカテスの作品でやれって話になるだろうけどね。
以下、隊長バカテスト。



Q.物体が音速以上の速度で移動した場合に起こる現象を答えよ。
A.音速の壁を越える際、全体的に潰れたトマトっぽくなります。
採点者(ふぃーちゃん)より:何が移動したっていうの!?

Q.現在の短距離走世界記録保持者の名前とそのタイムを答えよ。
A.俺。記録は最高で50m3秒ちょい。
採点者より:この問題を出す相手を間違えたみたい。

Q.過去に■■県■■市■■で発生した障害事件において、被害者たちはどのような状態だったか。可能な限り詳しく答え、共通点を挙げよ。
A.一人目の野球部ピッチャーは肋骨を三本、右足を一本骨折し右肩を脱臼、二人目のサッカー部部長は両手両足の腱を切られなおかつ靭帯断裂。
三人目である柔道部主将は脳震盪および両肩脱臼、さらに右肘を粉砕骨折。
共通点は全員が運動部であり、選手生命を断たれ、尚且つ誰も命に別状はないこと。
採点者より:やたら詳しいけど、気のせいだよね?(現実逃避)

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